![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今年も大勢の皆さんにご愛読いただきました。 本当にありがとうございます。 来年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ 以前にも記述したのですが、言語を取得し、それをある程度使えるようになってくると、行動の制御がルールに支配されなければいけません。 つまり、ルール支配行動がなされないといけないという事です。 概念は以下です。 ルール 行動随伴性を記述したタクトが生み出す、言語刺激。 ルール支配行動 ルールによって制御される行動。 ルール支配行動は、上記のごとく言語刺激です。 つまり、言語を獲得した者のみがそれによって制御されるのです。 ここ、大事ですよ。 そしてここでいう言語は、主に母語です。 日本人なら日本語ですね。 今回、なぜこのような書き出しなのかというと、ある年長さんの言語的行動に問題があり、それを克服するための訓練が続いているからです。 その子は、主にトランスクリプション (Transcription 書き取り) とエコーイック行動 (Echoic Behavior)に難があります。 例えば、短い文章を、正確にオウム返しにする行動がなかなか厳しいですし、正確に文字の表記ができないなどという事です。 一度にいろいろな行動に介入する事はできないので、とりあえず正確に文字表記する、という事に今取り組んでいます。 しかし難しいのです。 実際。 なぜ難しいかというと、言語的行動に難がある場合、ルールによる行動の制御が難しいからです。 例えば、文字表記する場合、特に漢字などを覚える場合です。 その昔僕は、「総合」の「総」を覚える時、「いとへんにハ、ム、心」などと、分解して覚えました。 これはもちろん、「いとへん」や他のカタカナ、漢字を覚えていての事ではあるのですが、この場合「総」を書くときは、その形、書く順番などをルールに制御されているのです。 こうした事は、他の行動や学習をする際に、頻繁に利用されます。 つまり文書化されたルールによって支配された行動でないと、長期に渡って知識を蓄え続ける事は非常に困難なのです。 こうしたルールは言語獲得初期段階ではあまり見られませんが、ある程度の日常会話が成立するようになると、このルール制御が非常に重要になってきます。 文字の獲得段階において、例えばカタカナを覚える場合、「ツ」と「シ」、「ン」と「ソ」、「リ」など、似たような形の物を習得させる時には、やはり言語によるルール支配が無いと非常に厳しいのです。 (もちろん全くそれでないといけない、という訳ではなく、言語未獲得な時期では、それぞれの線の作り(運筆や筆圧)や書き方を細かく強化していくと、文字の獲得はできます。) 今回僕が2時間かけて徹底的に学習させた事は、「ツ」と「ソ」、「シ」と「ン」でした。 まずは「ツ」です。 「『ツ』は、左から右へ、上から下に縦書き、だよ。 これ覚えてください。」と言い、言えるまで何度も復唱させます。 それを覚えさせたら、「ツ」を何度も書かせます。 次に、「『ソ』は、『ツ』の1本無いやつだよ。」と言って書かせます。 つまり書き順や形によって分類し、それにルールを随伴させて学習させるのです。 「シ」と「ン」の場合も同様に、「上から下に、横書きだよ。」として学習させます。 ここでの指導で最も大事な事は、こちらがルールを提示して書かせる・・・・だけではなく、書く前に、文書化されたルールを徹底的に反復させ覚えさせる、という事です。 その後「書き」の訓練をするのです。 まあ、いろいろなパターンがあるので、指導法は今回はこの程度にしておきますが、こうした事からもわかる通り、大事な事は、「母語をどれだけ習得できているか?」という事です。 語彙が豊富で、その使い方に長けている子ほど、「賢い」とお考えになっていいと思います。 逆に、幼い頃から少々足し算や引き算ができたとしても、そんな事はそうたいした事ではないのです。 言語行動の強化は、最大の教育の目標として取り組むべきだと思います。 そしてその言語とは「日本語」です。 それは、幼い頃からの読み聞かせだけではなく、総合的な言語行動の基礎になるような訓練が非常に重要だという事を知っておいてくださいね。 その事は、後日に・・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日久しぶりに作ったのです。 ![]() ミートソース♪ ![]() とりあえず、市販の物 (レトルト) を使わないのが僕のポリシーなので、全て手作りです。 今回のコツは、ワインとニンニクの量かなぁ・・・・。 パスタは規定の茹で時間の1分前くらいのアルデンテが好きです。 みなさんの今夜の夕食は何になさいますか・・・・? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さっき生徒さんが、つきたてのお餅を持って来てくれましたぁ~♪ d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ ![]() ![]() これで年越しできそうですd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() > 今日は一転、泣きわめきで始まった取り組みでした。 > 上手くいかないものです。 > どうして泣いたのかは分かりませんでした。 > 始まる前から泣いていたので、別の部屋へ連れて行き、座るよう促しましたがだめでした。 > 寝て、転がって、足をバタバタさせ、床に足をバタバタさせたのが痛かったのか「痛いよ~痛いよ~」と泣き続けます。 > この場合、私は無視して固まりました。 > その後、座ってくれる?と聞きましたが同じ事が続きました。 > 5分くらいしても同じだったのでタイムアウトを使いました。 > これなんですが、座るよう言い、座っていますが足をバタバタさせたり、泣きながら後ろを向いたりしています。 > この時のアプローチ方法はどうしたらいいでしょうか。 > 私は「黙って座りなさい。」と2回言いました。 > 完全に命令形です。 > 1分経ったので解除しました。 タイムアウトを使用する際は、元の場所、またはその周辺に大きな好子が無いといけません。 その場所が嫌子な場合は、タイムアウトで場所を移動する事自体が好子になるので (または、嫌子消去の状況) 、効果は無いのです。 例えば、勉強を嫌がっている子どもにとって、その場所から離れる事は願ったりかなったりですよね。 逆に、好きなビデオやゲームをやっている子どもにとって、その場所から離れるのは好子が消去されてしまいますので、タイムアウト法が効力を示すのです。 > その後は机の前に座り、今日の取り組みを説明して、それでも泣いたりごねていますので、没収の事を言うと、さらに泣き始めて「ポイントはいらない」と言い始めました。 > なのでその後は私も没収やポイントの事を、しばらく口にしませんでした。 > 実際に書き始めたのは部屋に移ってから10分後でした。 こういう時には、いつもの勉強場所 (机の前等) に、大好きなブロックなど遊び道具を持って行って、とりあえず能動的に机に座ってもらう工夫が必要ですね。 取り組みの説明などの言語によるコントロールは、おそらくあまり意味がありません。 言語ではなく、他の行動で制御する事を心がけましょう。 > いつもよりはだいぶ少ない量でしたが、(線つなぎ2枚、なぞりがき2枚)時間は35分座っていられました。 > 座ってからは一度も立ったり、泣いたりせず、逆に笑っていたくらいでした。 いつも言っているように、量は気にしなくて良いです。 その日、その日の行動の目標を設定し、その行動がどうだったか? という事を考えましょう。 > 「間違っていてもすぐに指摘しない」 > 私は今まで間違った所を即指摘していたので、○○は「できない」をすぐに言うようになりました。 > 今日も言いそうになりましたが、言うのをやめて「最後までやってみてね。」と言いました。 > なぞり書きの時でしたが、全部終わった時に、やり直して欲しいところと上手く書けたところを比べて「どっちが上手く書けた?」と聞き、選択した方でない文字を消させて「上手に書けた字みたく書いてみて。」と言うと、「できない」とは全く言わずにやり直す事が出来ました。 良い指導法だと思います。 やり直しをしてくれた際には、ちゃんと好子を提示していると思いますが、暫くその方法を続けてみてくださいね。 > ・声掛けをしないように。 > ・間違えてもすぐに指摘をしない。 > ・取り組みを少しでもやってくれた事を評価する。 > ・不適切な行動をとった時は無視する。 > ・出来る事が当たり前だと思わない。 > ・・・などなどなどなど。 > 毎日の取り組みの中で、同じように進む事はありません。 > 今日のように逆戻りした時、どうしたらいいのかと思い出し、メモを取り出し、毎日が私も勉強です。 お母さんの気持ちを考えると、イライラする事もあるかもしれませんが、お母さん自身がご自分の行動をいかに制御できるか? という事が、育児や教育には大きな意味を持ってきます。 今のお母さんの向学心に満ちた指導の日々は、少なくとも、何も考えてない人々よりも100倍良い育児や教育ができているはずです。 そうした姿勢を崩さず、また結果をすぐに求めず、気長に続けていきましようね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 新しい教材を、会員さんのお父さんが提案してくださいました。 ![]() 10マス×10マスの区切りボードです。 (ボードの色は変更可能です。) ![]() いろいろな使い方ができます。 ![]() 色積み木もセットです。 使い方は今の所、掛け算練習につかっているのですが、四則計算に応用できますし、記憶の訓練にも使えます。 まだお値段未定なのですが、多分3000円~4000円くらいになるのではないかな?と思います。 欲しい方は、是非左の「問い合わせフォーム」よりご連絡ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 嫌な事の多い世の中ですが、元気にいきましょう!! ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、鹿児島の実家に帰省していらっしゃるお母さんからのお便りです。 お子さんは、恥ずかしがり屋の3歳児。 とてもかわいいお子さんです。 -------------------- こんにちは。 ひらがなを書く練習、順調に進んでます。 最近はよる、寝る前に1、2文字ずつ練習しています。 平仮名の一覧表を見せて、書きたい字を選ばせています。 当然、簡単そうなものばかりですがやる気になってくれれば、それでもいいかと思っています。 最近は、「次は何してあそぶ?」と聞くと、「お勉強する~」 と、自ら進んで大好きなシンケンジャーのノートを開いてくれます。 一文字上手に書けたら、また1ページにたくさん書けたら好子ではんこをついてます。 ![]() 昨夜はイヴでいとこが遊びにきて大変、賑やかでした。 みんなと随分はしゃいた後、「さあ、寝る時間だよ」 と言うと、「あれ?お勉強は?今日、してないよ」と言うのでびっくりしました(☆_☆) ○○にとっては遊びの一環だろうと思ってましたが、いつの間にか、習慣になっていたようです。 私の教え方も、11、12月に詰めて授業させていただいたので、私自身しっかり身についてきたようで、迷ったり、いらいらすることなく、楽しくお勉強できていますo(^-^)o 本人も、「どうしても書けない時」は、ちゃんと自分で点をうってなぞったりしてて、身についてたんだ~と感心します。 まだまだ私が口を出すことが多いのですが、少しずつ減らしていけたらと思います。 ![]() 「つ」 は、どうしてもしたがながくなってしまい、こんなにたくさん練習しました。 ![]() 「のり」は書くごとに海苔を一枚ずつおじいちゃんからもらって、とても嬉しそうでした(^O^) -------------------- お子さんの良好な行動が、能動的に行われているというのはすばらしい結果だと思います。 僕は、授業中お母さんが熱心に記帳してらっしゃったのが、とても印象的でした。 そうしたお母さんの行動が、結局はお子さんのこのように良好な行動に繋がっているのです。 今後もお母さん自身が「学ぶ」という姿勢を崩さず、お子さんに適切なアプローチで育児、教育なさってくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日も3歳の会員さんの、自宅での取り組み報告です。 現場のお母さんの、生の、しかも具体的な報告は、僕にとっても読者のみなさんにとっても大いに参考になると思います。 是非日々の取り組みの参考になさってくださいね。 ここには「知能の何たるか?」などは存在しません。 そんな事よりも、もっと大事な事が非常に多く語られています。 賢い子どもに育てるには、どれだけ能動的にいろいろな取り組みをさせる事ができるのか、どれだけそれらを習熟する事ができるのか、にかかっています。 「知能」に対する不毛な論争をするよりも、科学的な教育法でしっかり教育していきましようね。 -------------------- 水曜木曜の2日間ですが、順調にいっています。 水曜は祝日で主人も休みを取り、家におりました。 その中での取り組みでしたので、いつもよりもちょっと周りをきょろきょろしていました。 普段は実家で取り組みをしていますし、場所も違うのでそういう感じだったのかと思いました。 しかし○○は、椅子を一度も立つ事もなく45分ほど取り組みを行いました。 すべて5まで・10までのたしざんです。 いつもよりも1枚にかかる時間は長かったです。 ですので、2問やったら1粒、2問やったら1粒と、やった後は1枚やったら1粒・・・といきたいところでしたが、2問で1粒をしばらく続けて、3問で1粒というようにしました。 でも、合計8枚を行いました。 木曜は、今日ですが、1時間も椅子に座って取り組みをする事ができました。 たしざんのプリントは不覚にも5枚しかなく(汗)・・・。 どんどんこなすので、プリントが間に合わないという、私の失態でした。 