![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長児に、再度「図形で体系を認知する」という取り組みをしてもらいました。 最初ちんぷんかんぷんだったこの子も、次第に問題に慣れてきたようです。 この積み木の問題は、今後テストに絶対出てくる問題なので今からしっかりやっておかなくてはいけません。 何なら小学校入学試験にも出る問題なので、この時期できてないといけない問題です。 この子には今後、一人でできた時の喜びをもっともっと知ってもらおうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 15 科学的理解 自然現象についての科学的理解は、通常、いくつかの特殊性の水準で達成される。 特定の関数関係の水準や関数関係のクラスの水準で理論について語ることができるかもしれないが、科学的法則を確立した後で理論を語った方がおそらくより安全である。 良い科学的理論とは、少なくとも3通りの方法でその理解を深めたり広げるものであろう。 ヘンペル (Hempel, 1966) は次のように述べている。 #################### 第一に、このような理論は極めて多様な現象に対して体系的に統一された説明を提供する。 その理論はそれらの現象すべてを同一の基礎的プロセスまでさかのぼり、現象が示すさまざまな経験的な一様性を共通した一組の基本法則の現れとして提示する。 #################### これは包括性の基準に似ている。 心理学における良い発達理論とは、見た目が異なるさまざまな行動上の現象を、一組の同じ基本法則や原理で説明できるものである。 ヘンペル (1966) は続けて次のように述べている。 #################### 理論はわれわれの理解をさまざまな形で深めるだろう。 つまり、以前定式化され、説明すると思われていた経験的な法則が、厳密にしかも例外なく適用されるものではなく、おおまかに当てはまるものであり、しかもその適用範囲には制限があることなどが明らかになることによって、われわれの理解は深まっていく。 ################### このことは包括性の基準とも関連する。 心理学における行動についての良い理論とは、その理論では行動を説明できない条件や、説明が正確にできない条件を認めるものでなければならない。 例えば、行動の理論は、その理論の適用可能性を制限するような遺伝変数や生物学的変数を認めなければならないこともあるだろう。 ヘンペル (1966) は結論として次のように述べている。 ################## 最後に、良い理論は、その理論が定式化された時にはまだ知られていなかった現象を予測したり説明する事によって、われわれの知識と理解を深めるだろう。 ################## これは一般性の基準と似ている。 心理学における良い理論とは、行動上の諸現象に出会った時、一貫してそれらを予測し説明するものでなければならない。 要約すると、「理論の目的は、ひとまとまりのデータを統一し、それによってそれらのデータを説明することである。」(Green, 1989) ということを覚えておくことが大切である。 前述のヘンペル (1966) の引用文が示唆しているように、良い科学的理論は、その理論を構成する諸法則が適用される条件の範囲を明記する事によって、またいまだ説明されていない現象を説明する事によって、われわれの理解を更に推し進める。 言い換えれば、良い理論は、その理論が最初に定式化された時に知られていた観察だけに縛られるものではない。 本書は、行動分析学が他の心理学理論にもまして、子どもの発達の領域でこれらの必要条件を満足させることができるものであることを明らかにしようとしている。 この主張を支持するためには、行動分析学理論がこの目的にどれほどうまく適合しているかが評価されなければならない。 そのために、いくつかの科学的価値を紹介してきた。 これらの価値基準にさまざまな程度で当てはまる理論は多数あるが、それだけではその理論を良い科学的理論とするには十分でない。 最強の科学的理論とは、全てとは言わないまでも、基準のほとんどを満たすものである。 本書は、行動分析学が発達心理学の分野の数ある理論の中でも最強の科学的理論である、と主張するものである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 二年生に、「図形で見通しを集中思考する」という積み木の問題をやってもらいました。 