そんなの言って委員会 「差別」

 
 やしきたかじんさんの番組で (関西ローカル) 、今日は差別について討論されていました。

 いろいろな差別がある中で、同和差別の起源について京都大学の先生がお話ししていました。

 
 僕たちが教えられたのは、同和地区の期限は、江戸時代の士農工商を維持するためにその下の特殊な身分を作った・・・・と習ったのですが、実は室町時代に遡るらしいのです。

 これは当時の幕府や官僚が関与したのではなく、村という共同体が形成される際に、そこに所属できなかった人達が作った共同体なのだそうです。


 例えば、災害で田畑を失った人、年貢が払えなくて夜逃げした人、身体障害者、こうした社会的弱者の方々が、当時の「村」から排除され仕方なく作ったのが同和地区なのだそうです。

 
 それまで当時の行政によって作られていたと思っていた僕にとって、これは衝撃的な事実でした。

 またそれら共同体は、ことさら行政は積極的に関与していなかったらしいです。


 つまり、当時の多数派の意志による社会的選択圧により形成されたのが「同和地区」だというのです。


 いみじくも前回の日記で、「現在の常識は将来の非常識」的な事を書いた僕は、まさに歴史的事実の中にそれがあった事を今日実感させられた訳です。


 未熟な社会には、往々にしてこうした悲劇的な差別が世界的規模で行われます。


 

 ところで、「差別をしてはいけない」という概念は、進化的に言うと長い歴史がある訳ではありません。

 ですからそうした遺伝情報はヒトゲノムの中には含まれていません。

 つまり「差別社会」は、「非進化的に予想される環境」なわけです。


 そしてヒトはそのKN戦略により、進化によって、「学ぶ事」を背負わされています。

 それは共恵社会に適応的な人間性を作る事に他ありません。

 
 このような事から、「人が人を差別する」という脳活動を完全に止めるという事は不可能ですが、共恵社会を形成する事により発展してきたヒト社会を維持し続けるためには、「差別社会」を撤廃させるための「教育」がどうしても必要不可欠なのです。

 

 社会の風潮、噂、雰囲気などに惑わされること無く、「学んだ目」で最善の判断をすることが僕たち「ヒト」には大切な事ではないかと思います。



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テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児

【 2008/11/16 17:33 】

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コメント
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生存競争の厳しさの現われなのかもしれませんが、一度その身分?になってしまうと抜け出すのが大変ですね。
インドなどでも根強い差別があると思いますし。
ランキング、応援させていただきました。
ねじさ * URL [編集] 【 2008/11/16 18:43 】
--- コメントありがとうございます。 ---

 思想的、情緒的に差別撤廃を論じるのではなく、進化学的、科学的に差別撤廃を教育する事こそが僕は大事だと思います。

あっちゃん先生 * URL [編集] 【 2008/11/17 00:02 】
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