![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 障害児の取り組みは、取り組みをし始める前段階から指導する必要があります。 それくらいのことわかるだろうとかできるだろうなどと言う事は通用しません。 スタートをきるその一歩目を正しい方向に向け、走り方をまずレクチャーする必要があるのです。 これだけで非常に時間を要することがあるので、スケジュールがガッチリ固められた施設では指導がなかなか難しくなります。 またカリキュラムの決まった指導では、こうした子供達は馴染みません。 僕の指導では、障害児はなるべく一対一でゆっくりとゆとりを持って授業を行っています。 それだからこそ、できる事が増えているのです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 23 随意的制御と不随意的制御 多くの発達心理学者にとって、「随意」行動と呼ばれる概念がいかに重要であるかについては、すでに述べた。 多くの発達のテキストで、運動行動の発達は随意行動や随意的制御の問題と密接に結びつけて論じられている。 事実、多くのテキストでは乳児の反射 (すなわち不随意行動) の項目のすぐ後に、随意運動行動の項目がある。 この構成は偶然ではない。 運動発達では多くの場合、その前に存在する反射的行動が基盤となっているのも事実である。 しかし、人の行動レパートリーが反射や律動的な繰り返し運動にほぼ全面的に支配されている状態から、オペラント行動がほとんどを占める状態に変化する時、いったい何が起きているのだろうか? 乳児はいまや自分自身の行動を自分の意思で制御できるだろうか? その行動はいまや随意的なものなのだろうか? 以下に挙げる乳児の運動発達に関するいくつかの文献の引用は、この問題がしばしばこうした用語で語られていることを示している。 例えば、カップ (Kopp, 1979 ) は、運動発達を「随意運動の獲得」と述べている。 乳児の律動的な繰り返し運動について、キーオとサグデン (1985) は、「それは多分、・・・・・自分の意思に近づけるために十分な制御ができないまでも、目的にかなった動作をしようとする最初の努力である。」と述べている。 ブカッコとダエラー (Bukatko & Daehler, 1992) の発達のテキストでは、「生後1年間に、乳児は徐々に頭、腕、脚、の神経運動的な制御を獲得し、それにつれて広範で多様な指向的随意行動を示し始める。」と述べている。 最後に、バーント (1992) は、「どんな原理が随意運動行動の発達を支配しているのか?」を問題にしている。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 発達障害児のソーシャルスキルの改善は、主に作業療法による療育によって指導がなされます。 しかし、それを指導する作業療法師の中にも、行動分析学をしっかり理解した上で指導している人は少ないのです。 習ってはいても実践できていないのが実情で、そのため子供の指導が行き詰まったり、親へのアドバイスが不適切だったりして、子供への不利益が日常になっている実態があります。 僕の指導下では、他所では言うこと聞かない子供が、僕の前ではご機嫌で指示に従うという場面が多数見受けられます。 何が違うのかは実際ご覧になっていただかないとわからないと思いますので、是非一度体験授業にお越しください。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 22 生態学的強化子・・・・つまり生得的好子や嫌子が、子どもの行動発達については不可欠なものであり、この概念こそが、乳児の行動発達をより明確に、科学的に説明します。 循環論に陥る発達心理学に依存せず、客観的事実による因果関係によって行動発達を説明すれば、わが子に対する育児も自信を持って行えます。 ではどうぞっ。 -------------------- 生態学的強化子 手でつまむことの発達に関する行動分析学的な解釈の良い例が、ビジューとベアー (1961) によって提示され、ビジューはその例を取り上げている。 彼は極めて幼い子どもの場合、小さい物を拾い上げるのに親指と他の指を向かい合わせてつまむといった。 個々の指の反応を通常示さないことを指摘している。 反対に、きわめて幼い子どもは手を開いたり閉じたりする時に、全部の指を伸ばしたり曲げたりする。 ビジュー (1979) は次のように述べている。 個々の指の反応が分化するためには、さまざまな強化随伴性が複数の指の動きに作用するのではなく、さまざまな強化随伴性が一本一本の指の動きに作用するような環境を必要とする。 ・・・・・・・テーブルの上にある一粒のエンドウ豆は、その環境の例である。 5本の指全部使って豆をすくって、手のひらに載せることはめったに成功しないし、それはかなりの時間と努力が必要となる。 しかし、親指と人差し指を使ったはさみ握りの動作でその豆を拾い上げるともっと頻繁に成功するし、そのほうがもっと簡単である。 ビジューは強化子は口の中にあるエンドウ豆と考えたが、強化子はエンドウ豆をつまみ、拾い上げることであるとする方がより妥当なように思われる。 この例は、生態学的強化 (ecological reinforcement) と呼ばれる強化のタイプを示している。 生態学的強化は、その行動によって生み出された刺激変化が、同じような状況でその行動の頻度を増加させる自動強化子の一種である。 行動行動分析家は他者の仲介を必要としないという通常の意味で「自動強化」(automatic reinforcement) という用語を用いている。 もっと限定して言えば、自動強化とは「行動の自然な結果が、行為者自身の身体か周囲の世界に作用することである。」(Vaughan & Michael 1982) これは、キャンディーのような実物や賞賛やトークンといったものを他者が与える必要が無く、強化の中でも重要なタイプである。 もちろん、行動分析理論の強みの一つは、強化子は先験的に定義されるのではなく、それに先行する行動への効果によって定義されるという事である。 生態学的強化子という概念は、行動の変化に関する行動分析理論にとって極めて重要である。 というのは、この概念は潜在的に効力を持つ強化子の範囲を拡大し、そして非社会的な環境との相互作用が広範で多様な行動をどのようにして十分に条件付ける (例えば、形成し、分化し、刺激性制御の下におく。) ことができるのかを示している。 本章では、生態学的強化子が乳児の運動行動の発達にとって、おそらく強化の根本的な源であるということを強調しておきたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← よくできる二歳児の授業です。 今月に入ってから、短時間時計の読み方の練習をしたのですが、今回は「30分」となる針の位置と「半」という言い方を教えました。 まだ少し練習が必要なようですが、繰り返し練習すると正確に言えるようになりました。 あとは自宅の日常生活の中で、少しずつ練習してもらえば、すぐにできるようになると思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 21 ホワイト (1971) によれば、彼の研究結果はいくつかの視覚-運動発達の可塑性を証明している。 行動分析家はこのような研究結果に驚くことは無い。 行動分析家にとって「豊かな」環境とは、ある行動に対する潜在的な強化随伴性が豊富にある環境を意味する。 ホワイトの研究では、視覚に導かれて手を伸ばす乳児の行動に先行したり後続する形でより機能的な刺激を作り出すことによって、環境が「豊かに」された。 手の凝視についての結果を検討してみよう。 明らかに、乳児が自分の目の前で動いている自分自身の手の様子が、まさにその行動にとって機能的な刺激となっている。 この場合、動いている手の様子が、おそらく手を見る行動 (視覚的注意) だけでなく、手の動きそのものも強化している。 一方、統制群の乳児の豊かでない環境で、手の凝視がかなり早く頻繁に見られるようになったことは、それ以外の強化子がその場になかったことによって説明できるだろう。 実験群の乳児で手の凝視がそれほど頻繁に見られなかったのは、おそらく視覚的注意や手の動きに対する別の強化子があったことになる。 実験群の乳児は生後およそ72日頃にステービルのガラガラを叩くようになり、その後この動作の頻度は増大した。 叩く動作に随伴するガラガラの音は、おそらくこの行動にとって機能的な結果 (つまり正の強化子) となっていたと考えられる。 ホワイト (1971) は、子どもの瞬間瞬間の経験という点から発達のメカニズムを扱っていないという理由で、ピアジェ理論を批判している。 しかし、行動分析学はこの問題を克服している。 すなわち、行動分析学は、視覚的注意、手の凝視、最終的にはトップレベルの手伸ばしへと変化させる、瞬間瞬間の相互作用に関わる変数を明確にしようとする。 「(豊かにするという手続きによって) 近くのものを見たり触れたりすることが増加することは、結果的に協応プロセスを加速する」とホワイトが述べているのは、環境を「豊かにする」ことで強化随伴性が変わり、そのことによってこの加速がもたらされたことを意味している。 本書の立場から考えると、ホワイトがまとめた研究結果は、強化随伴性によってさまざまな形式の運動行動が選択され、成熟変数によってその限界となる範囲が設定されるという考えを支持している。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ある障害児の生徒のお母さんから嬉しいお便りをいただきました。 こんにちは! いつもお世話になっております。 数カ月に一回、定期的に通っている病院から、就学前に発達検査をしてきてください(前回と比べてどれぐらい伸びているかが知りたいからと言われ、今日発達検査を受けてきました。 田中ビネーという検査でした。 前回は4歳の時に受け、1歳遅れでしたが、今回は年齢相応になっていました。 追いついてきましたねと言われました。 言葉の受け答え(帽子は何するもの?や目は何するもの?などいろんな問いがありました)、鳥の足りないところを描きいれてくださいなどの問題も着眼点が他の子とは違ってとても面白い、細かいところまでよく見ている、その辺を伸ばしていくといいと思う、ただその時に一般的な答えも何気ない感じで話をしてあげてください、と言われました。 認知面がやはり弱く、ひし形を真似してうまくかけなかったり、三角二つ合わせて四角を作るなど、とても時間がかかっていました。 まだまだ課題は山積みですが、少しホッとしました。 これからもご指導どうぞよろしくお願い致します。 このようなお便りでした。 こうしたお便りをいただく度、今の仕事のやりがいを感じるのです。 今後もしっかり指導していきたいと思いました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 20 視覚に導かれた手伸ばしの発達について、経験が重要な役割を果たしていることがさまざまな証拠から示唆されるのは当然の事である。 その例として、ホワイト (1967) の有名な研究を検討してみよう。 その研究では19名の乳児を対象に ① 乳児の世話をする時間を毎日20分ずつ長くする。 ② 乳児を1日3回15分ずつうつ伏せにし、室内の活動が見えるようにベビーベッドの内側の布を取り除き、自分で動く量を増やす。 ③ 非常にコントラストのある色と形をしたステービルを吊るし、普通のシーツ類やベビーベッドの内布を明るい色彩に代え、視覚的な環境を変えることによって乳児の環境を「豊か」にした。 そして、視覚的注意、把握反応、手の凝視のような視覚-運動行動、身体の正面で両手を合わせる事、互いの指をいじること、胴体の回転を測定した。 ホワイト (1967) の研究で最も重要な結果は、トップレベルの手伸ばしが初めて出現する年齢の中央値が、統制群より実験群の方で45日早かったことである。 さらに、実験群ではいったんステービルやクッションを掴むという接触が可能になると、視覚的注意も統制群と比べて劇的に増加した。 ホワイトの研究で特に興味深い結果は、手の凝視の発達に関するものである。 「手の凝視」という用語は、乳児が自分の目の前で手を動かすという事実を記述するために使われている。 手の凝視は普通およそ生後84日で出現するが、ホワイトの統制群の乳児では生後50日より前に手の凝視が見られた。