そこで今週は一度もやっていない等号不等号をやってみました。 たしざんはその5枚を行いました。 2問で1粒でスタート、1枚で1粒としてもすんなり出来るようになりました。 昨日とは大違いです。 その後、等号不等号は自分から黙々と数え始めて解いていきます。 ただ、左側の数を数えた後にその数字を書かないまま、右側の数を数え数字を書きます。 そのため、左の数を間違えている事があります。 そこで数え終わる時に(今では数える時は声を出しません)、「いくつ?」と声を掛けましたところ、「あっ☆」と言いながら書くようになりました。 書いた時点で「よく気付いたね~。1粒いいよ。」と言うとその後は書くようになりました。 その時は、6枚を終わらす事が出来ました。 また、日付と名前はなるべく書くようにし、名前は前もって私がなぞれるように朱色で薄く名前を書いておいたものも混ぜておいて、なぞりが出来るようにしています。 ただ、今週はたしざんのプリントをやっているので、なぞり書きは前よりはやっていないような感じです。 今日ぬいばり・ぬりえを1つずつ書いて終わりました。 絵の下に1か所書く欄があるので、「ここだけ書ける?」と聞くとすんなり書きました。 左側のところを指して「ここはどう?」と聞くと、にこにこしながら「ここは書きません。」との答えが返ってきました。 それ以上、無理に書かせる事はさせませんでした。 紙を裏返して「ぬいばり・ぬりえって書ける?」と聞くと「書けま~す!」と言いながらきちんと書けました。 その時、「え」がいまいちだったので、私が書いて、その上を○○が書いて(しっかりなぞり書きになっていました)、そのご自分だけで書いて・・・ それを3回くらい繰り返しましたが全く嫌がることなく書きました。 来週はなぞり書きに付加的好子を!と思いました。 でも、ちょっとびっくりしたのは自分からこういう事を今日はしました。 私は広告の裏に「9+5=」と書き、ポイントカードに丸を付け始めました。 その時、私は何も言わず、○○の行動を見ていました。 すると○○は何も言わず、答えを「14」と書きました。 だいぶ、「式」に対してですが「嫌がる行動」が弱化されてきたのかなと感じました。 まだこの数日ですが、たしざんをやる時は笑顔だったりします。 随分変わりました。 昨日からチョコベビーは1粒を半分に割り、実質1/2です(笑)。 うがいをしたいとも言わなくなりました。 この2日はこんな感じで進みました。 日曜も祭日もできるだけ変わることなく続けていきたいです。 >しかしお母さん、まだまだ勝負はこれからです。 > >これからも大変な事は次々と現れるはずです。 >その時のためにも、お時間がある時には、なるべく本を読み、まずは用語を覚えましょう。 > >そして1冊の本を何度も読み、熟読し、理論を自分のものにしていきましょう。 > >そうする事が、いずれやってくる次の壁に対する強力な武器になります。 > >現場で指導を実践すると共に、理論の勉強を欠かさず、しっかり指導してくださいね。 バックの中には「行動分析学入門」が入っています。 いつも読む時間があるわけではないのですが、いつでも取り出せるように「音読プリント」と共に持ち歩いています。 用語も満足にまだ覚えていないのが実情ですが、早く理解できるように何度も読みたいです。 ![]() -------------------- 今回は以上です。 3歳の○○君の目覚しい成長が、僕も本当に嬉しいです。 読者のみなさんのお子さんの様子はいかがですか? お子さんは、進んで取り組みしてくれていますか? そして成果は出ていますか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、分かりやすい論文の抜粋から始めますね。 スキナーの著書の一つに、『教育技術論(1968)』がある。 自叙伝の中で、最も努力を傾注したのは教育の技術開発だった、と語っている。 スキナーは、教育を直感に頼るのではなく、オペラントの研究成果によって有効性を向上させる応用科学でなければならないと考えていた。 また伝統的な教育法は学習の原理を無視していて、教育目標に向かって形成される生徒の行動は、自発的に学習されなければならないと主張している。 伝統的な教育法では、新しく獲得される行動に対して有効強化子としての報酬 (評価) が時間的に離れていて、強化量が貧弱で、学校は嫌悪コントロール (罰と罰の脅威) に頼りすぎている、生徒を勉強嫌いにし、さぼり好きにするばかりで、あげくに落ちこぼれの大量生産をしていると指摘している。 教育の「目標は行動レパートリーの拡大」であり、行動を抑制する事ではない。 強化をもっと重視すべきで、また人為的な強化子に頼るべきではない。 生徒たちはほとんどの場合、新しい行動の学習 (知識の獲得) そのものにごく自然に強化される。 また伝統的な教育法は、個人差を考慮せず、生徒たちは、出発点を違えば、学習のペースも異なり、いろいろな所でつまずく。 20人またはそれ以上の生徒を扱う教師にとって、現在の教育環境は最適とは言えない。 スキナーは、伝統的な集団教育を軍隊の大集団コントロールのやり方になぞらえて隊列方式と呼んでいる。 -------------------- スキナーはこう言っています。 『生徒の個人差を考慮しないという欠陥がおそらく、教育の効果が貧弱になっている一つの原因であろう。 複合課題制とか学年廃止の試みもせず、大集団の生徒を同一速度で、同一教材で、同一に評価する指導が、今なお、広く実施されている。 勉強の速度を平均的な生徒に合わせている。 どんどん先に進める生徒には時間の無駄だし、興味を失わせる原因になっている。 ゆっくり進まなければならない生徒は落ちこぼれとなり、興味を失う。 生徒によってはある教科はどんどん先へ進めるが別の教科ではゆっくりでなければならなくても、全ての教科を同じ速度で進めている。 精神障害を持つ特異な生徒は別にしても、特別な能力を示す生徒がいるにも関わらず、そういう才能やそういう興味はほとんどないし、全く無視されている。』 これは、1968年に言われた事なのですが、2009年の今も、その時代とほとんど変わっていません。 という事は、もしかしたら、すごい才能が失われ、また救われるべき人々が、切り捨てられ続けているのかもしれません。 もしそういう教育が全て是正され、救われる才能、拾われる才能が増えたとしたら、この世の中は今よりもっと良い社会になるのではないでしょうか? 決して今の全てが悪いとは言いませんが、教育現場は正に理想とはほど遠い現状である事は確かだと思います。 先日のお母さんからの報告からもわかる通り、行動分析学を基にした指導は、目から鱗のことばかりです。 そして奇跡を目の当たりにする事ができます。 僕たちが受けてきた「伝統的な教育法」をもう一度見直し、科学的な正しい教育法で子育てをしてみませんか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日緊急メールでの報告がありましたが、その後、その時の詳細をお母さんがメールで送ってくださったので、それを全文掲載しますね。 お母さんの喜びが、本当に手に取るようにわかります。 行動分析学を基にした指導の正しさや成果も、きっとわかっていただけると思います。 是非最後まで、ゆっくりご覧になってください。 さて、○○の様子ですが、昨日、嬉しさのあまりメールをお送りしました。 本当に凄かったですよ。 びっくりしました。 今回は、先生が授業中に○○に言ってらした「黙ってやる」というのもちょっとやってみました。 で・・・・・ やりましたよ~~~! d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ では、昨日の様子・・・・ ![]() 教材はこれです。 ○○が自分から「たしざん、やりた~~い!」と言い出したので(いつも取り組みを行う時間くらいにでした。)、机に5までのたしざんのプリント1枚を置き、「それぞれの丸を塗って、四角に答えを数字で書いてね。」と言い終わるかどうかの時に、○○はすでに鉛筆を持って書き始めていました。 まずは左の項の数字の丸を塗った時に1粒、右の項の数字の丸を塗って1粒(付加的好子:チョコベビー)、答えを書いて1粒・・・。1問目はこんな感じでした。 2~6問目は、その工程を全部やったところで1粒、これで1枚が終わりました。 2枚目は2問できたら1粒にしました。 どんどん進みます。 3枚目はそれプラス、途中で3問できたら1粒にしました。 1問できたら「できた!」と言っていたのがだんだんに言わなくなり、「1粒の区切り」までは私には何も反応しなくなりました。 その時、私も黙っています。 その後は、10までのたしざんになりました。 私が、「ここからここまでは黙ってやってね。できたら1粒あげるよ。 ポイントも2倍だよ。」というと、○○は黙って丸を塗ります。 途中で分からなくなると、元に戻って鉛筆の先で丸をコツコツと鳴らしながら数えている様子です。 ○○が、答えを「10だね。」と言ったので、私が「黙ってやる。」と言うと、ピタッと言うのを止めました。 始まって21分、○○は「うがいしたいよ~。」と涙ぐんでごねました。 そこで私がお茶を持って行くと、○○はブクブクとうがいをしていました。 ○○は、「すっきりした」と言い、鉛筆を持ってそのままたしざんを始めました。 用意しておいたたしざんのプリントはすべて終わってしまいました。 次に私が、「なぞりはどう?」」とプリントを見せると、「やります!」と言ったので「かきくけこ」の練習を始めました。 今回は「鉛筆」で挑戦です。 ○○は、「色鉛筆で・・・」と言いましたが私が、「鉛筆で書いてくれたら1粒+ポイントですが、どうですか?」と聞くと、黙って鉛筆で「か」を書きました。 私は密かに1画目を書いた時点で1粒と思いましたが、あまりに真剣に書いていたので書き終わるまで待ちました。 そして書き終わり1粒あげると、その後の文字を次々に書いていきます。 1行書いたら1粒、2行書いたら1粒、そうこうしているうちに1枚終わりました。 「かめ・かえる」もそんな感じで終わり、1時間が過ぎました。 私が直させたかった「か」の1画目のカーブも上手になりました。 昨日○○は音読ドリルを持ってきて、「坊っちゃん」をおばあちゃんに音読して聞かせたそうです。 おばあちゃんが言うには、その日「坊っちゃん」のページを広げ、黙読していたとの事。 おばあちゃんは、「『読んでいたの?すごいね~、また読んで聞かせてね。』と言ったら、すぐに読んでくれたよ。」と、教えてくれました。 そして○○は、私が仕事から帰ると、覚えたところまで聞いてと言ってくれました。 「すごいすごい!そんなに言えるようになったの?びっくりだよ!」と言うと「次も言いたい!」となりました。 今日もやはりたしざんに挑戦です。 ○○は、「今日は10までのたしざんをやりたい。」と言いましたが、5までのたしざんから始めました。 今日は全部でプリント8枚用意しました。 昨日よりも1粒与える間隔を長くしてみましたが、すんなりいきました。 1枚目は「2問やったら1粒」から始まり、2枚目からは「1枚終わったら1粒」にしても大丈夫でした。 暫くして、5枚終了時に、私に来客がありました。 取り組みが始まって16分経過した時です。 「残りの3枚を1人で全部同じように出来るかな? 全部出来たら教えてね。」そう言うと私は部屋から出ました。 完全に○○1人です。 ちょっとドキドキです・・・もちろん、私がです(笑)。 すると・・・・・ ・・・・・15分くらい経った時・・・・・・ 「終わりました。」 と3枚のプリントを持って○○が戸を開けて出来てきました。 私はお客さんに待ってもらい、ちょっと席を外し、すぐに丸つけをして3粒+ポイントをいつもより多く押しました。 正味約32分、○○は、しっかり一度も席を立つことなくプリントを一人で終わらせました。 完全に1人の時は、声も聞こえませんでした。 プリントはもうちょっと用意しておけば良かった・・・(笑)。 たった2日ですがすごい成果です!! 本当に凄いですよ~。 しつこいようですが、本当に凄いです!! 自分の子じゃないみたいです(笑)。 さて、取り組みは3歩歩いて忘れないよう、継続する事が大切です。 これはあっちゃん先生に言われた、暗唱の取り組みの練習でで学んだ事です。 ○○に今日もいつもの時間通りに声をかけると、机の前に座布団を3枚重ね、ちょこんと座ることから始め、鉛筆を持ち、書いていく・・・。 嫌がっている様子もなく、とても素晴らしい光景です(笑)。 「昨日はたしざん沢山やったけど、大丈夫だった?」と聞くと、「たしざんはたのしいです!」と笑って言っていました。 「式」が「嫌子」だったのですが、好子出現による行動の強化が行われているようです。 やっぱり、好子は大きい方がいいようです(笑)。 今までのような厳し過ぎはあまり効果は上がりませんでした。 先生に教えて頂いて、本当に良かったです。 この調子でいきたいところですが、また、つまづく可能性大です。 それも乗り越えられるよう、頑張りたいです。 これからも宜しくお願い致します。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日はクリスマスイブ。 みなさんに、そしてあなたにこの歌をプレゼント・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いつものお母さんから、「びっくりしたので、ご報告。」というタイトルのメールが、月曜日15時頃届きました。 嬉しくてご連絡いただいたようなので、みなさんにもご紹介しますね。 -------------------- あっちゃん先生こんにちは ○○です。 今日の取り組みですが・・・ 5までのたしざん3枚、10までのたしざん4枚:40分、かきくけこの練習1枚とかめ・かえるのプリント1枚:20分、1時間ずっと座ってやりつづける事ができました。 ごねたのは21分を経過した時に1度ありましたが、先生に教えられた通り、私は固まって動きませんでした。(ごねた理由は、「うがいをしたい」でした。 お茶を持って行くと解消されたようです。) すると○○は、その後は自分から書き始めました。 なんというチョコベビーの威力!! あぁ、すごいすごい・・・。 昼休みが終わりますので、詳しくはまた追ってメールにて。 -------------------- このようなメールでした。 実はこのお母さん、自分が指導している時には、なかなか続けてお子さんが取り組みをやり続けてくれなくて、結構悩んでらっしゃったんです。 なので前回の授業で、ポイント以外の付加的好子としてチョコベビーを使う事をお勧めしたんです。 使い方は、理論をお勉強していただいて、その使用法を実際に僕の前でやってもらって、その後応用してもらったんです。 すると早速大きな成果が現れて、驚くやら、嬉しいやらでメールをくださったんです。 使用法を誤ると、標的行動以外を強化してしまったり、食べる行動を強化してしまうので、その辺りを気をつけて使用しなければいけませんが、子どもにとっての大きな好子の提示は、即効良い結果が現れると証明できたみたいですね。 僕も読んでいて、とても嬉しかったです。 好子出現による行動の強化は、指導アプローチとしては最も良い指導法です。 こうした経験が、「励まし、叱る」指導から、「褒め、促す」指導に転換する事ができると、お子さんはコントロールされているのにも気づかず、能動的な行動が増えるので、たくさんのことを素早く習熟する事ができ、結果無理無く頭の良い子に育てる事ができるのです。 今後も良いアドバイスができるよう、僕自身もしっかり勉強し続けようと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回は、いつもの3歳のお子さんの授業の付加的好子として、チョコベビーを使ってみました。 理論に基づく正しい好子の利用は、子ども達の能動的な正しい行動を飛躍的に増加させます。 逆に、不適切な行動を弱化、または消去し、結局は適切な行動のみを残す・・・・という行動のコントロールが可能となります。 今回の授業では、大嫌いな足し算のプリントを提示し、どこまでちゃんと座ってやりきれるか・・・というのを、実験方々取り組んでみました。 お母さんがそれまで行っていた足し算プリントの取り組みでは、見た瞬間に泣き出すか、または精々5~6分座っていられれば良い方だったそうです。 しかし今回僕の授業では、40分以上ちゃんと座って取り組み続けてくれました。 とても良い結果が出たのです。 その授業後すぐにお母さんからメールをいただいたので、今回はそのやりとりをご紹介しますね。 今回の足し算プリントは、下の写真のような物です。 答えの所の点○に、黒○の個数分色を塗って、その後答え(数字)を書くという取り組み方です。 ![]() -------------------- お疲れ様でした。 今日の授業で、少し○○君の様子を見させていただきましたが、前回より10分程長く取り組みをする事ができていましたね。 あと5分で、50分授業完了です。 これはとてもすばらしい事だと思いますよ。 しかも嫌いな足し算プリントの授業を(笑) ここを評価してあげましょうね。 > 実は先生の授業後、残った足し算のプリントを1枚やってみました。 > プリントを見せてみて、「やってみる?」と私が言い、○○が椅子に座ったので1粒チョコベビーを与えました。 > 丸を書かずに考えている様子だったので、丸を左の数の個数分塗りつぶし、ここで1粒。 > 次に右の数の個数分塗りつぶしたので1粒。 > 答えを書いて1粒、褒める・・・。 > 次の問題も丸を塗りつぶした時点で1粒、 > 答えを書いた時点で1粒、褒める・・・。 > すると、次の問題も塗りつぶし始め、答えを書く、1粒、褒める・・・。 > 最終的には5・6問目は2題やった時点で1粒、褒める、1枚終了。 > 主人は、「チョコベビーは予想以上に効果があったみたいやね。」 > ・・・そうですねと私。 好子による行動の制御は、驚くほどの結果を生み出します。 もっともっと、○○君のいろいろな行動を、適正に評価してあげましょうね。 -------------------- ここで注目していただきたいのは、最初は一つ一つの行動に対し、お母さんは好子を提示しています。 つまり、「プリントを完成させる」という目標に対し、まず子どもが椅子に座ってくれないといけない訳ですから、椅子に座らせる、また座り続けるという行動を強化するのです。 次に白○を塗りつぶすという行動を強化しています。 つまり、「足す数」の個数を、右の答えの白○の所を塗りつぶしてくれたら強化、「足される数」分を塗りつぶしてくれたら強化・・・というふうに、細かく行動を分けて強化・・・つまり分化強化するのです。 その後は、好子(チョコベビー)の提示を、最初より間隔を開けて提示しています。 非常に立派な指導法だと思います。 これは好子につられて、つまり餌に釣られてお子さんは行動している訳ではなく、好子によってその行動が強化されたので、次の問題が提示されても、同様の行動が能動的に行われたのです。 これは行動分析学の代表的な概念、「オペラント行動」です。 こうした指導法を、「餌付け」などと揶揄する人もいますが、決してそうではありません。 褒めるのも、チョコベビーも、行動直後に提示されると、その行動を強化する「付加的好子」となるのです。 では「褒める」という付加的好子と、「チョコベビー」という付加的好子は何が違うのでしょう? それは、好子の強さが違うのです。 違いはそこだけであって、やってる事は同じなのです。 より強力に行動を制御しようと思うと、より強い好子を与えれば良いのです。 またその好子によって頻度の高まった行動を持続させるために、好子の提示間隔を次第に広げ、プリントをする事自体に好子を内在させるように指導していくと、やがて付加的好子を提示しなくても行動の頻度を維持させ続ける事ができます。 しかしこれで永久にその行動が続く訳ではないので、当然間隔を開けての好子提示は必要です。 このように、子どもが嫌がる行動も、強化原理に基づいた指導を行うと、自ら進んでいろいろな行動をやってくれるようになります。 みなさんもこうした指導法を学んでみませんか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 以前、「あ」を上手に書けるようになった3歳児のお母さんからメールをいただきました。 このご家族は、今月からご実家の鹿児島にお帰りになってらっしゃるので、そちらからの嬉しいお便りです。 --------------------- こんばんは、○○です。 木曜日に鹿児島に着きました。 が、すぐに、私が風邪で寝込んでしまい、そのうえ※※が水ぼうそうになり、ようやく今夜からお勉強を再開しましたf^_^; 「く」と「つ」 を練習しました。 なぞり書きはすんなりできましたが、点なしで書くところで、途中、泣いてしまいました。 「もう、やめたいの?」と聞くと 「ちがーう!」 とお怒りの様子。 「じゃあ、なんで泣いてるの?」 「間違える~」 つまりは、悔し泣きでした。 少し前まではやめたいと泣いていたのに成長した気がして、嬉しかったです。 そのあと、落ち着いてから書きはじめ、写メールのとおり、上手に書けました。 「あ」も久しぶりに書かせましたが上手なままでした。 最近は寒くてこもりっぱなしなので、ポイントを利用しながら、続けていこうと思います。 また、書ける字が増えたらメールします。 寒いので風邪などひかないようお気をつけてください。 それでは失礼いたします。 ![]() ![]() -------------------- とても上手に書けていますね。 幼かったあの○○ちゃんが、お兄ちゃんになっちゃって・・・・。 僕も本当に嬉しいです。 行動分析学を基にした指導が、○○ちゃんをこのような能動的な行動のできる子にしたのですね。 これからも今までと同様、「強化原理」を元に無理の無い指導で、○○ちゃんをドンドン伸ばしてあげましょうね。 お帰りになるのを、心からお待ちしています。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 土曜日の授業中、いつものお母さんから宅配便が送られてきました。 中身を見ると・・・・ ![]() 何やら厳重に梱包された物が・・・・・ ジャーーン!! ![]() おいしそうな手作りクッキーd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ お休みの日は、なるべくお子さんと一緒に何かをしたい・・・という事で、3歳のお子さんと一緒に作ったそうです。 とてもおいしくいただきました。 ありがとうございました。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本日は、読んでいる論文の中におもしろい記述がありましたので、それを紹介しますね。 -------------------- 言語共同体は刺激に対する付帯反応を利用する。 付帯反応は内的状態の同定や叙述を助けるのに利用できる。 子どもが痛いめに遭い泣き出すことがある。 言語共同体は子どもに「痛いのね。」と教える。 そんなふうにして、言語共同体は、子どもが経験している内容に「痛い」というラベルを貼り付け、大まかだが、子どもに教える。 長時間、何も食べずにいて、食べ物を出され、ガツガツ急いで食べている時に、言語共同体は子どもに、「お腹がすいた。」という事を教える。 のちのち、痛い目に遭ったり、暫く食べていなかったりしたら、「痛い」とか、「お腹がすいた」と訴える事を学ぶ事になる。 こうして言語共同体は、経験する当事者に限定される情報に、ある程度アクセスする事ができる。 -------------------- スキナーによると、言語共同体が個人の内的過程 (認知や感情) へアクセスできるのはごく限られた範囲であるが同時に、当事者個人にもアクセスの限界がある。 すなわち内的過程に関する情報収集に内省法を使う場合、当の本人も自分の神経系の過程に直接アクセスできるわけではない。 ただ単に刺激と反応に気付くだけである。 次のスキナーのコメントを考えてみよう。 『自分自身の思考活動を観察しようとしても、実際に観察できるのは、知覚系 (カバート) 、運動系 (オーバート) の行動だけである。 「認知過程」の結果を観察するという言い方をするが、「過程そのもの」を観察する事はできない。 「意識の流れ」は観察できても、その「流れの原因」は観察できない。 「レモンのイメージ」は観察できても、レモンの姿形が香りとどのように結びついているのかは観察できない。 「抽象的な用語の使用」は観察できるが、「抽象化の過程」は観察できない。 「思い出した名前」は観察できるが、それが「記憶のプールからどのようにして引き出されたのか」は観察できない。 内省法によっても、我々は強化の随伴性によって行動が形成され維持される生理学的過程は、観察できない。』 個人は自分の生理的過程の活動結果の一部を報告するだけで、生理的過程そのものを報告できる訳ではない。 例えば、経験したテレビゲームの面白さにはアクセスできるが、ゲームをする事とその時の感情がどのように結びついたかにはアクセスできない。 「なぜテレビゲームをするのか?」と質問されれば、その時の返事はおそらく、「面白いから」、という事になるだろう。 その行動が強化の随伴性によって維持されているなどの答えにはならない。 なぜなら、そのような情報にはアクセスできないからである。 内的状態へのアクセスになぜ限界があるのか、と考えられる理由は進化に関係しているはずである。 (スキナーの表現では、適者生存の随伴性) すなわち、進化の過程を通じて生き抜いてきたシステムは、種の生存上に一定の役割を果たしてきたものである。 環境からの情報を処理するシステムは、生活体の内的状態に関する情報処理よりもずっと重要だからである。 スキナー(1974) 誰であれ、人間の思考を完全に説明できない。 おそらく、人が分析を試みる中で最も複雑な対象であろう。 行動論的説明がいかに不完全なものであろうと、精神論的説明では何も説明し得ない事を忘れてはならない。 今回は久しぶりに論文の抜粋でした。 最後まで読んでいただいた方は、お疲れ様でした。 解らない場合は、何度も読み返してみてください。 何か得るものがあると思いますよ。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2009年12月21日月曜日~27日日曜日までの一週間、無料体験授業を行います。 対象年齢は2歳~小学6年生までのお子さんです。 また発達障がい始め、各種の障がいをお持ちのお子さん (年齢不問) も、是非お越しください。 無料体験授業に関するお申し込みお問い合わせは、お電話または問い合わせフォームにてお願いします。 冬休みにも入り、遠方からの皆さんにも体験授業が受けやすい時期だと思います。 また11月の講習会に参加できなかった方々にも、いくきょうけんの教育を、しっかり知っていただく良い機会です。 お友達お誘い合わせの上、是非ご参加いただけますよう、心からお待ち申し上げております。 お子さんを、論理的・科学的に高知能児に育てるため、是非一度お越しいただき、ご体験ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いまだに認知心理学的でしか物事を考えられない人は、一般心理学的な事を、さも専門家のように語っている訳です。 またそうした人たちは、心情をロマンチックに語り、根拠の無いラベリングによる独自の偏見に満ちた表現で、あたかもそれが正論のように主張しています。 それを主張する人も、それを聴く人も、そうした人達は、正にファンタジーの世界に住んでいるとしか考えられないのです。 さて、僕のブログを読んでくださっている方の中に、何人の方がダーウィンの進化論を否定する人がいるでしようか? そしてそれを非科学的だとする方が、何人いらっしゃるでしょうか? 僕たちは今正に、ダーウィンの主張する「進化」の真っ只中にいる訳です。 それは否定する事のできない、「淘汰」に支配されているのです。 つまり、「死ぬか生きるか」「滅びるか続くか」の世界です。 もしこの進化論が、科学的であり、信頼するに足ると認識していらっしゃる方は、行動分析学の科学性を理解でき、且つ認知心理学の矛盾点に気付くはずです。 たくさんの教育、育児のブログの中で (特に幼児期を扱っているもの) よく言われるのは、「幼児期の愛情溢れる環境が、子どもを良い子にする。」的な事が言われています。 