![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← いつもの一歳児。 この日は今までで一番椅子に座り続けてくれました。 勿論そうせざるを得ない環境を作った事と、好子の与え方が原因です。 そんな中、積み木並べをしてくれたのですが、枠の中にちゃんと入れ、入ってないものは言われなくても正しく置き直します。 そろそろ色の弁別を完全にし、指示通り動いてくれるよう訓練していきます。 もちろん数字は50まで置いてくれているので、早くそれを「言える」ようにもしていきます。 とにかくこの子も、算数の強い子供に育てていこうと思います。 目覚める知覚 PART 23 NHKの育児番組を観ていました。 すると医者と呼ばれる人が、赤ちゃんの行動の生起要因の説明をしていました。 それによると、指を見つめながら指を動かすのは、「指が動くのを確認するためだ。」とか、6ヶ月の赤ちゃんがお母さんの口元を触ろうとするのは「興味があるからだ。」とか言ってました。 果たして、「確認」とか「興味」という内的事象が本当に働いているのでしょうか? それをこうした認知発達心理学的に説明しても良いのでしょうか? だって「確認」とか「興味」があるなどと、どう確認し、証明できるのでしょう? すべてはそうした行動を、観察した医者や保護者が「確認している」とか「興味がある」などとラベリングしているに過ぎないのです。 結局まだまだ生得的な「反射」という行動に支配されている子どもは、今後の学習・・・つまり強化され維持される行動によって心的な行動も定着すると考えると、そのような「感情」が行動の生起要因と考えるのはあまりにも非合理的で非科学的なのです。 循環論になってしまう説明を公の電波に乗せて平然としていられるのは、僕的にはかなり問題だなぁ・・・と思うのです。 なにか、道はまだまだ長いなぁ・・・と感じました・・・。 -------------------- 大きさの恒常性に関する行動分析学的見解 まず最初に、対象と観察者の距離が変わると何が起こるのかをはっきりさせておこう。 前に引用したキーオとサグデン (1985) の研究を思い出して欲しい。 彼らは対象の恒常性の性質について、次のように記述していた。 ある対象の網膜像が変化しても、その対象自体の形、大きさ、位置は同じままである、という事である。 対象の物理的特長は一定のままである。 彼らはまた、観察者に対する効果を次のように正しく記述していた。 「ある対象が既知のものになると、その対象は見る角度に関係なく同じ対象と認知されるようになる。」。 行動分析学の立場から言えば、対象が「既知」のものとなり、それゆえ「認識可能」となるのは、「相互作用随伴性」(contingencies of interaction) と呼べるようなものの結果である。 相互作用随伴性とは、その対象に適した行動を生み出す強化随伴性の事である。 したがって、ある対象が認識可能になるのは、観察者がその対象に適切に反応するときである。 このことはさまざまな仕方で起こり得る。 大きさの恒常性の場合、網膜上に投影される像は対象との距離が遠くなると小さくなり、距離が近くなると大きくなる。 もしわれわれが自分の車から離れていけば網膜上の像は小さくなるが、対象についてどんな言い方をしたとしても、小さくなった対象を見ているわけではない。 対象と同じ大きさのものとして知覚するという事は、対象に対して同じ大きさのものとして「行動」していると言っているに過ぎない。 言い換えれば、その車はいつもと同じ刺激性制御を果たしていると言える。 われわれはその対象にいまでも車という名称をつける。 どこかに行きたいときには鍵を取り出し、車に向かって歩き出すのである。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 今年の夏休みは、「定着」をキーワードに授業を行っています。 つまり、1学期に行った学習の復習を中心に行い、次にできる子供は学年を飛び越えて勉強を進めるようにしているのです。 その際、パソコン使い、子供達が勉強しやすい環境を整えています。 テキストやプリント授業より、子供達はパソコン授業を好む傾向があります。 僕がガミガミ言ってもなかなかできない事も、パソコンだと覚えられる子もいるので、こうした機会によく使います。 ![]() ![]() こんな感じで、みんな一生懸命授業に取り組んでいます。 どんな手を使ってでも、子供達ができる事を一個ずつ増やす。 この基本的な考え方の下、これからもしっかり定着するよう指導していこうと思います。 目覚める知覚 PART 5 両眼視手がかりによる刺激性制御 両眼視手がかりによって制御される奥行き知覚は、輻轃角 (ふくそうかく) あるいは像差 (または非対応) によってもたらされる。 輻轃角は両眼と凝視点によって生じる角度である。 したがって、距離が近いほど角度は大きくなる。 像差とは、ある対象を異なった距離で凝視するときに輻輳に生じる変化である。(Aslin, 1987) この像差による相対的な奥行き知覚は、 「立体視」 (stereopsis) と呼ばれる。 