![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 2歳児の難問パズルです。 以前からやっていましたが、もうスラスラ一人でやってくれます。 それぞれの模様の特徴を瞬時に把握し、それを正確に評価する姿は、とても2歳児とは思えません。 本当によくできる二歳児です。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 11 ピアジェ派の「原理」と行動分析学の原理のいずれによっても、これらの観察の解釈が可能である。 行動分析学の解釈は極めて簡単である。 すなわち、紐で結ばれた時に右手の動きが増えたのは、セルロイドの容器が動き、その中にあるガラガラが鳴るという結果が後続したためであるという説明である。 容器が動く様子とガラガラが鳴る音が行動に及ぼす効果が強化である。 左手に紐が結ばれると、左手の動きも増した。 これは、行動分析家が「反応般化 (response generalization) 」あるいは「反応誘導 (response induction) 」と呼ぶ現象を証明するものである。 反応誘導 (あるいは反応般化) とは、ある限定されたオペラントクラス以外の反応にも強化が初めて効果を及ぼす現象に対してつけられた名称である。(Catania, 1992) この例では、右手の反応が強化されたことによって、左手の反応の増加がもたらされたことが当てはまる。 ピアジェ派は、ローランの行動をどう解釈するのだろうか? ギンスバーグとオパー (1988) によれば、ピアジェの息子が示した学習には4つの段階が含まれている。 ******************** 第1段階では、乳児の偶然の動きによって、彼にとって適度に新しく「おもしろい」外的な結果が生み出された。 第2段階では、乳児は自分の行為がその外的な結果と関連していることを「知覚する。」 第3段階では、行為と結果の関係と関心がいったん確立されると、乳児はその興味ある出来事を繰り返そうと「願う。」 第4段階は調節である。 すなわち、乳児はその結果を引き続き繰り返すために、手を動かすことが必要であることを学習しなければならない。 ******************** 行動の結果が乳児の「関心を引く」という証拠とは何だろうか? あるいは、乳児が自分の行為と結果の関係を「知覚する」という証拠は? 乳児はその結果が繰り返されることを「願う」という証拠は? それが「おもしろい」という証拠は? これらの答えは、これら認知的な推論すべて唯一の証拠が、まさにその行動、つまり結果、及び同じような条件化でその行動の頻度が増すことであり、どれも認知的な推論や代用物を必要としないものである。 事実、ピアジェが息子ローランに観察したことは、乳児の記憶を研究するためにロビー - コリアー - と共同研究者が採用した手続きの一つで、第4章で述べた接合強化とよく似ている。 読者は記憶という概念が、結果として生じる乳児の足の動きを理解する上で、必ずしも役立つものではなかったことを覚えているだろう。 したがって、ピアジェが考え出したこれらの概念も、息子の行動の理解に必ずしも有益であるとは言えない。 もちろん、両方ともオペラント条件付けの実例であることには変わりないが、「第一次循環反応」と区別するために、これらの反応を「第二次循環反応」と呼ぶことには問題はない。 しかし、このような区別の意義は、構造的な特徴によって行動を分類する事による不利益よりはまだましなように思われる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 24日のクリスマスイブに、サンタクロースのプレゼントの如く、初めてベンチプレス118kgが挙がりました。 本当に嬉しかったです。 普段の努力が、小さな成功に繋がり、やがて大きな成果を手にすることができることを、少し感じる事ができました。 今の目標は120kg。 あとどのくらいかかるかわかりませんが、地道に努力し続けようと思います。 ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 8 1970年以降、「認知」も考慮した行動療法が考えられ、今日では「認知行動療法」としてその手法が確立されています。 そうした面からも、認知についての知識を得ることは、非常に意義深い事です。 --------------------- 第2段階 : 生後1ヶ月から4ヶ月まで ピアジェはこの段階を「最初の獲得性適応と第一次循環反応」 (The First Acquired Adaptations and the Primary Circular Reaction) と呼び、この段階での最も重要な進歩は、「第一次循環反応」の出現であると考えた。 この段階は、オペラント条件付けがはっきりしてくる時期でもある。 例えば、ギンスバーグとオパー (1988) は、第一次循環反応について次のように述べている。 ********************* 乳児の行動によって、偶然、好都合な結果や興味深い結果がもたらされることがある。 そのとき、乳児はすぐにうまくいったその行動を再現したり再発見しようとし、試行錯誤の結果うまくいく。 その後、その行動と結果は繰り返され、その一連の流れが一つの「習慣」となるだろう。 ******************** スキナー (1989) はオペラント条件付けは試行錯誤ではないと言っているが、この第一循環反応に関する記述は、オペラント条件付けの説明とほとんど異なるところが無い。 第一次循環反応が「第一次」と呼ばれるのは、それが最も早い時期の循環反応だからである。 行動分析家は生後1ヶ月目に観察されたオペラント条件付けと、その後数ヶ月の間に観察されたオペラント条件付けについてこのような区別はしないかもしれないが、このような相互作用が徐々に複雑さを増すことは認識しているはずである。 