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 次は簡単な言葉づくりです。 かめを作った子は、「かめ」と作った後、「のろのろ歩いて遅かったの。」と身振り手振りで説明してくれました。 これはすごいと、本当に感心しました。 こうした拡散思考的な行動が生起しないと、本は読めないですし、物事の理解も深まりません。 「りんご」は「りんご」と読めればいいのではありません。 りんごの本質と、それにまつわる属性がそのことばに帰属しないと、使える知識にはならないのです。 この子は2歳7か月にしてそれが付いてきています。 本当にすごいお子さんだと思いました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 19 子どもの発達度は、すでに様々な実験や研究によって明らかになっています。 ただそれは、時間経過による発達度を統計的に集計し平均を述べているものであり、原因の追究ではありません。 大事なことは、初めぎこちなかった動きが、なぜ短期間に非常に洗練された動きになるのか、という結果でありプロセスであり、その根本原因です。 ここに行動発達の関数関係を発見することにより、処々の行動の発達を科学的に証明する事ができるようになります。 -------------------- 手を伸ばすことと握ることの行動分析 行動発達のほとんどの側面と同じく、手を伸ばすことと握ることも標準的な段階や系列にしたがって述べられてきた。 例えば、生後2ヶ月の乳児は前にある物を正確に叩く事ができても、握ろうとはしない。 5ヶ月までに、ホワイト (1971) が「トップレベルの手伸ばし」(top level reaching) と名づけたように、対象物に手を伸ばし、うまく握ることができるようになる。 ホワイトによれば、手を伸ばして握ることの最後の形は、一方の手を視野の外から対象物に向かってさっと上げる事である。 手が対象物に近づくと、「触れる事を予期して」手が開く。 さらにおよそ6ヶ月になる前に、乳児は例えば鏡に映った虚像の対象物をつかもうとする。(もちろん今日では、コンピュータによって、すべてのものがバーチャルリアリティーと言われる虚像環境の中で仮想物として作り出すことができる。) 読者はこのことを、ちょうど実物と同じように映った像が行動を喚起するオペラント刺激般化の一例と考えるかもしれない。 生後3ヶ月になると、乳児はおよそ40%の成功率で、手を伸ばして物に触れることができるだろう。 しかし、4ヶ月頃にはほとんど失敗しなくなる。(Bower, 1979) 手を伸ばし握る事の一般的な発達の進み方は、生後間もなくは両方とも未熟であるが、6ヶ月までに正確にしかも上手に手を伸ばし握ることができるようになるのが標準である。 このように、われわれは手を伸ばし握る事に関して乳児が何をするのか、いつするのかについては知っている。 しかしながら、もっと重要な科学的な問いは、手を伸ばし握ることがどのようにして初期の未熟な動きから発達し、わずか数ヶ月の間に非常に洗練され、分化し、協応した動きになるのかという問いである。 言い換えれば、手を伸ばし握ることの発達を決定するプロセスを、「子どもの瞬間瞬間の経験」という視点から理解する必要があるということである。(White, 1971) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 2歳児初めての名前作りです。 この子2歳7ヶ月にして、平仮名をマスターし、九九は六の段を練習中です。 この子がすごいのは、こうした記憶や認知だけではなく、拡散思考にも優れているところです。 賢い子は、「一を聞いて十を知る」みたいなところがあるのですが、正にこの子はそんな所が多く見られます。 後は手先がもっと器用になれば、字や絵が上手に描け、表現できる世界が広がり、もっともっと高いレベルで勝負できるようになると思います。 今後がとても楽しみです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 18 具体的な乳児の行動発達への理解は、まさに行動の根本的理解をする上で非常に重要です。 具体的機能の理解は、不適切行動への正しい理解へとつながり、それを修正する際大きく役立ちます。 乳児をお持ちでないみなさんも、是非ご一読ください。 -------------------- 手の制御 運動発達の構造的なもう一つのカテゴリーは、手の制御である。 ここで「手の制御」という場合、物を操作するために使う腕と手の動きの分類体系のことを言っている。 人にとって腕や手や指の動きは重要なのであり、手の制御は全般的な身体の制御と区別して考える方がよい。 これが重要であることを示す一つの証拠は、大脳皮質の運動野において、身体と胴体の運動に関係する領域よりも、腕と手に関係する領域が大きいということである。 腕と手の動きについてはたくさんのことを述べることができるが、主に、手の制御に関する乳児期の運動の主要な発達指標である手を伸ばすことと握ることに関連する発達について見て行きたい。 しかし、まず最初に、腕と手それぞれの機能を理解しておくことが大切である。 キーオとサグデン (1985) は、腕と手の機能をいくつか記述している。 腕の機能は、 ① 手を支えること。 すなわち手で物を操作しやすいように腕があまり動かないようにすること。 ② 手を伸ばしたり握るために手の位置を定める事。 ③ 物を操作するときに手に力を入れたり調整する事。 である。 手の機能は、 ① 握ること。 すなわち物をつまみ上げたり掴んだりする事。 ② 操作する事。 すなわち親指と他の指を使って物を動かす事。 である。 もちろん、腕と手の動作のほとんどは両方が協応した動きであり、各々の動作はその時の課題によって分化していくだろう。 キーオとザグデンは姿勢と移動の制御について行ったように、初期の手の制御の発達を3つの主な発達期によって記述した。 以下では、特に、手を伸ばすことと握ることに関連する最初の2つだけを検討したい。 発達期の最初のものは、物を掴む、持つ、いじる、放すことに関係した手の動作である。 2番目は、手の空間的な位置をより正確にするような腕の動作の変化である。 最初の発達期は生後3,4ヶ月に始まり、その頃には立方体をつまむ事ができるようになり、さらに生後1年の間に3つの主要な握り方を獲得していく。 キーオとサグデンによれば、最初の握り方は不器用に手を伸ばし、親指が向かい合っていないものの、物に手を伸ばして握ることに初めて成功する事である。 次の「発達指標の獲得」は生後5、6ヶ月で、同じ立方体をこの時期には親指を向かい合わせてつまみ上げる事ができる。 主要な獲得の最後は生後8~10ヶ月に見られ、その頃には乳児は親指と他の1本の指で小さなもの (例えば干しぶどう) をつまむという、「指先つまみ (neat pincer grasp) 」が可能になる。 第2の主な発達期は生後2、3ヶ月頃に始まり、乳児は自分の目の前で手を動かす、いわゆる「手の凝視 (hand regard) 」をするようになり、視覚に導かれて手を伸ばすことができるようになる。 生後3、4ヶ月になると、乳児は意外なことではないが、物に手を伸ばし、触れることができる。 そのやり方は最初はいくらか不器用である。 生後6ヶ月までに、乳児は手の位置を正確にとることができるようになり、その後の発達は、これらのスキルが徐々に様々な状況で生ずるようになる事である。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← よくできる二歳児の取り組みです。 今回の塗り絵は「朝食」。 この日「朝ごはんは何食べた?」と質問すると、「ごはん♪」と元気よく答えてくれました。 その後、塗り絵をしながら「ウインナー」「納豆」と言って、それを表現してくれました。 他の子はなかなか自分の食べたものを言う事ができないのですが、この子ははっきり言ってくれました。 来週は新しい取り組みです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 17 行動分析家は、動くことによってもたらされる次のような結果も指摘するかもしれない。 つまり、動くことによって養育者を含め離れたところにある対象を見たり触ったりする事、あるいは幼児が動くことに対して養育者ががそれに合わせて言葉かけをするようなことである。(例えば、West & Rheingold, 1978) 例えば、グスタフソン (Gustafson, 1984) は、乳児を歩行器を使って自力で移動させることによって、見たり、物を操作したり、直接間接の社会的行動といった行動の生起にどのような効果が見られるかを調べた。 その結果、自力で移動できない乳児と比較して、歩行器を使った乳児では、物の操作を除いて全ての行動で優位な増加が示された。 いったん歩行器に入れられると、乳児はすぐ目の前にあるものよりも、その部屋にあるさまざまな目立つものを見ることが多くなった。 また、物を操作する事に統計的に優位な差はなかったにも関わらず、乳児は遠くにあるものを操作する事のほうが時間的に長かった。 グスタフソン (1984) らよれば、「移動する能力によって、特定の行動能力とその実行が生み出され、そのことによって乳児の社会的環境や非社会的環境からの特定のタイプのフィードバックが生じる確率が変化すると思われる。」。 移動の効果についてのこれらの研究は、移動行動はその行動を強める機能を持つような種々の結果を生み出し、また自力移動によって他の行動 (例えば、見る事、物の操作、直接的な社会行動) が生じたり、それらの行動によってある結果が生み出される機会がもたらされるという示唆を支持している様に思われる。 これらの研究は、社会的な先行事象や結果事象が運動行動の発達に大きな役割を果たしていることも示唆している。 乳児は他の人が歩き、その結果動き回ったり物を手に入れるのを見る。 また、乳児期の早い時期には、乳児はほんのちょっと動いただけでも、それに伴って大きな注目を受ける。 このように、動くことによって視覚刺激が変化したり、物に近づいたりできるだけでなく、養育者との相互作用も増す。 これらの結果は全て、そうした接触をもたらす歩行に関連した行動を強化する。 これはすでに述べたように、テレン (1979) の言う目的志向性である。 オペラント分析は、もし目的 (強化子) が取り去られたら、行動は「発達」しないことを示唆している。 発達心理学者は常に、乳児の発達に膨大な数の類似点や規則性があることを説明しようとする。 運動行動の発達も例外ではなく、乳児個々の発達が極めて類似している。 もちろん、この類似性の一つの理由は、人が遺伝子を共有するということである。 しかし、人の行動の類似性はもっと間接的な遺伝変数によって説明されるかもしれない。 例えば、人は共通の身体構造を有することによって、バランスをとって動くことにかえって非常に多くのやり方があるといえる。 歩き方に見られる個人差はわずかな構造上の違いを反映しているかもしれないが、条件付けの歴史の違いもまたそれに反映しているかもしれない。 これらの変数は微妙で歴史的なものであり、それらを同定する事は難しい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今月小学生は、全国テスト対策授業となっています。 主に過去問に取り組んでもらい、上位入賞を目指します。 その授業の中でも特に、今回は「問題を読む」という最も基本的ことを徹底しています。 自分の憶測だけで問題に対峙するのではなく、目の前にある事実をしっかり認知し、分析し、答えを出す、という訓練です。 動画のように、みんな真剣に読み続けてくれています。 来月の試験で、もしこれが生かされなくても、中学受験、高校受験の差異生かされるよう指導していきます。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 16 移動の制御の行動分析 移動スキルの発達に関する行動分析学の見解は、成熟要因 (例えば、筋肉の量的増大、骨格がしっかりすること、身体のプロポーションの変化) を考慮に入れた上で、移動はオペラント行動であるというものである。 ビジュー (1979) が述べているように、「運動の発達は、生物学的構造の成熟と、それによって可能になる行動の先行刺激や後続刺激との相互作用にその源がある。」。 