またまた保護者の方から、知育教材を作っていただきました。
前回の「数字お魚釣りゲーム」に続き・・・・・ ![]() 数字お花釣りゲーム!! ![]() 中身はこんな、かわいいお花がいっぱいです。 お子さんに数字を教える際、または足し算引き算を教える際など、思いっきり威力を発揮します。 釣竿付きで 1,575円 です。 手作り教材の良さを、是非一度お手元でお確かめください。 尚、ご注文、お問い合わせは、左上部の問い合わせフォームからお願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※おかげさまで「数字お魚釣りゲーム」は、ご注文をいただきました。 皆様も、お早めにご注文お願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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みなさんご注目の、あるお母さんと3歳の生徒さんとのメールでのやり取りです。
ポイントカードを自宅に送りつけるお母さんに、僕はとても親近感を感じるのです。(笑) 多分ご主人さんも、そんなおっちょこちょいな所も好きになったのではないかな・・・なんて思ってしまいます。(笑) > 今日は公文の日でした。 > 直接私が教室に行って辞める事をきちんと言おうと思いましたが、今日は仕事が忙しく、お昼に入ったのが公文へ出る時間でしたので電話で今日は休むという事、そして今月で辞める事をお話しました。 > 電話でのお話だったので、長く説明する事もなく > あっさり先生も承諾してくれました。 > なんとなく、前回私も不振感むき出しだったのが勝因でしょうか(笑)。 > ま、大きな大きなストレスが解消された~感じです。 よかったです。 実は新しく入会していただいたお子さんも、公文に通ってらっしゃるそうです。 ですので、お母さんと僕のこのやり取りを、興味深く読んでいただいているようです。 『これは正直最悪です。 育児や教育をする際最も大事な事は、「やって当たり前、できて当たり前と思わず、良好な行動結果には、その直後必ず良い評価(好子)>を与える。」という事です。 これが無い限り、子ども達の良好な行動の生起頻度は上がりません。 指導者は、常に子ども達が能動的に良好な行動をするような指導に心がけなければいけません。 それには、行動直後の好子の提示がないと (笑顔や声かけなど) いけないのです。 それを無視したり、好子を与えないなどというのは、指導者が確立操作のチャンスを見逃し、指導を放棄しているに等しいのです。』 これは、あっちゃん先生の授業を受けて(お恥ずかしいのですが)初めて知った事でした。 > 私はある意味、公文教室の先生にかなり近い感覚だったように思います。 > しかし、行動直後の好子の提示をするようになってから確実に変わってきたと思える事が多々あるのですが、顕著なのが「返事」です。 > 「○○!」と名前を呼んでも返事をしませんでした。 > ですので、どこに行ったか分からない時に呼んでも返事をしないとなると探し回っていました。 > 今まで私は、「○○!」と言って返事をしない時、「返事!」と怒鳴って「はい!」と返事をさせても、「なんで返事をしない?」と聞くだけで、返事をした事に対して好子を全く与えていませんでした。 > この方法ですと、いくら言っても返事をしません。 > > で、今では名前を呼んで返事をしなかった時はもう一度返事をするまで同じように呼びます。 > 「はい!」と気付いて返事をした時に、「良いお返事だね~!いいねぇ~!」と言うようにしました。 > すると、返事をする頻度が急激に増えました。 > > 自然にそうなっていたので、ふと気が付いたら返事をするようになったね、と私の母と言うようになっています。 良い結果が現れてきたようですね。 これはお母さんの大きな成長が、○○君をそうさせたのだと考えられます。 一つ一つのこうした行動修正、行動介入が、手間はかかりますが子育ての基本だとお考えください。 一つそうした事が成功すると、次に行う行動介入は、前回に比べて比較的早く良い結果が生まれてきます。 そしてそれがまた成功すると、また次はより早く結果が出てきます。 そうした繰り返しが、お母さんを正しい育児へと導いてくれるのです。 > 公文教室で「3歳の壁を越えるんです!今が一番大切な時なんです。」と言われました。 また3歳とか5歳とか反抗期が・・・とか言いますが、そういうのにはもう惑わされない私たち親です。 > 私たち親の考えているのは > ・人に迷惑をかけない人になろう。 > ・自分で考えて判断し、行動できる人になろう。 > ・嘘をつかない人になろう。 > ・感謝の気持ちを持つ人になろう。 > です。 > 良い指導方針だと思います。 しかし更に大事な事は、「感謝の気持ちを持っている」かどうかは確認のしようがないので、「感謝の気持ちを持っているように見える行動」を学習させる事が大事です。 つまり「感謝の気持ちを持っているように見える行動」を、○○君の行動レパートリーに増やしてあげる事が必要なのです。 また、「嘘をつかない人」にするためには、「嘘をつく行動」に嫌子を提示し、弱化、あるいは消去するだけではいけません。 「正直な行動」にちゃんと好子を与え、「正直な行動」を強化する必要があります。 『それが大事な事です。 全ての先生がそうだ、と言うのではなく、中にはヘンテコリンな先生もいるので、あまり他人に依存した教育を考えていると、後で大きなしっぺ返しが来るかもしれません。』 > そういう親御さんが「学校はなにやっているんですか!」とか怒鳴りこむんでしょうか・・・。 > 人任せは怖いです。 育児や教育を、誰かに任せる・・・と考えている保護者は、いずれしっぺ返しが来ます。 