いずれにせよ、第一次循環反応が「循環」と呼ばれるのは、偶然に発見したことを繰り返すという特徴があるからである。 ピアジェ派の説明では、子どもは2つ以上のスキームが一緒に働いたり協働する仕方を「発見し」、快的な結果をもたらす行為を繰り返すことを「望んでいる」という言い方がされる。 このような記述の仕方は、ピアジェ派のアプローチに共通して見られる。 このような言い方は乳児の学習が能動的であることを意味し、しかもその活動が観察された行動以外の別のレベル (すなわち認知レベル) でも生じていることを意味している。 残念ながら、ピアジェ派のに人たちは自分達のアプローチは子どもを能動的な学習者と見なし、行動論的なアプローチは子どもを受動的な学習者と見なしていると考え、両者を対比的にとらえることが多い。(Ginsburg & Opper, 1988) しかし、これは正しくない。 行動分析学的アプローチでは、子どもを受動的な存在とはみていない。 子どもを受動的な存在と見なすことは、行動における変化を行動と環境の「相互作用」の関数として記述するオペラント条件付けの本質に反する。 行動分析学的アプローチは、選択主義者 (selectionist) と同じである。 それゆえに、個々の個体を自らの行為の始動者と見なしたり、オペラント条件付けを認知的に考えなければならない理由は何も無い。 したがって、乳児は環境に合わせて自分の行動を変えるというような記述の仕方は、行動の個体発生を理解する上で生産的な方法であるとは思えない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← この日年中児は、午前中難問パズルに挑んでもらい、午後から「はなまるリトル1年生算数」をやってもらいました。 10時~16時の長時間の勉強にも関わらず、一生懸命やってくれました。 みなさんのお子さんは、うちの生徒並に勉強していますか? マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 7 吸啜スキームは誘発刺激が外見上存在しない状況で生起するだけでなく、毛布や人形など他の新しい対象が存在する状況でも生起する。 ピアジェはこの現象を、「般化的同化」 (generalizing assimilation) と呼んだ。 ピアジャ派の研究者は、乳児は自分の持っているスキームを練習しなければならないので、この要求を満たすために使える対象を必要としてているという言い方をするかもしれない。 しかし、このような言い方は現象を正しく説明しているのではなく、ただ観察したことを記述しているに過ぎない。 刺激般化という概念が、ピアジェの観察を理解する助けになると思われる。(Stevenson, 1970) 第1段階の反射の最も重要な側面は、恐らくその反射が分化することであり、これは環境との接触によって変化する事を意味している。 ピアジェ (1952) は、このことを自分の息子を例に次のように記述している。 ********************* 彼は目の前に出された母の胸の乳首から5cmのところを噛んだ。 ちょっとの間そこの皮膚を吸い、そして2cmほど口を動かした。 繰り返し吸っては止め、吸って止めた。 しかし、続けて探しているうちに、(大きく開いた) 上唇の粘膜が偶然乳首に触れ、そのときもう一度唇をすぼめ、吸い始めた。 ********************* ピアジェは乳児が示したこの原初的な「認知」を記述するために、「再認的同化 (recognitory assimilation) 」という用語を用いた。 このような吸啜スキームの弁別あるいは調節は、乳児が空腹のときだけ生じる。 それをどう呼ぼうとも、ピアジェは単純なオペラント条件付けを記述する作業を十分になし得ていないといえる。(Stevenson, 1970) この2つの説明の違いは、オペラントとしての解釈が科学的に確立された原理に基づいているのに対し、ピアジェの解釈は観察だけから導き出されているという点である。 ギンスバーグとオパー (1988) が感覚運動発達の第1段階を要約する際に述べているように、「吸啜スキームは洗練され、かなり複雑な心的構造に発達し、いまや乳児が経験したことを組み入れることができるようになっている。」 行動分析学家はこの同じ観察を、吸啜行動のオペラント条件付けや弁別を証明するものとして解釈するだろう。 しかしながら、オペラントとしての吸う行動が実際に反射的な吸う行動にとって代わるかどうかということについては、観察データだけから判断することはできない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 23日は、一足早いクリスマスイベント。 子供たちにケーキを振る舞いました。 みんな嬉しそうに食べていました。 よかったぁ。 ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 6 第1段階 : 誕生から生後1ヶ月まで 感覚運動期の最初の下位段階は、「反射スキーム」の段階と呼ぶことができる。(Lamb & Bornstein, 1987) ただし、ピアジェ (1952) は「反射の行使」(The Use of Reflexes) と呼んでいる。 この名称からもわかるように、この段階では反射が優勢である。 とはいっても、すでに経験を積むことによって生得的な反射活動が変化し始めている。 新生児の行動に関するピアジェ派の考え方を表しているよい例は、吸啜反応 (きゅうてつはんのう) である。 第1に、ピアジェは、乳児の口に入った乳首や指という特定の刺激が吸啜反応を誘発する事を認めているということである。 ピアジェはまた、吸う行動は別の機会にも同じように生じ、明確な誘発刺激存在しないときにも生じることも観察している。 ピアジェはこの現象を説明するために、 「機能的同化」 (functional assimilation) という原理を考え出した。 