原始反射を多く抱えるこの子は行動制御がなかなか難しく、本人の意図しない行動が起きがちです。 しかし自分に取り組みやすい問題は、積極的にがんばってくれます。 今回の取り組みは比較的この子にとって取り組みやすかったらしく、積極的にお勉強してくれました。 よくできましたo(*⌒―⌒*)o マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 14 倹約製 (parsimony) の概念は心理学ではよく知られているが、それはどのような意味だろうか? 『ウェブスター新世界辞典』(1984) によれば、倹約性は節約を意味するラテン語のparcereから派生している。 倹約する人とは、お金の支出について過度に注意深い人のことである。 科学では、理論が最も少ない数の仮定と陳述でひとまとまりのデータを説明する場合、その理論は倹約性があると言われる。 科学における倹約性は理論的経済性を意味するが、グリーン (1989) によればそれは2通りの方法で評価される。 第1は、もし2つ (あるいはそれ以上) の理論がいずれも同一の現象を説明ししかもすべての条件が同じであれば、最も少ない仮定を持つ理論のほうが説明としてはふさわしい。 第2は、もし2つの理論が同数の仮定を持つならば、より多くの現象を説明する理論のほうが理論としてふさわしい。 例えば6歳の子どものかんしゃく行動を考えてみよう。 フロイト派の理論家は、基本的な原因であり、そしてそれゆえその行動の説明となるものは、その子のイドとスーパーエゴの未解決の葛藤であるというかもしれない。 つまり、注目されることを求めるイドの要求が、エゴの理性や適切な行動を求めるスーパーエゴの要求より優位にあると考える。 対照的に行動分析家は、かんしゃく行動が観察される文脈の中で、その行動を増加させるような結果 (ここでは注目) がかんしゃく行動に続いて生じていると提案するかもしれない。 この2つの理論のうち、どちらの方が倹約性があると言えるだろうか? 行動分析理論は観察されていない事象や観察不可能な事象についての仮定がより少なく、一方で同時に、潜在的に観察可能でテスト可能なかんしゃく行動と強化刺激の関係を示唆している。 このこと自体はフロイト派の理論が間違っていることを意味している訳ではないが、ただ科学的な意味でフロイト派の理論は倹約性のあるものとは言えないということである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 非対象性緊張性頸反射(ATNR)の残る児童です。 原始反射が強く残る人は感覚統合がなされないので不器用な人が多いです。 また右手で字を書いたり何かをする際、体幹の正中線より左に何かをしようとするとなかなかうまくいかなかったりします。 もし正中線より左で何かしようとすると、身体が左に向き(つまり胸椎が回旋する)その行動をしようとします。 生徒に対しては、こうした特徴があることを踏まえ、その子のやり易いポジションで指導することが大事です。 原始反射が残っているのはハンデというより個性です。 一人一人に合った指導とは、こうした事が分かった上でないとできません。 宣伝文句に騙されてはいけませんよ。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 9 科学の概念は、学んだ人で無い限り真実を語ることはできません。 もし科学の定義をちゃんと学んだ人なら、「脳科学からの云々」という宣伝文句の教育などはしませんし、そんな文句に引き寄せられて子どもを通わせる事などしません。 行動は、当然脳活動によってなされますが、行動が生起するのは環境からの刺激によって起こるのです。 つまり、環境が無い限り行動は起こらないのであって、環境を制御する事がつまりは人を、脳を制御することになり、行動たる能力の向上を図れるのです。 ここをわかった上での指導があれば、子どもに対する的確な指導が行えます。 この際、科学の定義をしっかり学び、いい加減な教育業者に騙されないようにしましょう。 -------------------- 科学的解釈 科学的解釈は予測と関係している。 科学者が自然の中で起こる事象を、実験室と同じレベルの正確さで予測するのは困難である。 しかし、このことは、科学者が自然の事象を理解できないことを意味しているわけではない。 科学的理解は制御と予測から始まる。 ある意味で、もしわれわれがある事を生じさせることができれば、つまりもしそれを制御する事ができれば、われわれはその事を理解したといえる。 