![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 先月は減量が上手く行かなかった代わりに、やっと130kgまでベンチプレスを挙げられるようになりました。 増量期には140kgを越えていたのでまだまだなのですが、体重落としてここまでできるようになったのは正直嬉しいです。 ただここ数日でまたぐっと減量できたので、また挙がらなくなるのが怖いです。 身体の切れは良くなったので、それを眺めながらまた辛抱の日々が続きます。 そもそも必要以上の筋肉量を付けるのは健康には悪いので、僕は自分で自分の首を締めている状態なのですが、それでもトレーニングは僕の生活の一部になっているので止められません(笑) 明日も頑張って汗かいてきます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 1 科学における事実と理論 まず最初に、科学者が科学的事実について話す時、普通何を意味しているかをはっきりさせておきたい。 科学的発見は経験的な観察から始まる。 これらの観察は、観察がよって立つ経験的な諸事象が科学者によって関数関係へと秩序立てられるとき、科学的事実と呼ばれる。 「関数関係 (functional relations) 」とは、Aの値がBの値を決定するというような、少なくとも2つの変数 (AとB) の関係を表している。 全ての条件が同じなら、BはAの関数であると言われる。 科学者が2つの事象間に関数関係を見つけたら、基本的な科学的事実を発見したと言われる。 科学的事実は単なる観察ではなく、観察されたことの間に信頼にたる再現可能な秩序があるものである。 自然科学 (例えば、物理学、化学、生物学) では科学的事実の数は非常に多いが、心理学の分野では極めて少ない。 事実と理論の関係の質についても明確にする必要がある。 自然選択による進化についての討議の中で、教師が共通系統と言う考え方、つまり全ての種は互いに関連していると話している場面を想像してみよう。 そこで一人の学生が次のように質問する。 「それは事実ですか? それとも単なる理論でしょうか?」 この学生の質問では、「理論」という言葉は「推測」や「意見」という言葉に難なく置き換えることができ、しかもその意味は同じである。 しかしながら、「理論」という言葉が科学で使われる場合、それは推測とは全く違ったものを意味する。 自然科学では、理論は科学的事実から導き出される。 厳密な言い方ではないが、理論は事実の意味を理解する一つの方法である。 すなわち、諸事実が共通の特徴に基づいて科学者によって秩序立てられると、一つの科学的理論が形となって現れるのである。 とりわけ、「科学的分析はいくつかの特殊性の水準で観察を秩序立てることである。」(Poling, Schlinrer,starin, & Blakely, 1990) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 四歳児に、小学校受験用の読み上げ問題にチャレンジしてもらいました。 少し分かりやすくやったのですが、瞬時に理解し正解してくれました。 この手の問題は、以前パソコンでやっていたのでアドバンテージがあったのかもしれません。 この後の難しい問題も、サクサクやってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 科学を定義する PART 1 巷には「脳科学」が溢れています。 また、「科学的」と自称している書籍もたくさんあります。 しかしそうした人たちは、「科学」の意味や定義を理解したうえで「科学」や「科学的」という言葉を使っているとは到底思えません。 それは、科学者と言われる人たちでさえその誤りに気づかず、「科学性」を声高に叫び利益を得ています。 いわゆる「因果関係」と「相関関係」は全く意味が違います。 それら全てを「科学」としている間違いを、このシリーズでは解消していこうと思います。 -------------------- 科学 本章の最初の部分では科学的理論について論議し、単なる推測や意見といった通常の理論の概念と科学的理論を区別する。 本章ではまた、科学的理論は科学的事実と別個のものではなく、むしろこれら事実の広範な一般化であることを指摘する。 次いで、科学的理論の価値を評価するために用いる基準をいくつか紹介する。 最後に、科学的「理解」について簡潔に論議する。 科学的理論の定義 発達心理学のテキストに見られる理論の定義のほとんどは、サントラック (Santrock, 1988) が示したものと似ている。 彼は、「理論は観察したデータや事実を説明し、予測する助けとなる一般的確信である。」と述べている。 