『こうした、花を植える、愛でる、動物を育てるなどという行動は、お勉強に生かせるだけではなく、物事の因果関係を学ぶのにもっとも適した指導法です。 「生きるものは死ぬ」という大前提を、小さい時から学ばせるのはとても大事な事です。 こうした指導から、愛情や思いやりの概念は形成されていくのです。 行動分析学からの観点から考えても、有→無、無→有 は、環境の大きな変化ですので、その後の子どもの行動は明らかに違ってきます。 こうした劇的な環境の変化があった時・・・・・ 例えば庭に植えた花の種から芽が出た時などが、指導の大きなチャンスです。 またそれだけではなく、畑を耕すとか、種を植えるなどという行動さえ、環境を劇的に変化させる行動です。 そうした環境の変化時に、子ども達は多くの事を学びます。 そうしたチャンスを見逃さず、良い刺激をより多く与えてあげてくださいね。』 > 毎年いろいろ作物を作ったり花を咲かせたりしています。 > 今年は○○もいろいろ出来るようになったのでじゃがいもを作りました。 > 種イモを埋めて水をあげて葉が出て・・・ > 収穫は楽しそうに掘っていました。 > いまだに小さな小さな畑を掘っては「じゃがいもはないかな、どこかな。」と探しています。 > 花を植えれば「お水をあげよう」と小さなじょうろで何往復もして水をあげています。 > 靴やズボンを水で濡らしながら・・・。 > 「お水をあげたらお花は喜んでいるね。のどが渇いているからたっぷり飲ませてあげようね。」と言いながら水をあげます。 > 自分から「こっちのお花さんもお水欲しいって。」とどんどん水やりを手伝うようになりました。 > まぁ、そのまま裏の公園に行ってしまう事も多々ありますが(笑)。 健常児の大きな特徴は、「基本的な行動を学習すると、似たような環境 (刺激) があった場合、同様の行動を行い始める」というのがあります。 これを般性強化と言います。 障がい児は、こうした行動が見られないのが特徴です。 ですから、それぞれの刺激に対し、いちいち行動を強化しないといけないので、健常児よりも手間がかかり、時間がかかるのです。 こうした事から考えると、健常児の育児、教育は、それはそれで大変ではあるのですが、障がい児に対する育児、教育がいかに大変かがおわかりになると思います。 ですからそうした方々への支援の大切さも、わかっていただけるものと思います。 ○○君の能動的な行動を大切にし、それを大きく育ててあげる事ができれば、大きくなってもその優秀な能力が衰えることなく維持し続けてくれると思います。 今が踏ん張りどころです。 少しずつお勉強を続けていただき、将来良い結果がでるように、がんばりましょうね。 今回はこうしたやり取りでした。 行動分析学的育児が、大きな行動の変化、お母さんやお子さんの心の変化を生んでいるというのがよくわかりますよね。 次回をお楽しみに・・・ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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2009年12月21日月曜日~27日日曜日までの一週間、無料体験授業を行います。
(日曜、祭日も体験授業を行います。) 対象年齢は2歳~小学6年生までのお子さんです。 また発達障がい始め、各種の障がいをお持ちのお子さん (年齢不問) も、是非お越しください。 無料体験授業に関するお申し込みお問い合わせは、お電話または問い合わせフォームにてお願いします。 冬休みにも入り、遠方からの皆さんにも体験授業が受けやすい時期だと思います。 また11月の講習会に参加できなかった方々にも、いくきょうけんの教育を、しっかり知っていただく良い機会です。 お友達お誘い合わせの上、是非ご参加いただけますよう、心からお待ち申し上げております。 お子さんを、論理的・科学的に高知能児に育てるため、是非一度お越しいただき、ご体験ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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子どもはそもそも、「かわいい」と「思わなければいけない」存在なのでしょうか?
実際子育てをしているお母さんからのお話しで、「育児が楽しいものと思った事がない。」「子どもが憎らしい。」「子どもを見てると頭にくる。」「幼い頃から、子どもをかわいいと思った事がない。」などと相談を受ける事もありました。 こうした「かわいいと思う。」とか「楽しいと思う。」などという情動は、認知心理学における行動の生起要因となります。 それでは認知心理学とはいったい何なのか、ウィキペディアから参照しますね。 認知心理学 提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 認知心理学(にんちしんりがく、英: cognitive psychology)は、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問である。 20世紀前半のゲシュタルト心理学やバートレット、ピアジェ、ヴィゴツキーらの認知論的研究の流れを汲む分野であり、同時にハル、トールマンらの新行動主義心理学の発展形と見ることもできる。 20世紀最後の四半世紀以来、現代心理学の主流の座にあると言える。 認知心理学は、知覚・理解・記憶・思考・学習・推論・問題解決など人間の高次認知機能を研究対象とし、脳科学、神経科学、神経心理学、情報科学、言語学、人工知能、計算機科学などとの関わりあいの中で認知科学と呼ばれる事もある。 この場合は心理学の手法に留まらず、認知心理学による研究成果に広く基づき、コンピュータの処理モデルを構築する事やそれを用いて人の認知モデルを再検証する事等も含む。 