これは、機能向上のために、その構造を「練習する」という基礎的 (生得的) な傾向があることを意味している。 このようなピアジェの示唆には同意できないが、彼が言う機能的同化という原理を支持する唯一の証拠は、反射的行動の誘発刺激となるものが外見的には存在しないことであるということは指摘できる。 また、別の説明も可能である。 誘発刺激が内的なもので見逃されているかもしれないし、あるいは吸うという動作の「感触」が条件性強化子として確立されるような強化的な結果が存在するのかもしれない。(Stevenson, 1970) ギンスバーグとオパー (1988) は、「快感と吸う行動の場合は、非常に短い期間に限られている。」という理由から、後者の説明には否定的である。 しかし、ピアジェは、この最初の1ヶ月に生じる学習の量について統制は行っておらず、この結論が妥当かどうかはわからない。 生後間もない乳児の行動は、オペラント条件付けレスポンデント条件付けの両方に対して感受性があるということは周知の事実であり、このことから、ピアジェが推論した機能的同化を受け入れる前に、これらの説明は論理的にではなくまず実験的な証拠に基づいて否定されるべきである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今週は、あまりにもスケジュールが立て込んでいるため、いつものようなトレーニングや、いつものペースでの生活ができません。 どうしても生活のリズムが不規則になってしまうので、体調不良に要注意です。 お正月はどうしても太り気味になるので、それも注意です。 僕の正月休みは3日間なので、その間は多分トレーニング三昧となるでしょう(笑) それこそ僕が唯一楽しみにしている事。 1人黙々とトレーニングし、筋肉痛を確認する。 これにはまってもうすぐ一年。 それを楽しみに、残りの日々をがんばろうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 5 認知発達における感覚運動期 ピアジェが言う認知発達における感覚運動期は、この発達期を定義する2つの主な全般的変化から、「自己中心性 (egocentrism) の減退と対象概念 (object concept) の出現」と記述されている。(Lamb & Bornstein, 1987) 第1の変化である自己中心性の減退とは、子どもの行動が自分自身の身体によって方向づけられる (行動分析学的に言えば、制御される) ことが徐々に少なくなり、外的環境によって方向付けられることが多くなることである。 例えば、誕生時に優勢であった無条件反射が数ヵ月後には消え、環境との相互作用の結果である学習された行動が優勢になることである。 第2の変化である対象概念の出現とは、行動が環境内の対象によって制御されることが徐々に増えることを意味し、これには対象が視野から消えてもまだ反応を制御しているような場合も含まれる。 後者の現象は「対象の永続性」 (object permanence) と呼ばれ、対象の形、位置、大きさのほかに、対象の恒常性を示唆するものがまさにその対象自体が存在することであるという意味で、第6章で論議した対象の恒常性とも関連している。 感覚運動期の下位段階 ピアジェは感覚運動期を6つの下位段階に区分している。 それぞれの下位段階に対応する年齢は固定的なものではないが、連続したものではある。 このように下位段階が連続したものであるというのは、子どもの認知発達は認知的な構造とプロセスの質的変化を意味し、前の変化は後の変化が生じるために不可欠であるというピアジェの確固たる信念を反映している。 以下の論議の大部分は、すでに引用したハーバート・P・ギンスバーグとシルビア・オパー (1988) の『ピアジェの知的発達理論』 を参考にしている。 この本は、ピアジェ理論を簡潔に記述し分析したものである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今日はクリスマスイブ。 子供達が楽しみにしているサンタさんのやって来る日です。 てことは、あと一週間ほどで今年も終わり。 早かったですね、この一年。 身体づくりはこの冬の期間がとても大事。 代謝が上がるこの時期は、筋肉増量するにもダイエットするにも格好の時期となります。 子供達は、受験のための最後の追い込みの時期です。 既に付属幼稚園の受験は終わっていますが、幸いなことに僕の生徒は合格していました。 受験に関係ない子供達も、6月の全国テストに向けこの冬の取り組みは非常に大事になってきます。 クリスマス、お正月と、楽しいイベントは続きますが、浮かれているだけでは後で後悔することとなります。 お勉強はしっかりがんばりましょうね。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 4 ピアジェが観察し続けたことも、結局は行動なのであり、心的行動の推測に過ぎませんでした。 それは全く無駄な事ではなく、相関的な説明としてのあり方として考えるならば、一定の貢献はしていると言えます。 ただ科学的な信憑性は薄く、結局は行動分析学によってのみ説明し得る理論に凌駕されます。 -------------------- 心理的構造 ピアジェによれば、体制化と環境への適応の結果として、子どもの年齢によってそれぞれ異なる心理的構造が発達する。 認知発達の各段階は、それぞれの段階に固有な心理的構造が存在する事によって特徴づけられる。 心理的構造とは習慣的な行動パターンのことであり、子どもが年長になるにしたがって複雑になり、また環境との相互作用を積めば積むほど複雑さが増す。 乳児の場合、体制化の構造はスキーム (scheme) と呼ばれ (ピアジェはシェマ[shema]と呼んでいる。) 、7歳から11歳の子どもではこの体制化の構造は操作 (operation) と呼ばれる。 乳児の認知的行動の発達を扱う場合に限って、われわれはスキームを取り扱うことになる。 