この考え方は、遺伝は重要ではないと言っているのではない。 オペラント条件付けの能力そのものは、遺伝的に受け継いだものである。 オペラント条件付けの能力に種によって差があるのは、遺伝による。 例えば、人の乳児では視覚刺激の変化や、外的環境に関連した動作、物をうまく操作する事などは、すべて無条件性強化子として機能する可能性が高い。 これらのことは、移動行動の発達についてのにある議論に関係している。 例えば、テレン (1979) は、生後1年間に「動きたいという意図的な動機付けや目的指向的な動機付けが育つ」と言っている。 彼女はさらに、「乳児は・・・・移動に脚を使う運動能力を身につけるずっと以前から、目標を達成するために前進したいという動機付けを持っているように見える。」と述べている。(1979) これらの強化子の強さを決定し、適切な移動行動を喚起する動機付け変数を同定するのは、ある場合にはかなりはっきりしていることもあるが、一般には難しいことが多い。 ビジュー (1979) は、硬く鋭い角のあるおもちゃの上に寝ている乳児の例を挙げている。 そのおもちゃによって作り出される刺激は、一つの確立操作として機能する。 つまり、その刺激の除去を (負の) 強化子として確立し、以前同じような嫌悪刺激を軽減したり除去したりできたいろいろな行動を喚起するのである。 先に述べたキーオとサグデン (1985) が指摘している歩行とその動作上のさまざまな難しい課題については、バランスが悪くなったときに転倒するするような動作と、上手に歩きバランスも良い動作には常に相互作用があると言える。 行動分析理論では、未熟でぎこちない歩行が十分に発達したなめらかな歩行へと変化するという行動の分化を説明するために、こうしたとらえがたい形の強化的結果や弱化的結果、すなわち自動的な結果を指摘することになる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 休憩時間には、ジュニアエラなどを読ませ、時事問題に触れさせています。 音読させた後、それについての一言コメントを僕が言います。 もしかすると今の社会問題が、この子達の大学受験の際、問題として出てくるかもしれません。 ご家庭でも、こうした時事問題について議論できる環境の整備は必要です。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 15 各段階の行動の発達は、行動分析家によって精密に観察され、その行動の因果関係も科学的に論じられています。 これらの段階は、発達心理学者らによっても当然研究されていますので、その研究結果は大いに参考とされるべきだと思います。 しかし行動分析学と発達心理学で明らかに違うのは、その各段階の行動の発達の生起要因を環境との相互関係で述べている点です。 機能が成熟したとしても、その機能を誘発し発達させるべき環境 (刺激) が無いと、その機能は発達しません。 またその機能を有したとき、その行動の生起要因を、発達心理学者らは皮膚の内側に求めます。 これにより、常に発達心理学の発達理論は循環し、客観的事実に基づいた科学性を失ってしまいます。 行動分析学は「科学」の定義に基づいた、論理的な説明で発達を解き明かします。 -------------------- 腹這いと膝這い 前歩行の段階は、腹這いと膝這いで完了する。 腹這いは通常生後6ヶ月までに生じ、「脚で押しながら、身体を前に移動するために腕を使う。」(Keogh & Sugden , 1989)。 もちろん、全ての乳児が腹這いをするわけではないし、同じ仕方で腹這いするとは限らない。 例えば、時には腕だけを使ったり、時には足だけを使ったりする。 これらの形式は異なったも全てに共通していることは、乳児がうつ伏せの姿勢で、腹部と胸が床に触れているか、わずかに浮いた状態にあることである。 膝這いは通常腹這いから発展するが、「手と膝をついた姿勢 (すなわち四つん這い状態) で脚と腕を交互に動かす。」(Gallahue, 1989)。 歩行 歩行は乳児にとって本当の意味での移動性を表すものである。 しかしながら、それは自然に出現するものではない。 この発達は乳児がつかまり立ちをする時に始まり、支え無しの歩行で終わる。 つかまり立ちができた後、何かを支えにしながら歩くようになる。 それから間もなくして独力での歩行が始まる。 ガラヒューは次のように述べている。 「乳児が初めて独力で歩く時の特徴は、・・・・・足の裏が床にしっかりとつき、外股で膝が少し曲がっていることである。 このような初期の歩行の動作は調和が取れてないし、なめらかでもない。 不規則で、たどたどしく、腕も振っていない。 事実、初期の歩行の動作は、小児期早期の十分発達した歩行パターンと随分違っている。」 この引用には、独立歩行はその初期の歩き方が変容し、洗練され、やがて最終的に十分発達した歩き方になることが示されている。 この発達には動作上困難な課題の解決が必要であり、その多くは歩行動作それ自体によって作り出されるものである。 キーオとサグデン (1985) は次のように述べている。 「立位の姿勢は四つん這いやうつ伏せの姿勢よりも重心が高く、支持基盤も狭く、安定性にかける。 その上、前進運動を起こすためには、重心を支持基盤の外に動かさなければならない。 運動の安定性は、前進運動への抵抗を克服するか最小限にするように速く動かすことによって保持されなければならない。 前進運動への抵抗を減らすために足取りはさらに直線的になり、そしてそのことによって支持基盤がさらに狭くなる。 脚の動きは断続的ではなく連続していなければならないし、腕、胴体、頭部の連続した動きや姿勢が協応していなければならない。 歩行者は、下り坂の濡れた歩道を歩くときのように物理的な条件にも合わせなければならないし、環境の条件に応じて止まったり方向を変えるように準備しておかなければならない。 歩行は、2,3歳までに自動的で柔軟な運動スキルとなり、一人ひとりが他者と比べてその人とわかるような歩き方をするようになる。」 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 知的部分に改善の見られるこの子。 まだ日常生活には難があります。 そのため僕の教室では、歯磨き、洗顔指導に加え、トイレトレーニングなど、お母さんのご希望になるべく沿うべく指導しています。 今回この子にはそうした指導と共に、拡散思考の取り組みから、この子の特性を研究すべく授業を行いました。 全体的な表情よりも、各部位ごとに表情を読み取り、相手の気持ちを慮ろうとする行動は非常に良好で、とても感心しました。 相手の立場に立った行動は、やはり細かく学習していかなくてはいけません。 今後もこうした取り組みから、様々な事を学ばせていこうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 14 移動の制御 移動の制御ができるようになる前に姿勢の制御が必要であることを述べたが、発達のある時期を過ぎると、この2つを区別する事が難しくなることも指摘した。 乳児が初めて移動可能になる時期は通常生後6ヶ月頃だが、姿勢と移動の制御はそれ以前に相互に依存するようになる。 ガラヒュー (1989) によれば、「空間内での乳児の動作は、重力に対抗する能力が現れることに依存する。 移動が安定性と無関係に発達する事は無く、安定性に強く依存している。」。 移動の制御の始まりは生後1ヶ月までさかのぼることができるが、その頃乳児は横向きから仰向けの姿勢へ変わることができる。 キーオとサグデンは (1985) 、初期の移動の発達を次のような2つの一般的な発達に区別している。 1. 前歩行 (prewalking) これは腹這いや膝這いで完了する。 2. 歩行 (walking) これは支えや援助なしに歩くことで完了する。 前歩行 姿勢の制御の場合と同じく、移動の最初の兆候はある種の姿勢反射、特に、腹這い反射、原初的な歩行反射、スイミング反射に最も顕著に見られる。 すでに述べたように、研究者の中には、これらの反射が実際の移動に必要な前兆であるとか、少なくとも後で現れる移動の制御に機能的に関係していると信じている人達もいる。 移動の制御 (すなわち移動性) の最初の主要な兆候は、生後6ヶ月頃に乳児が仰向けからうつ伏せになり、そしてまた仰向けに寝返りする事である。 それ以前は、仰向けの状態で手足をさかんに動かす (律動的な繰り返し運動) ことはあっても、うつ伏せの状態になる事ができるまでは、本当の意味での移動性はまだ現れていない。 生後1ヶ月から2ヶ月で、乳児は横向きに寝かせると仰向けになる事ができ、4ヶ月頃までに「移動の前兆として」仰向けから横向きになる事ができる。(Keogh & Sugden,1985) テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← いつもの秀才2歳児です。 どこまでできるようになるのかわかりませんが、とりあえず今の段階ではとても素晴らしいできなのでよくご覧になってください。 平仮名数字はもちろん読めるし数えられるのですが、計算もできますし、平仮名なぞりも上手にできます。 スイミングにも通っていて、体力作りにも余念がありません。 来るとすぐに僕の膝の上に座りたがる姿は、本当にかわいいです。 僕に抱っこされた子供は、だいたい頭良くなっています。(笑) この子も、もっともっと良くできるようになってほしいです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 13 姿勢の制御の行動分析 姿勢の制御について行動分析学は、後で現れる姿勢動作の発達における乳児の姿勢反射の役割に関する論争については特定の立場を取らない。 しかし、姿勢の制御や安定性に繋がる非反射的な行動はオペラントであり、その結果によって決定 (すなわち選択) される、という見解をもっている。 ある姿勢行動を選択する結果は、おそらく自己受容的フィードバックや視覚的フィードバックで構成されている。 その例として、結果的に姿勢を変えたり新しい姿勢をとることにつながる行動の発達に関して、以下に抜粋したキーオとサグデン (1985) の記述を検討してみよう。 「姿勢を変えるためには腕や脚や頭部の協応動作が必要であり、それはさまざまな仕方でなされる。 赤ちゃんは、胴体を回転しているように見える一連のまとまりのない動作として手足や頭を動かすが、最初はうまくいかない。 一旦胴体の回転がうまくいくと、手足と頭の動作を協応させ、やがて必要な時はいつでも寝返りするためにいくつかの協応した組み合わせとして使うことができるようになる。」 寝返りに成功する事は、自己受容器や触覚や視覚の変化を生み出すだけでなく、それらの行動を選択する強化的な結果と見なす事もできる。 この場合のオペラントクラスは、結果的に寝返りをもたらす協応行動のクラスを含む複数の行動で構成される。 同様の分析は、座位以外の姿勢から座位への変化や、座位から立位への変化を含め、ある姿勢から別の姿勢への変化についても可能であろう。 いずれの場合も、明瞭な自己受容器や触覚における結果だけでなく、それ固有の視覚的結果もある。 さまざまな視覚刺激の変化が、乳児の任意の行動にとって強化子となり得るという有力な実験的証拠についてはすでに述べた。 以下のような、動作の変化に本来伴う視覚刺激の変化を考えてみよう。 乳児がうつ伏せの状態から仰向けの状態に変わると、それに機能的に関連した視覚刺激は、顔を下に向けている時に見ることができたものから、特に頭の動きがオペラント制御下におかれると、顔を上に向けている時に見ることができる視覚的事象に変わっていく。 頭部を一方から他方へ回転させると、視覚世界はほぼ180度可能となる。 寝た状態から座位や立位に変わると、その視覚世界は水平線まで広がり、頭部 (あるいは身体) を適切に動かせば、最終的には360度可能となる。 このような仮説は、本章で「手を伸ばすことと握ること」の節で論議するホワイト (White,1967) の研究からある程度支持される。 これまでの論議に基づいて言えば、姿勢を変えたり別の姿勢をとることができるようになるには、姿勢の制御だけでなく動作スキルも必要であることが明らかである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 2歳7か月の生徒の授業です。 今回は足し算の基本をやってみました。 10の合成までは何とかできそうです。 