しかしながら、この種の科学的理解は、科学的主題となる現象の比較的小さい領域、つまり統制された条件下で観察され測定され得るものについてのみ達成する事ができる。 しかし、科学者は実験室で研究されていない事象についても、はっきりとわれわれに語ることができる。 したがって、科学における重要な要素は解釈であり、実験室で得られた知識と理解から実験室の外の事象を推論することである。 『ウェブスター新世界辞典』(1984) によると、「推論する」(extrapolate) とは「既知の事実や観察から仮説を立てることによって (結論あるいは結果に) 到達すること」を意味する。 このように、統制された実験条件で見出されたものと類似した自然場面の観察に出会うと、科学者は観察された現象に関して考えられえる関数関係の仮設を立てる。 これが科学的解釈の意味するところである。 パーマー (Palmer, 1991) は次のように指摘している。 ********************* 解釈は科学においてすぐれた役割を果たしてきたし、今も果たし続けている。 あまりすぐれた役割なので、われわれは解釈と実験分析とを区別できないことがよくある。 海洋の潮の干満についてのニュートンの説明は、振り子の動きや、ウール製、ガラス製、コルク製の球の衝突の動きのような現象の実験的分析に基づく解釈である。 ニュートンをはじめ、誰も潮の干満を実験的に制御しようと企てた人はいない。 それでも、ニュートンの (合理的な推論の) 原理はあまりにも堅個に確立され、この現象についての推論がきわめて妥当性があるよう思われるので、われわれは彼の解釈をあたかも実験的分析の直接の結果であるかのように受け入れている。 ******************** 妥当な解釈の鍵は、基礎研究の非常に厳密なプログラムから導き出され十分に確立した原理を基礎にしていることである。 科学者が問題となっている事象について直接実験しないときでさえ、われわれは科学者でない人達の推論を信用するよりも、科学者の仮説や解釈の方を信用する。 行動分析学は経験的に導き出された原理という基礎の上に構築されており、まだ実験的分析が直接なされていない行動上の現象を解釈する事ができる独自の立場にある。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 子供に論理性をつけるためには、言葉がわかるようになった時から物事の理由を言葉で教え覚えさせることが重要です。 次に、覚えさせるだけではなく、子供自らにしゃべらせ説明させることです。 それは失敗した理由ではなく、成功した事を説明させましょう。 また、嫌な理由ではなく、喜んだ理由や嬉しかった理由を聞くのです。 子供を教育する絶好の機会は、子供が嬉しいと感じている時です。 お母さんに抱っこされている時「うれしい?」と聞いてみてください。 「うれしい。」と答えたらその時「何で嬉しいの?」と聞くのです。 もし答えられなかったら、「お母さんの事が好きだから」等の答えを覚えさせ復唱させてください。 こんな些細な事から、子供達は論理性の基礎を学びます。 論理は言葉です。 小さなころからポジティブな言葉のキャッチボールで、子供を賢くしていきましょう。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 4 科学は非常に厳密で、あらゆる可能性を考慮したうえで結論が導き出されます。 つまりこの時、最小限の関数関係 (functional relations) が発見されるのです。 故にこの関係は法則として扱われ、あらゆる場面で適合し、あらゆる応用が可能になるのです。 これが科学なのです。 ある一部の事柄や事象にしか適応しないのはもはや科学ではありません。 それは個別の事象に相関しているに過ぎないので、それは科学ではないのです。 その当たりを、しっかりわかった上で「科学」の冠をつけないといけません。 知能の説明や、行動の生起要因を内的事象に求めるのは、ただの相関関係に過ぎず、科学ではないことをご理解ください。 -------------------- この時点で、われわれは強化の理論あるいは法則といえるものまで明言できるのであろうか? そうではない。 もっと一般的な結論を明言する前に、いくつかの疑問に答える必要がある。 例えば、別のラットでも同じ結果が得られるかどうかを知りたい。 ここで使ったラットは他のラットと違っているかもしれない。 そこで別の何匹かのラットで同じ実験を繰り返す。 この場合の結果としての餌や反応も特別なものだったのかもしれない。 