確かに、誰もが納得できるような表現ですよね。 でもよく考えてみると、そもそも「愛情溢れる環境」とはいったい何なんでしょうか? 例えば、母親が子どもにおもちゃを与える行動。 これを見て、ある人はそのお母さんを優しいお母さんと評価し、ある人は過保護だと評価します。 また、子どもをひっぱたく行動。 これを見て、ある人は虐待だと言い、ある人は愛の鞭だと言います。 それぞれの行動は、常に他者の主観に委ねられ、どれが真実なのかは全くわかりません。 つまり「愛情溢れる環境」などという環境は、何かの行動の集合体に、誰かが勝手に名前を付けているに過ぎないのです。 ですからそこには具体的な表現は無く、常に曖昧で、また常に新しい表現が発明され続けます。 またこうした表現は、日常生活の中ではなんとなく納得しやすく、そうした教育をされ続けてきた人達にとっては、非常に理解し易い表現です。 つまりよくは分からないけど、結構心地いいファンタジーな世界観を表現しているだけなのです。 知能の世界観などもそうです。 知能というものは、何かの行動結果が現れた時、初めてその存在を確認する事ができます。 という事は、ある何かの名前で呼ばれる知能というもの(例えばMI理論でいう内省的知能など・・・)が、その行動を起こしたのかどうなのかという事は、結局証明できないのです。 つまり、何かの行動結果が出た時、はじめてその結果に対し、何かの知能カテゴリーに分類され評価されるだけなのです。 ですからその知能が、その行動を取らせているかどうかという事は全く分からないのですから、行動要因として考える必要は全く無いのです。 知能とは、あくまでも何かの「行動結果を分類するために作られた言葉」に過ぎないのです。 そうしたものを追い求め、考え続けるよりも、スキナーの言う通り、「思考も記憶も行動の生起要因ではなく、研究されるべき行動なのである。」と考えるべきなのでしょうね。 つまり知能 (思考力など) と呼ばれているものは、僕たちが日々行っているドアの開け閉めや、友達との会話などと同様に、進化論の中に生きている淘汰に支配された単なる行動なのです。 原因があるから結果がある。 この単純な原理原則が、今正に育児や教育の現場に一番必要とされています。 この大原則を忘れずに、日々いろいろな事に取り組んでいきましょうね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本日もお母さんからの報告からです。 > ブログ毎日拝見しています。 > うちの経過ですが、あんまり変わっていないような、変わったような・・・(笑)。 > そんなに早く変わっちゃったら気持ち悪いですね(笑)。 > 私が追いつけません。 > ○○はなぞり書きの拒否がだいぶ薄れてきたのが変わったところでしょうか。 > > > 今回、「坊っちゃん」の暗唱のヒントがあって、参考になりました。 > 車の中でちょこちょこと火曜からやっています。 > なぜか月曜は完全に「復習モード」で、あめんぼ赤いな・・・となり、大雪山・・・北見山地・・・となって、お山の大将やら元素記号やらで坊っちゃんは先送りになりました。 > しかし、しっかり覚えているものですね・・・私も負けるかと思っていたら覚えていました。 > > まだ、記憶力が弱っていなくてほっとしました(笑)。 物事の記憶は、その好子の強さや、フィードバックの回数により違ってきます。 この際の暗唱の好子は、他の事柄よりも強い好子によって維持されているんだと思います。 > 「坊っちゃん」はのんびりと覚えています。 > 車の中で、練習していますが、普段家では、飛び跳ね、踊りながら、出来るところまで言っているようです。 > 「そんな長いの、よく覚えてるなぁ~、凄いなぁ」と言われるとちょっとにやにやします。 > 区切っているところにはあらかじめ線を引いておいているので、そこで止まって読んでいるようです。 > 火曜日はお風呂に入りながら「坊っちゃん言って~!」と、私の母に読んでもらって自分でも言っていたそうです。 > > ・・・お風呂の時にそういう事をやるのは私の小さい頃に似ています。 > 私も同じ本を何度も何度も読んで、2冊の本(いやいやえん・ブーフーウー)をほとんど暗記してしまったそうなのですが、その時はお風呂にまで本を持ち込んで読んでいたらしいです。 > 4歳か5歳くらいの頃だったと思います。 > なんてお行儀の悪い!!・・・そんなところは似ないで欲しい・・・。 お行儀の良し悪しは主観なので、それを良しとするのもしないのも、個人差が大きいと思います。 僕は別段悪いとも思いませんし、むしろすごいお子さんだなぁと感心します。 一事が万事といいますから、お母さんは、何事に対してもそういう傾向が強いのではないでしょうか? > 今週はいろいろと実験というか、こんな場合はどうかな、こうやるとどうかなと試しています。 > > 月曜には「普段取り組みをやらない時間」に、取り組みを見せたり、声を掛けたりするとどうなるかをやってみました。 > すると、全く見向きもしませんでした。 > いつもは午後1時40分前後から40~50分やっているのですが、その時間よりも早いお昼前は積木で遊んだり、絵本を読んだりなのでちょっとだめでした。 > ただ、音読プリントはちょくちょく持って来ては「坊っちゃん、夏目漱石」と自分でやっているそうです。 > 今のところは午後1時40分前後からの時間帯で続けてみようと思います。 > 時間が行動を制御する場合もあります。 恐らく○○君は、「ルール制御」されているんでしょうね。 それは、あらかじめお母さんやおばあちゃんが与えてきた「生活習慣」という刺激が元になっていると思います。 > 火曜は「私以外の人間の前でも、私と同じように出来るのかどうか」を試してみました。 > 数を数えるものは出来ますが、他のなぞり書きなどは騒ぎ出してやりませんでした。 > > > 月曜~水曜まではなかなか調子良くやったと思います。 > 私の姿を見なくてもほとんど取り組みをやるようになりました。 > 始める前に約束をします。 > 1・提示したプリントを全部終わったら「終わった」と教える事。 > 2・間違えたりしたら、騒がずに消しゴムで消して、新しく書く事。 > 3・急がずにゆっくりやる事。 > 手を膝に置かせて説明し、○○にどんな約束だった?と聞き、答えが返ってきたら取り組み開始です。 > その時は私は○○の背後にいます。 > 本人もそれは知っています。 > 声も掛けません。 > ○○の「終わった。」という声に「すごいね~、だけど、まだ残ってますね~」とだいたい私が言う事になるのですが・・・。 > 最初は1枚だったプリントが今度は2枚終わったら教えてとなり・・・。 少しずつ増えています。 > 毎日文字のなぞり書きは、少しでもいいので欠かさずやるという目標をたてました。 > > さて、出来たら自分からやるにはどうするか・・・。 > いつやるか、どんなものをやるかを考えました。 > なぞり書きは取り組みの中ほど~終わり頃にやるとスムーズにやる事がわかりました。 > > いきなり見せると騒ぎ始めます。 > そこで、点をつなぐものや数える物を机に置いておくと、自分から椅子に座り、鉛筆を持って始めていいよという前にさっさと始めていました。 > しばらくそれを用意しておいて、その後、なぞり書きの文字数の少ないものを2枚見せて(ねこ・ねずみ や のり・のーと など) 「どっちがいい?」と選ばせます。 > 選んだほうを全部書き終わったら教えてね、となると黙って最後までやりとげました。 > 昨日はもう一枚!と言ったので、チャンス!! > もう一枚渡すとにこにこしながら「さ~か~な!さ~か~な!」と言いながら書き終えました。 > 今日は「の~り!の~り!」と言いながら書き、最後には「○○ちゃん、上手に書けてるねぇ~!」と自画自賛をしていました・・・。 > 「上手い!いいねぇ~すごいよ~!花丸だ~~!!」と褒めまくり、「とっても上手に自分で書けたから嬉しいんだ~!」と喜ぶと、にこにこ笑ってハンコを押していました。 > これを続ければ 「あ、僕は上手なんだ、もっとやりたいな~」と思ったらしめたもの! > そう考えました。 > 今週はそういう作戦で今のところ良い調子です。 > ま、確かになぞりも上手くなってきました。 それでは本日、新しい概念をご紹介しますね。 それは、「潜時」と「持続時間」です。 潜時 行動開始の合図から、実際の行動が始まるまでに経過した時間 持続時間 行動が開始してから、終了するまでに経過した時間 この二つ調査し記録するという事は、○○君の行動の傾向や、アプローチを研究する上でとても貴重な資料になります。 潜時とは、「さぁ、このプリントやってみようか。」などと声をかけたり合図したりした瞬間から、実際にプリントをし始めるまでの時間です。 また持続時間とは、プリントをやり始めてから、やめてしまうまでの時間です。 この二つの時間の記録と、何をどのような声かけでやらせたのか・・・というのを、簡単にメモしていくといいと思います。 できるようなら、一度チャレンジしてみてください。 > あれだけ、父も母もそんなにやらせるな、と言っていたのに、目の前で等号不等号を黙々とこなしているのを見たら(私は○○の背後にいて声は一切掛けません)口をあんぐり、びっくりした様子です。 > 以来、父は何も言わなくなりました。 > 月曜に迷路の話を父と母に話すと「へぇ~・・・」と絶句でした。 > 父はにこにこして○○の頭を撫でていました。 やはり、理論に基づいた理想的な結果は、どんな人でも黙らせますよね。 > ちょっと気になる事があります。 > 数を数える時に声を出さなくなりました。 > そうすると、多い数の時に間違えるようになりました。 > 声を出している時は間違いがありません。 > 「これ、もう一度数えてみて。」と言うと、「正解です。」と勝手に言いますので私が、「正解かどうか分からないからもう一度数えてごらん?」と言いますと、消しゴムでチェックした○印を消します。 > ごねながらも数えていきます。 > 私が、「声に出して数えてみてね。」と言うと声を出して数えます。 > しっかりと答えが間違っていた事に気付き、「あ、間違った。」と言いながら書きなおしています。 > 「良く気付いたね~、数える時はまだ声に出していいよ。」と言いました。 > それと、もうひとつ。 > 火曜にあった事です。 > 答えは合っているのですが、数を数える際、○印をつけながら数えるという約束をしましたが、それをやらずにその数も書かずに不等号を書いていました。 > 「数を数えていないの?印がないし、数字もないよ。」 > すると、うわうわ~~と例のごとく騒ぎ出しました。 > これは母と取り組みをしたのですが、ルールを説明しておいたのですが、ルールを無視してやっていたらしいです。 > そこで私が「ちょっと直してみて。」と言うと、母は「答えがあってんだから何もやる事ないよ。 かわいそうだ。」との事。 > ○○は泣いています。 > 私とやる時は泣いたりしません。 > 「泣かすな、やりたくないって言われる。」と母は言い、その場からいなくなってしまいました。 > 私はそれを見て、「これはいくつか教えて?」と言うと鉛筆を持ち、結局全部やり直しました。 > 「○○は全部自分で直したよ。」 と母に言うと、「合ってんだから良かったのに。」 > > 私は、ちょっとカチンときたので「私と一緒の時はやるけどね~~~~!!」と言いました。 > > かなり、イライラしてしまいましたが、私が約束事を紙にでも書いておけば良かった、と思い返しました。 > ○○は字が読めるので、それで対処は出来たはずだったと思われます。 > 私の落ち度でした・・・。 「ルール制御は、文書化されてないといけない」というルールがあります。 それは、口述であろうと、書字であろうといいのです。 今回の場合お母さんは、おばあちゃんの行動を制御しなくてはいけなかったのではないでしようか? つまり、あらかじめ箇条書きでおばあちゃんにルールを提示し、帰宅時にそのメモを元に様子を聞いたりするといいです。 これは行動マネジメントの手法なのですが、ルールに沿った経過報告は、行動の頻度を高めます。 さらに欲を言えば、おばあちゃんに対して何かの好子を与えなくてはいけないと思います。 つまり○○君の行動を制御するのが、お母さんだけではなくおばあちゃんでもあるのならば、おばあちゃんに対する行動修正、行動介入も行わなくてはいけないのです。 たまにはおばあちゃんに労いの言葉や、温泉旅行のプレゼントなどしてみてはいかがですか? また、おばあちゃんが○○君を教えている時、お母さんがそばにいてあげて、「その教え方いいよねぇ。」などと、おばあちゃんの行動の直後に好子を与えるのもお忘れ無く。 > 私の声掛けも極端に減りました。 > 全く掛けない取り組みの時もありますし(例えば数を数える系統の問題)、逆に覗いて「ゆっくりゆっくり」と言う事もあります。(なぞり書きは特に。) > 書くのは早くなりがちなので、あれ?と思う時は、声を掛けるとゆっくりになります。 > > 自分で調整できるにはまだまだ道は遠いです。 早く書いた時には、その時すぐ声をかけるのではなく、ある程度書き終えてから、それまで書いていたのを全て消させて、もう一度そこを書かせる・・・という事をすると、ゆっくり書いてくれるようになりますよ。 そうする場合にはあらかじめ、「今日はゆっくり書いてくれないと、全部消して始めから書いてもらうからね。 でも言われなくてもゆっくり書いてくれたら、ポイントゲットできるよ。」などとアプローチして、実行してください。 > 当面の目標としては、 > 50分間同じ取り組みをし続けるというお子さんのようになると凄いなぁと思うので、少しでも近づけるようになる事です。 > 今のところは、そうですね・・・15分です。 > ブロックや積木はそれこそ1時間くらいは軽くやってますので、そういうものと同じような感覚で出来ればいいなぁと勝手に思っています。 つまりは、好子の強さが、ブロックや積み木と同じになってくれたら良いって事ですよね。 こちらの教室のお母さん方は、○○君の事をとても感心してらっしゃいます。 うちの子も、あんなすごい子になったらいいのに・・・なんておっしゃってます。 他人の目標になれるというのは、やっぱすごいですよね。 これからも順調に続くことを祈るばかりなのですが、恐らくそういう事はないです。 