最近では、意識や感情、感性といった問題にも取り組むようになってきている。 もし行動の生起要因が、先述した情動や感情によってなされるのであれば、それはもう人間の手の及ぶところではなくなってしまいます。 なぜならそれは、見る事も触る事もできない (操作不可能) な生起要因となってしまうからです。 つまり「楽しいと思う。」や「かわいいと思う。」は、直接的な操作は不可能なので、具体的な指導法はなくなり、その人は一生「楽しくまたかわいい」とは思えない、という事になるのです。 それではこうした場合、一般的にはどうするのでしょうか? 恐らくこうした人達が、そうした育児の悩みを誰かに相談した際は、「あまり深く『考えるな』。」だとか、書籍を読む事を薦められたりだとか、経験談等を延々話され、こういう風に考えたらよい、だとか思えばよいなどと、言語的な刺激を与えられるはずです。 もしかしたら、精神科などを勧められ、薬物を投与されるかもしれません。 これらは当然「情動」や「感情」を直接操作している訳ではなく、環境 (刺激) を与えたり、変えたりする事によって、間接的にそれらを操作しているに過ぎないのです。 こうした人達の行動の本質をどう分析するかというと、「かわいいと思えない。」とか「楽しいと思えない。」というのは、受ける刺激 (環境) たる子どもが、その人にとっての好子になっていないと考えます。 もしくは、育児のそれぞれの場合における行動・・・・・ 具体的に言うと、排泄物の処理や食事、掃除や着衣をさせるという行動など、その人にとって、必ずしも好子として強化されていない行動の集合体が「育児」というものに言い換えられているのです。 つまり育児というラベリング (分類) された各々の行動が、もしくはどれかの行動が、その人にとって強い嫌子になっていると考えるのです。 という事は育児において、一体どの行動が母親にとって最も大きな嫌子となっているのか、という事を調査し、その嫌子を徐々に弱化する行動介入、行動修正があれば、「育児」全般を「好き」にさせる事は不可能かもしれませんが、少なくとも「嫌いなもの」としてのラベルは剥がせるはずです。 こうした客観的で丁寧な調査、分析をした上での、行動修正、行動介入が、大きな可能性として「育児嫌い」をなくします。 こうした事のクランケは、「思う」事を絶対に強制されませんし、基本的には能動的行動をコントロールされるので、所謂ストレスなどというものを感じる事なく、日々の育児をスムーズに行う事ができるようになります。 「子どもが好き。」「育児が楽しい。」などという感情は、あってよいものではありますが、無くて悪いものでもありません。 こうした事で悩んでいらっしゃる保護者の方は、是非一度、育児教育研究会にご相談ください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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2009年12月21日月曜日~27日日曜日までの一週間、無料体験授業を行います。 対象年齢は2歳~小学6年生までのお子さんです。 また発達障がい始め、各種の障がいをお持ちのお子さん (年齢不問) も、是非お越しください。 無料体験授業に関するお申し込みお問い合わせは、お電話または問い合わせフォームにてお願いします。 冬休みにも入り、遠方からの皆さんにも体験授業が受けやすい時期だと思います。 また11月の講習会に参加できなかった方々にも、いくきょうけんの教育を、しっかり知っていただく良い機会です。 お友達お誘い合わせの上、是非ご参加いただけますよう、心からお待ち申し上げております。 お子さんを、論理的・科学的に高知能児に育てるため、是非一度お越しいただき、ご体験ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまた1個だけでも結構ですので、お手数ではございますが、下の四角のバナーに矢印を合わせて押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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本日も、会員様へのメールをご紹介しますね。 > いろいろ御意見頂き、ほっとした部分もありました。 > 私たち親が思っている事との考えのズレというのがあまりにも大きく(公文を続けるのは)意味がなくなったと思わざるをえません。 > その先生は私が意見したところで聞く耳を持たない先生で、持論をたたみかけるようにお話されます。 これは、フランシス・ベーコンのイドラ論を少しお勉強されると、その方の指導が偏見に満ちているというのがわかると思います。 参考 イドラ 提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 イドラ(idola)とはラテン語で偶像の意味。 フランシス・ベーコンによって指摘された人間の偏見、先入観、誤りなどを帰納法を用いて説いたもの。 アイドル(idol)の語源である。 4つのイドラがある。 1.. 種族のイドラ…感覚における錯覚であり、人類一般に共通してある誤り。 2.. 洞窟のイドラ…狭い洞窟の中から世界を見ているかのように、個人の性癖、習慣、教育によって生じる誤り。 世間知らずの意もあるらしい。 3.. 市場のイドラ…言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見。 言葉や言語が引き起こす偏見。 口コミなどが挙げられる。 4.. 劇場のイドラ…思想家たちの思想や学説によって生じる誤り。 思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。 