迷路の問題は少し苦手ですが、具体的な算数の問題や、言葉の発達は非常に早いです。 本当に賢いお子さんです。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 12 姿勢の安定における変化をさらに理解するために、キーオとサグデン (1985) は、姿勢の制御ができるようになる前に解決されなければならないとされる、それぞれ互いに依存した3つの動作課題の観点からこの発達を特徴付けている。 すなわち、 1. 重力に抗して一定の安定した姿勢を保持する事。 2. 姿勢を変えたり、新しい姿勢をとること。 3. 動きながら平衡を維持する事 である。 これらの課題は、最初は、いくつかの姿勢反射の存在によって解決されている。 その理由は、そうした反射は後で制御されるようになる姿勢動作とよく似ているからであると言われている。 例えば、重力に抗して一定の姿勢を保持する課題は、乳児期早期には、迷路性立ち直り反射と引き起こし反射によって部分的に解決されている。 姿勢を変えたり、新しい姿勢をとると課題は、頸と身体の立ち直り反射によって部分的に解決されている。 そして、動きながら平衡を維持する課題は、原初的な歩行反射とスイミング反射によって部分的に解決されている。 これらの3つの課題は、最終的には、発達心理学者が「随意的」な姿勢制御と呼ぶものの出現によって解決される。 随意的な制御は十分に成熟した神経系と筋肉骨格系が前提になるが、その制御の出現は関連する行動が環境にもたらす効果にも大きく依存する。 筆者の見解では、「随意」行動は実際にはオペラント行動である。 運動行動の発達における重要な問いの一つは、その行動の起源に関するものである。 それは、関連する姿勢反射や移動反射、あるいは律動的な繰り返し運動から発展するのだろうか? すなわち、それらに共通した機能的特徴があるのだろうか? それとも機能的にも発達的にも別物なのだろうか? テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 先日の授業。 県外から通ってくれている年中児に、点つなぎの取り組みをやってもらいました。 先ず、何も言わずにやってもらったのですが、平気でサクサク取り組みでくれました。 時々不正確になる所を修正しつつ、最後まで一生懸命やってくれたのです。 評価と見通しがしっかりしていないとここまでの結果は出せません。 この子の良い所をまた一つ見つけた授業でした。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 11 運動発達の構造的カテゴリー 研究者は、垂直姿勢の保持、環境内の移動、手を伸ばしたり握ることに関する行動の協応が増すことに基づいて、発達運動を分類してきた。 研究者は環境内でこうした行動の協応が増す事を表すために、「制御」という用語を用いてきた。 しかしながら、行動分析家にとって「制御」という用語は、単に運動行動の刺激性制御におけるオペラント条件付け (成熟要因と組み合わさって) の累積効果を意味しているに過ぎない。 この節では、以下、身体の制御と手の制御の2つの項に分けている。 身体の制御では姿勢と移動行動の変化について述べ、手の制御では手を伸ばすことと握ることの変化について述べる。 身体の制御 姿勢の制御 姿勢の制御は、「運動の安定性を保持しながら、同時に連続的な変化を生み出す。」ことができるもの、と言うことができる。 全般的な身体の姿勢は他の動作の制御が可能になる前に制御されなければならないので、姿勢の制御は移動の制御とは別に検討する方がよい。 ガラヒュー (Gallahue 1989) が述べているように、「乳児は直立姿勢を獲得し維持しようとする際に、重力に抗して絶え間ない努力を余儀なくされる。」。 キーオとサグデンは、頭部の刺激、座る、立つという3つの発達領域で、初期の姿勢の制御の発達を記述している。 全般的な発達として、頭部から尾部へ進むと言う発達の原理を表していることに注目して欲しい。 最初の全般的に発達 (およそ生後1~3ヶ月) では、うつ伏せで瞬間的に頭を持ち上げることができる状態から、他者に抱かれている間頭部を垂直に安定させておけるようになり、頭部の制御が徐々に増していく。 第二段階の発達 (およそ生後3~7ヶ月) では、わずかの支持があれば頭部を安定させて座位が取れる状態から、仰向けやうつ伏せの位置から座れるようになり、座位での垂直な姿勢を獲得し維持することができるようになる。 第三段階の発達 (およそ生後5ヶ月~11ヶ月) では、支えられて立っている状態から、つかまって立ち、やがて一人で立てるようになり、立位を獲得し維持する事ができる。 生後1年が過ぎ、移動動作が乳児の行動レパートリーで優勢になると、姿勢の制御はあらゆる動作と固く結びつき、姿勢の制御における変化を同定するのはずっと難しくなる。 キーオとザグデン (1985) は次のように説明している 「すべての動作の制御は、その動作をしている間の姿勢の制御が前提となる。 生後2年目の終わり頃の赤ちゃんは、速く歩いたり、つかえながら走ったり、いろいろな座り方や歩き方に関心を示し、原初的な形ではあるが投げたり蹴ったりすることができる。 これらはいずれも姿勢の制御が進歩したことを示している。」 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 6,7年ぶりに始めたボルダリング。 全然かっこ悪いですが、自分がどんなムーブしてるのか撮ってみました。 やはり不格好(笑) 首や腰のヘルニア等の持病があるため無理はできませんが、少しずつリハビリがてらやってみようと思います。 生徒達も、テストが明けたら連れていこうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 10 姿勢反射 ------------------------------------------- 反射 出現 消失 ------------------------------------------- 迷路性立ち直り反射 2ヶ月 1歳 引き起こし反射 3ヶ月 1歳 パラシュート反射と支え反射 4ヶ月 1歳 頸と身体の立ち直り反射 2ヶ月 6ヶ月 腹這い反射 誕生時 3ヶ月 歩行反射 誕生時 4ヶ月 スイミング反射 誕生時 4ヶ月 ------------------------------------------- 表は、姿勢反射の開始と消失の年齢を示している。 姿勢反射には迷路立ち直り反射 (labyrinthine righting reflex) 、引き起こし反射 (pull-up reflex) 、パラシュート反射 (parachute reflex) と支え反射 (propping reflex)、頸と身体の立ち直り反射 (neck and body righting reflex)、腹這い反射 (crawling reflex) 、原始的な歩行反射 (stepping reflex) 、スイミング反射 (swimming reflex) がある。(Gallahue 1989) 迷路性立ち直り反射 乳児を前方や後方あるいは側面に傾けると (S) 、頭は胴が動くのと反対の方向に動く (R)。 この反射は頭と身体の垂直姿勢を保持するために重要である。 引き起こし反射 垂直の姿勢から乳児の片手か両手を持って、前方または後方に傾けると (S)、腕は垂直の位置を保持するように屈曲する (R)。 パラシュート反射と支え反射 「移動させられる力に対する四肢の防御反応」(R) であり、「突然動かされる力が働いたり、バランスを保持できなくなった時 (S) に生じる。」(Gallahue 1989)。 例えば、前方へのパラシュート反射では、垂直に抱きかかえた乳児を地面に向けて傾けると (S)、(あたかも落下を予想したように) 腕の伸展 (R) が誘発される。 下向きのパラシュート反射では、垂直に抱きかかえた乳児を急に落下させると (S)、四肢の伸展と緊張 (R) が誘発される。 支え反射では、座位の乳児のバランスをくずすと (S)、腕の伸展 (R) が誘発される。 頸の立ち直り反射 乳児をうつ伏せの状態で頭を一方の側へ回すと (S)、身体全体が同じ方向へ回転してしまう (R)。 身体の立ち直り反射 乳児が横向きに寝ている状態で、一方の側へ身体を回転させると (S)、頭も同じ方向に回転する (R)。 腹這い反射うつ伏せの状態で一方の足の裏へ圧力を加えると (S)、上肢と下肢を使って這う動き (R) が誘発される。 原始的な歩行反射 乳児を直立させたまま前方へ傾けると (S)、脚で歩行する動き (R) が誘発される スイミング反射 乳児が水の上か水中でうつ伏せの状態におかれると (S)、「律動的な・・・・・・手と脚を使って泳ぐような動作」(R) が誘発される。(Gallahue) 以下で見ていくように、これらの反射姿勢は、後で現れる姿勢や移動の制御の特徴である行動的関係と構造的に類似している。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今月に入って、3kgほど痩せました。 減量実行中なのですが、それでも経過が良すぎて怖いくらいです。 あと200gで目標達成なのですが、欲張ってあと2kgは痩せたいなぁと思っています。 多分無理でしょうが。 今回の減量は、もちろん糖質制限もあるのですが、一日の摂取カロリーも同時に制限しました。 それの効果でしょうが、極端に体重が落ちていきます。 だからと言って身体の調子が悪い訳ではなく、いつもと変わりありません。 恐ろしいのは食べるという「習慣」。 逆に言うと、食べないという「習慣」が付けば痩せられるという事がわかりました。 痩せたいと言いながらなかなか痩せない人は、どこかで「食べる中毒」になっているはずです。 そうした生活習慣から脱すると、健康的に痩せられますよ。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 9 反射 ほとんどのテキストで、運動発達を論じる前に乳児の反射についての章が設けられているが、それにはいくつかの理由がある。 運動発達の発達年表では、反射は律動的な繰り返し運動と同じく、より協応し制御された運動よりも先に現れる。 乳児の反射とその後の協応した運動行動の出現との特殊な関連性についてさまざまな議論はあるものの、ほとんどの研究者は乳児の反射をこの発達に必要な前兆と考えている。 発達の研究者は、「反射的な動作は、年齢や神経学的構造によって程度の差はあれ、すべての胎児、新生児、乳児で実証されている。」(Gallahuc,1989) ことについては一致している。 反射あるいは(パブロフや、後には行動分析家によって) 無条件 (unconditional または unconditioned) 反射と呼ばれるものは、それ以前に学習がなくても、刺激 (S) が提示されると反応 (R) が誘発されるという刺激-反応 (S→R) 関係である。 すなわち、この刺激-反応関係は、他のどんな経験も条件としない。 例えば、新生児の口の周りをなでると(S)、乳児が顔をその方向に動かすこと(R) が誘発される。 この反射は、口唇探索反射 (rooting [or search]reflex) と呼ばれ、全ての健康な乳児に見られる。 これらの事実は、この反射関係が遺伝的なものであるという主張を支持している。 反射は時には自動的とか不随意と言われ、通常は「随意」行動と区別されるが、後でわかるようにこれは有用な区別ではない。 後の運動スキルと乳児の反射の関係を理解する事がここでの目的なので、本章では姿勢-移動と把握運動の発達に関連すると思われる反射だけを検討する。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← この日のトレーニングは2日空けたベンチプレスの日。 どうかなと思いつつチャレンジしてみると、なんと記録更新。 今までより3kgUPの113kgを上げることができました。 同時に100kg5レップ。 これは嬉しかったなぁ。 しかも今結構厳しい減量の最中にも関わらず。 やはり、成長が数字として目に見えるのは嬉しいもんですね。 120kgの目標はまだまだ遠いですが、日々の身体づくりを怠らずしっかり頑張ろうと思います。 ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 8 乳児に観察される律動的な運動の類似性は、身体の解剖学的構造の類似性にも起因すると思われる。 