壁が何度でもやってきて、挫折も何度も味わうでしょう。 しかしそこでお母さんや僕たちは、大きな事を学ぶのです。 成功している時に学ぶ事は少ないです。 やはり、失敗した時こそが勉強です。 その事を忘れず、日々少しずつ前進していきましょうね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? 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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 甘い物の好きな僕は、自分でおやつをいろいろ作るんです。 今日は・・・・・ ジャーーン!! ![]() 大学イモぉ~d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ ![]() どうです? おいしそうでしょ? 夕方からの授業の子ども達に振舞ってあげると、あっという間に食べちゃいました。(笑) 「せんせぇ~い、次はフライドポテト!!」 「はいはい(笑)」 僕はニコニコしながら返事をしたのでした。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日の国語の授業時に、6歳の年長さんに夏目漱石作 「坊ちゃん」の暗唱の訓練をしました。 その際、出だしの「親譲りの無鉄砲で 子供の時から損ばかりしている。」という部分で早くも詰まってしまいました。 「おやゆずりのむてっぽうで」という所までで一旦切って覚えさせようとしたのですがうまくいきません。 「おやずりゆの・・・」などと言ってしまい、初っ端からだめなのです。 多分多くの指導者(保護者を含む)の場合、「ゆっくり言って」とか、「しっかり覚えて」などと言って指導すると思います。 そして言えなかったら、「はい間違えた、もう一回。」とか「何度言えばわかるの? おやゆ・ず・りでしょ?」などと繰り返す事でしょうね。 終いには、「なんでこんな簡単な事が言えないのよ!!」などと怒っちゃうかもしれません。 しかしこんな事ではなかなか覚えられません。 子ども達にとって、「ゆっくり」だとか「しっかり」だとかいう抽象的な表現は、何をどうしたら良いのかわからないのです。 つまり外国語でしゃべられているのと同じで、刺激に対する行動が確実に行えなくなっているのです。 ですからこうした場合僕はまず、「『お』といってごらん。」と指示します。 そして生徒が「お」と言ってくれたら、次に「『おや』と言ってごらん。」と指示します。 次に子どもが「おや」と言ってくれたら「『おやゆ』と言ってごらん。」というふうに、一つずつ平仮名を増やしていくシェイピングの手法を使います。 その後、子どもが「おやゆずりの」と目標としている単語を正確に言えた時、褒めて強化するのです。 こうすると、子どもは具体的な指示 (刺激) に対し、正確な反応 (行動) を示してくれるようになります。 これを「行動の翻訳」と言います。 こうした「翻訳」という概念は、異言語間だけに存在するのではなく、行動の中にも存在するのです。 先述しましたが、「ゆっくり」とか「しっかり」とか言われても、子ども達は何をどうしたらいいのかわかりません。 ですから、具体的な指示の元、シェイピングによって強化してあげると、子どもは正確に正しい行動をとってくれるようになります。 つまり指導のコツは、「いかに子どもに理解させるか」という精神性ではなく、「いかに子どもに行動させるか」という行動性なのです。 できない行動を、いつまでも同一の手法をとって指導していても、できないのは当たり前です。 そうではなく、それぞれの行動を詳細に分けて分析し、それぞれを各々分化強化するとすぐにできるようになるのです。 今回の場合ですと、「お」の次には「や」が来て、「や」の次には「ゆ」が来るなどという順番の理解、つまり、「お」という音、または文字が「や」という音または文字を誘発するという行動学的な理論による指導が、大きな成功に結びつきました。 結局50分の間に 「親譲りの無鉄砲で、子どもの時から損ばかりしている。 小学校に居るじぶん 学校の二階から飛び降りて腰を抜かしたことがある。 なぜそんな無闇をしたと 聞く人があるかもしれぬ。 別段深い理由でもない。」 までを覚えてくれました。 この年長さんには、文字を隠しながら、一人で覚えるという指導を僕はしています。 なので、冒頭の部分は、それこそ手取り足取り教えましたが、以後はずっと一人で覚える行動をし続けてくれました。 これだけでも、普通の6歳とは違いますよね。 こうした取り組みは、認知心理学的な「この歳ではまだ無理だろう。」だとか「理解できないであろう。」だとか「集中力が育っていないから・・・」などという理屈は一切入っていません。 「環境」に制御されているのが「行動」であるならば、「環境」が必ず「行動」をさせ続ける・・・という行動分析学の理論があるのみです。 こうした行動を見ると誰でも、「この子は集中力がある。」などと評価してくれるはずです。 でも実際は、行動介入や強化原理の賜物な訳です。 僕の指導は、認知心理学的な先入観を持った指導は行いません。 客観的に生徒の行動を観察、分析し、その子に合った指導法で適切な指導を行います。 みなさんも、是非一度無料体験授業に参加してみてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先週日曜日、遠方の3歳のお子さんの授業後、またまた暗唱のテストをやってみました。 先週の課題は北原白秋の「五十音」でした。 あめんぼ赤いな アイウエオ・・・・ってやつです。 結構長い詩なのですが、一発合格でした。 本当にすばらしい記憶力です。 で、次の課題は夏目漱石の「坊ちゃん」です。 「親譲りの無鉄砲で子どもの時から損ばかりしている。」 で始まる名作です。 「しかし傷跡は死ぬまで消えぬ。」までですから、結構長いです。 さて、どこまで覚えてくれるか楽しみです。 そんなお子さんのお母さんからのメールです。 > どこに目標を置こうか・・・ > なぞりはやるだけでもよしとしましょう。 > 線つなぎや数を数えるのは、一定の枚数を終えるまでは私はノータッチでいきましょう。 (絶対口出ししないぞぉ~・・・。) > その枚数などは考えます。 > > 取り組みの前にはやって欲しくない事ややって欲しい事を言って、約束してからやるようにもう一度原点に戻ってやります。 良い心がけです。 具体的な目標と、その数的結果は、今後の指導方針に大いに役立つと思うので、できる限り簡単で結構ですので記録しておいてくださいね。 「今度書き漏れがあったら、その場所を鉛筆やペンで「トントン」と軽く叩き、合図してあげてください。 その際、声掛けは一切不要です。 それを見て直してくれたら好子を提示します。 もし「ごね」たら、減点してください。」 > この「ごね」が辛い・・・(苦笑)。 > ごねないようにするにはどうしたらいいのか、観察しようと思います。 これも良い方法ですね。 一度に全てを良くする事は不可能なので、徐々に行動修正していきましょう。 「だらだらしてる」という評価はお母さんの主観なので、僕には何とも言えませんが、ただそのような長時間、量 (プリント枚数など) がどうであれ、同一行動を続けてくれた・・・というのは、○○君に対し大きな評価を与えなければいけませんよね。 > 評価をしたと自分では思いましたが > もっと必要だったように感じます。 > それこそ「わざとらしいくらいの褒め」が必要だったと思います。 わかり易い表現が一番いいです。 全ての事についてそうした事をするのではなく、強化したい標的行動に対しやってくださいね。 不適切な行動に対する対処法は、今までお話しした事を参考に試してみてください。 「また、「だらだらしている」というのは、○○君の行動の生起要因を医学モデルに求めていますよね。 (もしそれを環境に求めているのであれば、恐らくその環境を変える事によって、だらだらしとた行動を修正させているはずだと思ったからです。) それは単に、行動のスピードが遅いという事を「だらだらしている」という言葉に置き換えているだけではありませんか?」 > いつまでも同じプリントをやっていたのでそう思いました。 そういうふうに思いがちですよね。 ○○君の行動を、そのように評価するのは間違いではないと思いますし、誰かとお話しする際にはそういう表現を使っても差し支えないのですが、指導をする際にそのうよに評価するのは不適切だと思います。 それは物理学者が、天動説を主張しているようなものです。 つまり物理学者が、「美しく夕日が沈んでいるね。」という会話には別段問題ありませんが、その理論を話す時に、そのような表現は不適切です。 正しくは、「地球が自転しているので、太陽が西の空に沈んでいるように見えるね。」ですよね。 「そうであるならば、○○君の「だらだらとして行動」を修正する具体策は見つかりません。 そうではなく、行動のスピードが遅いという結果 (従属変数) を生み出している原因 (独立変数) を、観察や実験により発見する事が大事ですね。 そうすれば、「だらだらとしているように見える行動」を消去する事は可能です。 まずはもう一度、客観的な観察からなさってみてはいかがでしようか? いずれにしても確立操作をするには、かなりの時間を要するとお考えください。」 > 私が結果を早く追い求め過ぎることが、そう感じる元なのだと思います。 > 考えてみればうちの子、3歳でした。 > ちょっと忘れる時があります。 > そんな時はハッとします。 >以前、「泣きながらプリントをやって、親は何でできない!と言いながら毎日やっています、今2ケタの掛け算をやっています。」という子がいると聞いた事を思い出します。 >○○と同じ年代のお子さんだそうです。 > 泣きながらやらせる・・・出来ない事に親が怒る・・・ > あ~~~違う、違う!そういうのは求めていないんだった。 > それで、先生の言葉を思い出し我に返る事もしばしばです・・・。 > 時間がかかる、手間がかかる・・・そうですね、近道はないんですね。 そうです。 その通りです。 今のお母さんは、だんだん自分自身を制御下に置けるようになりつつありますね。 すごい事だと思います。 本日は以上です。 お子さんの成長も去る事ながら、お母さんのご様子も確実に変わってきました。 次は僕がそれに合わせて、お母さんが満足する結果を出す指導が重要です。 今後○○君の様子の報告を楽しみにしていてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本日もいつものお母さんとのやり取りです。 お母さんの、お子さんへの見方、考え方が、徐々に変わってきている事がよくわかります。 「一応全部読ませていただきましたが、お母さんの向学心には頭が下がります。 ある意味そうしたストイックな姿勢が、お母さんの長所ですね。 ただそれが、「思いつめ過ぎる。」というふうになった時は危険です。 そうならないように、僕もお母さんの行動制御はしなくちゃな・・・とは考えています。 いずれにしろ、僕もお母さんも、お互いがお互いの弁別刺激となっている訳ですから、僕もお母さんに制御されているんですけどd(^>∇゜*)ネッ」 > 結構○○が調子よくスムーズに取り組みを行うと > いけるかなぁ~と思い、どんどんとお腹いっぱいにさせてしまいそうになるのがいけないところです。 > 子供の事を考えると、異常に真剣に考えてしまう・・・んですけどね。 取り組みをされる際は忘れずに、必ず手帳を開いておきましょう。 そこに「させ過ぎ注意!!」などと書いておくと、効果が出ると思います。 「何でもそうなのですが、学習初期の習熟状態は、非常にゆったりとした行動結果となります。 つまりスピードは遅いですし、仕上げた量も少ないはずです。 しかしそれが般性強化される事により、また馴化される事により、また時系列による強化により早さも量も向上していきます。 ですから習熟度は、その学習時期によって評価は違ってくるのです。 例えば「ににんがし 2×2=4」を教えた当初は、間違いなく言える事が目標で教えるので、言えるだけでオッケーですよね。 でもそれが時を経て、5年後にテストをした時、2×2=4を言うのに3、4秒もかかったら、それは習熟しているとは評価できませんよね。 このように、その時期、時期で、「何を目標に行動させるのか」という「標的行動」によって、その習熟度を評価するのがベストだと思います。 今回のご質問の場合お母さんが、「間違いの無い回答をする。」という行動が標的行動であるなら、習熟できたと考えてもいいと思います。 しかしそれが、もっと早くだとか、もっとたくさんとなるともう少しフィードバックが必要なのかもしれません。 ただそれは、お母さんの主観によるものなのであり、それにお母さん自身が満足できるのかどうかというのは、お母さんの心の問題なので僕には何とも言えません。 ただいずれにしろ僕が渡すプリントは、指導のきっかけだとお考えいただき、それを元に教え方を工夫し、数えさせたり書かせたりしてみてください。」 > 習熟度・・・その時期によって違う目標・・・ > 正直、どこにその目標を置こうかと分からないところです。 > 欲が出るのがちょっと○○に負担掛けているかと感じるところでもあります。 > もっと、上手く書けるかな、早く出来るかな、など。 > 同じ問題を何度も何度も繰り返す事(フィードバック?)を > 公文で失敗したので怖い感じがするのです。 > 嫌がられやしないか、癇癪をおこさないかどうか・・・私が心配しているところです。 > 今のところ、沢山のプリントを先生が送って下さっているので、自分で選ばせたりしていますが(本来の使い方とは違うかも知れませんが)、自分からやりたいと言うプリントを出させ、その前にちょっとやりたくないと言うプリントを先にこなしています。 良い取り組み方だと思います。 ただフィードバック (反復訓練) は、習熟のためには欠かせません。 ですから、まだ行動がおぼつかないとか、正確でない、遅いなどという時には、必ずフィードバックさせなければいけません。 ただこれは、やはり指導の仕方次第なのです。 どのような事であろうと行動原理は変わりません。 思い出しましょう。 オペラント行動やレスポンデント行動の事を・・・・。 また強化原理を・・・・。 