![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 11月の全国テストの対策の過去問実施も二回目となりました。 いつもの秀才1年生は、算数は138点、国語は120点ほどで、相変わらずエンジンがかかっていない状態です。 間違い直しをさせると、全て一人でやり切ってしまうので、出来ない問題ではないのです。 解くのが遅いのです。 今後はこの対策が必至で、次回は違ったアプローチで訓練してみようと思います。 とにかくテストは、その子の日常がよく表れます。 テスト対策は、日常生活の改善が不可欠です。 ズルイ子は、ズルイ結果が出ます。 真面目な子は、真面目な結果が表れます。 いつもの秀才1年生も、この一か月で少し生活態度を変化させないと、本番で良い結果が出ないかもしれません。 早速改善案を練ってみます。 運動発達を科学する PART 24 子どもに早く自律してほしいと願うお母さん方はたくさんいらっしゃると思います。 行動分析学を知っていただき、行動の原因が環境にある、という事がわかれば、その瞬間から子どもは「自律した行為者」となります。 つまり行動の原因を心に求めている限り、いつまで経っても子どもは自律しないのです。 なるべく早く子どもを「自律した行為者」にし、より成長をするよう促しましょう。 -------------------- 最初に「随意」を定義しておくことが、役立つだろう。 『ウェブスター新世界辞典』(1984) によると、随意とはラテン語のvoluntarius が語源で、それは自由意志を意味するラテン語 voluntas に関連し、またこの言葉自体も velle すなわち意思に関係している。 したがって、辞書に記載されていることの大部分が、自由選択や自由意志に言及しているのは意外な事ではない。 しかしながら、随意を「偶然ではなく、意図的なもの」と定義する事もできる。 随意についてのこの2つの定義は、問題の理解を助ける重要な区別を提案する。 行動分析学 (すなわち決定論的) な立場からすると、もしこの言葉が原因となる要因がから自由であるということを意味するなら、随意というようなものはない。 したがって、自由選択とは自由意志という言葉で随意を定義するのは、科学者が堅持する決定論的仮定に反する。 さらにこの言葉は、乳児が種々の目的のために自分の行動を企画し遂行する自律的な行為者であると思わせるような形で、乳児の行動を記述する事につながる。 このような記述は、行動を環境との相互作用から内的プロセスへと移すことになる。 興味深いことに、行動の最終的な原因が反射のように子どもの「内側」(すなわち遺伝子) にある場合、子どもがその行動の始動者とみなされることはない。 反対に、行動の原因が「環境」にあると、子どもは突然自律した行為者とみなされるのである。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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