さらに、強化的な感覚フィードバックを生み出すには、ほんのわずかな行動で十分である。 例えば、手で表面を叩くだけで聴覚フィードバックが生み出され、片方の足を動かして対象物に触れるだけで触覚フィードバックが生み出される。 オペラント分析によって、行動分析家は機能的なクラスを探し出すように導かれる。 つまり、特定の行動正式だけに基づく純粋に構造的なクラスではなく、共通した強化的な結果を生み出す反応クラスを明らかにしようとする。 律動的な繰り返し運動に関する行動分析学の見解は、間接的ではあるがテスト可能である。 例えば、視覚フィードバックや感覚フィードバックなど提案されているフィードバックのいくつかを、任意の行動に後続させてみることもできるだろう。 このような試みを、カールニンズとブルーナーは、パターン化した吸う行動に随伴して焦点の合った写真をはっきり見せるという手続きで行った。 また、ロビー-コリアーと共同研究者は、足蹴りに随伴してモビールを動かすという手続きを用いて試みている。 また、マッカーディとロビーは指向的に見ることに感覚と視覚のフィードバックを随伴させ、ワトソンとレイミーは枕に頭を押し付ける行動に視覚刺激を随伴させ、フィンケルスタインとレイミーは腕で引っ張る反応に感覚ー視覚の刺激を随伴させた。 これらの実験のいずれにおいても、いくつかのタイプの運動行動に多様な感覚事象を随伴させることによって、その行動の頻度を増大させることができることが示されている。 後で姿勢、移動、手の発達の個体発生について検討する際に、この仮設をもう一度取り上げる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長の障害児に、初めて点つなぎの取り組みをしてもらいました。 この子の場合、縦と横の認知はまだ良いのですが、斜めがどうしてもわかりません。 また、順を追って考える、ということができず、目についたものにすぐ手を出してしまいます。 計算はすごくできるようになったのですが、こうした座標の問題はまだまだ訓練が必要です。 ただ、子供達それぞれ、何が得意で何が不得意なのかを知っておくことは、今後の指導に非常に重要です。 今回この子のウイークポイントを発見したことで、今後の指導方法を考える事ができました。 この子に合った取り組みを、今後も続けていこうと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 7 しかし、このように解釈したからと言って、乳児に見られる律動的な繰り返し運動の類似性をどのように説明できるだろうか? 行動分析学的な解釈では、動作によって生み出されたこのような感覚フィードバックがその動作自体を強化する力が遺伝的な物である事を、単に示唆しているだけかもしれない。 これは、ある特定の刺激が強化子として機能する遺伝的なものであって、その行動が遺伝的でないことを示唆する最初のケースではない。 ピーターソン(Peterson,1960) は、実験箱の中で、移動する黄色光を孵化したばかりのアヒルのヒナに見せた。 黄色光が移動するたびに、アヒルのヒナはそれに後からついて歩き始めた。 この後追い行動は、ローレンツが「刷り込み」(imprinting) と呼んだものである。 しかし、ピーターソンは、動く黄色光がプレキシガラス製のディスクをつつく行動を形成する強化子として用いることができる事も明らかにしている。 この観察を基に、スキナー(1974) は、アヒルのヒナが離れようとする時に黄色光がヒナに近づいていくように調整する事によって、恐らく黄色光から離れる行動 (通常の刷り込み行動の反対) が強化され得る事を示唆している。 ピーターソン(1960) の実験は、他の刷り込み刺激と同様、孵化したばかりの早成性の鳥類における後追い行動が、それ自体は遺伝的なものではない事をはっきり示している。 むしろ、刷り込み刺激の喚起機能と強化機能が、ヒナをその刺激に早期にさらすことによって確立されると言える。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 優秀な2歳児の授業です。 概念がしっかりしているので、会話のキャッチボールもしっかりできます。 滑舌はまだ悪いですが、語彙の豊富さは群を抜いています。 九九は今7の段を練習中 4月生まれのこの2歳児は、そんじょそこらの二歳児とは全く違います。 この日も笑顔いっぱいでがんばってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 6 環境要因の役割を示す他の証拠は、観察された繰り返し運動の開始年齢とその種類に有意な個人差があるという事である。 このような個人差はそれぞれ個人の成熟の速さの違いによるということも考えられるが、それらはまた子どもそれぞれのオペラント随伴性の微妙な違いによるとも考えられる。 例えば、どのように行動が起こるかに関わらず、それが生み出す結果は後にその頻度が増加する原因であると考えられる。 接合強化を用いて、テレンと共同研究者は、「自発的」と記述した脚の動作がオペラント行動に「転換される」ことを明らかにした。 彼らの例では、実験者が強化的な結果を操作しているので、その結果自体ははっきりしている。 しかし、正常な律動的な繰り返し運動では、強化的な結果がそれほどはっきりしないこともある。 身体的動作に対する教化子が、動作それ自体によって生み出される感覚的なフィードバックである事もあり得る。 例えば、足と足をこすり合わせることによって、自己受容的フィードバックと感覚的フィードバックの両方が生み出され、足蹴りによって自己受容的フィードバックとしばしば視覚的なフィードバックが生み出され、表面を手で叩くことによって自己受容、感覚、おそらく視覚、そしてもちろん聴覚それぞれのフィードバックがもたらされる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 年長障害児の授業です。 今回は点つなぎの課題です。 なかなか斜め線が不得意な生徒だったのですが、今回はかなりの確率で正確に線が引けました。 この子の授業では、前回、洗顔の訓練をしたのですが、今では朝しっかり洗えているようで、お母さんはとても喜んでいました。 今回は、歯磨き指導もしたのですが、洗顔と違って複雑な動きの連続なので、何回かの指導が必要です。 ただ、下の歯磨きはマスターしてくれたようなので、次回は上、前と指導しようと思っています。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 5 律動的な繰り返し運動と反射 ※律動的 (ある動きが規則正しく反復されるさま。リズミカル。) 律動的な繰り返し運動 新生児の行動の構成要素の一つは、「律動的な繰り返し運動」(rhythmical stereotypies) と呼ばれる律動的な行動である。(thelen,1979) テレンは、律動的な繰り返し運動を観察して目録化し、 1. 脚と足の動き 2. 胴の動き 3. 腕、手、指の動き 4. 頭と顔の動き という4つの構造的なグループに分類した。 彼女が観察した最も頻繁に生じる繰り返し運動は、下肢の蹴り、足をこする (曲げた足のかかとの表面が、伸びたほうの脚を足首から足の表面に沿ってこする)、手で物を握って腕を振ったり、握らない手で表面を叩きながら腕を振る、あるいは手や指を曲げ伸ばしする事であった。 いくつかの事実は、これらの律動的な繰り返し運動が、本質的には大部分成熟による事を示している。 まず第一に、すべての乳児がセレンが観察した繰り返し運動の動作すべてを示したわけではないが、これらの動作は健康な乳児全員に観察された。 第二に、テレンはいくつかの「発達的傾向」を観察している。 一つは、これらの動作が衰退する前に、生後24週から42週の間でその頻度がピークに達することであり、もう一つは、繰り返し運動の種類が生後1年間に増える事である。 テレンはこうした律動的な繰り返し運動の発達は神経や筋肉の成熟と相関し、それらの行動には強力な生得的要素があるに違いないという仮説を立てた。 しかし、環境がある役割を果たしている事を示唆する証拠もある。 例えば、テレンは律動的な繰り返し運動が、「ある環境刺激 (例えば、母親の接近、食事用椅子に座らされたり授乳の姿勢にされること、あるいは物をつかむこと。) によって誘発される」事を観察している。 このことは、律動的な繰り返し運動がレスポンデント関係の一要素、あるいはオペラント弁別 (または動機付け) 関係の一要素のいずれかの昨日を果たしていることを意味している。 例えば、母親の姿、食事用椅子、授乳の姿勢などが食事や社会的接触に関する刺激と確実に結び付けられると、それらの制御によってある行動が誘発されるかもしれない。 あるいは、それらの行動は、それが最初に生起した理由が何であれ、過去において強化的な結果 (例えば、母親による授乳や注目) と結びついていたことによって、これらの刺激によってそうした行動が喚起されるのかもしれない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 発達障害児の発達障害児たる所以は、メタ認知、メタ記憶の欠如と言っても過言ではありません。 メタ認知とは “自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え、評価した上で制御すること”を意味します。 簡単にいうと、「認知を認知する」、または「知っていることを知っている」ということを意味しています。 この認知→評価→制御のサイクルができる心理的な能力が、「メタ認知能力」と呼ばれています。 先日の全国テスト過去問の中で、主人公「ぼく」が先生に何と呼ばれているか?という問題がありました。 通常「~ちゃん、君」と書けば良い所を、その生徒は、長々とした全く関係ない文章を書いていたのです。 そこで僕は、「君は学校で友達や先生に何と呼ばれているの?」と質問した所、全く答えられず、お母さんにどう呼ばれているのかすら答えられませんでした。 それはこの子に限らず、同様の質問を他の生徒にした所、障害児は同じように全く答えられなかったのです。 つまり、自分は自分の中の名前があり、その付けられた名前は言えるのですが、日常の他者から見た自分、つまりそうした場面を俯瞰(ふかん)して見ることができないのです。 こうした事ができないということは、自分が相手の立場に立って考える、とか、文章を読んで、書かれていない気持ちなどを想像する、などということは極めて困難になります。 りんごはあくまでもりんごであり、「丸くて真っ赤なりんご」は、ただのりんごという物体、つまり丸は丸、赤は赤、りんごはりんご、それぞれの言葉が単体で存在し、それを見ている自分であるとか、それを食べたらどうだろうか、などは思いも、想像もつかないのです。 そうであるなら、指導は常にそうした言葉の訓練と平行して様々な行わなければならず、指導に対するコストは膨大に必要となってきます。 幼児程度の勉強ならまだ大丈夫なのですが、小学校に上がってからの様々な勉強は困難を極めます。 そうした事を克服するためにも、我が子が障害児であることを自覚し、その対策を一人で抱えるのではなく、周囲の人々にも協力を仰ぎ実行していくべきです。 発達障害は今やほとんどの人が認知する子供の行動障害です。 人々の善意を信じ、情報を共有し、困難を一つでも多く克服できるよう、みんなで頑張りましょう!! マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 4 ある研究で (zelazo,zelazo&kolb,1972) で、研究者は乳児に毎日12分間 (3分間4セッション) 、歩行反射 (walking reflex) を練習させた。 その結果、乳児の歩行反射は平均以上に持続し、そのような経験が全く無い乳児や、脚を前後に受動的に動かされた乳児より歩き始めが早かった。 ほとんどの発達のテキストで、親が子どもに歩行を教えることが大切であると見なされている社会では、子どもは平均して歩行開始が早いことを実証した研究が報告されている。 乳児が運動スキルを「練習」させられている時に実際に何が起きていたかについては、これらの報告でははっきりしない。 特に、ゼラゾーが述べているように、「練習」によってただ単に筋肉が強化され、他の身体部位 (例えば脂肪) の質量以上に筋肉の質量を増大させた可能性もある。