![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← スーパキッズ年中児。 知能が非常に高く、年少児から文字や計算はとても良くできていました。 今計算は、小学校5年生、6年生の分数までやっています。 ![]() ![]() もちろん小数も。 覚える事もとても得意で、今は「外郎売のせりふ」にチャレンジ中です。 そんなこの子、すでに都道府県の形も覚えているので、僕の作った教材でどこまでできるかチャレンジしてもらいました。 まだちょっと岡山県が怪しいですが、それ以外は完璧です。 どうぞご覧ください。 ![]() この状態から始めます。 科学を定義する PART 7 科学的予測 マッケインとシーガル (1988) によれば、科学理論の目的の一つは、ある条件下で観察「されるであろう」ことについて予測することである。 予測と制御と理解は、自然科学の主要な目標である。 この意味で「制御」という用語は研究主題となっている事柄の制御を意味し、さらにはその科学を構成する諸変数 (独立変数と従属変数) の関数関係を見つけ出すことを意味する。 別の言い方をすれば、 「独立変数」であることがわかっているある変数が系統的な方法で操作されたり変えたりされると、 「従属変数」であることがわかっている他の変数に系統的な変化が観察されることである。 この種の制御は実験室で最もよく見られるもので、基礎実験科学、物理学、化学、生物学が関数関係の発見に成功し、研究主題となっている事柄の制御に成功していることは偶然ではない。 予測と制御は密接な関係にある。 科学者が彼らの研究主題、つまり観察された事象に対してある程度制御が可能になること、彼らがすでに (実験的に) 観察したのと同様な条件下で起こることについて予測を立てることができる。 それがゆえに、科学における予測は制御から始まる。 発達心理学で頻繁に見出されるような種類の予測を、科学的予測と混同してはならない。 発達心理学において最もよく用いられる研究手段は、相関関係を調べる方法である。 この方法では、母集団の中に存在する2つ以上の変数が互いにどの程度対応しているかが算出される。 例えば、特定の母集団の身長と体重の対応関係 (あるいは相関) を算出する事ができる。 この場合に見出される典型的な結果は身長と体重に正の相関関係があるというもので、母集団の慎重が高くなれば体重も増すことである。 発達心理学においては、子どもの年齢が行動の変化と相関していることが多い。 その結果得られたデータは、標準的 (normative) と呼ばれる。 つまり、相関研究の結果は、ある特定の変化が起こる平均年齢あるいは標準を表す統計量を示している。 このような研究が実施されると、研究者は「平均的な」子どもについて予測しようとする。 例えば、バーンツ (Berndt, 1992) は数十年にわたる研究によって、子どもが運動発達における主要な発達指標に到達する平均年齢を明らかにした。 例えば、乳児は5ヶ月から6ヶ月の間に支え無しに座位をとることが知られている。 これは、研究者が何千人もの子どもたちを研究し、支え無しで座れる年齢を記録し、それらの観察から相関関係を算出したからである。 彼らの結果に基づいて、まだ調査されていない子どもも、だいたい6ヶ月までに支え無しで座ることができるだろうと予測する事ができる。 このような情報には重要な価値が無いわけではないが、独立変数と従属変数が統制された実験に基づく科学的予測と混同してはならない。 (相関研究法とその欠点については、第2章でさらに論議する。) -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← そろそろ鏡開きをしないといけないと思い、生徒達と鏡開きをしました。 屋内でできるかと思い試しましたが全くダメ。 そこでみんなで外に出て、順番に鏡餅を割りました。 みんなお餅を砕く、なんて初めての事。 でもみんなとても嬉しそうに、木づちで叩き割ってくれました。 その後お餅を焼いて、砂糖醤油を付けて食べました。 固い所が多く、とてもおいしく食べました…・なんて言えませんが、それでも僕も子供達も喜んで食べました。 まぁ、縁起物ですからね。 しかも昔の人は、こうした食べ物をおいしく食べた訳で、子供達にも昔を知る良い経験となったと思います。 このように僕の授業は、勉強はもちろん、日本の伝統や文化をできうる限り子供達に伝えています。 こうしたことは勉強とは全く関係ないと思われがちですが、実はそうした文化の中に、言葉と感覚統合しなくてはいけない事がたくさんあるのです。 そうした事が出来ていない子供は、国語の読解問題がなかなかできない、という事が起きがちです。 自然に親しみ、文化を大切にする行動は、日本人として大切な事であると同時に、人間として大事な事なのです。 今後の子供達の人生を考えても、僕はできる限り伝統や文化も勉強と同様に教えていきたいと思います。 