そこで喉が渇いているラットへの水の供給、凍えているラットへの暖房などを使って実験を繰り返し、さらに条件付ける反応としても別のタイプの反応を選ぶ。 さまざまなタイプのラット、強化子、反応について実験した後で、結論は次のようになる。 ある結果が「実験用ラット」の行動の直後に生ずると、その行動の生起頻度は増加するだろう。 この陳述は、データをもう少し広く一般化したものである。 事実、ここで観察した水準は特殊性が少なくなり、変数のクラス間、特に行動クラスと結果のクラスの間に関数関係があることを表しているといえる。 「強化」という用語がもはや一匹のラットのレバー押しと餌の関係について使われているのではなく、ラット一般の行動と結果について使われる。 しかし種としてみると、ラットは他の種と異なり、ここで強化と呼ばれているプロセスはラットだけに有効かもしれない。 この時点で、他の種についてもより一般的な陳述は可能だろうか? それはできない。 取るべき次のステップは、人を含む他の種を対象に、さまざまな反応にさまざまな結果が後続する実験を繰り返しやってみる事である。 さてここで、実験のたびに基本的に同じ結果を得ることができたとしよう。 今度の結論は次のようになるだろう。 ある特定の条件下で、ある行動の直後にある結果が後続すると、その行動の生起頻度は増加するだろう、というものである。 事実と理論の関係についてここで行っている論議の大切なポイントは、科学的事実が蓄積され、分類され、秩序立てられるにつれて、ある一般化が芽生え、最終的に理論を形成する事になるという事である。 われわれが行った最後の一般化はまだ一つの理論とは言えないかもしれないが、一つの科学的法則と見なしてよいと思われるものであり、特殊性の次の水準にあるといえる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ADHDの児童の自宅学習の様子です。 行動の様子が特徴をよく表しています。 どのような行動傾向があるのかを分析すると、この子の指導法も徐々にわかってきます。 マニュアル通りに物事を勧めようとしても、人間は一人一人違います。 どのような子供も、より手厚い援助でチャンスを広げるべきです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 2 科学における事実と理論 まず最初に、科学者が科学的事実について話す時、普通何を意味しているかをはっきりさせておきたい。 科学的発見は経験的な観察から始まる。 これらの観察は、観察がよって立つ経験的な諸事象が科学者によって関数関係へと秩序立てられるとき、科学的事実と呼ばれる。 「関数関係 (functional relations) 」とは、Aの値がBの値を決定するというような、少なくとも2つの変数 (AとB) の関係を表している。 全ての条件が同じなら、BはAの関数であると言われる。 科学者が2つの事象間に関数関係を見つけたら、基本的な科学的事実を発見したと言われる。 科学的事実は単なる観察ではなく、観察されたことの間に信頼にたる再現可能な秩序があるものである。 自然科学 (例えば、物理学、化学、生物学) では科学的事実の数は非常に多いが、心理学の分野では極めて少ない。 事実と理論の関係の質についても明確にする必要がある。 自然選択による進化についての討議の中で、教師が共通系統と言う考え方、つまり全ての種は互いに関連していると話している場面を想像してみよう。 そこで一人の学生が次のように質問する。 「それは事実ですか? それとも単なる理論でしょうか?」 この学生の質問では、「理論」という言葉は「推測」や「意見」という言葉に難なく置き換えることができ、しかもその意味は同じである。 しかしながら、「理論」という言葉が科学で使われる場合、それは推測とは全く違ったものを意味する。 自然科学では、理論は科学的事実から導き出される。 厳密な言い方ではないが、理論は事実の意味を理解する一つの方法である。 すなわち、諸事実が共通の特徴に基づいて科学者によって秩序立てられると、一つの科学的理論が形となって現れるのである。 とりわけ、「科学的分析はいくつかの特殊性の水準で観察を秩序立てることである。」(Poling, Schlinrer,starin, & Blakely, 1990) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長児の「概念で関係を評価する」という取り組みです。 本当はロジカルに考えて欲しいのですが、今回は子供に任せてラテラルにやってもらいました。 