(thelen,1983) また多くの場合、「練習」が歩行を強化するオペラント条件付けである可能性もある。 ドワレツキー (1993) は米国の子どもがひとりで歩くのが、60年前と比べ今では一般に数ヶ月早くなっていることを示した研究を引用している。 遺伝子プールがこの期間に劇的に変化したとは極めて考えにくく、経験がその主たる原因であると考えられる。 どのような経験が必要だったのだろうか? ドワレツキーはいくつかの示唆を与えている。 一つは、60年前、子ども達は世界大恐慌の最中に成長し、栄養が十分でなかったのかもしれない。 もう一つの要因は、社会文化的要因である。 今日、親は子どもが歩くのを早く見たいと願い、そのために早く歩くことを「励ます」。 一方、60年前の親は大家族を抱え、4番目、5番目の子どもが早く歩くために励ますよう駆り立てられることは無かったと考えられる。 ドワレツキーは、部屋にカーペットを敷き詰める様式の導入が、一つの役割を果たしていることも示唆している。 60年前、子どもが初めて歩いて転ぶと、そこにはたいてい硬い床があった。(恐らくある種の弱化として機能していたであろう。) 一方、今日では、子どもが転んでもそこはやわらかな表面の床がある。(弱化であったとしても、おそらくその力は弱い。) この論議の大切な点は、こうした経験的な要因によって、特に年齢幅の下限が拡げられる事で、乳児に見られる正常な運動発達の平均年齢が下がったということである。 これは、成熟というものは、行動が環境の選択に敏感である範囲をいくらか広く設定していることを示している。 ここで、姿勢・移動の発達と把握運動の発達に関する研究のいくつかについて、行動分析学的な見解を検討してみたい。 まず最初に、多くの発達研究者は、乳児の反射と律動的な繰り返し運動がその後の運動発達にとって機能的に重要と考えているので、乳児の姿勢反射と律動的な繰り返し運動について簡単に論じておきたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 三連休最終日。 この三日間、年中さん~三年生までの生徒さんが一生懸命がんばってお勉強してくれました。 特に小学生は、全国テストの試験対策のための、過去問集中勉強でした。 今まだ対象年齢になってない生徒さんも、いずれはこうした勉強会に参加し、1点でも多く点数が取れるよう頑張りましょう。 世の中の多くの子供達が連休で浮かれている時、僕の生徒たちはは一生懸命勉強に取り組んでくれます。 こうした努力は、将来、誰にも盗まれない子供の大きな財産になります。 やれば点数は上がります。 やらないと上がりません。 単純な考えですが、これが基本です。 勉強ができないことを、誰かの何かのせいにするのではなく、できるための努力を家族一丸となってやってみましょう。 できない言い訳は100でも言えます。 やらずにできる訳がない、と自覚しましょう。 ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 3 発達における成熟と経験 発達のテキストでは、さまざまな行動の発達において成熟と経験が果たしている相対的な役割について頻繁に論議されているが、運動発達もその例外ではない。 「成熟」は、一般に、「遺伝的に仮定された発達の生物学的プラン」と定義される。 すなわち、「比較的経験に依存しない」(Dworetzky 1990) ものである。 全く経験に依存しないで生じる発達の生物学的プランは無いので、「比較的経験に依存しない」という言い方よりも、「全ての環境的な影響は等しい」と言う方がよいだろう。 成熟によって発達を説明する際の問題点は、多くの場合、環境は物質的で行動的な用語によって記述され、その結果、行動と機能的関係を持つ環境変数との間に生じている瞬間瞬間の相互作用が見過ごされてしまうことである。 もし、発達心理学者が本書で述べている環境的な事象に気づいていないとすれば、あるタイプの発達行動に見られる個人間の規則性や類似性が推論的な成熟変数に起因すると考えても、なんら不思議ではない。 そして、ちょうど個人間の行動の類似性が遺伝子の類似性によると言われるのと同じく、行動の違いは遺伝子の違いと言われる。 このような言い方は、環境の役割に注目しないで行動を説明するには好都合である。 運動行動の発達における成熟と経験の相対的な役割が論議されるとき、成熟は運動発達が生じる年齢範囲を決定し、一方、環境や経験は運動スキルが実際に発達するかどうかを決定する上で重要な役割を果たしている、というような結論がしばしば下される。 残念ながら、最も一般的な議論の中でも、「経験」と「環境」の概念が必ずしも正確に定義されているわけではない。 例えば、経験という用語は、「学習のプロセスを通して、発達上のさまざまな特徴の出現を変更したり修正するような環境に関わる要因」を意味するために使われている。 (Gallahue 1989) これはある程度正しい。 しかしながら、学習についての記述は、「経験は必要条件である」と言っているに過ぎない。 行動理論の諸法則では、行動発達を「変更したり修正するような環境に関わる要因の事である」と言われることはめったにない。 「ある特定の時期にスキルを行うように子どもを励ますことで、環境は (運動発達において) 役割を果たし得る」と述べている人もいる (Vasta,Haith,&Miller 1992)。 しかし、環境が子どもを励ますというのはどういう意味だろうか? これは答えなければならない重要な問いである。 しかし、運動発達についてなされる一般的な議論の中では、行動分析学の諸法則の重要性が示唆されることすらない。 その代わりに、多くの発達テキストでは、練習が重要であると言われている。 以下の例でいくつかの例を検討してみよう。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ハンディを持った生徒も、日々の訓練が実り、人並み以上に計算ができるようになりました。 ただ、読んで考える、というのは暫く先になりそうです。 今回全国テストを受験する生徒の中にも障害児数名いるのですが、やはりまだまだ読んで考えて書く、というのは不得意です。 ただ、計算する、とか、漢字を書くなどの単純作業はちゃんとできます。 なので、障害児の生徒は、80点を目標に頑張っています。 勉強していない子供は、この点数をとるのさえ難しいでしょうが、うちの生徒はひたすら計画的に点数が取れるよう頑張っています。 明日もしっかり指導していきます♪ マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 2 運動発達における基本概念 乳児の特定の反射や律動的な繰り返し運動などの例外を除けば、運動発達は姿勢・移動行動か、物を握る行動のどちらかに分類される。 姿勢や移動はその名称が示すように、身体、腕、脚を制御する行動で構成されている。 物を握る個と手の制御は、環境を操作する手の能力の変化に関係する。 乳児が示す他のすべての行動と比べて、運動行動における変化は恐らくかなり固定した順序で生じ、しかもおおよそ予測可能な時期に起こるように思われる。 運動行動の発達の順序は頭部から脚部へ (cephalocaudal) へ向かい、また身体の中心部から周辺部へ (proximodistal) 向かうと言われる。 頭部から脚部へ (すなわち頭から足へ) の発達は、身体の制御と協応が頭から足の方へ向かって生ずる事を意味する。 言い換えれば、下半身 (足と脚部) が制御できるようになる前に、上半身 (例えば頭と首) の制御ができるようになるという事である。 同様に、身体の中心部から周辺部へ (すなわち近くから遠くへ) の発達は、腕など身体の中心に最も近い部位が、手や指など中心から離れた部位よりも先に協応するようになることを意味している。 発達心理学者が指摘するように、運動の主要な発達指標が現れる年齢に多少ずれがあったとしても、その順序はかなり一定している。 このことは、運動発達の重要な決定因が成熟にあることを意味しているように見える。 しかし、成熟それ自体は行動の発達を決定するものではない。 むしろ、身体の組織や行動 (例えば筋肉や骨格) の発達の順序を決定し、行動が発達する限界を定めている。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 本格的に受験対策授業が始まりました。 過去問をひたすら解き、問題の傾向やその対策を身体に叩き込んでいきます。 今回のこのクラスは、3日連続6時間行います。 その後は、毎週2回計48時間程になります。 これプラス毎日テスト対策勉強をするわけですから、このあたりの小学生では飛び抜けて勉強しているはずです。 それぞれの子供が、自分の課題を自覚し、しっかり勉強し続ければ、結果は自ずとついてくると思います。 来月笑顔になる生徒がどのくらいいるか、今から楽しみです。 ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 運動発達を科学する PART 1 発達心理学者が運動行動の発達について語る場合、座る、這う、立つ、歩く、手を伸ばす、握るといった行動の変化について述べている。 これらの行動が重要であることは明らかである。 なぜなら、人はこうした行動によって無意識に環境に働きかけたり、相互作用しているからである。 本章では、運動行動の2つの大まかな (構造的) カテゴリーについて検討する。 姿勢の制御や移動という身体の制御 (body control) 、および手を伸ばしたり握るという手の制御 (つかむ事) (manual control) である。 一見したところ、運動行動の発達はもっぱら成熟要因によるように見える。 しかしながら、環境要因が強く影響していることを指摘する証拠も数多くある。 成熟が運動行動の発達に重要な役割を果たしているということは確かだが、多くの発達心理学者はオペラント条件付けが果たしている重要な役割について十分評価してこなかったのも事実である。 行動の環境的な決定因に着目する行動分析学は、運動発達のこの側面を理解する上で役立つ。 事実、運動行動の発達は遺伝子 (成熟) と環境のそれぞれの役割における行動分析学の立場をうまく例示しており、次のように述べることができる。 遺伝変数や生物学的変数は、身体の組織や構造の他にも、幅広く行動に影響を及ぼしている。 一方で、それとは対照的に限られた範囲内ではあるが、環境変数によっても行動は変化し得る。 発達心理学者は乳児の運動行動の発達を、「随意的」(voluntary) 制御の発達と結びつけることがよくある。 これは、とりわけ行動の制御が意識化され、その制御が乳児の内部から生まれ出たものであることを意味している。 本章で提示する運動行動発達についての行動分析学的解釈では、第3章で提示した「随意的」行動についての行動分析学の立場を繰り返し明らかにする事になるだろう。 すなわち、すべてのオペラント行動と同様、「随意的」行動は環境によって選択されるという事である。 すでに述べたように、運動発達は (外的) 環境に無意識に働きかけ、相互作用する行動の変化について述べる事である。 本章では、発達に関する標準的な文献によく記載されているような運動発達のトピックスについて論議する。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 優秀な1年生。 僕の教室に来はじめてから三年ほどになります。 年中児後半から頭角を表し、今では既に4年生の算数を学ぶまでに成長しています。 全国テストは今回が初めて。 前回はお母さんの出産の都合で受験できませんでした。 それだけに本人もご家族も今回は力が入っているようで、僕もとても期待しています。 今回、初めて過去問に挑んでもらいましたが、本当に良くできています。 本番まであと一ヶ月。 日本一になれるかなぁ? ![]() ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 12 第二次循環反応の他にも、ギンスバーグとオパー (1988) は、「乳児のクラス形成あるいは意味形成」という第3段階で生じる変化についても指摘している。 娘ルシアンヌについてのピアジェ (1952) の2つの観察を考えてみよう。 ******************** ルシアンヌは、シャンデリアに吊り下げられた2羽のセルロイドのオウムを遠くから見ている。 このオウムは、ときどき乳母車の中に入れられていたものである。 