この理論の定義は妥当かもしれないが、正確ではなく、誤解も受けやすい。 例えば、事実の先に何もありえない場合、科学的理論は科学的事実とは別個のものであるという考えが出てくるのは容易なことである。 さらに、サントラックの理論の定義は「一般的確信」が何に由来するのかを示していない。 一般的確信とは、単に誰かの意見や推測に過ぎないのだろうか? さらにまた、理論は予測を可能にするというサントラックの定義は正しいが、何が予測可能で、予測はどこから来るかについては何も語っていない。 辞書で「理論」という単語を調べてみると、その意味について混乱がある意味がよくわかる。 つまり、この言葉は使われる文脈によって、あるいは用いる著者によって使い方が異なるのである。 例えば、、『オックスフォード英語辞典』(1989) では、「理論」は次のように説明されている。 #################### ひとまとまりの事実や現象の説明や根拠として提示される考えや陳述の一つの組織あるいは体系。 観察や実験によって証明あるいは確立された仮説で、既知の事実を説明するものとして提示されたり受け入れられるもの。 既知のものや観察されたものについての一般的法則、原理、あるいは原因であると考えられることについての陳述 #################### この定義は、多くの科学者が理論とはこうあるべきと考えているものの基本的な内容を備えていると思われるが、一方では、説明されるべき事実の性質、及び説明として機能する「考えや陳述」の根源についての疑問に何も答えていない。 そこで、科学的理論について実際に役立つ定義を示す前に、すでにその一部について言及した科学的理論に関する誤解のいくつかを晴らす試みを手短に行ってみたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 僕は子供達に、休憩時間中にタブレットや3DSなどでゲームをすることを許可しています。 10分程ですが、子供達はとても楽しみにしています。 先日単位の問題を練習していた時、いつも通り休憩時間となりました。 その時ある女の子が「私は、休憩せず、単位の勉強してる。」と言って、引き続き勉強し始めたのです。 すると他の生徒もそれにならって勉強し始め、結局休憩無しの授業となりました。 僕は、休憩せずやるのが凄い、ということを言いたいのではありません。 良好な行動は、良好な行動をする人がいると起こりやすいと言いたいのです。 良い学校に行くということは、良好な行動を身に付けられる可能性が高いから行かせるのです。 良い学校に行くと、必ず頭が良くなるとは限りません。 しかし、評判の悪い学校に行くより良くなる可能性は高くなるはずです。 こうした意味からも、しっかり勉強させ、レベルの高い学校に行かせる努力はすべきなのです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 28 さて、運動発達についてのまとめです。 今回は非常に長いシリーズになりましたが、次回かには、「科学の定義」についての記述となります。 ちまたに溢れている、「脳科学」なるものが本当に「科学」なのかどうなのかもわかってきます。 まずはまとめをご覧ください。 -------------------- 要約 運動発達は、環境変数と、座る、這う、立つ、歩く、手を伸ばす、握るといった行動との相互作用の斬進的変化である。 本章では、運動行動の2つのカテゴリー、つまり姿勢の制御や移動を含む身体の制御と、手を伸ばすことや握ることを含む手の制御 (把握) について検討した。 そして、これらの行動の発達における成熟と経験の相対的な役割について論議した。 運動行動における変化が、成熟要因によって設定された限界の範囲はおそらく環境変数によって決定される。 しかし、成熟による運動発達の説明は、運動発達について観察される個人差や類似点の多くをもっと適切に説明する微妙なオペラント随伴性をしばしば見逃している。 これらのオペラント随伴性には自動強化、すなわち行動それ自体に備わった強化で、他社に仲介されない強化が含まれていることが多い。 発達心理学者は、律動的な繰り返し運動と反射からより協応した行動への移行を、不随意運動から随意運動への移行として記述する事が多い。 しかし、本章では、両者がともに随意でないことから、この移行を反射行動からオペラント行動への移行として記述する方がより倹約性があることを強調した。 最後に、運動行動を環境に関する知識を得る手段と考える認知的見解と、運動行動を適応行動つまりオペラント行動と考える行動分析学的見解とを簡単に比較した。 -------------------- さて次回から、「科学」そのものについての考察です。 