最後まで置けたのですが、やはり論理性に欠けると間違った箇所を見つけられません。 そこからがこの取り組みの真骨頂です。 しっかり悩んでもらいました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 26 運動発達に関する 認知的見解と行動分析学的見解 認知発達心理学者にとって運動発達が重要なのは、乳児がそれを手段として環境に関する知識を得るからである。(Ginsburg & Opper, 1988) ピアジェ (1964) が「ある対象を知るという事は、それに働きかける事である。」と言う時、彼は行動分析学の見解に近い。 認知心理学者は、環境に関する知識をしばしば行動の直接の説明として用いる。 別の言い方をすると、一つの認知的構造としての知識は、乳児がその知識と一致したさまざまな仕方で行動するようにさせる。 知識そのものは乳児の行動のみに基づいて実体化され、その後推論される。 その知識が推論の元になったまさにその行動の説明のために用いられると、それは循環的な説明となる。 乳児期の運動発達に対する認知的アプローチは、乳児が隠された対象を正しく探して見つける能力を以下に述べる受動的な移動と自力移動で評価した、ベンソンとウズギリス(Benson & Uzgiris, 1985) の研究を例に挙げて説明する事ができる。 この研究ではまず、乳児は、最初はその一部が布で覆われ、それから全体が隠されたおもちゃを探し出すテスト手続きに「慣らされた」。 2回正しく探した後、各々の乳児は装置の周りを動き、目に見えるおもちゃを探し出すように「訓練された」。 テスト試行では、装置の中に隠すために置いてある2つの容器の一方におもちゃを入れ、乳児が自分でテストの装置の周りを動くか (自力移動) 、親が移動させた (つまり運ばれた) 後に、隠されたおもちゃを探し出す正確さを評定した。 その結果、おもちゃを探し出す正確さについて、親が移動させた場合と比べ、自力移動したときの方が正確さが高い事がわかった。 さらに、最初に自力移動した乳児が探し出す正確さは、その後行った親が移動させる条件では転移しないこともわかった。 研究者はこれらの結果を、「乳児の行為に基づく知識は空間理解の獲得に寄与し、自分で移動を始めるという経験は空間的な発達に寄与する。」(Benson & Uzgiris, 1985) というピアジェの主張を支持するものとして解釈している。 ベンソンとウズギリスの研究に対する行動分析学的見解はどういうものであろうか? 言い換えれば、これらの結果を解釈するために、オペラント分析ユニットをどのように使うことができるのだろうか? 「熟知化」(familiarzation) 期から考えてみよう。 この著者の記述に基づいて言えば、熟知化は、実際には、最初のおもちゃの一部が隠され、それから完全に隠されたときに、そのおもちゃを探し出す行動が強化されるという (おもちゃを手に入れる) 弁別訓練であった。 この「訓練」の重要な点は、目に見えるおもちゃを探して持ってくる前に、隠された箱の周りを乳児が移動する事が求められ、それによって弁別レパートリーが増し加えられていることである。 箱の周りを乳児が動くのを親が「誘ったり」「励ます」という事実は、訓練課題のSDの構成要素が増えることを意味している。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← トレーニングをレクチャーしてる男性(50代)が、どうも不器用なので原始反射のテストをしてみると、正にSTNRとATNRがしっかり残っていました。 原始反射が残っている人は、上位運動ニューロンに障害を持つ可能性があるか、もしくは発達障害の可能性を考慮しなくてはいけません。 そこでADHDの特徴をその人に伝えると、過去にそれに類する経験をし、今でもそうした状況にあるそうです。 こうしたタイプの人にはそれなりのトレーニング方法が必要で、一般トレーニーと同じメニューを機械的に行っても成果が上がりません。 僕は単なる個性でありそれを自覚することが大事だと話し、その人のためのメニューを作りました。 その辺のトレーナーにレクチャーされているトレーニーは、自分の特徴をしっかり把握してもらっているのでしょうか? 因みにこの人は僕のトレーニング仲間で、僕のトレーニングチームに入っているので全て無料でレクチャーしています。 緊張性頸反射 緊張性頸反射は非対称性緊張性頸反射として知られ、生後一ヶ月頃に現れ4カ月頃に消える。 