運動発達を科学する PART 23 随意的制御と不随意的制御 多くの発達心理学者にとって、「随意」行動と呼ばれる概念がいかに重要であるかについては、すでに述べた。 多くの発達のテキストで、運動行動の発達は随意行動や随意的制御の問題と密接に結びつけて論じられている。 事実、多くのテキストでは乳児の反射 (すなわち不随意行動) の項目のすぐ後に、随意運動行動の項目がある。 この構成は偶然ではない。 運動発達では多くの場合、その前に存在する反射的行動が基盤となっているのも事実である。 しかし、人の行動レパートリーが反射や律動的な繰り返し運動にほぼ全面的に支配されている状態から、オペラント行動がほとんどを占める状態に変化する時、いったい何が起きているのだろうか? 乳児はいまや自分自身の行動を自分の意思で制御できるだろうか? その行動はいまや随意的なものなのだろうか? 以下に挙げる乳児の運動発達に関するいくつかの文献の引用は、この問題がしばしばこうした用語で語られていることを示している。 例えば、カップ (Kopp, 1979 ) は、運動発達を「随意運動の獲得」と述べている。 乳児の律動的な繰り返し運動について、キーオとサグデン (1985) は、「それは多分、・・・・・自分の意思に近づけるために十分な制御ができないまでも、目的にかなった動作をしようとする最初の努力である。」と述べている。 ブカッコとダエラー (Bukatko & Daehler, 1992) の発達のテキストでは、「生後1年間に、乳児は徐々に頭、腕、脚、の神経運動的な制御を獲得し、それにつれて広範で多様な指向的随意行動を示し始める。」と述べている。 最後に、バーント (1992) は、「どんな原理が随意運動行動の発達を支配しているのか?」を問題にしている。 -------------------- 続きます。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 勉強するということは「覚えること」だ、と常に僕は言っています。 しかし文科省も教育界も、「思考力」などという幻想的実存を重視するような施策をとっています。 そもそも「考える」というのも、「考えるという行動」なのであって、それはそれぞれ強化していかなくてはいけない行動に過ぎないのです。 しかもその「考える」という行動は、何らかの行動を系統的に並べ、順次行う行動の連続体なのですから、その並べ方すら「覚えて」行かなくてはいけない事なのです。 そうであるなら、「勉強する」ということは、「覚える」という事に特化しなくては、当然良い成績には結び付かない、ということになります。 もちろん「覚えやすさ」や「覚えきる量」、「覚え続ける時間」などは個体差が大きく表れます。 それはもちろん行動は脳機能に依存していますから、その点では持って生まれた何かが何らかの影響を及ぼすことは間違いありません。(行動は「遺伝」と「進化論」に支配されます) ただ、個体差があるとはいえ、その訓練が正しく行われない限り、その個体の持っているスペックが広がりを見せることはありません。 僕たちの行っていることは、他者との違いを認めたうえで、それぞれの個体の持つスペックを広げていく作業でなければいけません。 それは人の限界を決めつける、という事ではなく、現実を直視するということです。 また、個体差を認める、ということは、「できない事」ばかりに目を向け、「できる事」を見過ごすことではありません。 むしろ「できる事」に目を向け、「できる事」を増やしていくということなのです。 僕の行っている教育は、全ての子供の可能性を否定することなく、良好な行動を強化し、不適当な行動を徹底的に排除していく教育です。 見えない何かに頼ることなく、現実的で科学的な指導は、子供達を着実に優秀に育てていきます。 みなさんも是非一度体験してみてください。 運動発達を科学する PART 14 移動の制御 移動の制御ができるようになる前に姿勢の制御が必要であることを述べたが、発達のある時期を過ぎると、この2つを区別する事が難しくなることも指摘した。 乳児が初めて移動可能になる時期は通常生後6ヶ月頃だが、姿勢と移動の制御はそれ以前に相互に依存するようになる。 ガラヒュー (1989) によれば、「空間内での乳児の動作は、重力に対抗する能力が現れることに依存する。 移動が安定性と無関係に発達する事は無く、安定性に強く依存している。」。 移動の制御の始まりは生後1ヶ月までさかのぼることができるが、その頃乳児は横向きから仰向けの姿勢へ変わることができる。 キーオとサグデンは (1985) 、初期の移動の発達を次のような2つの一般的な発達に区別している。 1. 前歩行 (prewalking) これは腹這いや膝這いで完了する。 2. 歩行 (walking) これは支えや援助なしに歩くことで完了する。 前歩行 姿勢の制御の場合と同じく、移動の最初の兆候はある種の姿勢反射、特に、腹這い反射、原初的な歩行反射、スイミング反射に最も顕著に見られる。 すでに述べたように、研究者の中には、これらの反射が実際の移動に必要な前兆であるとか、少なくとも後で現れる移動の制御に機能的に関係していると信じている人達もいる。 