スキーム 「スキーム」という用語は、世界への働きかけ方 (Lamb & Bornstein, 1987) 、あるいは組織化された行動パターン (Ginsburg & Opper, 1988) を意味している。 ギンスバーグとオパー (1988) が指摘しているように、スキームには2つの重要な側面がある。 第1は、それは行為であるということである。 別の言い方をすれば、スキームには行動が含まれるということである。 第2は、スキームは行動の「基礎的構造」あるいは「本質」を意味するということである。 指吸い行動に関するギンスバーグとオパー (1988) の以下のような記述に、このような用い方が示されている。 ******************** もし、乳児の行動を丹念に調べれば、一人の子どもがする指吸い行動で、厳密に同じものは1つもないことがわかるだろう。 あるときには、親指が口から20センチ離れていたときにその行為が始まり、別の時には22センチ離れた時に始まったりする。 またある時には、親指が一直線に口に向かい、別の時にはその軌道がまったく不規則であったりする。 つまり、もし行動を十分詳しく記述すれば、全く同じ行為は存在しないことがわかるだろう。 一つの指吸い行動があるのではなく、その行動は数多くあり、実際には子どもが親指を口に持っていく回数と同じ数だけあると言える。 ******************** ピアジェにとって行動の構造は重要である。 では、ピアジェの「行動の構造」とは、何を意味しているのだろうか? ギンスバーグとオパー (1988) によれば、それは「細かい部分は異なっていても、幅広い行為に共通する特徴を抽出したもの」を意味している。 では、指吸い行動を定義する共通した特徴とは何だろうか? その答えは、「乳児は親指を口に入れる習慣的な方法を獲得したこと」である。 (Ginsburg & Opper, 1988) この習慣性が、ピアジェの言うスキームの概念である。 行動分析家もこのようなスキームの記述を是認しているように思われる。 というのは、本質的には1つのオペラント単位の記述と同じだからである。(Stevenson, 1970) 親指を口を入れる一つひとつの行為全てに対して、指吸い行動の結果が後続する。 いわゆる「指吸い」オペラントは、その行動のさまざまな形式すべてに共通する特徴を抽出したものである。 もちろん、共通特長というのはすべてのものが等しいということであり、この場合は、その行動すべてが同じ結果を生み出すということである。 これは、ピアジェの考え方と行動分析学の考え方に違いが無いということを意味しているのではなく、ピアジェが観察した行動も、その行動のオペラントとしての特長による制御を受けていることを意味している。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 優秀な2歳児です。 九九も六のだんまで覚えていて、足し算もできます。 おしゃべりは特に上手で、僕にも色々なことを話してくれます。 二年先くらいの事はできているので、今後継続できるよう訓練を続けます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 2 ピアジェ派の概念 体制化と適応 ピアジェは、世界に関する知識の獲得を意味する知的発達や認知発達は、人が環境に適応するために自分自身の心理的構造を体制化することによって生じると考えた。 ピアジェの認知発達理論を学んだことのある読者の多くは、人は同化 (assimilation) と調節 (accommodation) という2つの精巧なプロセスによって環境に適応する、ということを覚えているだろう。 行動分析学の用語で言えば、特定の場面における個人の行動は、その場面でその行動がうまくいったかいかなかったかによって決まる、ということである。 ピアジェによれば、その行動がうまくいっている間は、その人はその環境 (知識) は既存の心理的構造に「同化」する。 しかし、もし以前獲得した行動ではその環境とうまく相互作用できなくなると、その人は環境の要請に合わせて自分の心理的構造を「調節」することになる。 ギンスバーグとオパー (Ginsburg & Opper, 1988) は、乳児の同化と調節の例として次のような例を挙げている。 この例では、乳児にそれまで遊んだことがまったくないガラガラが与えられた。 乳児は最初、既存の認知的構造でそのガラガラを同化させる。 ******************** 過去にその子は手で物を掴んだことがあった。 彼にとって、つかむというのは十分に確立された行動の構造である。 初めてガラガラを見た時、彼はそれをよく慣れた行動パターンに取り込もうとして、その新しい対象に対処した。 ある意味で、彼はその新しい対象を自分がよく知っている物、つまり手でつかむ物に変換しようとしたと言える。 したがって、この乳児は対象を彼の枠組みに同化し、それによって対象を「意味」づけいしたと言う事ができる。 ******************** 同化が総体的にうまくいかない場合には、乳児は環境に合わせて自分の行動を調節する必要が出てくる。 ******************** 乳児はガラガラをつかもうとする。 それがうまくいかないと、彼はそのやり方を少し調節しなければならない。 例えば、ガラガラが離れたところに置かれると、その子はガラガラを正しく知覚するために、まず最初に自分の視覚的活動を調節しなければならない。 次いで、自分とガラガラの距離に合わせて腕の動きを調節しながら、腕を伸ばさなければならない。 ガラガラをつかむ時には、指をその形にしなければならないし、ガラガラを持ち上げるときには、その重さに合わせて筋緊張を調節しなければならない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 知的遅れのある発達障害児です。 以前にもご紹介したのですが、今回は僕の助言無しで、一人で全部できました。 