能動的な行動を誘発させるためには、行動結果として好子がないとだめなのです。 逆に言うと、好子が出現するならば、その行動の生起頻度は高まるのです。 つまり公文のプリントであろうと僕が送ったプリントであろうと、指導の仕方次第で子どもの行動は変わるのです。 ですから今のお母さんの制御下において、以前の公文での事を考える必要はありません。 以前とはアプローチの仕方が全く違いますし、当然お母さんの行動も変わっている訳ですから、以前と同様の行動結果が現れるはずがないのです。 「これも前述したように、お母さんがどのラインで合格とお考えになるのか・・・によって違って来ると思います。 いずれにしろ目標は、「見本のような字が書ける」ようにするとお考えになればいかがでしょうか? 結局なぞり書きさせる事の目標は、当初は字を覚えさせるという事であり、次の段階として、単純に思い出して書かせる・・・だったはずです。 この「思い出して書く」という行動が難なくできた時、その当時は「字を覚えた」という事で満足されたはずです。 習熟度はどうであろうと、とりあえず字の練習はずっと続けた方がいいですよね。 」 > 字はずっと練習しています。 > 綺麗な字、つまり先生のおっしゃるとおり「見本のような字が書ける」というのができればいいと思います。 > 今はまだまだですがゆっくりと書くようになってきましたし、少しずつ、でも確実に変化は見られるようになってきています。 一度にたくさんやったり、全くやらなかったり・・・というよりも、少しでも毎日欠かさず続けるという事が大事です。 その意味からも、お母さんの取り組み姿勢は正しいと思います。 「これには、お母さんが徐々に物理的に離れて行く、という行動が必要だろうと思います。」 >視界からいなくなるという状態という事ですね? その通りです。 「もし今日隣で教えていたのであれば、明日はコブシ一つ分だけでも離れて教えるのです。 離れるといっても、真横に移動するだけではなく、少し後ろに移動し、○○君の視界からなるべく消えるようにするのです。 そして当初は頻繁に後ろを向くと思うのですが、その段階ではそれを許してあげてください。 その後何日か経った後は、○○君が後ろを向いても反応せず、前を向いた時には褒め、好子を与えてください。 その後は、後ろを向いたら1000円取り上げる事によって、前を向く行動を強化し、前を向いたらすかさずポイントをあげるようにすると良いと思います。 恐らく2、3週間で、一人で前を向いて取り組みをし続けるという標的行動ができるようになります。」 > 昨日ちょっとやってみました。 > 取り組みをしている後ろにいて、声もかけずに見ていました。 > 等号不等号は全く私の方を向かずに一枚出来ると、「出来たよ。」と見せました。 > 「すごいね、早かったね。今度は3枚やったら見せてね。」と言い待ちました。 > すると3枚終わるまで、後ろを向かずに一気に仕上げました。 > 今日は(1)~(19)までを渡し「全部終わったら教えてね」と始めました。 > 結局最後まで後ろを見ることなく終わらせました。 > 所要時間13分38秒。 > こんなに長時間、1人でよくやったなぁと驚きました。 指導者が見えない状態でよくできましたね。 すばらしいと思います。 指導者が前にいて、または見える位置にいて、黙々と取り組む・・・・というお子さんはたくさんいます。 しかし、指導者が全く視界から消えた状態でしっかり取り組め、結果を出せている・・・というのは本当にすばらしいです。 こうした行動からも、○○君の優秀さをうかがい知る事ができます。 「まずは、時々でいいのですが、座ってくれたからポイント、プリント見てくれたからポイント・・・などのように、言わなくてもやってくれている事に対し好子を与えてください。 また前述しました通り、お母さんが物理的に○○君から離れると、当然丸付けはでき辛くなり、最終的には出来上がってから出ないと丸付けは不可能になります。 まずは少しずつ離れていく事からされてみてはいかがでしようか?」 > なぞり書きについては鉛筆持ったらポイント、の方法でやってみました。 > しかし、なぞり書きでは「一緒に」を連呼。 > 椅子にもきちんと座るし、鉛筆も持ちます。 > そこで、始めのいくつかはいつも通りに一緒にやりました。 > 色鉛筆で書いていましたが、色鉛筆を組み合わせて字を作っています。 > 色鉛筆を4本使って「か」「き」2本使って「く」「こ」3本使って「け」・・・。 > > しばらく黙って見ていましたが > 「まだ書いていないところがいるみたい。」と我慢できずに声を掛けてしましました。 今度書き漏れがあったら、その場所を鉛筆やペンで「トントン」と軽く叩き、合図してあげてください。 その際、声掛けは一切不要です。 それを見て直してくれたら好子を提示します。 もし「ごね」たら、減点してください。 > いつもなら「うわうわ~~~やめる!」とバタバタするのですが > 「やめる。」とは言いませんでした。 > 結局15分くらいかけて「かきくけこのれんしゅう」を1人で仕上げました。 > いろいろな色の字が並んでします。 > > 昨日は「わをんのれんしゅう」を結局「やんない!」と2回くらいごねましたが最後まで仕上げました。 空いているマス目には「か」「き」「く」などを点で入れて書かせました。 > 所要時間は45分。 > カラフルな字が並びますし、1本の線も沢山の色でつぎはぎです。 > 点をつないで・・・とやったので、その点から点ごとに色を変えて書いています。 > 書くだけでもいいやと黙っていました。 > しかし、よくもまぁ、45分もやってたなぁと思います。 > > だらだらって感じでどうなんだろう・・・と複雑です。 「だらだらしてる」という評価はお母さんの主観なので、僕には何とも言えませんが、ただそのような長時間、量 (プリント枚数など) がどうであれ、同一行動を続けてくれた・・・ というのは、○○君に対し大きな評価を与えなければいけませんよね。 また、「だらだらしている」というのは、○○君の行動の生起要因を医学モデルに求めていますよね。 (もしそれを環境に求めているのであれば、恐らくその環境を変える事によって、だらだらしとた行動を修正させているはずだと思ったからです。) それは単に、行動のスピードが遅いという事を「だらだらしている」という言葉に置き換えているだけではありませんか? そうであるならば、○○君の「だらだらとして行動」を修正する具体策は見つかりません。 そうではなく、行動のスピードが遅いという結果 (従属変数) を生み出している原因 (独立変数) を、観察や実験により発見する事が大事ですね。 そうすれば、「だらだらとしているように見える行動」を消去する事は可能です。 まずはもう一度、客観的な観察からなさってみてはいかがでしようか? いずれにしても確立操作をするには、かなりの時間を要するとお考えください。 「行動分析学という学問自体が、非常に科学的な学問です。 科学的というのは、数値による裏づけ・・・・・つまり、誰が見てもはっきり分かるもの (可視化されたもの) が必要なのです。 ですから、おおまかに今週はこういう事・・・と決めた上で、一日あたりのプリントの枚数、取り組みの数などを決めて、また取り組み時間も(何時~何時までなど) 決めた上で、その成果を記録して行くという事が大事です。 そうすると、取り組みの数と成績や行動の関数関係をグラフ化する事ができるので、指導の仕方の優劣が可視化できます。 そうした事が、本当の意味での科学的な教育法なのです。 もちろんその際、あらかじめ決めておいた勉強時間中、何回席を立ったか・・・や、何回嫌がったか・・・などもメモしておくのです。 その翌日には、それに対する何か対策を講じ、また離席数などをメモします。 すると行動修正により、どの程度その指導が有効だったかが具体的にわかり、指導法などの改善点や有効性を証明できます。 本当は、今より相当手間がかかるんですよ(笑)」 > 本当の研究のような気がしてきました(笑)。 > 前に先生から送って頂いた指導手続き作業フォームで実際にやってみたいと思いました。 > HPの応用行動分析学を参考にしてみます。 > 昨日、今日と2日間で席を離れようとしたのは3回くらいだったかな? > 始めはごねていても「やわらかロケット買えないかなぁ」というと飛んできます。 > 実は、やわらかロケットが欲しいらしいのですが、7千円足りず(笑)、取り組みをやると先生がお金と取り替えてくれるよ~と言うと「やるぞ~!」といい、すぐに始めます。 > ちょっと足りなかったのが良かったようです(笑)。 この部分では、確立操作がうまく行っているようですね。 よかったです。 また今のお母さんの姿勢は、間違いなく行動分析家の道を進んでいると思います。 それこそがお子さんの健やかな成長の原動力です。 本日は以上です。 一人のお母さんとお子さんの成長が、手に取るように分かると思います。 このように行動分析学を基礎とした指導は、人間の可能性を大きく広げ、人を変える事ができます。 みなさんも是非学んでみてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? 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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2009年12月21日月曜日~27日日曜日までの一週間、無料体験授業を行います。 対象年齢は2歳~小学6年生までのお子さんです。 また発達障がい始め、各種の障がいをお持ちのお子さん (年齢不問) も、是非お越しください。 無料体験授業に関するお申し込みお問い合わせは、お電話または問い合わせフォームにてお願いします。 冬休みにも入り、遠方からの皆さんにも体験授業が受けやすい時期だと思います。 また11月の講習会に参加できなかった方々にも、いくきょうけんの教育を、しっかり知っていただく良い機会です。 お友達お誘い合わせの上、是非ご参加いただけますよう、心からお待ち申し上げております。 お子さんを、論理的・科学的に高知能児に育てるため、是非一度お越しいただき、ご体験ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は嬉しい事がありました。 なかなか暗唱に取り組んでくれなかった年長さんが、「枕草子」を暗唱できるようになったのです。 発表の時ににはお母さんもドキドキ。 立派に暗唱できました。 今日は40ポイント以上ゲットでした。d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ またこの子は、トークン経済システムの景品として提示してあったマジックハンドみたいなのが欲しくて、ずっとがんばってポイントを貯めていました。 目標を決めがんばった結果、今日の暗唱テストの合格となり景品をゲットしたって訳です。 すごいなぁ・・・・。 6歳にして目標を立て、それに向かって努力し、結果、目標を達成する・・・・。 そりゃ誰でも目標を立てたり努力はするでしようが、確実に目標を達成する・・・という「結果」を出すというのは本当にすごいです。 本当に頭が下がります。 また別の授業では、3歳の生徒さんの授業だったのですが、一緒に来ていた生後6ヶ月のお子さんの指導をしてみました。 まぁここ最近はずっとやっているんですけどね。 ちなみに今日は寝返りの練習と、摺り這いの練習、それと足の運動でした。 ずっと笑顔でおりこうさんで、本当にかわいかったです。 明日日曜日もこの赤ちゃんに会えます。 今から本当に楽しみです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここ最近、文章が非常に長くなってきたので、↑ 上にもバナーを張りました。 よろしければ、クリックお願いします。 さて本日も、遠方の会員さんのお母さんからのメールです。 お世話になります。 一応全部読ませていただきましたが、お母さんの向学心には頭が下がります。 ある意味そうしたストイックな姿勢が、お母さんの長所ですね。 ただそれが、「思いつめ過ぎる。」というふうになった時は危険です。 そうならないように、僕もお母さんの行動制御はしなくちゃな・・・とは考えています。 いずれにしろ、僕もお母さんも、お互いがお互いの弁別刺激となっている訳ですから、僕もお母さんに制御されているんですけどd(^∇゜*)ネッ > お返事頂いたメールを拝見致しまして、いくつか分からない事がでてきたので質問させて下さい。 > > ・繰り返しやる事によってによる習熟 > これはどの程度のラインで判断して良いものなのでしょうか。 > ○○の例を挙げますと、数を数えるプリント・等号不等号大なり小なりは5,6回同じプリントを行いました。 > 丸を付けて数え、その数を書き、提示された数字はどちらだったのか、その後どちらが多かった・少なかったかを言わせるようにしていますが、間違えずに出来るようになっています。 > 等号不等号も同じ状態です。 > この場合は「出来るようになった」と考えていいのでしょうか。 何でもそうなのですが、学習初期の習熟状態は、非常にゆったりとした行動結果となります。 つまりスピードは遅いですし、仕上げた量も少ないはずです。 しかしそれが般性強化される事により、また馴化される事により、また時系列による強化により早さも量も向上していきます。 ですから習熟度は、その学習時期によって評価は違ってくるのです。 例えば「ににんがし 2×2=4」を教えた当初は、間違いなく言える事が目標で教えるので、言えるだけでオッケーですよね。 でもそれが時を経て、5年後にテストをした時、2×2=4を言うのに3、4秒もかかったら、それは習熟しているとは評価できませんよね。 このように、その時期、時期で、「何を目標に行動させるのか」という「標的行動」によって、その習熟度を評価するのがベストだと思います。 今回のご質問の場合お母さんが、「間違いの無い回答をする。」という行動が標的行動であるなら、習熟できたと考えてもいいと思います。 しかしそれが、もっと早くだとか、もっとたくさんとなるともう少しフィードバックが必要なのかもしれません。 ただそれは、お母さんの主観によるものなのであり、それにお母さん自身が満足できるのかどうかというのは、お母さんの心の問題なので僕には何とも言えません。 