お楽しみに♪ テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 小学生に長さ、かさ、時間などの単位を教えています。 健常児にとって、単位の本質を理解することはそう難しいことでは無いのですが、障害児にとってそれはかなり困難になります。 直観的な認知や理解、また集中思考系の問題には長けていても、論理的な事を身に付けるにはとても時間がかかるのです。 例えば1リットルは10デシリットルと教えても、10デシリットルは1デシリットルいくつ分?とか、ひどい時は10デシリットルは何リットル?すら答えられない時もあるのです。 僕の生徒達に激しい知的遅れのある生徒はいないのでこうしたことはできそうなものなのですが、できることとできない事に差があるのが障害児なので、根気よく教えるしかありません。 とりあえず答え方を覚えさせ、本質の理解は後回しにします。 できた状態にすることを優先することは、こうした子供達にとって非常に重要です。 明日も彼らにとってわかりやすい授業にするため工夫していきます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 27 テスト試行の結果についてはどうであろうか? 行動分析家は、自力で移動する乳児の方がうまくおもちゃを探し出す理由を知りたいと思うだろう。 答えは簡単に見える。 訓練試行では自力移動し、この条件ではおもちゃは見えていたのでそのおもちゃを正しく探し出すことが強化された。 おもちゃが見えないときに探し出す行動は、熟知化期ですでに強化されていた。 テスト試行では、これら2つのレパートリーの結合あるいは組み合わせ、おそらく自然な形でテストしただけである。(Epstein, 1981) 乳児が自力移動後に正しくおまちゃを探し出した後でも、乳児が親によって移動させられる条件で般化が生じなかったと言う事実は、単に弁別行動の一例を表しているにすぎない。 事実、行動分析家は、自力移動を前もって訓練する代わりに、親によって移動させられた後でおもちゃを正しく探し出すよう乳児を前訓練することで、この研究とは逆の結果を示すことができるだろう。 行動発達の通常の経過は、人の場合、自力で動き回り、同時に物を操作する事であるというのは事実である。 しかし、それは認知心理学者が示唆しているような、乳児が「空間理解」や「知識」を獲得した (例えば、Benson, 1990) からではない。 むしろそれが一般に、乳児が自分の欲しいものを見つけ手に入れる方法であると言う理由からである。 行動分析家にとっては、知識や (空間) 理解のような仮説的実在を意味する用語による説明は不要で、それは直接テストできず、倹約性のあるものでもない。 行動分析家は、認知心理学者とは違う意味で運動行動は重要であると考える。 さまざまな形式の運動行動は全て、外的環境における課題としてすでに述べたオペラント随伴性によって選択される。 その最も早い段階では行動は未熟未分化であるが、ある条件化ではある形式の方が他の形式よりうまくいき、そしてそのことによってそうした環境下でその形式が優勢になっていく。 認知心理学者はこれらの行動の多くを随意的あるいは自己始動的と記述するのを好むが、行動分析家はそういった記述の仕方は行動を喚起する条件がはっきりせず多岐的であるという事実から導き出された一つの幻想に過ぎないと考える。 行動分析家は運動発達は重要な適応行動であると考えるが、それはそのことによって人間が外的環境の中で生き残ることが可能になると言う理由からである。 -------------------- さて次回が行動発達の最終回です。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← かのデカルトはこのように教えてくれています。 ものを学ぶためというよりも、教えることに向いていると思われた当時の論理学に替わる方法を求めた。 そこで、最も単純な要素から始めてそれを演繹していけば最も複雑なものに達しうるという、還元主義的・数学的な考えを規範にして、以下の4つの規則を定めた。 ① 明証的に真であると認めたもの以外、決して受け入れないこと。(明証) ② 考える問題をできるだけ小さい部分にわけること。(分析) ③ 最も単純なものから始めて複雑なものに達すること。(総合) ④ 何も見落とさなかったか、全てを見直すこと。(枚挙 / 吟味) これは物事を考えるための順番です。 誰でも知っていそうなことなのですが、こうした物の考え方はデカルトが明示してくれたのです。 できない子供は、これらのどこかに欠点があり、正しい答えにたどり着きません。 今一度子供の行動を観察し、どこに問題があるのか考えてみてください。