移動の制御 (すなわち移動性) の最初の主要な兆候は、生後6ヶ月頃に乳児が仰向けからうつ伏せになり、そしてまた仰向けに寝返りする事である。 それ以前は、仰向けの状態で手足をさかんに動かす (律動的な繰り返し運動) ことはあっても、うつ伏せの状態になる事ができるまでは、本当の意味での移動性はまだ現れていない。 生後1ヶ月から2ヶ月で、乳児は横向きに寝かせると仰向けになる事ができ、4ヶ月頃までに「移動の前兆として」仰向けから横向きになる事ができる。(Keogh & Sugden,1985) 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 中学受験の四谷大塚の記事にも書いてあるのですが、全国的に4年生頃になると親も子供を塾に入れるようになります。 しかし小学校では、3年生までと違い、4年生からの勉強が極端に難しくなります。 本格的な「算術」が始まるからです。 特に中学受験を考えている子供は、学校では教えてくれない鶴亀算やニュートン算などを克服しなければいけません。 そして四谷大塚のテキストは、半年から1年程の先取りをしていますから、学校では教えてくれないもの・・・しかも半年以上先の勉強をしなくてはいけないので、もし4年生から思い付いて勉強をし始めても、5年生になる前にドロップアウトする子供が多いのです。 ですから、もし子供を勉強ができるようにしたいのであれば、4年生から塾に行かせる…なんてことではなく、4年生になる前にそれについていける学力をつける努力をしないといけないのです。 僕の塾では、もっもっと前の段階、年少前からそれを計画し実行しています。 まず目標にするのは年長児。 年長児が終わる前、つまり小学校に上がる前までに、子供がどこまでできるようになっているかを考え、年長児を目標に勉強ができるような取り組みを実行していきます。 恐らく僕のように大学受験を意識し、小学校までの勉強、小学校での勉強に目標を置いた教育をしている塾はほぼ無いと思います。 多くの幼児教室は、「集中力」を養うとか、「思考力」「記憶力」などという抽象的で訳の分からないものを物事の本質として捉え、半ば宗教的、オカルト的な取り組みで保護者を煙に巻くような取り組みを実施しています。 そんな抽象的な取り組みで、子供達の成績が上がるわけありません。 大事なことは、どのような行動を強化することにより、どのような具体的な結果を得るか、ということです。 つまり、算数を勉強しないと算数はできるようになりませんし、国語をしないと国語ができるようにならない、という事と同じです。 どんな田舎で勉強していても、大学入試は全国の同級生と競わないといけません。 ですから、田舎だ、中学受験などない、などという言い訳で子供に勉強をさせない親は正に育児放棄に等しいです。 幼いころから全国の同級生を意識し、高い目的意識をもって勉強させることこそが親の役目です。 言い訳ばかりで子供の未来を閉ざさず、親こそが高い見識で子供の未来に積極的に関わってください。 それこそが親として最も大事な役目なのですから。 運動発達を科学する PART 12 姿勢の安定における変化をさらに理解するために、キーオとサグデン (1985) は、姿勢の制御ができるようになる前に解決されなければならないとされる、それぞれ互いに依存した3つの動作課題の観点からこの発達を特徴付けている。 すなわち、 1. 重力に抗して一定の安定した姿勢を保持する事。 2. 姿勢を変えたり、新しい姿勢をとること。 3. 動きながら平衡を維持する事 である。 これらの課題は、最初は、いくつかの姿勢反射の存在によって解決されている。 その理由は、そうした反射は後で制御されるようになる姿勢動作とよく似ているからであると言われている。 例えば、重力に抗して一定の姿勢を保持する課題は、乳児期早期には、迷路性立ち直り反射と引き起こし反射によって部分的に解決されている。 姿勢を変えたり、新しい姿勢をとると課題は、頸と身体の立ち直り反射によって部分的に解決されている。 そして、動きながら平衡を維持する課題は、原初的な歩行反射とスイミング反射によって部分的に解決されている。 これらの3つの課題は、最終的には、発達心理学者が「随意的」な姿勢制御と呼ぶものの出現によって解決される。 随意的な制御は十分に成熟した神経系と筋肉骨格系が前提になるが、その制御の出現は関連する行動が環境にもたらす効果にも大きく依存する。 筆者の見解では、「随意」行動は実際にはオペラント行動である。 運動行動の発達における重要な問いの一つは、その行動の起源に関するものである。 それは、関連する姿勢反射や移動反射、あるいは律動的な繰り返し運動から発展するのだろうか? すなわち、それらに共通した機能的特徴があるのだろうか? それとも機能的にも発達的にも別物なのだろうか? 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← いつもの秀才年長児に、四谷大塚通信教育リトルクラブの入学準備教材をやってもらいました。 