この反射では、子供の頭が一方の側に向けられた時に向けられた側の腕が伸びて逆側の腕が曲がる(この動作は非常にわずかである場合もある)。 もし乳児が自力でこの姿勢から抜け出すことができないか、6カ月を過ぎても反射が引き起こされる場合は、上位運動ニューロンに障害を持つ可能性がある。 研究者によると、緊張性頸反射は乳児の手と眼の協調の先駆けであるという 対称性緊張性頸反射(たいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ、Symmetrical Tonic Neck Reflex;STNR) 乳児に見られる原始姿勢反射の一つである。 腹臥位で顎を上げると腕が伸びて足が屈曲し、顎を下げると、逆に腕が曲がって足が伸びる。 生後6カ月頃から発達し、11カ月頃に見られなくなる。 非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ、Asymmetrical Tonic Neck Reflex;ATNR) 新生児にみられる原始姿勢反射(原始反射)の1つである。 乳児を仰向けに寝かせ、首を一方に向けると顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応である(例:首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。 大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる反応である。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 22 生態学的強化子・・・・つまり生得的好子や嫌子が、子どもの行動発達については不可欠なものであり、この概念こそが、乳児の行動発達をより明確に、科学的に説明します。 循環論に陥る発達心理学に依存せず、客観的事実による因果関係によって行動発達を説明すれば、わが子に対する育児も自信を持って行えます。 ではどうぞっ。 -------------------- 生態学的強化子 手でつまむことの発達に関する行動分析学的な解釈の良い例が、ビジューとベアー (1961) によって提示され、ビジューはその例を取り上げている。 彼は極めて幼い子どもの場合、小さい物を拾い上げるのに親指と他の指を向かい合わせてつまむといった。 個々の指の反応を通常示さないことを指摘している。 反対に、きわめて幼い子どもは手を開いたり閉じたりする時に、全部の指を伸ばしたり曲げたりする。 ビジュー (1979) は次のように述べている。 個々の指の反応が分化するためには、さまざまな強化随伴性が複数の指の動きに作用するのではなく、さまざまな強化随伴性が一本一本の指の動きに作用するような環境を必要とする。 ・・・・・・・テーブルの上にある一粒のエンドウ豆は、その環境の例である。 5本の指全部使って豆をすくって、手のひらに載せることはめったに成功しないし、それはかなりの時間と努力が必要となる。 しかし、親指と人差し指を使ったはさみ握りの動作でその豆を拾い上げるともっと頻繁に成功するし、そのほうがもっと簡単である。 ビジューは強化子は口の中にあるエンドウ豆と考えたが、強化子はエンドウ豆をつまみ、拾い上げることであるとする方がより妥当なように思われる。 この例は、生態学的強化 (ecological reinforcement) と呼ばれる強化のタイプを示している。 生態学的強化は、その行動によって生み出された刺激変化が、同じような状況でその行動の頻度を増加させる自動強化子の一種である。 行動行動分析家は他者の仲介を必要としないという通常の意味で「自動強化」(automatic reinforcement) という用語を用いている。 もっと限定して言えば、自動強化とは「行動の自然な結果が、行為者自身の身体か周囲の世界に作用することである。」(Vaughan & Michael 1982) これは、キャンディーのような実物や賞賛やトークンといったものを他者が与える必要が無く、強化の中でも重要なタイプである。 もちろん、行動分析理論の強みの一つは、強化子は先験的に定義されるのではなく、それに先行する行動への効果によって定義されるという事である。 生態学的強化子という概念は、行動の変化に関する行動分析理論にとって極めて重要である。 というのは、この概念は潜在的に効力を持つ強化子の範囲を拡大し、そして非社会的な環境との相互作用が広範で多様な行動をどのようにして十分に条件付ける (例えば、形成し、分化し、刺激性制御の下におく。) ことができるのかを示している。 