オウムを見たとたん、彼女は遠くからオウムに働きかけようとはしなかったが、彼女の足をはっきりと、しかしほんのわずかの間バタバタさせた。 ・・・・・そして、同じように・・・・彼女は遠くから人形の姿を見ただけで、手でその人形を揺する仕草をした。 ・・・・・したがって、実際に何回も揺すったことのある人形を見たとき、ルシアンヌは手を開いたり閉じたり、あるいは足をバタバタさせただけで、それは極めて短時間で、実際には何の効果も無かった。 ******************** ピアジェ派の説明は倹約性のあるものではなく、テスト不可能な推論が多く含まれている。 この例にある行動の「短縮」(abbreviation) は、「 分類 ないしは 意味づけ の行動的な前兆」と解釈される。(Ginsburg & Opper, 1988) ルシアンヌは、「そのスキーム全体を表すこともできたが、そうすることを選ばなかった」と言われる。 ******************** 短縮行動として、ルシアンヌはその対象を分類するという行動を示した。 例えば、短時間蹴ったのは、「あれはオウムだ。 揺れるものだ。」と考える最初のステップが生じていることを示唆する行動を示している。(Ginsburg & Opper, 1988) ******************** この例で、ギンスバーグとオパーは、この短時間の足蹴りを、対象に名前をつけたり、特定の結果を生み出すためになすべきことを記述したりする年長児の言語反応と機能的に同じもの考えているように思われる。 このような解釈や他の推論の証拠は、当該の文脈で観察された行動だけである。 こうしたピアジェ派の説明では、本当の意味での理解に近づくことはできない。 最初の観察についての行動分析学的な解釈は、刺激般化に関連付けることである。 別の言い方をすれば、行動すると対象が動いたことで、過去にその行動 (手足を動かしたり、バタバタする) を喚起した対象 (セルロイドのオウム) が、いまでは短縮された形でしかも力が弱くてもその行動と同じような形式の行動を喚起するようになっていると言える。 これは、弁別訓練の初期の段階で生じることがある般化減衰 (generalization decrement) と似ている。 2番目の例でその行動が弱くなった様子は、おそらく消去効果を表していると考えられる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 障害児の授業です。 今回は、最終的に三角で様々な模様を作るという拡散思考系の問題です。 どの障害児も、こうした問題を一番不得意としています。 しかしこの子は、最後にはオリジナリティ溢れる作品を作ってくれました。 この他、ソーシャルスキルとして、洗顔の指導をしました。 いままでなかなかできなかったらしいのですが、僕の授業で瞬時にできるようになりました。 本当にお利口さんでした。 ![]() こんなのできました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 11 ピアジェ派の「原理」と行動分析学の原理のいずれによっても、これらの観察の解釈が可能である。 行動分析学の解釈は極めて簡単である。 すなわち、紐で結ばれた時に右手の動きが増えたのは、セルロイドの容器が動き、その中にあるガラガラが鳴るという結果が後続したためであるという説明である。 容器が動く様子とガラガラが鳴る音が行動に及ぼす効果が強化である。 左手に紐が結ばれると、左手の動きも増した。 これは、行動分析家が「反応般化 (response generalization) 」あるいは「反応誘導 (response induction) 」と呼ぶ現象を証明するものである。 反応誘導 (あるいは反応般化) とは、ある限定されたオペラントクラス以外の反応にも強化が初めて効果を及ぼす現象に対してつけられた名称である。(Catania, 1992) この例では、右手の反応が強化されたことによって、左手の反応の増加がもたらされたことが当てはまる。 ピアジェ派は、ローランの行動をどう解釈するのだろうか? ギンスバーグとオパー (1988) によれば、ピアジェの息子が示した学習には4つの段階が含まれている。 ******************** 第1段階では、乳児の偶然の動きによって、彼にとって適度に新しく「おもしろい」外的な結果が生み出された。 第2段階では、乳児は自分の行為がその外的な結果と関連していることを「知覚する。」 第3段階では、行為と結果の関係と関心がいったん確立されると、乳児はその興味ある出来事を繰り返そうと「願う。」 第4段階は調節である。 すなわち、乳児はその結果を引き続き繰り返すために、手を動かすことが必要であることを学習しなければならない。 ******************** 行動の結果が乳児の「関心を引く」という証拠とは何だろうか? あるいは、乳児が自分の行為と結果の関係を「知覚する」という証拠は? 乳児はその結果が繰り返されることを「願う」という証拠は? それが「おもしろい」という証拠は? これらの答えは、これら認知的な推論すべて唯一の証拠が、まさにその行動、つまり結果、及び同じような条件化でその行動の頻度が増すことであり、どれも認知的な推論や代用物を必要としないものである。 事実、ピアジェが息子ローランに観察したことは、乳児の記憶を研究するためにロビー - コリアー - と共同研究者が採用した手続きの一つで、第4章で述べた接合強化とよく似ている。 読者は記憶という概念が、結果として生じる乳児の足の動きを理解する上で、必ずしも役立つものではなかったことを覚えているだろう。 したがって、ピアジェが考え出したこれらの概念も、息子の行動の理解に必ずしも有益であるとは言えない。 もちろん、両方ともオペラント条件付けの実例であることには変わりないが、「第一次循環反応」と区別するために、これらの反応を「第二次循環反応」と呼ぶことには問題はない。 しかし、このような区別の意義は、構造的な特徴によって行動を分類する事による不利益よりはまだましなように思われる。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 良い事は褒め、悪い事は注意し叱る。 これこそ教育の原点です。 生徒の退会を恐れ、常に誰にでもご機嫌取っているような塾では全人教育は行えません。 その点僕は破れかぶれな所有りすぎですが、特に出来の悪い子供ができるようになった時、この仕事のやりがいを感じます。 しかし学校教育においての全人教育は今は無理です。 仕事がもっと細分化され、その道のエキスパートを雇うか、若しくは文科相が特別なカリキュラムでそれらを育成し学校現場に排出しなければ、教師、生徒、保護者、どこに対しても利益を供与できません。 問題は、占領下において押し付けられた義務教育制度とその思想です。 教育改革は制度改革だけではなく、義務教育自体の思想改革でもあります。 文科省内の自己保身的保守主義を打ち破る政治改革が必要です。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 10 第3段階 : 生後4ヶ月から7ヶ月まで ピアジェ (1952) は、この段階を「『第二次循環反応』と興味ある光景を持続させる方法」(The 'Secondary Circular Reaactions' and the Procedures Destined to Make Interesting Sights Last) と呼んでいる。 第3段階における循環反応がまだ循環的と言われるのは、それらの反応の中にすでに学習した行動を繰り返すことが見られるからである。 しかし、この段階の循環反応が「第二次」と呼ばれるのは、乳児の外的環境にある事象や対象が関係していることによる。 ギンスバーグとオパー (1988) は、「第二次循環反応は、最初は偶然「外的環境」に発見した興味ある出来事を再現するためのスキームを発達させる能力が、乳児に新たに見出されることを記述している。」と述べている。 次のようなピアジェからの引用の中に、オペラント条件付けが単純なものから (彼が第二次循環反応と呼ぶ) より複雑なものへと進んでいく様子がよくわかる。 ==================== ローランは生後2ヵ月半頃から、乳母車に吊るされたおもちゃを見ているときに、身体全体で喜びを表現した。 彼は声を出し、身体を弓なりにし、手足をバタバタさせたりした。 そして、乳母車を揺らし、もっと大きく動かした。 ・・・・・・・彼が動くことによっておもちゃが動くと、動きを止めてそれをじっと見つめ、しかしそれを動かしたのが自分自身であることは理解していないようであった。 おもちゃが動かなくなると、再び揺らし始め、それを繰り替えした。 ・・・・・・・ローランが胸を叩いたり、(指吸いをしないように) 包帯がされ乳母車の取っ手に紐で結ばれた両手を振ったりしていたときに、私はこの状況を利用しようと思い、フードに吊るされたセルロイドのガラガラを見た (ガラガラの中で音がした)。 揺れがますます多くなると、ローランは身体を反らし、手足をバタバタさせた。 つまり、彼は一層大きな喜びを示し、そのことによって興味ある結果を持続させたのである。 ・・・・翌日・・・・私は彼の右手にセルロイドのガラガラほ結びつけた。 ・・・・左手は自由だった。 最初は手の動きが不十分だったので、ガラガラは動かなかった。 そのうち動きが大きくなり、ガラガラも動き出した。 ・・・・これは意識的協応のように見えるが、両手は同じように動いており、単に喜びの反応を示しているだけとも考えられる。 次の日にも、同様の反応が見られた。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 本格的にワークアウトを始めて今思う事は、日常の生活の中で、余にも多く身体的に不合理な行動を無意識で行っているという事です。 一例を挙げると、腕の使い方です。 普通前にあるものを引っ張ってこっちに寄せる時は、指先を前に出す、つまり肘を伸ばす動作を行います。 軽量な物でしたらこれで十分事足るのですが、少し重量の重いものを扱ったり、何度もその動作をしなくてはいけない作業をする時には、どうしても肘や上腕二頭筋、三頭筋を痛めがちです。 しかし、意識を肩甲骨まで伸ばし、肩甲骨の開閉を意識しながら行うと、そうした怪我を防止し、より高重量、より高回数を扱えるようになります。 つまり腕は肩から始まるのではなく、肩甲骨から始まると意識し、動作をするのです。 こうした意識の違いが、身体を怪我から未然に防ぎ、より高度なパフォーマンスを可能にします。 やはり、勉強と経験と思考は大切ですね。 皆さんも日常生活で、こうした事を是非実践してみてください。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 9 ピアジェ派と行動分析学のアプローチノ類似点は、ピアジェが「原初的予期 (primitive anticipations) 」 と呼んでいるものに見ることができる。 前に述べた新生児の吸啜反応の例をもう一度見てみよう。 乳児は乳首 (あるいは別の対象) が口に入ったときだけ吸うが、もう少し月齢の高い乳児は母親の腕に抱かれただけでも吸い始める。 ギンスバーグとオパー (1988) は、この観察について可能な解釈を2つ提案している。 一つは、母親の腕に抱かれることが乳首に代わって吸う反応の手がかりになっているという解釈であり、これはいわゆる古典的条件付けと類似していると考えられる。 もう一つの可能性は、「乳児は授乳について原初的予期を示しているという解釈であり、時間が経過するにつれて、この予測は以前より数は少ないがより適切な事象によって引き起こされる。」 (Ginsburg & Opper, 1988) という考え方である。 本書の立場から言えば、この違いはもちろん、「予測」や「予期」の唯一の証拠がその言葉が意味している行動そのものであるという点である。 実物の乳首が口に入る「前に」吸う反応が生じることについて、最も適切な説明はどういったものだろうか? ギンスバーグとオパーは、ピアジェは吸う反応とそれに先行する環境刺激の連合は認めているものの、その連合が「機械的に」獲得されるという考え方には反対していると考えている。 しかし、次の引用からわかるように、ギンスバーグとオパー (1988) の説明は、現実に起こっていることに疑問を差し挟むようなことはほとんどしていない。 ===================== 生後数ヶ月の間、乳児が乳首を吸うときはほとんどいつも同じ姿勢で抱かれ、またこの姿勢と結びついた内的な身体感覚が吸う反応の一部になっている。 その身体感覚と唇の動きは一つのまとまりとなっている。 そのために、乳児が授乳の状態に置かれ、姿勢感覚と運動感覚が生じると、吸う反応のサイクルが開始されることになる。 ==================== ギンスバーグとオパー (1988) が示唆しているように、この例には古典的条件付けが含まれている。 さらに、彼らは次のようにも付け加えている。 ==================== この連合は、環境によって引き続き一貫して「固定化」されなければ維持されない。 すなわち、姿勢手がかりによって子どもに予期的な吸う反応が引き起こされるためには、その吸う反応にいつも必ず母乳やミルクが後続して与えられる必要がある。 ==================== しかしながら、彼らがこの例に、古典的条件付けとオペラント条件付けの両方が含まれる可能性を見逃していたことは明らかである。 というのは、ギンスバーグとオパーは、この予期学習を条件反射と呼ぶことは、「重要な要素を見落としてしまうことになる」と述べているからである。 しかし、彼らの例には条件反射の機能がいくつか含まれているだけではなく、オペラント条件付けも同時に生じており、その方が「重要」であると考えられる。 ピアジェも、感覚運動期の第2段階で乳児は新しい「好奇心」を示し、それは乳児が新しい対象や慣れ親しんだ対象を見る時間の長さの差によって証明できると述べている。 ピアジェはこのような行動は必要なものではなく (おそらく生命維持には必要ではない) 、それゆえにこの行動の説明には機能的同化の原理の適用が妥当であると述べている。 機能的同化とは単に乳児が既存のスキームを「練習する」傾向を言っているに過ぎないことを思い出して欲しい。 ピアジェによれば、乳児は新しい刺激作用を探し出す。 しかし、すでに、感覚 (例えば視覚や聴覚) が明らかに人の行動に対して無条件性強化子として機能を持つようになることを見てきた。 こうした結果事象によって、ピアジェが好奇心と呼ぶ行動が形成され維持されるのであって、あえて機能的同化という概念を持ち込まなくてもそうした行動を十分説明できるはずである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ついに始まりました。 全国テスト対策月間。 わが育児教育研究会では、ほとんどの小学生に「四谷大塚全国小学生統一テスト」を受験してもらっています。 6月、11月と、年二回のテストの前月、5月と10月は、一ヶ月間に渡って過去問を中震に問題を解いてもらい、試験対策をします。 一部の学年を覗き、過去10年間分のテストがあるので、やりきるとまた元にもどって何度でも解かせていきます。 これによるテストの効果は絶大で、算数は常に一位を取っていますし、総合二位が最高ですが、三年前の一年間は僕の生徒が県内トップを独占していました(毎回違う生徒が) ただしこの時期は一年で一番厳しい指導となり、常に緊張に満ちた授業となります。 それに耐えた生徒のみが好成績を取り上位に食い込めます。 どの生徒もこの一ヶ月間、へこたれずがんばって欲しいです。 ![]() ![]() マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 8 第2段階 : 生後1ヶ月から4ヶ月まで ピアジェはこの段階を「最初の獲得性適応と第一次循環反応」 (The First Acquired Adaptations and the Primary Circular Reaction) と呼び、この段階での最も重要な進歩は、「第一次循環反応」の出現であると考えた。 この段階は、オペラント条件付けがはっきりしてくる時期でもある。 例えば、ギンスバーグとオパー (1988) は、第一次循環反応について次のように述べている。 ********************* 乳児の行動によって、偶然、好都合な結果や興味深い結果がもたらされることがある。 そのとき、乳児はすぐにうまくいったその行動を再現したり再発見しようとし、試行錯誤の結果うまくいく。 その後、その行動と結果は繰り返され、その一連の流れが一つの「習慣」となるだろう。 ******************** スキナー (1989) はオペラント条件付けは試行錯誤ではないと言っているが、この第一循環反応に関する記述は、オペラント条件付けの説明とほとんど異なるところが無い。 第一次循環反応が「第一次」と呼ばれるのは、それが最も早い時期の循環反応だからである。 行動分析家は生後1ヶ月目に観察されたオペラント条件付けと、その後数ヶ月の間に観察されたオペラント条件付けについてこのような区別はしないかもしれないが、このような相互作用が徐々に複雑さを増すことは認識しているはずである。 いずれにせよ、第一次循環反応が「循環」と呼ばれるのは、偶然に発見したことを繰り返すという特徴があるからである。 ピアジェ派の説明では、子どもは2つ以上のスキームが一緒に働いたり協働する仕方を「発見し」、快的な結果をもたらす行為を繰り返すことを「望んでいる」という言い方がされる。 このような記述の仕方は、ピアジェ派のアプローチに共通して見られる。 このような言い方は乳児の学習が能動的であることを意味し、しかもその活動が観察された行動以外の別のレベル (すなわち認知レベル) でも生じていることを意味している。 残念ながら、ピアジェ派のに人たちは自分達のアプローチは子どもを能動的な学習者と見なし、行動論的なアプローチは子どもを受動的な学習者と見なしていると考え、両者を対比的にとらえることが多い。(Ginsburg & Opper, 1988) しかし、これは正しくない。 行動分析学的アプローチでは、子どもを受動的な存在とはみていない。 子どもを受動的な存在と見なすことは、行動における変化を行動と環境の「相互作用」の関数として記述するオペラント条件付けの本質に反する。 行動分析学的アプローチは、選択主義者 (selectionist) と同じである。 それゆえに、個々の個体を自らの行為の始動者と見なしたり、オペラント条件付けを認知的に考えなければならない理由は何も無い。 したがって、乳児は環境に合わせて自分の行動を変えるというような記述の仕方は、行動の個体発生を理解する上で生産的な方法であるとは思えない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 絵や字を書くのが苦手な障害児。 それでもご覧の通り正しく四角が描けています。 たゆまぬ努力が、ここまでできるようにさせました。 今後は、適当に形を描くのではなく、意味のある絵が描けるように訓練したいと思います。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 6 吸啜スキームは誘発刺激が外見上存在しない状況で生起するだけでなく、毛布や人形など他の新しい対象が存在する状況でも生起する。 ピアジェはこの現象を、「般化的同化」 (generalizing assimilation) と呼んだ。 ピアジャ派の研究者は、乳児は自分の持っているスキームを練習しなければならないので、この要求を満たすために使える対象を必要としてているという言い方をするかもしれない。 しかし、このような言い方は現象を正しく説明しているのではなく、ただ観察したことを記述しているに過ぎない。 刺激般化という概念が、ピアジェの観察を理解する助けになると思われる。(Stevenson, 1970) 第1段階の反射の最も重要な側面は、恐らくその反射が分化することであり、これは環境との接触によって変化する事を意味している。 ピアジェ (1952) は、このことを自分の息子を例に次のように記述している。 ********************* 彼は目の前に出された母の胸の乳首から5cmのところを噛んだ。 ちょっとの間そこの皮膚を吸い、そして2cmほど口を動かした。 繰り返し吸っては止め、吸って止めた。 しかし、続けて探しているうちに、(大きく開いた) 上唇の粘膜が偶然乳首に触れ、そのときもう一度唇をすぼめ、吸い始めた。 ********************* ピアジェは乳児が示したこの原初的な「認知」を記述するために、「再認的同化 (recognitory assimilation) 」という用語を用いた。 このような吸啜スキームの弁別あるいは調節は、乳児が空腹のときだけ生じる。 それをどう呼ぼうとも、ピアジェは単純なオペラント条件付けを記述する作業を十分になし得ていないといえる。(Stevenson, 1970) この2つの説明の違いは、オペラントとしての解釈が科学的に確立された原理に基づいているのに対し、ピアジェの解釈は観察だけから導き出されているという点である。 ギンスバーグとオパー (1988) が感覚運動発達の第1段階を要約する際に述べているように、「吸啜スキームは洗練され、かなり複雑な心的構造に発達し、いまや乳児が経験したことを組み入れることができるようになっている。」 行動分析学家はこの同じ観察を、吸啜行動のオペラント条件付けや弁別を証明するものとして解釈するだろう。 しかしながら、オペラントとしての吸う行動が実際に反射的な吸う行動にとって代わるかどうかということについては、観察データだけから判断することはできない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |
![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 本当に良くできる2歳児。 今足し算の概念をトレーニング中です。 色違いの棒をそれぞれ取らせ、その合計を判断させます。 本当に良くできるので、是非ご覧ください。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 認知発達を科学する PART 6 第1段階 : 誕生から生後1ヶ月まで 感覚運動期の最初の下位段階は、「反射スキーム」の段階と呼ぶことができる。(Lamb & Bornstein, 1987) ただし、ピアジェ (1952) は「反射の行使」(The Use of Reflexes) と呼んでいる。 この名称からもわかるように、この段階では反射が優勢である。 とはいっても、すでに経験を積むことによって生得的な反射活動が変化し始めている。 新生児の行動に関するピアジェ派の考え方を表しているよい例は、吸啜反応 (きゅうてつはんのう) である。 第1に、ピアジェは、乳児の口に入った乳首や指という特定の刺激が吸啜反応を誘発する事を認めているということである。 ピアジェはまた、吸う行動は別の機会にも同じように生じ、明確な誘発刺激存在しないときにも生じることも観察している。 ピアジェはこの現象を説明するために、 「機能的同化」 (functional assimilation) という原理を考え出した。 これは、機能向上のために、その構造を「練習する」という基礎的 (生得的) な傾向があることを意味している。 このようなピアジェの示唆には同意できないが、彼が言う機能的同化という原理を支持する唯一の証拠は、反射的行動の誘発刺激となるものが外見的には存在しないことであるということは指摘できる。 また、別の説明も可能である。 誘発刺激が内的なもので見逃されているかもしれないし、あるいは吸うという動作の「感触」が条件性強化子として確立されるような強化的な結果が存在するのかもしれない。(Stevenson, 1970) ギンスバーグとオパー (1988) は、「快感と吸う行動の場合は、非常に短い期間に限られている。」という理由から、後者の説明には否定的である。 しかし、ピアジェは、この最初の1ヶ月に生じる学習の量について統制は行っておらず、この結論が妥当かどうかはわからない。 生後間もない乳児の行動は、オペラント条件付けレスポンデント条件付けの両方に対して感受性があるということは周知の事実であり、このことから、ピアジェが推論した機能的同化を受け入れる前に、これらの説明は論理的にではなくまず実験的な証拠に基づいて否定されるべきである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
![]() |