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 16 移動の制御の行動分析 移動スキルの発達に関する行動分析学の見解は、成熟要因 (例えば、筋肉の量的増大、骨格がしっかりすること、身体のプロポーションの変化) を考慮に入れた上で、移動はオペラント行動であるというものである。 ビジュー (1979) が述べているように、「運動の発達は、生物学的構造の成熟と、それによって可能になる行動の先行刺激や後続刺激との相互作用にその源がある。」。 この考え方は、遺伝は重要ではないと言っているのではない。 オペラント条件付けの能力そのものは、遺伝的に受け継いだものである。 オペラント条件付けの能力に種によって差があるのは、遺伝による。 例えば、人の乳児では視覚刺激の変化や、外的環境に関連した動作、物をうまく操作する事などは、すべて無条件性強化子として機能する可能性が高い。 これらのことは、移動行動の発達についてのにある議論に関係している。 例えば、テレン (1979) は、生後1年間に「動きたいという意図的な動機付けや目的指向的な動機付けが育つ」と言っている。 彼女はさらに、「乳児は・・・・移動に脚を使う運動能力を身につけるずっと以前から、目標を達成するために前進したいという動機付けを持っているように見える。」と述べている。(1979) これらの強化子の強さを決定し、適切な移動行動を喚起する動機付け変数を同定するのは、ある場合にはかなりはっきりしていることもあるが、一般には難しいことが多い。 ビジュー (1979) は、硬く鋭い角のあるおもちゃの上に寝ている乳児の例を挙げている。 そのおもちゃによって作り出される刺激は、一つの確立操作として機能する。 つまり、その刺激の除去を (負の) 強化子として確立し、以前同じような嫌悪刺激を軽減したり除去したりできたいろいろな行動を喚起するのである。 先に述べたキーオとサグデン (1985) が指摘している歩行とその動作上のさまざまな難しい課題については、バランスが悪くなったときに転倒するするような動作と、上手に歩きバランスも良い動作には常に相互作用があると言える。 行動分析理論では、未熟でぎこちない歩行が十分に発達したなめらかな歩行へと変化するという行動の分化を説明するために、こうしたとらえがたい形の強化的結果や弱化的結果、すなわち自動的な結果を指摘することになる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 原始反射は、多くの場合生後半年ほどで無くなります。 しかし発達障害を持つ人たちの多くは、大人になっても原始反射が無くなりません。 特に幼児期学童期には顕著にその行動が見受けられます。 原始反射を知りその検査を受けると、客観的に発達障害の有無がわかります。 歩行反射 歩行反射は誕生時に存在し、6週頃に消えるが、8カ月から1歳頃に自発的行動として再び現われる。 この反射によって、乳児は足の裏が平面に触れると、一方の足を逆の足の前に移動させることによって歩行しようとする。 探索反射 探索反射は誕生時に存在し、4カ月頃に消える。 探索反射は母乳栄養行動を助けるものである。 この反射によって新生児は、それが何であれ頬や口をなでるものの方向に頭を向け、頭を移動させることによって目標を探す。 目標を発見するまでじわじわと移動の弧を小さくする。このやり方である程度応答した後(母乳栄養した場合は誕生後3カ月頃)は、目標に直接移動するようになる。 吸啜反射 吸啜反射は全てのほ乳類に共通で備わっており、誕生時に存在する。吸啜反射は探索反射とともに母乳栄養のためにある。 吸啜反射によって乳児は、本能的に口の縁に触れたものを何でも吸い、母乳を得る方法を模倣する。 動作は2段階からなる。 Expression - 乳首が子供の唇の間に置かれ、口蓋に触れた時に活性化される。 Milking - 舌が乳輪から乳首に移動し、母親からの母乳を促す。 緊張性頸反射 緊張性頸反射は非対称性緊張性頸反射として知られ、生後一ヶ月頃に現れ4カ月頃に消える。 この反射では、子供の頭が一方の側に向けられた時に向けられた側の腕が伸びて逆側の腕が曲がる(この動作は非常にわずかである場合もある)。 もし乳児が自力でこの姿勢から抜け出すことができないか、6カ月を過ぎても反射が引き起こされる場合は、上位運動ニューロンに障害を持つ可能性がある。 研究者によると、緊張性頸反射は乳児の手と眼の協調の先駆けであるという。 手掌把握反射 把握反射 手掌把握反射は誕生時に見られ、生後5カ月か6カ月まで続く。 この反射は、何らかの物体が乳児の手の平に置かれた時、指が閉じられて把握によって物を掴もうとする反射である。 この反射をよく観察する方法としては、乳児の両手に小指を当て(人差し指では大き過ぎる)、徐々に持ち上げるというものがある。 