これに関しては、もう知的遅れがあるなんて言えない状態です。 情緒も安定し始め、お家でま学校でもお利口さんだそうです。 よくぞここまで育ってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 29 要約 本章では、行動と複雑な弁別刺激あるいは複雑な手がかりとの相互作用として知覚発達を理解する行動分析学の考え方について述べてきた。 空間を移動するために重要な知覚発達の2つの領域である奥行き知覚と対象の恒常性の知覚、とりわけ大きさの恒常性について検討した。 奥行き知覚の場合、弁別刺激は両眼が特定の点を凝視する事によってもたらされる両眼視手がかり、観察者の顔が動いたり外部の対象が動くことによってもたらされる動的手がかり、片方の目でも奥行きに応じた行動を制御する静的 (単眼視) 手がかりである。 後者の手がかりには、線遠近法と親しみのある大きさがある。 対象の恒常性とは、われわれが環境内を動き、対象の網膜像が変化しているにも関わらず、その対象に対して同じものとして行動する、という事実を意味している。 例えば、大きさの恒常性は、対象に近づいたり離れたりすると、その網膜像も大きくなったり小さくなったりしているが、それにも関わらず、その対象に対して同じ大きさのものとして行動する事を意味している。 本章では、乳児におけるこれらの知覚手がかりを特定して、発達心理学者が行った研究をいくつか引用した。 そして、その結果を行動分析学の立場から解釈した。 知覚行動を説明するために用いられる一つのプロセスとして知覚を記述する伝統的な立場や認知的立場とは対照的に、行動分析学の立場では、ある行動がオペラント強化随伴性と相互作用した結果、複合刺激の刺激性制御を受けるようになった行動 (例えば、這い這い、手伸ばし行動など) につけられた名称が、すなわち知覚であるとかんがえられる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 数年に渡り形成され定着した行動は、良好、非良好に関わらずその修正と改善は、専らそれと同等の時間を要します。 その効果を比較的短期間に出そうと思えば、それ相当の負荷を対象者にかけなくてはいけません。 その負荷は、記憶が定まらない、なるべく低年齢に行われる方が良いです。 ある程度の年齢に達すると、その負荷を記憶し、人格形成に大きく影響を与えるからです。 つまり、低年齢期には比較的厳しく、年齢が上がるごとに厳しさを減少させるのが理想です。 低年齢期に定着した行動を放置すると、その修正には低年齢期以上に時間がかかり、負荷もより大きくしなくてはいけなくなるので非常に不合理です。 小さい時は厳しく。 大きくなったら優しく。 こうすると育児はうまく行きます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 28 視覚に導かれた手伸ばし行動は、大きさの恒常性を示す唯一の例ではない。 言語行動が現れると、それは奥行き手がかりによる制御を受けた反応クラスの一部にもなる。 ほとんどの人にとって、言語行動は非言語行動の場合と同じく対象によって制限を受け、普通は対象の感覚特性が異なるさまざまな状況下で獲得される。 こうした違いがあるにもかかわらず、適切に発せられる言語反応はタクトと呼ばれ (Skinner, 1957) 、それは対象の名称である。 ほとんどの言語共同体では、タクトの対象の他の特徴の感覚が変化しても、一貫して単純なタクトが保持される。 例えば、椅子はその高さや色や形などに関係なく、どれも「いす」と呼ばれる。 このような言語行動の獲得は、タクトが初めて条件付けられたり、より直接的な制御を受けたときに存在した刺激特性の刺激般化によって促進される。 例えば、母親が乳児のすぐそばにいて大きな網膜像ができるときに「ママ」というタクトが獲得されたとする。 しかし、もし母親が遠ざかってもその物理的特徴は同じであるので、「ママ」という反応がそこで喚起されれば、通常、その発話は母親が反応する事によって素早く強化されるであろう。 もしそうでない場合には、プロンプティングが必要となる。 他の多くの行動と同様、一般にタクトもさまざまな条件下で獲得され、そのために刺激性制御が生じることとなる。 本章で行った知覚行動に関する論議は、視覚刺激に制御される行動の発達、特に奥行きと大きさに関連した行動に限られていたが、行動分析学は行動を制御する刺激のタイプに関係なく、すべての知覚行動に広く適用する事ができる。 他のあらゆる行動と同じく、知覚行動も環境を操作し、結果を生み出す行動であり、その環境に適した行動が選択される。 行動の生起を説明するために、認知、知覚、あるいはその他の心的プロセスを推論する必要はまったくない。 こうした用語を使うと、行動の環境的な決定因を検討する事ができなくなり、仮説的な因果関係のメカニズムを証明したり、反証したりすることを認めない世界になってしまう。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 2歳児に、立方体や直方体を教えました。 まだまだ「お家作り」とした取り組みですが、それでも「6枚でできる。」という事を覚えられました。 初めての教材に、とても楽しそうな様子でした。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 25 明らかなことではあるが、大きさの恒常性に遺伝が果たしている役割をどれほど主張したとしても、それは極めて推論的なものであることに違いない。 学習が果たす役割を主張する場合には、例えば実験室で確実に学習を生じさせるか、あるいはすでに証明されている科学的原理によって妥当性のある解釈を提示する必要がある。 こうしたことは、それらを支持する研究を引用する事によって成し得る。 