網膜像差の両眼視手がかりによる制御は生後2ヶ月から3ヶ月にかけて初めて現れ、5ヶ月までにはっきりしてくることは、多くの研究者が一致して認めている。(Banks & Salapatek, 1983;Granrud, 1986) グランラド (Granrud, 1986) は、生後4,5ヶ月の乳児の空間 (すなわち距離と大きさ) の知覚行動では、単眼視手がかりよりも両眼像差の方が有効な手がかりであることを明らかにしている。 実際にいくつかの研究で、両眼視手がかりによる奥行きに応じた反応の刺激性制御が、ほぼ生後5ヶ月頃に生じることが証明されている。(Bechtoldt & Hutz, 1979;Gordon & Yonas,1976;Yonas,Oberg, & Norcia,1978) 例えば、乳児の顔に向かって対象が近づいてくることをシュミレートした立体映像ディスプレーを用いて、ヨナスら (Yonas et al., 1978) は、生後5ヶ月の乳児は手を伸ばしたり、手を引っ込めたり、瞬きを多く示し、一方、生後3ヶ月の乳児にはそうした行動が見られないことを明らかにしている。 ピーターセン、ヨナス、フィッシュ (Pettersen, Yonas,& Fisch, 1980) は、生まれて間もない生後6週目の乳児が、横に向かって動いてくる対象に対して「防御的に」瞬きする事を明らかにし、さらにその瞬きは空気圧の変化には関係なく、ディスプレーの視覚的な特徴と関係していることも明らかにしている。 バンクスとサラパテク (Banks & Salapatek, 1983) は、奥行きに応じた反応が生後4ヶ月以前の乳児では見られないことを示している研究は決定的なものではないことを指摘している。 その理由は、測定された反応 (手伸ばし行動と防御反応) は生後4ヶ月頃まで生じない可能性が高いからである。 したがって、奥行き手がかりによる何らかの制御がその月齢以前に生じていても、手伸ばし行動や防御反応では評定できない可能性もある。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← また違うお母さんに、「みんなで飲んでください。」と、お中元をいただきました。 ![]() ![]() 子供達の大好きなジュースのセットです。 僕のいただくお中元は、決して僕個人にいただくものではなく、塾自体にいただくものがほとんどです。 ですから、実は子供達も楽しみにしていたりします。(笑) 一抹の寂しさはありますが、まっ、子供達が喜んでくれるならそれでいいです(^▽^)/ 科学を定義する PART 14 さて残すところ3回ほどになりました「科学」の定義の章、いかがですか? こうした科学を説明する各々の事象が揃ってこそ科学です。 しっかりと「科学」の持つ意味を理解し、真の「科学的教育」を行ってください。 -------------------- 倹約製 (parsimony) の概念は心理学ではよく知られているが、それはどのような意味だろうか? 『ウェブスター新世界辞典』(1984) によれば、倹約性は節約を意味するラテン語のparcereから派生している。 倹約する人とは、お金の支出について過度に注意深い人のことである。 科学では、理論が最も少ない数の仮定と陳述でひとまとまりのデータを説明する場合、その理論は倹約性があると言われる。 科学における倹約性は理論的経済性を意味するが、グリーン (1989) によればそれは2通りの方法で評価される。 第1は、もし2つ (あるいはそれ以上) の理論がいずれも同一の現象を説明ししかもすべての条件が同じであれば、最も少ない仮定を持つ理論のほうが説明としてはふさわしい。 第2は、もし2つの理論が同数の仮定を持つならば、より多くの現象を説明する理論のほうが理論としてふさわしい。 例えば6歳の子どものかんしゃく行動を考えてみよう。 フロイト派の理論家は、基本的な原因であり、そしてそれゆえその行動の説明となるものは、その子のイドとスーパーエゴの未解決の葛藤であるというかもしれない。 つまり、注目されることを求めるイドの要求が、エゴの理性や適切な行動を求めるスーパーエゴの要求より優位にあると考える。 対照的に行動分析家は、かんしゃく行動が観察される文脈の中で、その行動を増加させるような結果 (ここでは注目) がかんしゃく行動に続いて生じていると提案するかもしれない。 この2つの理論のうち、どちらの方が倹約性があると言えるだろうか? 行動分析理論は観察されていない事象や観察不可能な事象についての仮定がより少なく、一方で同時に、潜在的に観察可能でテスト可能なかんしゃく行動と強化刺激の関係を示唆している。 このこと自体はフロイト派の理論が間違っていることを意味している訳ではないが、ただ科学的な意味でフロイト派の理論は倹約性のあるものとは言えないということである。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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