握りが強く乳児自身の体重を支えることもできるが、突然握りを放す可能性もある事に留意しなければならない。 手の逆側か横をなでることによって反転した動作を誘導することができる。 足底反射 足底反射は、足裏の屈曲を含む正常な反射である。足底反射によって、爪先が脛から離れる方向へ移動し、屈曲する。 異常足底反射(バビンスキー徴候としても知られる)は、屈曲反射回路に対する上位運動ニューロンの制御が妨害された時に起こる。 この結果として、足の背屈(足が脛に向かって曲がり、足の親指が反り返る)が起きる。 これは、皮質脊髄路の低いミエリン化が原因で、1歳未満の赤ちゃんにも起こる。これらの経路が成熟型に発達すると、屈曲反射回路が下向きの皮質脊髄入力によって阻害され、正常な足底反射が生じる。 バビンスキー反射としても知られ、大人における神経学的異常(上位運動ニューロンの損傷など)の徴候である。 ギャラン反射 ギャラン反射は、誕生時に存在し、生後4カ月から6カ月の間に消えていく。 ギャラン反射の名称はロシアの神経学者Johann Susman Galantに因む。 この反射によって、乳児の背中側面の肌がなでられた時、乳児はなでられた側に向かって揺れる。 もしギャラン反射が6カ月を過ぎても残っていると、それは病理学的徴候である。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 7 しかし、このように解釈したからと言って、乳児に見られる律動的な繰り返し運動の類似性をどのように説明できるだろうか? 行動分析学的な解釈では、動作によって生み出されたこのような感覚フィードバックがその動作自体を強化する力が遺伝的な物である事を、単に示唆しているだけかもしれない。 これは、ある特定の刺激が強化子として機能する遺伝的なものであって、その行動が遺伝的でないことを示唆する最初のケースではない。 ピーターソン(Peterson,1960) は、実験箱の中で、移動する黄色光を孵化したばかりのアヒルのヒナに見せた。 黄色光が移動するたびに、アヒルのヒナはそれに後からついて歩き始めた。 この後追い行動は、ローレンツが「刷り込み」(imprinting) と呼んだものである。 しかし、ピーターソンは、動く黄色光がプレキシガラス製のディスクをつつく行動を形成する強化子として用いることができる事も明らかにしている。 この観察を基に、スキナー(1974) は、アヒルのヒナが離れようとする時に黄色光がヒナに近づいていくように調整する事によって、恐らく黄色光から離れる行動 (通常の刷り込み行動の反対) が強化され得る事を示唆している。 ピーターソン(1960) の実験は、他の刷り込み刺激と同様、孵化したばかりの早成性の鳥類における後追い行動が、それ自体は遺伝的なものではない事をはっきり示している。 むしろ、刷り込み刺激の喚起機能と強化機能が、ヒナをその刺激に早期にさらすことによって確立されると言える。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 四歳児の積み木の問題です。 まだまだ基礎的な練習なのですが、一生懸命取り組んでくれています。 違う問題をたくさんするのではなく、同じ問題を切り返しやらせます。 先ずは要領を覚えなくては始まらないので、基本的なパターンの学習をさせるのです。 頭を良くするためには、こうした地道な学習が欠かせないのです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 5 律動的な繰り返し運動と反射 ※律動的 (ある動きが規則正しく反復されるさま。リズミカル。) 律動的な繰り返し運動 新生児の行動の構成要素の一つは、「律動的な繰り返し運動」(rhythmical stereotypies) と呼ばれる律動的な行動である。(thelen,1979) テレンは、律動的な繰り返し運動を観察して目録化し、 1. 脚と足の動き 2. 胴の動き 3. 腕、手、指の動き 4. 頭と顔の動き という4つの構造的なグループに分類した。 彼女が観察した最も頻繁に生じる繰り返し運動は、下肢の蹴り、足をこする (曲げた足のかかとの表面が、伸びたほうの脚を足首から足の表面に沿ってこする)、手で物を握って腕を振ったり、握らない手で表面を叩きながら腕を振る、あるいは手や指を曲げ伸ばしする事であった。 いくつかの事実は、これらの律動的な繰り返し運動が、本質的には大部分成熟による事を示している。 まず第一に、すべての乳児がセレンが観察した繰り返し運動の動作すべてを示したわけではないが、これらの動作は健康な乳児全員に観察された。 第二に、テレンはいくつかの「発達的傾向」を観察している。 