例えば、知覚行動の発達における学習の役割を明らかにする一つの手がかりとなるのは、グランラド、ハーク、ヨナス (Granrud, Haake, & Yonas, 1985) の研究であり、彼らは年少の乳児がそれまで知らなかった対象を6分から10分手で扱う (すなわち、それで遊ぶ) だけで、その対象が「親しみのある」ものとなるのに十分であり、また奥行きに応じた手伸ばし行動を制御するようになるのにも十分であることを明らかにした。 もし、この種の学習がこれだけ素早くしかも確実に生じるのであれば、知覚行動における学習の役割が見過ごされてきた理由も良く分かる。 たった6分から10分の間に、対象を手で扱うことによって生み出される触覚手がかり、自己受容手がかり、及び視覚手がかりだけで、奥行きに応じて対象に適切に行動する事を効果的に制御するのに必要な視覚的な刺激性制御を十分に発達させることができるのである。 知覚的な刺激性制御を評定する際の一つの問題点は、測定する行動の問題である。 知覚行動はある特定のタイプの行動というものではない。 知覚行動は、知覚手がかりの制御を受けた行動であればどんなものでも当てはまる。 しかしながら、他の行動はすでに知覚手がかりの制御を受けるようになっていても、視覚に導かれた手伸ばし行動など、また身体的に遂行不可能な場合もある。 心拍数や吸啜 (きゅうてつ) 反応数の変化など他の速度を用いることによって、この問題を克服している研究もある。(Campos, Langer, & Krowitz, 1970;Kalnins & Bruner, 1973) ここで意味されていることは、当該の刺激がある行動に対して分化的な制御をしていなければ、知覚について語ることはできないということである。 別の言い方をすると、心理学者は測定可能な (知覚) 反応がなければ「知覚」という用語を使うべきではなく、注視時間が分化していなければ再認記憶について語るべきではない、ということである。 したがって、知覚とは個人に精神的あるいは生理的に備わっているようなものではなく、単にある特定の行動的関係につけられた名称に過ぎない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 2歳児の定型図形のパズルです。 久し振りに5ピースやってもらったら、意外と覚えていました。 ただ、やはり忘れていることも多く、復習が必要だと痛感しました。 この日の取り組みでは、認知系の問題には好反応でしたが、評価系の問題ではなかなか進まなかった物もありました。 デコボコの多いこの時期の子供は、少しずつ弱点克服のための取り組みを増やさなくてはいけません。 いつまでも、できないからと言って、グズグズ言っているようではダメです。 自力で壁を登る訓練を、今後も続けて行こうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 24 では、大きさの恒常性とはいったい何なんだろうか? 大きさの恒常性を客観的に述べれば、対象が実際に小さく見えたりあるいは大きく見えても、いつもとほとんど同じ仕方でその対象に対して行動することである。 キーオとサグデン (1985) が述べているように、対象の恒常性の場合と同じく、大きさの恒常性はこの世界に存在する対象の一つの性質である。 つまり、対象の大きさは変わらないのである。 これは、対象の大きさが変わらないということが、必ずしも理解されたり獲得されるものであることを言っているわけではない。 大きさの恒常性を示す行動の説明では、必ずしも認知的構造やその行動の代用物、あるいは知覚といったものを推論する必要はない。 心理学者は、ある行動が対象の刺激性制御を受けるようになったとか、あるいは対象の大きさ、形、位置についての感覚上の特徴が客観的な随伴性によって変化するときに、行動が変わったり変わらなかったりする、と言うだけで十分なはずだ。 しかし、「どうして」そうなるのだろうか? 奥行き知覚についての説明や大きさの恒常性に関連した知覚についての説明では、経験的な要因にそれとなく言及されることが多いが、その考え方については何も示されていない。(例えば、Banks & Salapatek, 1983) 行動分析学は本質的に適応行動についての価額であり、一つの考え方を提示する理想的な立場にある。 大きさの恒常性を刺激性制御によって説明するためには、対象の距離が変化した時にどのような刺激特性が関与しているかを特定する必要がある。 距離の離れた対象 (あるいは奥行き) に適切に反応する能力は、いくつかのタイプの手がかりや経験による。 デイ (1987) が指摘しているように、乳児が対象の大きさに適切に反応するようになるには、大きさと距離の弁別ができるようになっているか、あるいは学習によって可能になる。 いずれにしても、すでに述べたように、奥行きと大きさに応じた行動を制御するようになる奥行き手がかりには、両眼視手がかりと単眼視手がかりと言う2つの基本的なクラスがある。 重要な問題は、これらの手がかりが「どのようにして」行動を制御するようになるかである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長障害児の図形で分類を評価する、という問題です。 似たような組み合わせを作っていくもので、今までとは違い、勧善に一致するものはありません。 それ故に、最初できても、二種類目を作るのが非常に難しくなります。 この子も時間をかけて、しっかりやってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 16 これまでの論議からわかるように、奥行きに応じた行動の刺激性制御という点から、研究者は乳児がいつ何をするかについては満足いく知見を得ている。 しかも、距離反応を制御する奥行き手がかりのタイプや、その手がかりが利用される年齢についても十分な知見が得られている。 奥行きに応じた反応の出現に関するこれらの標準的な知見は、成熟プロセス仮説を支持している。 