本章では、生態学的強化子が乳児の運動行動の発達にとって、おそらく強化の根本的な源であるということを強調しておきたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 無謀にも、年中児に四谷大塚全国小学生統一テスト算数をやってもらいました。 最後の長文の問題は教えながらでしたが、その他は普通に自分でやってくれました。 配点上では90点以上です。 飛び級でも上位を狙えそうです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 20 視覚に導かれた手伸ばしの発達について、経験が重要な役割を果たしていることがさまざまな証拠から示唆されるのは当然の事である。 その例として、ホワイト (1967) の有名な研究を検討してみよう。 その研究では19名の乳児を対象に ① 乳児の世話をする時間を毎日20分ずつ長くする。 ② 乳児を1日3回15分ずつうつ伏せにし、室内の活動が見えるようにベビーベッドの内側の布を取り除き、自分で動く量を増やす。 ③ 非常にコントラストのある色と形をしたステービルを吊るし、普通のシーツ類やベビーベッドの内布を明るい色彩に代え、視覚的な環境を変えることによって乳児の環境を「豊か」にした。 そして、視覚的注意、把握反応、手の凝視のような視覚-運動行動、身体の正面で両手を合わせる事、互いの指をいじること、胴体の回転を測定した。 ホワイト (1967) の研究で最も重要な結果は、トップレベルの手伸ばしが初めて出現する年齢の中央値が、統制群より実験群の方で45日早かったことである。 さらに、実験群ではいったんステービルやクッションを掴むという接触が可能になると、視覚的注意も統制群と比べて劇的に増加した。 ホワイトの研究で特に興味深い結果は、手の凝視の発達に関するものである。 「手の凝視」という用語は、乳児が自分の目の前で手を動かすという事実を記述するために使われている。 手の凝視は普通およそ生後84日で出現するが、ホワイトの統制群の乳児では生後50日より前に手の凝視が見られた。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年中児に「図形で見通しを集中思考する」という課題をやってもらいました。 二十個以上に積み木を数えられるこの子には、秒殺でした(笑) マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 19 子どもの発達度は、すでに様々な実験や研究によって明らかになっています。 ただそれは、時間経過による発達度を統計的に集計し平均を述べているものであり、原因の追究ではありません。 大事なことは、初めぎこちなかった動きが、なぜ短期間に非常に洗練された動きになるのか、という結果でありプロセスであり、その根本原因です。 ここに行動発達の関数関係を発見することにより、処々の行動の発達を科学的に証明する事ができるようになります。 -------------------- 手を伸ばすことと握ることの行動分析 行動発達のほとんどの側面と同じく、手を伸ばすことと握ることも標準的な段階や系列にしたがって述べられてきた。 例えば、生後2ヶ月の乳児は前にある物を正確に叩く事ができても、握ろうとはしない。 5ヶ月までに、ホワイト (1971) が「トップレベルの手伸ばし」(top level reaching) と名づけたように、対象物に手を伸ばし、うまく握ることができるようになる。 ホワイトによれば、手を伸ばして握ることの最後の形は、一方の手を視野の外から対象物に向かってさっと上げる事である。 手が対象物に近づくと、「触れる事を予期して」手が開く。 さらにおよそ6ヶ月になる前に、乳児は例えば鏡に映った虚像の対象物をつかもうとする。(もちろん今日では、コンピュータによって、すべてのものがバーチャルリアリティーと言われる虚像環境の中で仮想物として作り出すことができる。) 読者はこのことを、ちょうど実物と同じように映った像が行動を喚起するオペラント刺激般化の一例と考えるかもしれない。 生後3ヶ月になると、乳児はおよそ40%の成功率で、手を伸ばして物に触れることができるだろう。 しかし、4ヶ月頃にはほとんど失敗しなくなる。(Bower, 1979) 手を伸ばし握る事の一般的な発達の進み方は、生後間もなくは両方とも未熟であるが、6ヶ月までに正確にしかも上手に手を伸ばし握ることができるようになるのが標準である。 