4か月分の教材とホームワーク(30ページほど)を二日でやってしまいました。 まぁ、この子にしてみれば面倒な作業だけだったようです。 早く2月から始まる教材にチャレンジしたそうでした。 まぁ、それも恐らく簡単に終わるでしょうから、夏休みまでとりあえずやらせてみて、それでも軽いようでしたら飛び級させてやろうと思っています。 とりあえず、6月にある全国テストで良い点数が取れるよう、しっかり教えていきたいです。 運動発達を科学する PART 7 しかし、このように解釈したからと言って、乳児に見られる律動的な繰り返し運動の類似性をどのように説明できるだろうか? 行動分析学的な解釈では、動作によって生み出されたこのような感覚フィードバックがその動作自体を強化する力が遺伝的な物である事を、単に示唆しているだけかもしれない。 これは、ある特定の刺激が強化子として機能する遺伝的なものであって、その行動が遺伝的でないことを示唆する最初のケースではない。 ピーターソン(Peterson,1960) は、実験箱の中で、移動する黄色光を孵化したばかりのアヒルのヒナに見せた。 黄色光が移動するたびに、アヒルのヒナはそれに後からついて歩き始めた。 この後追い行動は、ローレンツが「刷り込み」(imprinting) と呼んだものである。 しかし、ピーターソンは、動く黄色光がプレキシガラス製のディスクをつつく行動を形成する強化子として用いることができる事も明らかにしている。 この観察を基に、スキナー(1974) は、アヒルのヒナが離れようとする時に黄色光がヒナに近づいていくように調整する事によって、恐らく黄色光から離れる行動 (通常の刷り込み行動の反対) が強化され得る事を示唆している。 ピーターソン(1960) の実験は、他の刷り込み刺激と同様、孵化したばかりの早成性の鳥類における後追い行動が、それ自体は遺伝的なものではない事をはっきり示している。 むしろ、刷り込み刺激の喚起機能と強化機能が、ヒナをその刺激に早期にさらすことによって確立されると言える。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 冬期講習も順調に進み、子供達はこの時期にしかできない取り組みを一生懸命行っています。 そんな中、家や教室での取り組みでポイントを貯めた子供達が、続々と2度目の銅メダルに合格しています。 ![]() この年中児もその一人です。 この子は今、6年生の分数の計算もできるようになり、今はより詳しい計算に取り組んでいます。 またこの子は今、「外郎売のせりふ」にチャレンジ中です。 恐らく年長児になる何か月か前には覚えきると思います。 たいへん物覚えの良い、賢い生徒です。 以前電話した四谷大塚の先生の話によると、うちの生徒達、特に幼児クラスの生徒達のようによくできる生徒は本部にもいないとのこと。 それだけうちは高度な事を子供達ができるようになるよう指導しています。 同じクラス、同じ学校で優秀な成績を残し喜ぶのではなく、全国の同級生の中でも優秀な位置にいられるよう今後も指導していこうと思います。 運動発達を科学する PART 6 環境要因の役割を示す他の証拠は、観察された繰り返し運動の開始年齢とその種類に有意な個人差があるという事である。 このような個人差はそれぞれ個人の成熟の速さの違いによるということも考えられるが、それらはまた子どもそれぞれのオペラント随伴性の微妙な違いによるとも考えられる。 例えば、どのように行動が起こるかに関わらず、それが生み出す結果は後にその頻度が増加する原因であると考えられる。 接合強化を用いて、テレンと共同研究者は、「自発的」と記述した脚の動作がオペラント行動に「転換される」ことを明らかにした。 彼らの例では、実験者が強化的な結果を操作しているので、その結果自体ははっきりしている。 しかし、正常な律動的な繰り返し運動では、強化的な結果がそれほどはっきりしないこともある。 身体的動作に対する教化子が、動作それ自体によって生み出される感覚的なフィードバックである事もあり得る。 例えば、足と足をこすり合わせることによって、自己受容的フィードバックと感覚的フィードバックの両方が生み出され、足蹴りによって自己受容的フィードバックとしばしば視覚的なフィードバックが生み出され、表面を手で叩くことによって自己受容、感覚、おそらく視覚、そしてもちろん聴覚それぞれのフィードバックがもたらされる。 --------------------- 本だとなかなか読まないけど、ディスプレイなら読む・・・という方々には結構好評です。 少しずつお勉強していきましよう。 続きます・・・。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp ![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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