この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すとベーコンは考えた。 > 基本、公文は受験に勝てるための勉強と言い切っていますし「小学校卒業までに英検3級合格」と大きく壁に貼ってあります。 > いつも教室に入るたびに目に入ってくるのですが、きっと他の親御さんたちは「頑張っているお教室なんだわ!」と思って入会するらしいです。(周囲の噂を聞きますと。) > > ○○が入会して丁度半年経ちましたが、同じくらいのお子さんで1年2カ月通っているという女の子がいます。 > 最初の頃はその女の子の方が先の課題をやっていたのですが、今では○○の方が随分先になってしまいました。 > > その女の子が数字の読みで「31,32,33,34・・・」と35が言えなくなった時、○○は国語をやっていたのですが、答えを書きながら「35。」と自分のプリントを見ながら言いました。 > すると女の子は元気よく「35,36,37」と続いて言っていました。 > > そういう時は(つまずいた時)先生はすかさず「次は?わからなかったら数字の表を見て!いくつ?はい!」と言い続けますので、結構きついです。 > でも、その時は先生が言おうとした時に○○が「35!!」と言ったので先生は何も言えませんでした。 > その女の子はそれによって数字が言えて、先生にごちゃごちゃと言われなくて済んだ事がありました。 > 言えて当たり前、1回やったんだから出来るでしょうという考えなので、出来たから褒めるというのは本当に少ないです。 これは正直最悪です。 育児や教育をする際最も大事な事は、「やって当たり前、できて当たり前と思わず、良好な行動結果には、その直後必ず良い評価(好子)を与える。」という事です。 これが無い限り、子ども達の良好な行動の生起頻度は上がりません。 指導者は、常に子ども達が能動的に良好な行動をするような指導に心がけなければいけません。 それには、行動直後の好子の提示がないと (笑顔や声かけなど) いけないのです。 それを無視したり、好子を与えないなどというのは、指導者が確立操作のチャンスを見逃し、指導を放棄しているに等しいのです。 > 「分数の計算が分からなかったから宿題をやって来なかった。」と言っていた子がいました。 > 先生は一言、「前にやったでしょ。ちゃんと聞いてなかったんじゃないの?」で片付けてしまった・・・。 > 私が教えてあげようか?と声をかけたかったくらいです。 > それより、こんな感じで進むのであれば教室に来る必要性は???と疑問が出た時もありました。 > 教室に入って来る子供はほとんどあいさつなしでしたが、○○はいつも「こんにちは!」と言っていました。 > 他の子が入って来た時もあいさつをしていましたが、他の子は○○に対しあいさつをしません。 > それでも何度か挨拶した時に、あいさつを交わすようになりました。 > プリントを採点してもらう時も○○は先生に「お願いします。」といいますが、他の子は黙って渡す・・・。 > 鉛筆の持ち方が明らかにおかしいのに先生も直してあげない。 > > そういうちょっとした事なのですがその積み重ねが「疑問」になり、そういう事をやっているのに「しつけが~」って言える?と感じるのです。 「しつけ」という概念は、「社会性のある行動」という事です。 そうしたものは、保護者のみが学習させるものではなく、社会全体が子ども達に学習させる事です。 本当に教育に対し真摯に向き合っている人であれば、日々の生活において必要な行動を強化する指導は、言われなくても行うはずです。 これは僕の主観的な主義主張かもしれませんが、僕の「教育」という行動カテゴリー内の行動パターンは、こうした「社会性のある行動」が含まれています。 また、そうしたものが、他の行動より優先されています。 > 公文の先生は、公文以外の事はやっていないと思っています。 > 字が書けるようになったのも、数字が書ける・読めるようになったのもすべて公文のプリントのおかげですね!と言っていましたが、家では私が素人なりに考えて教材と呼ぶには程遠いお粗末なものを作って○○にやってみる?とやっていました。 > > その時期にいろいろと公文の事や公文以外の事などを調べていた時に、先生のブログを見つけたわけです。 > 衝撃的でした。 > 正直、餌で釣って?と何にも知らない時は安易に思っていました(笑)。 > どんどん過去の記事を読んでいくと「はぁ~」「へぇ~」の連続で、読んでいる姿を見て主人が「楽しそうやな」とよく言っていました。 > > > >しかし現在の教育業界のほとんどは、こうした先生たちが子ども達を指導しているのです。 > >小学校に入学すると、それを痛いほど知る事となります。 > > >それまでの間に、応用行動分析学を基礎とした指導が、もっともっと広まってくれたらいいのですが・・・・・。 > > >現実は非常に厳しいと思います。 > > >なので他人を当てにする事なく、お母さん自身がしっかり学んでいただき、自らが行う正しく科学的な育児と教育で、○○君をもっともっと優秀な子どもに育てていきましょう。 > > これが現実であるなら、がっくりしちゃいますね。 > 小学校に上がった時、今回当ったような先生(公文教室の先生)が担任だったら「あ~、はずれを引いちまった。」と思うに違いありません(笑)。 > やっぱり○○だけでなく、私も勉強です。 > ○○は結構出来るらしいので(笑) > はずれの先生を引いても、つぶされないようにさせたいです。 それが大事な事です。 全ての先生がそうだ、と言うのではなく、中にはヘンテコリンな先生もいるので、あまり他人に依存した教育を考えていると、後で大きなしっぺ返しが来るかもしれません。 > > 明日は(今日になってますが)仕事が休みの日で > 週1の幼稚園でしたが「新型インフルエンザ」が出たらしく休園なので > こんなに夜更かししてしまいました。 > 明日は○○と庭に花でも植えてみようと計画中です。 > 殺風景な状態ですので・・・。 こうした、花を植える、愛でる、動物を育てるなどという行動は、お勉強に生かせるだけではなく、物事の因果関係を学ぶのにもっとも適した指導法です。 「生きるものは死ぬ」という大前提を、小さい時から学ばせるのはとても大事な事です。 こうした指導から、愛情や思いやりの概念は形成されていくのです。 行動分析学からの観点から考えても、有→無、無→有 は、環境の大きな変化ですので、その後の子どもの行動は明らかに違ってきます。 こうした劇的な環境の変化があった時・・・・・ 例えば庭に植えた花の種から芽が出た時などが、指導の大きなチャンスです。 またそれだけではなく、畑を耕すとか、種を植えるなどという行動さえ、環境を劇的に変化させる行動です。 そうした環境の変化時に、子ども達は多くの事を学びます。 そうしたチャンスを見逃さず、良い刺激をより多く与えてあげてくださいね。 今回はこうしたやり取りでした。 いかがでしたか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今週から、新しく3歳の女の子の授業が始まりました。 この生徒さんも遠くから通ってくださる生徒さんで、お母さんはとても教育に熱心です。 今回の授業の際も熱心にメモを取られ、授業後のお話しもしっかり聞いていただけました。 この生徒さんの今回の授業は様子見の授業だったので、まずは僕自身がこの子の好子となるべく、なるべく視覚的にも楽しめる授業にしてみました。 そこで今回のメインの取り組みは・・・・・ ジャーーン!! ![]() ひらがな魚釣りゲーーム(ドラえもん風) ![]() 布製のフカフカでやわらかいお魚さんです。 このお魚さんを、磁石の付いた釣竿で釣ってもらい、釣ったお魚さんにくっついてある平仮名で、知ってる言葉を作ってもらいます。 何匹か釣った後・・・・ 例えば、「は」、「く」、「り」を釣ったとすると、「はり」と作らせてもいいですし、「『は』の付く鳥さんの名前にするには、あと何を釣ったらいいかなぁ?」などと言って、「と」を狙って釣らせ、「はと」と作らせるのもいいです。 今回のこの教材は、お針仕事の好きなお母さんがわざわざ作ってくださいました。 五十音がほとんど揃っている上、全て違う生地の組み合わせで、同じお魚さんはいません。 とてもよく出来ていて、生徒達にも大人気です。 またこのお母さんから、嬉しいお知らせをいただきました。 五十音ではないのですが、1~10までの数字のついたフカフカお魚釣りセットを、ご注文に応じて作ってくださるそうです。 ちゃんと「釣竿入りです。」 お魚10匹、釣竿入りで1,575円だそうです。 丁寧なお仕事なので、お魚さん自体もしっかりしています。 また、柔らかい触感は、子ども達の大きな好子となり、より数字が身近なものになる事間違いなしです。 もしご希望の方がいらっしゃいましたら、左の問い合わせフォームから個数を明記の上ご注文ください。 ただし手作りの上、お母さんも家事やお仕事の合間をみてつくってくださるので、少々お時間はいただきます。 安くて良い教材で、お子さんの知的好奇心を大いに育ててあげませんか? ![]() こんなかわいい手作りセットで、たった1,575円です。 買わなきゃ損ですよっ!! ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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2009年11月25日 穴吹工務店と同社の連結子会社2社(エイシィカンパニーグループ、穴吹ハートレイ)は11月24日、東京地裁に会社更生手続開始の申し立てを行った。 負債総額は3社で約1,510億円。 同社は、1961年に穴吹工務店として設立。 「サーパス」のブランド名で全国地方都市を主な事業エリアとして分譲マンションの供給戸数を増やしていた。 しかしながら、金融収縮や大幅な景気後退により、分譲マンション事業の利益率は大幅に低下。 その後、分譲マンション事業の再構築や、ストックビジネス関連企業の統合などを柱とする穴吹工務店グループ再編計画を策定し、構造改革に努めたが、厳しい融資環境が続き、資金繰りが悪化した。 穴吹工務店が倒産してしまいました。 負債総額は、1510億円との事・・・・。 四国では過去最高額の倒産・・・・。 しかしこれで穴吹工務店が無くなる訳ではなく、今後も生き残っていくための一時的な倒産です。 ここらへんが中小企業の倒産と違うところですよねぇ・・・・。 資産もある事ですし、何年かすると再び良好な活動ができると思います。 もっと早く倒産してもおかしくない会社はあるはずなのに、何で穴吹が・・・・って感じです。 これから関連企業の倒産がなければいいのですが・・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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親はなぜ子を叱るのでしょうか? 先生はなぜ生徒を叱るのでしょうか? その他の場合でも、なぜ人は対象者を「叱る」という行動を取るのでしようか? 今、育児真っ只中のお父さん、お母さんのの中に、「子どもを叱ってしまう。」という事にお悩みになってらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思います。 そうした方々のために、今回、そのメカニズムを解き明かし、そうした悩みの解決に少しでもお役に立てればな、と思います。 