一つは、これらの動作が衰退する前に、生後24週から42週の間でその頻度がピークに達することであり、もう一つは、繰り返し運動の種類が生後1年間に増える事である。 テレンはこうした律動的な繰り返し運動の発達は神経や筋肉の成熟と相関し、それらの行動には強力な生得的要素があるに違いないという仮説を立てた。 しかし、環境がある役割を果たしている事を示唆する証拠もある。 例えば、テレンは律動的な繰り返し運動が、「ある環境刺激 (例えば、母親の接近、食事用椅子に座らされたり授乳の姿勢にされること、あるいは物をつかむこと。) によって誘発される」事を観察している。 このことは、律動的な繰り返し運動がレスポンデント関係の一要素、あるいはオペラント弁別 (または動機付け) 関係の一要素のいずれかの昨日を果たしていることを意味している。 例えば、母親の姿、食事用椅子、授乳の姿勢などが食事や社会的接触に関する刺激と確実に結び付けられると、それらの制御によってある行動が誘発されるかもしれない。 あるいは、それらの行動は、それが最初に生起した理由が何であれ、過去において強化的な結果 (例えば、母親による授乳や注目) と結びついていたことによって、これらの刺激によってそうした行動が喚起されるのかもしれない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 一歳七ヶ月児の取り組みです。 概念を認知する練習なのですが、ぐずぐず言わず一生懸命やってくれました。 この子は既に二語文も喋りますし、10迄の数の認知もできています。 とても優秀で、将来が本当に楽しみです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 4 ある研究で (zelazo,zelazo&kolb,1972) で、研究者は乳児に毎日12分間 (3分間4セッション) 、歩行反射 (walking reflex) を練習させた。 その結果、乳児の歩行反射は平均以上に持続し、そのような経験が全く無い乳児や、脚を前後に受動的に動かされた乳児より歩き始めが早かった。 ほとんどの発達のテキストで、親が子どもに歩行を教えることが大切であると見なされている社会では、子どもは平均して歩行開始が早いことを実証した研究が報告されている。 乳児が運動スキルを「練習」させられている時に実際に何が起きていたかについては、これらの報告でははっきりしない。 特に、ゼラゾーが述べているように、「練習」によってただ単に筋肉が強化され、他の身体部位 (例えば脂肪) の質量以上に筋肉の質量を増大させた可能性もある。(thelen,1983) また多くの場合、「練習」が歩行を強化するオペラント条件付けである可能性もある。 ドワレツキー (1993) は米国の子どもがひとりで歩くのが、60年前と比べ今では一般に数ヶ月早くなっていることを示した研究を引用している。 遺伝子プールがこの期間に劇的に変化したとは極めて考えにくく、経験がその主たる原因であると考えられる。 どのような経験が必要だったのだろうか? ドワレツキーはいくつかの示唆を与えている。 一つは、60年前、子ども達は世界大恐慌の最中に成長し、栄養が十分でなかったのかもしれない。 もう一つの要因は、社会文化的要因である。 今日、親は子どもが歩くのを早く見たいと願い、そのために早く歩くことを「励ます」。 一方、60年前の親は大家族を抱え、4番目、5番目の子どもが早く歩くために励ますよう駆り立てられることは無かったと考えられる。 ドワレツキーは、部屋にカーペットを敷き詰める様式の導入が、一つの役割を果たしていることも示唆している。 60年前、子どもが初めて歩いて転ぶと、そこにはたいてい硬い床があった。(恐らくある種の弱化として機能していたであろう。) 一方、今日では、子どもが転んでもそこはやわらかな表面の床がある。(弱化であったとしても、おそらくその力は弱い。) この論議の大切な点は、こうした経験的な要因によって、特に年齢幅の下限が拡げられる事で、乳児に見られる正常な運動発達の平均年齢が下がったということである。 これは、成熟というものは、行動が環境の選択に敏感である範囲をいくらか広く設定していることを示している。 ここで、姿勢・移動の発達と把握運動の発達に関する研究のいくつかについて、行動分析学的な見解を検討してみたい。 まず最初に、多くの発達研究者は、乳児の反射と律動的な繰り返し運動がその後の運動発達にとって機能的に重要と考えているので、乳児の姿勢反射と律動的な繰り返し運動について簡単に論じておきたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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