他にもう一つ、奥行きに応じた行動の発達について同じく倹約性のある説明として、適応価値 (adaptive value) の立場からのものがある。 行動分析家にとっては、奥行きに応じた行動が出現する生後7ヶ月までの乳児に何が起きているのかが問題となる。 奥行き手がかり (例えば運動視差) について何か生得的な行動的関係があるかもしれないが、乳児の奥行きに応じた行動のほとんどが生後5ヶ月から7ヶ月の間に出現するという事実は、成熟による説明だけでなく、環境による説明も同じように支持するものである。 行動分析学の立場から言えば、、乳児の行動 (例えば、瞬き、頭を動かす、手を伸ばす、這い這いなど) がさまざまな奥行き手がかりの制御 (刺激関係) を受けるようになるのは、うまく反応するためにそれが必要だからである。 さらに、奥行き手がかりによる刺激性制御は、一定の順序 (両眼視手がかり、動的手がかり、静的[絵画的]手がかり) に従っていると考えられるが、これは乳児と環境の相互作用の順序を反映しているように思われる。 例えば、運動視差という動的手がかりに制御される奥行きに応じた行動のいくつかは、生まれて間もない生後6週の乳児にも認められている。(Bower, 1966;Campos & Langer, 1971) この秋冷の週齢の乳児は手伸ばし行動など他の奥行きに応じた行動の能力はまだないので、乳児の可能な行動 (頭や目の運動) が運動視差手がかりの制御を受けることはさして驚くべきことではない。 したがって、はっきり区別するために、視覚に導かれた手伸ばし行動や移動する行動を検討すべきである。 というのは、これらの行動はもっとはっきりした形で環境を操作し、最初は協応的ではなく、触覚刺激や視覚刺激による制御も弱いからである。 とはいえ、視覚に導かれた手伸ばし行動について検討する前に、視覚的な大きさの恒常性についてもう少し詳しく述べておきたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今週は子供たちにいろいろなものを覚えてもらおうと思っています。 星座の取り組みはその一環なのですが、みんな積極的に覚えてくれています。 こうした取り組みは、僕の熟知は恒例で、歴代の先輩達もちゃんと覚えてくれました。 新しい生徒たちも、しっかり覚えて欲しいです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 15 奥行きに応じた反応に関する行動分析学的見解 これまでの5つの章で主張してきたことは、人の行動の多くは環境との相互作用の結果として形成され、変容し、維持されるということである。 種々の環境それぞれに適した行動がオペラント条件付けによって選択され、これは遺伝子の突然変異のうち当該の環境で必要とされるものに適したものが自然選択されるのと同じである。 われわれはこうした行動を適応的であるという。 個々の個体の行動が環境との相互作用によって選択されるプロセスが、オペラント条件付けである。 長い間、知覚の発達は主に成熟のプロセスによると考えられていたが、乳児を用いた研究結果の多くは、その発達に環境的な要素も強く働いていることを示唆している。 これは、環境と遺伝に相互作用的な関係があることを意味している。 しかしながら、遺伝子によって学習が制限を受ける度合いは大きく、それは決して小さくは無い。 行動分析学の立場でない研究者が、特に知覚の発達についてオペラント随伴性を見過ごしていると思われる理由の一つは、単にオペラント随伴性による説明の有効性を知らないということである。 もう一つの理由は、知覚行動についての行動分析学の見解を研究者たちが誤解していることである。 例えば、知覚の発達についてのオペラント的な説明の中で言われる強化子は他者から与えられるものでなければならない、と誤解している研究者も少なくない。(Gibson, 1977) 実際はこれとは全く逆で、運動行動の場合と同じく、知覚行動における強化子のほとんどは他者から与えられるというよりも、むしろその人と他者の相互関係の中に本来的に含まれているという意味で自動的なものである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長障害児に簡単な工作をしてもらいました。 障害児は手先が不器用なので、こうした訓練は必須です。 この後、この人形を使って様々なポーズを作らせ、何をしているのか言わせます。 それはなかなか厳しかったですが、一生懸命やってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 14 行動分析学の立場では、対象に「親しみがある」とか「親しみが無い」というのはどういう意味があるのだろうか? 対象に親しみを持つのは、その対象との経験によることは明らかである。 行動分析学的な言い方をすれば、対象に「親しみを持つ」ようになるのは、その対象に対する適切な反応を生み出す強化歴 (history of reinforcement) による。 別の言い方をすると、ある対象がその対象に適したオペラント行動に対する刺激性制御をもつようになるのは、対象と相互作用した後であると言える。 例えば、ある対象の扱い方は、過去に結果的にその対象をうまく扱ったことがあるかどうかによって決まる。 こうした行動の中には、網膜像の大きさに加えて対象を見る角度が適切な反応 (例えば手伸ばし行動) の刺激性制御を果たしている時に、知覚行動と記述されているものもある。(大きさに応じた反応に対する刺激性制御については、後で述べる大きさの恒常性の項でも論ずる。) 線遠近法と親しみのある大きさの他にも、ヨナスと共同研究者は静的な絵画的手がかりとして、ある対象がもう一つの対象と重なったり、その対象を覆い隠す場合の「重なり」 (Granrud & yonas, 1984) や、網膜像の明るさにばらつきがある場合の「明暗」 (shading) (Granrud, Yonas, & Opland, 1985) についても調べた。 