ただいずれにしろ僕が渡すプリントは、指導のきっかけだとお考えいただき、それを元に教え方を工夫し、数えさせたり書かせたりしてみてください。 また習熟度に関して、僕は毎回の授業中行動を観察し、テストしているつもりです。 できない行動に関しては、そのアドバイスもしているつもりなので・・・・。 いずれの時期にか、お渡ししているプリントのどれか、または別の同一問題でテストをしますので、合格できれば次へと進んでいただければと思います。 > 逆になぞり書きは前回の授業での点の方法でだいぶ線通りに書けるようになってきていますが、なぞり書きの最後の方はフリーで書くようになっている欄があります。 > そこへフリーで書かせるとなぞりのようにはいかない状態です。 > この場合は「まだ上手く出来ていない」と思うのですが (以前よりは確かに随分と字っぽくなっていると思いますが) 出来るようになった、と思われるその判断のラインはどうなの > でしょうか。 これも前述したように、お母さんがどのラインで合格とお考えになるのか・・・によって違って来ると思います。 いずれにしろ目標は、「見本のような字が書ける」ようにするとお考えになればいかがでしょうか? 結局なぞり書きさせる事の目標は、当初は字を覚えさせるという事であり、次の段階として、単純に思い出して書かせる・・・だったはずです。 この「思い出して書く」という行動が難なくできた時、その当時は「字を覚えた」という事で満足されたはずです。 習熟度はどうであろうと、とりあえず字の練習はずっと続けた方がいいですよね。 「基本的に家での取り組みは、何か課題を出したらそれを黙々とやり続けるようにする訓練が必要です。 それは、近くにお母さんんやおばあちゃんがいなくても、一人でやり続けるようにならなければいけません。 お母さん方は、そうした事を目標に訓練してあげてくださいね。」 > ・最終的には誰もいなくても取り組みや課題は自分一人で行うのは望むところなのですが、今現在の取り組みの仕方についてアドバイスを頂けたらと思います。 > > プリント課題を用意しておいたものをやる。 > 答えを書き、正解ならばその場ですぐに丸をつける(褒める)。 > 消しゴムで消す必要があるようならば消させる、もしくは消させた方が良いような事を気付かせるように言う。・・・こんな感じで進めていますが、今のところはつきっきりな状態です。 > まず、全部終わるまで、採点をしない状態でも大丈夫な「訓練」が必要かなと思うのですが・・・。 > いない状態=即、採点する状態ではない という事だと考えるのですがこれをどう訓練しようかと考えます。 これには、お母さんが徐々に物理的に離れて行く、という行動が必要だろうと思います。 もし今日隣で教えていたのであれば、明日はコブシ一つ分だけでも離れて教えるのです。 離れると言っても、真横に移動するだけではなく、少し後ろに移動し、○○君の視界からなるべく消えるようにするのです。 そして当初は頻繁に後ろを向くと思うのですが、その段階ではそれを許してあげてください。 そして何日か経った後は、○○君が後ろを向いても反応せず、前を向いた時には褒め、好子を与えてください。 その後は、後ろを向いたら1000円取り上げる事によって、前を向く行動を強化し、前を向いたらすかさずポイントをあげるようにすると良いと思います。 恐らく2、3週間で、一人で前を向いて取り組みをし続けるという標的行動ができるようになります。 > とりあえずなのですが、1枚のプリント内でもいくつかの問題があります。 > 今までは1ないし3か所書いたら褒める事をしていました。 > それを徐々に褒める頻度を減らしていき、最後には1枚終えるまで声を掛けない事を考えました。 > その後、私の姿がなくても出来るようにするのは、一気に出来るようになるのかどうかは分かりません。 > どのくらいの期間でそれが出来るかは予想できませんが、ポイントを与える間隔を広げるというのと同じようにやればいいのかと思ったわけなのです。 まずは、時々でいいのですが、座ってくれたからポイント、プリント見てくれたからポイント・・・などのように、言わなくてもやってくれている事に対し好子を与えてください。 また前述しました通り、お母さんが物理的に○○君から離れると、当然丸付けはでき辛くなり、最終的には出来上がってから出ないと丸付けは不可能になります。 まずは少しずつ離れていく事からされてみてはいかがでしようか? > 明日(もう今日ですが)ちょっと試してみようとおもいますが、 > このやり方について御意見を頂戴できませんでしょうか。 「この秘密は、上記してある勉強のさせ方を元に、基礎学習を徹底的にさせた成果だと考えています。 いずれそういう時期がくれば、フィードバックの大切さがわかり、「なるほどね・・・。」とご理解していただけると思います。 そしてそこには当然、行動介入、行動修正などがあるわけです。」 > やっぱり基礎って本当に大切なんですね。 > 今はジャンプする前の体力作りっていう意味が分かって来たように思う・・・のも近いと思います。 「思いつきや思い込みで取り組みをさせるのではなく、一週間の予定をあらかじめ決めておいたらいかがでしようか? もちろんその日のお子さんの様子を見ながら、多少調整すべきであろうとは思いますが、基本的に毎日やる事は、スケジュールに従って・・・というのが良いと思います。」 > ここでもちょっとお聞きしたい事があります。 > 一週間の予定、つまり、今週はこういう事に力を入れようとか目標を作るっていうふうに考えていいのですか? > 先週は「なぞり書きの経過とその観察」を私の目標にしていたのですが、○○のやる取り組みについて、れをこのくらい、こちらはこのくらいというように具体的な数値を出して、毎日このくらい(前後)という予定の組み方?のようにした方がいいですか? > まんべんなく算数の教材・国語の教材を混ぜて、その他に積木など・・・と思っていました。 行動分析学という学問自体が、非常に科学的な学問です。 科学的というのは、数値による裏づけ・・・・・つまり、誰が見てもはっきり分かるもの (可視化されたもの) が必要なのです。 ですから、おおまかに今週はこういう事・・・と決めた上で、一日あたりのプリントの枚数、取り組みの数などを決めて、また取り組み時間も(何時~何時までなど)決めた上で、その成果を記録して行くという事が大事です。 そうすると、取り組みの数と成績や行動の関数関係をグラフ化する事ができるので、指導の仕方の優劣が可視化できます。 そうした事が、本当の意味での科学的な教育法なのです。 もちろんその際、あらかじめ決めておいた勉強時間中、何回席を立ったか・・・や、何回嫌がったか・・・などもメモしておくのです。 その翌日には、それに対する何か対策を講じ、また離席数などをメモします。 すると行動修正により、どの程度その指導が有効だったかが具体的にわかり、指導法などの改善や有効性を証明できます。 本当は、今より相当手間がかかるんですよ(笑) また、「まんべんなく」と言っても、ちゃんと具体的な数値を示したスケジュールでないと、結局はあてずっぽうになったり、偏りが多くなったりするはずなので、やはり数的スケジュールによる管理は大事だと思います。 「結局、結果として暗唱(標的行動)ができるという状態にすればいいのであって、そうするためには正しいプロセスを踏まなくてはいけない・・・という事です。 つまり、お母さんが強制しなくても、能動的に以前覚えた事を口ずさんでいる・・・という事は、今のアプローチは大正解だと言う事です。 もう少し言えば、遊びながらぶつぶつ言っている時に、「え~、まだ覚えているの。 えらいねぇ。 すごいねぇ。」と、たまに褒めてあげるといいです。 そうすると、かなり長期間に渡って、覚えた物を忘れずにいられますよ。 また、覚える、という行動をずっとし続けてくれるはずです。 ほんのちょっとしたお母さんの気遣い(行動)が、お子さんの能動的行動を助長するのです。」 > それは本当だと感じます。 > ぶつぶつ言い出した時に私がいれば必ず褒めています。または一緒に暗唱します。 > すると完全に自分のものになっている暗唱物はすごく誇らしげな表情をしていますし何度でも言います。 > 先日は買い物へ行った時に店内で「白根山、男体山・・・」と言いながら歩いていてすれ違う人がきょとん顔で振り返っていました。 > 今日は課題で出された暗唱を本を取り出して自分で読んでいました。 > いつの間にかワ行の部分を覚えていました。 > 「出来る時はどんどんやらせる」と前にアドバイス頂いたので今日は好きにやらせました。 それでいいと思います。 取り組みに対する能動的な行動が、具体的に何回だったのか、という事をメモしておくといいでしょう。 「そうした物を使わせる際、後片付けもきちんと学習させてくださいね。 その時、「叱り」(嫌子)ではなく、「褒め」(好子)でお願いしますね。」 > 忘れないようにメモをまず見て、先生を思い出しアプローチします。 「以前にも言いましたが、やはり体験してもらえば、この教育法の良さがわかってもらえると思います。 子どもの劇的な変化は、正に目の前で起こるはずです。 またそうなるためには、保護者の取り組み姿勢が大事です。 いずれにしても子育てや教育は、他人任せにしているとろくな事にはなりません。 手を離れていくまでは、科学的で論理的で根拠のある正しい育児と教育で、子どもにアプローチし続ける事が大事だと思います。」 > ブログ、拝見しました。 > 先生の育児・教育方法に共感出来るという方がいらっしゃるのはとても良い事だと思います。 > 体験して初めて分かる事もあるので、どんどん広まるといいなと思います。 > 体験者は良い思いをしていると思いますよ。 > 小学校高学年の児童さんも、実際勉強が面白くなったとお話されてましたよね? > そういうのも保護者だけでなく、お子さんがそう思っているのだから間違いないと思います。 > まぁ、何のどんな世界でも同じですが100%というのはないですがかなりの確率だという事は間違いないと思います。 > たった2カ月くらいの人が何言ってんだって感じですが(笑)。 行動介入や行動修正は、健常児には驚くべき速さで効果を現します。 それは年齢問わずです。 いろいろな方にこの教育法を知っていただき、差別や思い込みの無い教育で、子ども達を健やかに育てていってもらいたいです。 少しずつではありますが、この教育の輪が広がっていくようにがんばりたいです。 お母さんもお友達やお知り合いの方に、是非僕のブログを紹介してくださいね。 今回は以上でした。 だんだんお母さんのご質問が具体的になり、本格的な指導ができそうです。 とても楽しみです。 このお母さん、「指導者としての才能あり」だと思います。 できたらかの地でお教室開いていただきたいです。 m(_ _"m)ペコリ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日、遠くの方から、またお問い合わせをいただきました。 「今年の夏ごろに、何かのブログランキングからたどりつき、先生の教育に興味を持ちました。 ブログと、ブログ内で紹介された書籍「うまくやるための強化の原理」「行動分析学入門」を読み、このような学問、考え方があったのかと衝撃をうけました。 育児に生かそうと意識していますが、うまくいかないこともあり、行動分析学に基づいた育児をもっと勉強してみたい、知りたいと思うようになりました。」 こうした書き出しで始まるお問い合わせです。 ちょっと照れくさく、恐縮してはいるのですが、是非お仲間になっていただき、よりよい育児法と教育法でお子さんを育てていただきたいと思います。 さて本日も、いつもの生徒さんのお母さんとのやりとりです。 > ちょっとお聞きしたかったのですが > 先生の授業で数を数える(1)~(19)はやっていたのですが > その他に添付されていた等号不等号のプリントですが > 私は勝手にやっていたのですが > 大丈夫だったんでしょうか。 > やってしまったので、今更お聞きしてもっていうのもなんなんですが・・・。 送っているプリントで、授業で使ったものは、同じものを何度でもやってください。 繰り返しやる事によって、習熟できます。 また授業中にできなかったプリントは、ご自由にやってみてください。 「僕の言ってた事を実践していただき、僕がやっている時と同じ行動を取ってくれるようになって良かったですね。 僕の言っていた事を実感していただけた瞬間かな、と思います。」 > 今は○○にでなくギャラリーにイライラする事が多くなりました(笑)。 > ですから取り組みは2人でやったり、時々母にこんな感じで・・・・と見せたりしています。 > ただ、先生が前回の授業でおっしゃった「相手にしすぎ(声をかけたりしないように)ないように」というのが、私の母と一緒に取り組みをする時に何となくわかります。 > > 私は授業で先生に直接教えて頂いたので「この場面では固まる!」と自分に言い聞かせてあえて無視します。 > でも、そういう時に私の母は「あれ?いいのかな?これは直さないといけないんじゃないの?」などと声をかけるのです。 > そういう時○○は、すぐ椅子から離れます。 > 子どもがこうした行動をとる時、私は「先生がおっしゃるのはこういう事?」と思うのです。 > ま、だいたいそういう時は私も母と同じ事を言いたいんですが、ここはぐっとこらえてですね・・・。 > 「相手にしちゃだめ。黙って目を合わさないように。」と母に言うんです。 > すると母は「?」という感じになります。 > そうすると暫くして○○はにこにこして戻ってきます。 > 何も言わないのに○○が戻って取り組みをし始める事に、母は結構びっくりします。 > > これが続くといいんですが、続くようにしたいです。 基本的に家での取り組みは、何か課題を出したらそれを黙々とやり続けるようにする訓練が必要です。 それは、近くにお母さんんやおばあちゃんがいなくても、一人でやり続けるようにならなければいけません。 お母さん方は、そうした事を目標に訓練してあげてくださいね。 「今やっている暗唱などは中学生レベルの事なので、小学1年生で小学3年生レベルにするというのはかなり控え目な目標ですよね。 僕の指導方針は、できる子は学年を飛び越えて、できない子は学年をあと戻りして、です。」 > 控えめなんですかぁ・・・。(汗) 全てを3年生レベルに・・・・という訳ではありません。 できるものに関しては、3年生のものだろうと4年生のものだろうと、やらせてあげればいいんです。 逆に、できもしないのに無理やりその学年の事をやらせても、単に勉強嫌いになるだけで、得る物は少ないのです。 そんな時は学年を下げてやって、できるところからまたやらせると、いつの間にかできなかった事ができるようになるのです。 「今年の春、四谷大塚の全国試験で、国語の苦手な5年生が74点取れました。 四谷大塚のレベルは、もちろん中学受験のためのテストなので、少なくとも1学年上のレベルがないとなかなか対応できません。 そのくらい、難易度は高いのです。 ですからそのテストで74点というのは、かなりの実力だと考えられます。」 > 私はそういう面では無知だったんですが、ちょっと前のCMで四谷大塚の全国統一テストって頻繁にやっていましたね。 > 四谷大塚という塾に入るために塾があるって最近聞きました。 > すごい難しいという話です。 > 国語が苦手というのに凄いです!! 「しかし僕がそれまでその子にやらせていた国語の問題集は・・・・・・・。 なんと小学2年生の問題集だったのです。 小学2年生の問題集をやっても、中受に対応できるなんて・・・・・・。 お母さんには信じられないかもしれませんが、これは事実です。 不思議でしょ?」 > なんだかヘンな感じで騙されているような(笑)感じ。 > 不思議です。 > 正直、先生に教えて頂いたらどうなっちゃうんだろうと思います。 > でも、実際にそういう事になっているんですものねぇ・・・。 > > 職場の人にこの話をしたら「なんで~~??」の連呼でした。 > ですので「わからない。」と答えておきました、というか、そう答えるしかありません。 > 私もわからないので。 この秘密は、上記してある勉強のさせ方を元に、基礎学習を徹底的にさせた成果だと考えています。 いずれそういう時期がくれば、フィードバックの大切さがわかり、「なるほどね・・・。」とご理解していただけると思います。 そしてそこには当然、行動介入、行動修正などがあるわけです。 「また僕の教えていたお子さんの中で、最も成績が良かったお子さんは、四谷大塚での偏差値が73.4ありました。 ですからお母さんは、「とりあえずやってください」と言われたことを、しっかりやってるだけでいいです。」 > その、「しっかりやる」というのがみそだと思います。 > 今までの送って頂いたプリント、結構あるんですよね~、考えてみると。 > まんべんなくやります。 > なぞり書きに夢中になっていた時は(私がですが)なぞりなぞり・・・となって、数を数えるのをちょっとすっぽかしな状態になっていたので、今週は、点つなぎと数を数えるプリント、なぞりが1枚ちょっとに積木でみかんを分けたり、重ねていくつあるかとかを織り交ぜてやっています。 思いつきや思い込みで取り組みをさせるのではなく、一週間の予定をあらかじめ決め手おいたらいかがでしようか? もちろんその日のお子さんの様子を見ながら、多少調整すべきであろうとは思いますが、基本的に毎日やる事は、スケジュールに従って・・・というのが良いと思います。 > 行き帰りの車内は暗唱の時間です。 > 結構五十音も調子いいです。 > なんだか前より覚えるスピードが速くなってきて私もうかうかできなくなってきています。 > 暗唱はちょっと上手く出来たら「白いかたまり」と称するホワイトチョコレートをほんのすこ~しだけあげるのですが、これが異常なまでの好子となっているのです。 > 今まで飴やキャラメル、チョコレートは与えた事はありませんでしたので。 > いまだに元素記号や覚えた暗唱物を遊びながらぶつぶつ言っています。 結局、結果として暗唱(標的行動)ができるという状態にすればいいのであって、そうするためには正しいプロセスを踏まなくてはいけない・・・という事です。 つまり、お母さんが強制しなくても、能動的に以前覚えた事を口ずさんでいる・・・という事は、今のアプローチは大正解だと言う事です。 もう少し言えば、遊びながらぶつぶつ言っている時に、「え~、まだ覚えているの。 えらいねぇ。 すごいねぇ。」と、たまに褒めてあげるといいです。 そうすると、かなり長期間に渡って、覚えた物を忘れずにいられますよ。 また、覚える、という行動をずっとし続けてくれるはずです。 ほんのちょっとしたお母さんの気遣い(行動)が、お子さんの能動的行動を助長するのです。 「ある意味「のんびり」できるのは、今だけかもしれませんよ。 でも徐々に増やしていくという「シェイピング」をすると、違和感無く増やせるので、増えた時にももしかしたら「こんなもんでい>いの?」なんて思うかもしれませんね。(笑)」 > 馴れというのは恐ろしいもので・・・。 > そうなったらしめたもの←親の目線ですが。 > プリマックの原理でやりたいというもの、今ですと等号不等号をみると > やりたい!となるので、その前に点つなぎをやろうというふうにすると点つなぎをやり出します。 > 最初は1枚くらいだったのが、昨日は約束の3枚仕上げてそれで「イコールやろう」となりました。 良い状況だと思います。 > うちの父は「そんな小さいうちからやらなくても。」と少々小言を言いますが > それこそ目も合わさず無視すると言わなくなります。 ついにお父さんの行動を意図的に制御し始めましたね。 それでいいと思います。 「とりあえず、三角定規、物差し、コンパス、はさみ、クレヨン、えんぴつ、消しゴム、色鉛筆、台付セロテープ、画用紙、ダンボー>ルなどは、いつもお子さんが自由に触れる、また使えるような環境を整えてあげるとベストです。 ダンボールや厚紙を切ったり、貼ったりするのは、とても良い学習になりますよ。 頂き物の空き箱などを利用してください。」 > 明日、私が休みなので早速○○と一緒に足らない物を買いに行こうと思います。 そうした物を使わせる際、後片付けもきちんと学習させてくださいね。 その時、「叱り」(嫌子)ではなく、「褒め」(好子)でお願いしますね。 > 余談ですが・・・ > 職場の人の甥がたまたま○○と同じ学年になる子がいます。 最近4歳になったお子さんです。 > その子は幼稚園に通い、ずっと遊んでいて何の習い事もしていないらしいです。 > 私はそれはそれでいいのでは?親御さんの考えだしと思いました。 > そんな中、私は○○の話やあっちゃん先生の話をよく話すんですが、そうすると、子育てが分からない(その人はまだ結婚していませんし、私よりもかなり年下です)、なんだか何やっていいか分からなくなると言いました。 > 出来る子はそうやって字が読めたり、書いたりするけど何もやっていない子は何にも出来ない、差がどんどん開いていくし、学校に行ってからその差は開いていく一方になると思う、だからといって幼稚園の頃から勉強っていうのもどうかと思う・・・と言っていました。 > 私は別に勉強させてどうこうって考えてないし、お受験とかっていうのも考えていないけど、たまたま私たち親がそのあっちゃん先生の考えに賛同した、ただそれだけの事であるという事と、そうした流れに○○がのってきたと思ってるよ、と言いました。 > 以前公文がいいと思ったけど、本人が泣いて、私は怒ってくたくたでした。 > だけど、今はにこにこして取り組みます。 > ○○も自分からプリントを始めます。 > この差はなんなのか・・・。 > ここを考えると答えが出てきそうに思うのです。 以前にも言いましたが、やはり体験してもらえば、この教育法の良さがわかってもらえると思います。 子どもの劇的な変化は、正に目の前で起こるはずです。 またそうなるためには、保護者の取り組み姿勢が大事です。 いずれにしても子育てや教育は、他人任せにしているとろくな事にはなりません。 手を離れていくまでは、科学的で論理的で根拠のある正しい育児と教育で、子どもにアプローチし続ける事が大事だと思います。 とりあえず、明日は○○君が大喜びで「切ったり、貼ったり」をしてくれればいいですね。 横でお母さんは、切り方や貼り方を少しずつ教えてあげてくださいね。 今回はこのようなやり取りでした。 ちょっと長くなっちゃいましたが、実践的な育児、教育がよくお分かりになると思います。 みなさんも是非参考になさってくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? 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2009年12月21日月曜日~27日日曜日までの一週間、無料体験授業を行います。
対象年齢は2歳~小学6年生までのお子さんです。 また発達障がい始め、各種の障がいをお持ちのお子さん (年齢不問) も、是非お越しください。 無料体験授業に関するお申し込みお問い合わせは、お電話または問い合わせフォームにてお願いします。 冬休みにも入り、遠方からの皆さんにも体験授業が受けやすい時期だと思います。 また11月の講習会に参加できなかった方々にも、いくきょうけんの教育を、しっかり知っていただく良い機会です。 お友達お誘い合わせの上、是非ご参加いただけますよう、心からお待ち申し上げております。 お子さんを、論理的・科学的に高知能児に育てるため、是非一度お越しいただき、ご体験ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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アクセス制限をしたおかげで、最近嫌がらせコメントは全く無くなりました。
公の機関からも僕の正当性が認められ、今後徐々に活動の範囲を広げていこうと思っています。 半年近くかかってやっと・・・・ってな感じです。(笑) 近々、「育児教育研究会」のHPもみなさんにご案内させていただきますので、楽しみにしててくださいね。 まぁ、今でもしっかり公開してるんですけどd(^∇゚*)ネッ また、アクセス解析を見ると、ここ最近大学からのアクセスが多いです。 地元香川大学はもちろんの事、学習院大学、大阪大学、筑波大学、京都大学etc・・・・。 キーワードは、やはりアカデミックなものがほとんどで、定期的に読んでくださっている所もあります。 そんな中、またまた「フカフカ数字お魚釣りゲーム」のご注文をいただきました。 ![]() 「手作りフカフカお魚釣りゲーム」 10匹入り 1575円 先日の授業で、生後6ヶ月の赤ちゃんにこのお魚を握らせてみたんです。 柔らかい布教材握り締め、不思議そうに眺めてました。 数字がちゃんと入っているので、わからないまでも数字を見るという経験は、恐らく将来役に立つでしょう。 尚、この教材に対するお申し込みお問い合わせは、左記「問い合わせフォーム」からお願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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先週の障がい者の方の授業中の事です。 その人は、机をはさんで僕の前にいます。 今回はパズルの取り組み。 比較的この人にとっては好きな部類の取り組みです。 しかし、四肢の不自由なこの人は、木製パズルをなかなかうまく枠の中に入れられません。 僕はその方が一生懸命やっているのを、正しい置き方をした時には声をかけ、間違っている時には黙っていました。 また、手を動かして取り組んでくれている時には声をかけ、手を休めている時には黙っていたのです。 すると暫くして、その人の手の動きが急に止まりました。 どうやら、いくらやっても完成しない事が、その方の手の動きを止めたみたいです。 そこで僕は、机の上に手を置いたまま、蝋人形のように固まって動かないようにしました。 するとその人は、不自由な右手で、僕の左手の甲の皮膚をギューッとつまみました。 その力は結構強く、僕は「いてっ。」と言いそうになるのを我慢して、固まり続けました。 するとその人は、何度も何度も僕の手を、徐々に力を強めながらつまみ続けました。 僕は痛さのあまり、「やめなさい。」と言いかけたのですが、我慢して固まってました。 するとその人は、暫くして僕の手をつまむのを止め、再びパズルを触り始めました。 そこですかさず僕は、「えらいねぇ。 ちゃんとパズルやってるんだね。」と声をかけたのです。 するとその人は、その後そのパズルが完成するまで一切手を休める事無く取り組んでくれました。 これなんですねぇ。 不適切な行動(人の手をつねるという行動)を、叱って止めさせる事は簡単なのですが、あえてその場にふさわしい行動をするまで待ってあげて、標的行動(パズルをするという行動)が起こった時に好子(今回の場合ですと「褒める」という事)を与え、その後の標的行動を持続させるという手法もあるのです。 こうした指導の仕方は、発達障がいなどで癇癪を起こしたり、暴力を奮ってしまう人達に対して有効な指導法の一つです。 つまり指導者は、ある時は生徒から受ける暴力に対し、耐え続けないといけない場合もあるのです。 こうした訓練に関しては、もちろん防御策を講じた上での指導にはなるのですが、現場の指導者はある意味命がけで訓練をしないといけない事もあります。 以前別のお子さんに癇癪起こされて、急に椅子の上に立ち上がられ、鉛筆を僕に向かって刺そうとするポーズを取られた時には、さすがにビビッた事もありました。(笑) こうした色々な経験や、正しい指導法の知識や学んだ前例が、その場にふさわしい指導を生み出してくれます。 指導者は、いつまで経っても勉強ですね。 逆に、学びもせずにウンチク垂れてる人ってどうなんでしょうね・・・・・。 結局、学歴がどうのこうのではなく、実際現場に出て、どれだけの事を学習し、学び続けたか・・・という事が大事なんです。 しかもその指導は、科学的根拠のあるものでないといけないはずです。 そうした指導は、必ずや指導者を勇気付け、子ども達を自らの意図する姿に成長させます。 僕は今後とも、こうした学びの姿勢を忘れる事無く、精進していこうと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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