![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 1歳児の立体図形の認知です。 なんと全部できてしまいました。 本当にお利巧さんです。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 6 動的手がかりによる刺激性制御 動的手がかりには、「観察者によって生み出されたもの」(いわゆる運動視差) と、「環境によって生み出されたもの」(いわゆる視覚的拡充) がある。 前者は観察者が自分の目や顔や身体を動かすことによって生じ、後者は見ている対象の動きによって生じる。(Yonas & Owsley, 1987) 乳児の行動は動的手がかり刺激による制御を受けやすく、また動的手がかりはきわめて年少の乳児の行動の唯一の奥行き手がかりであることが、研究によって示唆されている。(Yonas & Owsley, 1987) 乳児の奥行き知覚 (特に高さ知覚) についてもっとも有名な (そして最も初期の) 研究は、おそらくエレノア・ギブソン (Eleanor Gibson) とリチャード・ウォーク (Richard Walk) が行った研究である。 ギブソンとウォーク (1960) は、彼らが「視覚的断崖」(visual cliff) と名づけた装置を考案した。 その装置は、1枚の大きなガラス板が敷かれ、その下にさらに模様のついたシートが敷かれたものである。 断崖の一方の側には模様のついたシートがガラス板と直に接して敷かれ、もう一方の側では同じ模様のついたシートが床の上に敷かれている。 ガラスの2つの面の違いによって、急斜面あるいは断崖が作り出された。 ギブソンとウォークは、ラット、鶏、猫、羊、犬、豚、山羊などの生まれて間もない子どもが、視覚的断崖の「浅い」方に置かれた時に、明らかに断崖に落ちるのを避けようとする事を見出した。 生後6ヶ月から14ヶ月までの人の乳児では、装置の中央に置かれ、装置の「浅い」方かまたは「深い」方のどちらかから母親が呼ぶと、全員ではなかったがほとんどの乳児が深いほうには這って行かなかった。 実際には、母親が視覚的断崖の深いほうから叫ぶと、乳児のほとんどが泣き出したのである。 ギブソンとウォークは慎重にではあるが、これらの結果は人の乳児は這い始めるまでに奥行きを知覚する事ができる事を証明していると解釈した。 しかしながら、人以外の生まれて間もない動物 (例えば、生後24時間のひよこ) についての結果は、高さの知覚が遺伝的なものであることを示唆している。(Gibson & Walk, 1960) ギブソンとウォーク (1960) は、「目の見える動物は、移動運動が十分に経験できた場合、あるいは生後すぐに歩き始めた場合でさえも、奥行きの弁別ができる」という「より広い結論」を提出している。 この結論は、視覚的断崖で人の乳児が示した回避行動には、人以外の動物の行動と同じく、遺伝的要素が関与している可能性があることを言外に意味している。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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