![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← ダイエットに関していろいろ調べていると、コレステロールについて厚生労働省が削除したということを知り、その事を少し調べてみました。 僕の主治医は、以前僕を高脂血症と診断し、悪玉コレステロール値が高いと言っていました。 実はこれも疑似科学だったのです。 あな恐ろしや。 心臓血管学会は、まだ表記を削除していないらしいですが、お国は既にそれを疑似科学と認定し、コレステロール悪玉説を撤廃したのです。 やはりまだまだ医学の中にも疑似科学は蔓延しているのですね。 医師も、噂の類を信じ込み、それによって診断し薬を出したり治療したりしている現実は、本当に恐ろしいものです。 教育の現場も、早く右脳科学や脳科学、思考力向上などの疑似科学を、一日でも早く排除してほしいものです。 食事コレステロールもう気にしなくていい? 「血中濃度と無関係」 厚労省は抑制目標値「撤廃」 寿司ネタではイカやイクラがコレステロールが高い。 しかし、もう気にする必要はなさそうだ 心筋梗塞などのリスクを高める「脂質異常症」の原因として、悪者扱いされてきた食品に含まれるコレステロール。 過剰摂取を避けるために摂取が制限されてきたが、世界的に見直しが検討されている。 ただ、健康診断などのときに食事のコレステロールを控えるように言われた人も多いだろう。本当に気にしなくても大丈夫なのだろうか。(平沢裕子) 目標量を撤廃 厚生労働省は今年4月改訂の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」で、これまで成人は男750ミリグラム、女600ミリグラムを上限としていた食事からのコレステロールの目標量を撤廃した。 摂取基準には、国民の健康の維持・増進や生活習慣病予防などを目的として、各栄養素の摂取量が決められていた。 コレステロールについては摂取基準ができた平成16年から目標量を設けていた。 撤廃について、厚労省栄養指導室は「目標量を設定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため」と説明する 認知発達を科学する PART 11 障がいを持つ人達のためだけに、「行動分析学」があるのではありません。 健常な人たちにこそ「行動分析学」を知っていただき、その科学的理論とそこから発生する科学的思想を社会や生活に反映させてほしいです。 -------------------- ピアジェ派の「原理」と行動分析学の原理のいずれによっても、これらの観察の解釈が可能である。 行動分析学の解釈は極めて簡単である。 すなわち、紐で結ばれた時に右手の動きが増えたのは、セルロイドの容器が動き、その中にあるガラガラが鳴るという結果が後続したためであるという説明である。 容器が動く様子とガラガラが鳴る音が行動に及ぼす効果が強化である。 左手に紐が結ばれると、左手の動きも増した。 これは、行動分析家が「反応般化 (response generalization) 」あるいは「反応誘導 (response induction) 」と呼ぶ現象を証明するものである。 反応誘導 (あるいは反応般化) とは、ある限定されたオペラントクラス以外の反応にも強化が初めて効果を及ぼす現象に対してつけられた名称である。(Catania, 1992) この例では、右手の反応が強化されたことによって、左手の反応の増加がもたらされたことが当てはまる。 ピアジェ派は、ローランの行動をどう解釈するのだろうか? ギンスバーグとオパー (1988) によれば、ピアジェの息子が示した学習には4つの段階が含まれている。 ******************** 第1段階では、乳児の偶然の動きによって、彼にとって適度に新しく「おもしろい」外的な結果が生み出された。 第2段階では、乳児は自分の行為がその外的な結果と関連していることを「知覚する。」 第3段階では、行為と結果の関係と関心がいったん確立されると、乳児はその興味ある出来事を繰り返そうと「願う。」 第4段階は調節である。 すなわち、乳児はその結果を引き続き繰り返すために、手を動かすことが必要であることを学習しなければならない。 ******************** 行動の結果が乳児の「関心を引く」という証拠とは何だろうか? あるいは、乳児が自分の行為と結果の関係を「知覚する」という証拠は? 乳児はその結果が繰り返されることを「願う」という証拠は? それが「おもしろい」という証拠は? これらの答えは、これら認知的な推論すべて唯一の証拠が、まさにその行動、つまり結果、及び同じような条件化でその行動の頻度が増すことであり、どれも認知的な推論や代用物を必要としないものである。 事実、ピアジェが息子ローランに観察したことは、乳児の記憶を研究するためにロビー - コリアー - と共同研究者が採用した手続きの一つで、第4章で述べた接合強化とよく似ている。 読者は記憶という概念が、結果として生じる乳児の足の動きを理解する上で、必ずしも役立つものではなかったことを覚えているだろう。 したがって、ピアジェが考え出したこれらの概念も、息子の行動の理解に必ずしも有益であるとは言えない。 もちろん、両方ともオペラント条件付けの実例であることには変わりないが、「第一次循環反応」と区別するために、これらの反応を「第二次循環反応」と呼ぶことには問題はない。 しかし、このような区別の意義は、構造的な特徴によって行動を分類する事による不利益よりはまだましなように思われる。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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