このように、われわれは手を伸ばし握る事に関して乳児が何をするのか、いつするのかについては知っている。 しかしながら、もっと重要な科学的な問いは、手を伸ばし握ることがどのようにして初期の未熟な動きから発達し、わずか数ヶ月の間に非常に洗練され、分化し、協応した動きになるのかという問いである。 言い換えれば、手を伸ばし握ることの発達を決定するプロセスを、「子どもの瞬間瞬間の経験」という視点から理解する必要があるということである。(White, 1971) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← この年中児には、毎週漢字の課題を出しているのですが、常に満点です。 本人曰く、「漢字大好き。」だそうです。 好きこそ物の上手なれ、ですね。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 18 具体的な乳児の行動発達への理解は、まさに行動の根本的理解をする上で非常に重要です。 具体的機能の理解は、不適切行動への正しい理解へとつながり、それを修正する際大きく役立ちます。 乳児をお持ちでないみなさんも、是非ご一読ください。 -------------------- 手の制御 運動発達の構造的なもう一つのカテゴリーは、手の制御である。 ここで「手の制御」という場合、物を操作するために使う腕と手の動きの分類体系のことを言っている。 人にとって腕や手や指の動きは重要なのであり、手の制御は全般的な身体の制御と区別して考える方がよい。 これが重要であることを示す一つの証拠は、大脳皮質の運動野において、身体と胴体の運動に関係する領域よりも、腕と手に関係する領域が大きいということである。 腕と手の動きについてはたくさんのことを述べることができるが、主に、手の制御に関する乳児期の運動の主要な発達指標である手を伸ばすことと握ることに関連する発達について見て行きたい。 しかし、まず最初に、腕と手それぞれの機能を理解しておくことが大切である。 キーオとサグデン (1985) は、腕と手の機能をいくつか記述している。 腕の機能は、 ① 手を支えること。 すなわち手で物を操作しやすいように腕があまり動かないようにすること。 ② 手を伸ばしたり握るために手の位置を定める事。 ③ 物を操作するときに手に力を入れたり調整する事。 である。 手の機能は、 ① 握ること。 すなわち物をつまみ上げたり掴んだりする事。 ② 操作する事。 すなわち親指と他の指を使って物を動かす事。 である。 もちろん、腕と手の動作のほとんどは両方が協応した動きであり、各々の動作はその時の課題によって分化していくだろう。 キーオとザグデンは姿勢と移動の制御について行ったように、初期の手の制御の発達を3つの主な発達期によって記述した。 以下では、特に、手を伸ばすことと握ることに関連する最初の2つだけを検討したい。 発達期の最初のものは、物を掴む、持つ、いじる、放すことに関係した手の動作である。 2番目は、手の空間的な位置をより正確にするような腕の動作の変化である。 最初の発達期は生後3,4ヶ月に始まり、その頃には立方体をつまむ事ができるようになり、さらに生後1年の間に3つの主要な握り方を獲得していく。 キーオとサグデンによれば、最初の握り方は不器用に手を伸ばし、親指が向かい合っていないものの、物に手を伸ばして握ることに初めて成功する事である。 次の「発達指標の獲得」は生後5、6ヶ月で、同じ立方体をこの時期には親指を向かい合わせてつまみ上げる事ができる。 主要な獲得の最後は生後8~10ヶ月に見られ、その頃には乳児は親指と他の1本の指で小さなもの (例えば干しぶどう) をつまむという、「指先つまみ (neat pincer grasp) 」が可能になる。 第2の主な発達期は生後2、3ヶ月頃に始まり、乳児は自分の目の前で手を動かす、いわゆる「手の凝視 (hand regard) 」をするようになり、視覚に導かれて手を伸ばすことができるようになる。 生後3、4ヶ月になると、乳児は意外なことではないが、物に手を伸ばし、触れることができる。 そのやり方は最初はいくらか不器用である。 生後6ヶ月までに、乳児は手の位置を正確にとることができるようになり、その後の発達は、これらのスキルが徐々に様々な状況で生ずるようになる事である。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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