今回、杉山尚子先生の著書「行動分析学入門」から、抜粋させていただきました。 嫌子出現の弱化 行動の直後に嫌子が出現すると、その行動は将来しなくなる。 不始末をしでかした部下や学生や子どもに対して、普通の人がする事は、叱ったり怒鳴りつけたりする事だ。 叱る方としては、次の効果を期待している。 直前 上司が怒鳴りつけていない。 ↓ 行動 部下が不始末をしでかす。 ↓ 直後 上司が怒鳴りつける。 「怒鳴る」という嫌子の出現によって二度と不始末をしなくなる事を狙っているのだろう。 しかし、嫌子という刺激は先天的に存在するわけではない。 「怒鳴る」事が嫌子だといえるのは、「怒鳴る」事によって、同じような不始末をしなくなった事が確認された時である。 いくら怒鳴りつけても懲りずに不始末を繰り返すとしたら、「怒鳴る」事は嫌子ではないといえる。 事実、叱る事によって行動が弱化しないどころか増える場合さえある。 いたずらを叱ると、かえっていたずらの度がエスカレートするのを経験した人はいるだろう。 こういう時、反抗心の表れとか、反発したといって説明するのはもちろん心的、概念的説明による医学モデルである。 叱る事が好子となって、いたずらが強化されたと考えるのが行動分析家である。 怒鳴っても効果が無い事がすでに実証済みの場合でも、なぜ上司や家族や教師は、飽きもせずにいつも怒鳴るのだろうか。 毎度怒鳴りつけるという事は、怒鳴る行動が強化されているという事だ。 随伴性で記述してみよう。 随伴性によって行動を分析する時、まず第一に考えるべきは、分析の対象になる行動である。 先ほどの場合は部下の行動であったが、今回は、なぜ上司はいつも怒鳴りつけるのかを考えるのだから、上司の行動が分析の対象となる。 直前 部下の顔がひきつっていない。 ↓ 行動 上司が怒鳴りつける。 ↓ 直後 部下の顔がひきつる。 怒鳴りつけると部下の顔の一部がひきつったり、ピクリと動いたりする。 あるいは、それまでくどくどしていた言い訳を止めるかもしれない。 一つの行動に対する状況の変化は一つとは限らない。 むしろ複数ある方が普通である。 上司が怒鳴りつける行動にも、これ以上にいろいろの随伴性があるだろう。 直前 部下が言い訳をしている。 ↓ 行動 上司が怒鳴りつける。 ↓ 直後 部下が言い訳をしていない。 いずれにしても、顔がひきつったり、怒鳴り声を聞いてビクッとするのは、「ない」→「ある」への状況の変化だから、出現によって行動が強化されている。 一方、言い訳を止める方は、「ある」→「ない」への変化だから消失の変化である。 従って、上司が部下を怒鳴りつける行動は、好子出現の強化と嫌子消失の強化の2つで強力に強化されている。 たとえ何度怒鳴っても効果がみられないとしても、毎度怒鳴らないといられないのは、強化の随伴性が強力にあるからなのである。 強化の随伴性と違って、弱化の随伴性は日常生活の中で見つけにくいところがある。 なぜなら、弱化されている行動とは、現在ほとんど、あるいは全くしていない行動であるから、存在自体が無いか、あっても希薄である。 無いものをみつけるのは難しい。 以上です。 いかがでしたか? 他者を「叱る」というのは、決して「叱ろうと思った。」のではなく、経験上習得した (学習した) 強化随伴性によって「叱る」という行動を自動的にとっているだけなのです。 ですから、「叱る」という行動をしたくないのであれば、「叱らないように」と考えるのではなく、「叱らない行動」を学習 (強化) する必要があるのです。 子どもを叱ってしまう事に悩んでいる保護者の皆さん。 それはみなさんの「心」が悪いのではありません。 ですから、自分で自分を責めたり、恥じたりする必要は無いのです。 つまりそんな事は無意味なのであり、大事な事は、「新たな行動パターンを学ぶ」という事なのです。 そうしたお悩みを持っている方々、また育児や教育全般にお悩みのある方。 是非一度、我が育児教育研究会に一度ご相談ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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本日も会員様のメールへの返信をご紹介しますね。
メールありがとうございます。 昨日のお母さん、お父さんの指導は、抜群に良かったです。 短期間にこのような指導ができるというのは、それだけご両親のお子さんに対する思いが強いからではないか、などと考えていました。 いずれにしても、親が親として育たない限り、子も子として育たないのですから、今のご両親の姿は、ある意味他のみなさんのお手本となるような姿だと思います。 >「数を数える」というのは大人からみると安易なようですが、子供にはそうでもないと改めて思い知らされました。(以下、公文との比較ばかりですみません) > 今までは「120までを覚える(ただ暗唱をする)」事をまずやるとのことでした。 > それは出来るのですが「数える」事とは全くの別物であり、単なる「暗唱」に過ぎず・・・。 > その理由はこういうものでした。 > *足し算・引き算を計算するにあたり、数の並びをしっかり叩き込んでおくことによって、スムーズに行う事が出来る。数列的な考えに基づいて答えを出す。* > > 公文をやっていた子供たちに考える力があまりないというのは > 結構有名な話です。 > その先生も言っていた程です。 > 「でも、受験に文章題が出題されていても計算力がないと解けませんから。」 と言います。 > 確かにそう言われるとそうかなと一瞬思います。 > 私の知っている小学3年の男の子が文章題を見て「意味不明~。」と言ったそうです。 > > 計算はものすごく速いんですよ(笑)、公文を長年通っていますので。 > 計算力があっても解けませんでした。 > > その話を聞いて、今日の授業を終えて、今、計算力をどうとかいう時期ではないんだと、まだまだジャンプするための助走をするための体力をつける時期なんだと、気付いた日でありました。 (数えた物を消すようにチェックしていく方法を、数えていた時にやってみたのですが、結局○○自身がやった方法は○を付けていくというものでした。) 僕は立場上、他の塾の悪口になるような事を言えませんが、その子に合った塾選びは大切だと思います。 また、指導者の指導力を見ると言う事も大事です。 やはり、しっかりとした科学的理論に基づいた教育こそが、僕は必要だと思っています。 > そして「待つ」ことの重要さ。 > 私がそれを全くできない事は先生のご指摘の通りです。 > 反省すると同時に、絶対待とうと決めました。 > 何でも公文のせいにしたくはありませんが(笑)、プリントをする時には時間を○分以内にと言われます。 > その時間内に終わらないと合格出来ません。 > 同じ問題を何度も何度も、それで書く力をつける「作業力」を養うんです、と言われます。 > 焦らせて「早く早く!答えが分かっているなら早く書け~!」となってしまって待つ事はいけないという風潮な教室です。 > 答えを考え、書こうとしていると目の前の先生に「4+3=7、7、7、7!7って書いて!」と先に言われてしまう。 > 何度かそういう事があった時に「あっちへ行って!やだ!」と先生に手を払いながら○○は泣きながら訴えた事がありました。 > 待ちは「許されない」状況に気付いてあげられなかったどころか、一緒にってあおっていたのは問題が大ありです。 > プリントを見るだけで泣いて嫌だと言うものを拷問のようにやらせていたのは・・・。 > > > 先週1週間はあえてプリントはやらせませんでした。・・・今まではやらせていたんですね。(苦笑) > みかんを12個分ける問題の数を変えてみたり積み木の数を変えて数えたりと > 1度やった問題に挑戦しても「もっともっと!」と催促するくらいです。 > もちろん、大根や油揚げを切っていても、もっと切ってと催促です。 > 今度は一緒に切らせようと思います。 > 先生から送られてきた問題の等号不等号の問題に興味を持ったようで、持ち出して「これは、なに?どうやるの?」と聞いてきました。 > こういうのが自発的行動なのでしょう。 これは、マンド (要求的言語行動) となります。 ○○君が、興味を持ったのかどうなのかはわかりませんが、少なくとも今までと違うアプローチをした結果、今までと違う結果が現れたのは確実だと思います。 ですから、その行動的結果を見てお母さんが、「興味を持ったと思う、に違いない。」とお考えになるのなら、そうに違いないと思います。 つまり環境(独立変数 原因)が変わった事により、行動が変わった(従属変数 結果)のです。 このように、与える環境(弁別刺激)を変えてやると、子どもは今までと違う行動をとってくれるようになります。 能動的に良好な行動が増えているという事は、正しくお母さんの指導が適切であるという証拠となります。 こうした事を少しずつ増やしていく事こそが、正しい育児であり、教育なのです。 > 勉強だけでなく普段の生活でも変化が出てきました。 > 店の中で走り回ったり、目を離したすきに逃げて迷子になった事もあったのですが、合図法や守る事を言わせて覚えさせるなどしたら、そういう事をしなくなりました。 > ちょっと私から離れた時、名前を呼びますと、返事をして戻り「約束を守れます。」と言い一緒に歩くようになりました。 > 私は名前しか呼んでいません。 以前なら怒り狂っていたでしょうに。 > 不思議なものです、気が付いたら出来ていた感じです。 お母さんの成長の早さに、僕も本当に驚いているところです。 お母さんのこの成長こそが、お子さんの健やかな成長を促すのです。 これからもこの育児を続けていってくださいね。 > 主人が授業後私に言いました。 > 「今日は母に好子がいっぱいだったね。 たくさん褒められてたね。」 > 「いやいや、褒められたのは全員だよ。」 > > ○○を見ていると > やっと先生のお話が実感出来て来た感じがします。 > こういうことだったのか・・・と。 > > また来週も宜しくお願い致します。 > 僕の言っていることややっている事は、僕だけの名人芸ではありません。 やっていただくと、誰でも同様の結果が生まれます。 ですからそれを実践してくださっているお母さんに良い結果が出ているというのは、ある意味当たり前な事なのです。 信じて実行し、学ぶ姿勢を崩さなければ、これからも良い結果が出続けると思います。 今後も少しずつ、一緒にがんばっていきましようね。 こうした内容でした。 みなさんも一度、無料体験授業を受けてみませんか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日の講習会は、大成功に終わりました。 新たな会員さんも増え、ありがたい限りです。 今日の講習会では、初めての方もいらっしゃったので、「なぜ今、応用行動分析学なのか?」という事からお話ししました。 また、行動の客観的分析と、行動の正しい評価こそが、間違いの無い育児と教育に繋がるのだ、という事もお話ししました。 あるお母さんから、「何を目標に育児をすればいいのか?」というご質問をいただきました。 僕は、「お母さんは、お子さんをどのような子どもに育てたいのですか? そこが大事です。」と答えました。 結局、ノープランな子育ては、何も生み出さないのです。 「頭のいい子に育てたい。」とか、「優しい子に育って欲しい。」とか、「強い子に育って欲しい。」とか、とにかく子育てにはある程度のビジョンが必要です。 そしてその目標を達成するための、行動学的アプローチをすべきなのです。 今回は模擬レッスンも含め、約2時間の講習会でした。 今後も不定期ではありますが、このような講習会を開催していこうと思います。 今回参加できなかった方も、次回は是非ご参加ください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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さて本日、無料講習会の当日なのであります。