そして、生後5ヶ月から7ヶ月の乳児は、これらの手がかりを奥行きに応じた手伸ばし行動の手がかりとして利用していることを明らかにしている。 もちろん、発達のある時点で、ある視覚刺激が知覚行動を制御していることを証明したと言っても、必ずしもその変化の基礎となるプロセスを解明したとはいえない。 視知覚行動の発達には成熟的要素が強く働いていると主張している研究者もいるが (例えば、Bower, 1966;Rader et al., 1980)、行動分析学の立場から考えると、こうした行動に経験の影響が関与している程度に応じて、予測される環境的なプロセスを解明するために行動分析学の原理を利用する事ができると言える。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← この日も算数のお勉強をしました。 徐々にできるようになってきているので、比較的早い時期に本格的な算数もできるかもそれません。 数えることは算数の基本です。 暫くこうした地道な訓練が続きます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 13 親しみのある大きさ 距離に応じた反応の制御変数として、もう一つ親しみのある大きさがある。 対象と慣れ親しむことは、その対象との経験が適切な奥行き反応に不可欠なものとは言えなくても、対象が慣れ親しんだものであれば、網膜像の大きさが奥行き反応の有力な手がかりになることもある。 ヨナス、ピーターセン、グランラド (1982) が行った研究を考えてみよう。 彼らは、生後5ヶ月と7ヶ月の乳児について、距離反応の手がかりとして親しみのある大きさを検討した。 親しみのある対象として、子どもの母親の顔写真が用いられ、大きさが異なる2枚の写真が使われた。 親しみの無い対象としては、大きさが異なる2枚の市松模様のカードが用いられた。 これらの刺激はいずれも同じ距離から提示され、乳児は片方の目でその刺激を見るようにされた。 その結果、7ヶ月の乳児は顔写真では大きい方に手を伸ばすことが多く、市松模様のカードについては大きさに関係なく手を伸ばしていた。 一方、5ヶ月の乳児はどの刺激に対しても同じように手を伸ばしていた。 これらの結果は、7ヶ月の乳児は親しみのある対象に対して大きさに応じた反応をし、5ヶ月の乳児ではそうではないことを示唆している。 そして、大きさに応じた反応は一般に生後7ヶ月頃までに見られるようになり、空間知覚においては経験が重要な役割を果たしていると結論付けることができる。 (Yonas & Owsley, 1987;Yonas et al.,1982) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ちょっと遅れ気味の2歳児。 最近は言葉も多く出始め、ほっと胸をなでおろしています。 ただ、まだまだ遅れ気味なのは確実なので、この子のペースに合わせてしっかり取り組みをしています。 一対一の授業は、こうしたことが可能です。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 11 静的 (単眼視) 手がかりによる刺激性制御 ヨナスとアウズリー (1987) は、奥行き知覚における単眼視手がかりの重要性についてうまく説明している。 ===================== もし読者がこのページから目を上げれば、そこには部屋の三次元の光景がすぐに見えてくるだろう。 もし読者が片方の目をつぶれば、両眼視の奥行き情報が失われることになるが、その空間の鮮明度はほとんど失われず、さらに観察者が顔を動かし動的な奥行き情報を生み出せば、失われるものはほとんどない。 もしこのシナリオを一歩進め、観察者が目や顔や身体をほとんど動かさず、しかも対象が動かないようにして、動的な情報をその場から取り除いてしまったとしても、観察者はまだ三次元で世界を見ているだろう。 その部屋はただ色がつぎはぎに配列されたような二次元の光景には見えないはずである。 ==================== この記述には、片方の目だけが見え、静止した視覚的配列しか見えない状態でも、奥行きに応じた反応を制御する刺激があることが示唆されている。 すでに述べたように、こうした静的な単眼視による奥行き手がかりは「絵画的手がかり」とも呼ばれる。 というのは、これらの手がかりは二次元のディスプレー上に奥行き感をもたせるために、芸術家がよく用いるからである。 画家が用いる奥行き手がかりの多くを初めて使って描いたのは、イタリア・ルネッサンスの芸術家レオナルド・ダ・ビンチである。 生後5ヶ月頃には、奥行きに応じた行動が両眼視手がかりによって制御されるようになり、それよりも早い時期に動的手がかりによる制御が見られることについてはすでに述べた。 おもしろいことに、静的 (単眼視) 手がかりによる制御は、両眼視手がかりによる制御よりも遅れて見られるようになる。 バウワー (1966) は、生後6週と8週の乳児の行動は、生後間もないほど運動視差に感受性を示し、その後、両眼視差、静的 (絵画的) 手がかりの順で感受性を示すようになることを見出している。 すでに述べたように、バウワー (1966) の研究の生後6週目と8週目の乳児の大きさの恒常性を示す行動に対して、静的 (絵画的) 手がかりはほとんどあるいは全くと言っていいほど制御力をもっていなかった。 前に論議したように、これらの知見は、知覚手がかりと行動の相互作用が徐々に増していった結果、奥行き知覚の発達が生じるという行動分析学の考え方を裏付けるものである。 静的 (絵画的) な奥行き手がかりにはいくつかのタイプがあるが、ここではそのうち線遠近法と親しみのある大きさについて論議する。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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