毎日真夜中UPの僕の日記は、その前日に書いてありますので、その報告は翌日になります。 なので、その模様は明日報告しますね。 今日の朝一番の授業では、珍しく3歳のお子さんが一人、ぐずって教室に入ってくれませんでした。 ご両親は泣いているお子さんに、「さぁ、お母さんは入ろう~っと。」と言って、先に入って座ってしまいました。 お子さんは相変わらずドアを開けたまま泣いています。 僕は他の生徒さんに取り組みをさせながら、チラチラその子を見ています。 ご両親は相変わらずその子を見ません。 すると、だんだん泣きが収まってきたのです。 泣き止んだ時、初めて僕はその子のそばに行き、「涙の跡があるから、先生の袖で拭いていいよ。」と言って、腕を差し出すとその子はすんなり靴を脱ぎ、教室に入りました。 「おりこうさん。 ちゃんと自分で靴を脱いで、お教室に入れたね。」 僕がそう声を掛けるか掛けないうちに、トコトコと歩いて、チョコンと椅子に座ってしまいました。 「がんばってお勉強できる人?」 「はぁ~い♪ヽ(*^▽゜ *)ゞ^ ヾ☆」 さっき泣いていたのが嘘のように、元気よくお返事をしてくれ、授業をすんなり受ける事ができました。 授業後僕は、このご両親の態度を大きく評価しました。 泣いてぐずっている子どもにすぐ声をかけ、泣きを止めさせようとする行動は、逆に「泣き」を強化する事になります。 以前からそれをお話しした事を、ご両親は確実に実行してくれています。 子どもが泣いている時、ちゃんと反応してあげる時と、反応してはいけない時をわかった育児は、子どもの「わがままな行動」を早期に消去させます。 それは、「そんなこと言っちゃいけません。」とか、「そんな事やっちゃいけません。」と命令する受動的行動からの育児ではなく、自らが行う能動的行動からの育児ですから、子どもの大きな負担無く、自然にしかも継続性のある育児となります。 こうした日常の正しい育児が、子どもの能動的な良好な行動を増やし、結果的に「思いやり」や「優しさ」、「責任感」などといったものを育てていくのです。 このご両親の子育てを皆さんにもご覧いただき、是非参考にしていただきたいです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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先日の障害者の授業で、新たな発見がありました。 それまでご家族も僕も、何とかその人が大きな声を出してくれるよう、何年にも渡ってアプローチほ続けてきました。 その日も、そのような訓練をしていたのです。 しかしこの日、いつもより声が出ていませんでした。 そこでその人を僕が真似をして、同じような音量で、「こんな声で聞こえるの?」と質問しました。 この時の音量は、耳元でひそひそ話しをする時より、もっと小さな音量です。 多分耳元でしゃべっても聞き辛いかもしれません。 その声で、約70cmくらい離れた所から質問したのです。 するとその人は、ちゃんと返事できたのです。 つまり聞こえていたのです。 それに驚いた僕は、この音量で、どのくらい離れてて聞こえるか実験してみました。 するとなんと、あの囁くような声で、2m以上離れていても聞こえている事がわかったのです。 近くにお母さんはいらっしゃったのですが、お母さんには当然全く聞こえていませんでした。 また僕は、お母さんがその人に話しかけている時 (お母さんは通常の音量です。) 、ちょっとした実験をしてみました。 再び囁くような声で、「聞こえてたら右手を上げてみて。」と言ってみたのです。 その時に、腹話術のように唇の動きをほとんどなくししゃべりました。 するとその人は、僕の指示通り右手をゆっくり上げたのです。 この時僕は、お母さんのちょうど背中の方にいたので、お母さんはなぜその人が手を上げたのかわかっていませんでした。 そこで、「帰りたかったら、帰ると言ってみなさい。」と指示してみました。 するとその人は、お母さんが話しているにも関わらず、何の脈絡も無く「帰る、帰る。」と言い始めたのです。 その時の僕と、その人の距離は2m以上ありました。 という事は、その人は、お母さんの音量が近くにありながらも、僕の声をそれと聞き分け、聞き取る事ができたという事です。 しかも僕の音量は囁く程度です。 この事から、その人の住んでいる世界は、健常者の僕達とは違う、極微小の音量の世界に住んでいるという事がわかります。 逆に言うと、僕たちの通常の音量の音声は、その人にとっては、ジェット機の騒音にも近いものがあるかもしれません。 この事は、僕にとってもお母さんにとっても、大きな発見でした。 この事についての調査検討は、また後日記載する事にします。 授業終了前、僕はその人と、机のこっちと向こうに座りました。 お母さんはその人の背中越し1m向こうくらいにいらっしゃいます。 そこで僕は、また口をほとんど動かさず、極微小の音量でその人と話しをしました。 当然また会話は成立しました。 しかしお母さんには何も聞こえていません。 「お母さん、これは一種の超能力ですよね。」と僕。 「そうですね。 でもお父さんにこれ話したら、とても驚くと思います。 お父さんの声は多分、ロケットくらいの声だったでしょうね、この子にとっては・・・。」とおっしゃってました。 僕たちの音声の音量は、周りの環境によって制御されています。 つまり、会話する対象者の距離や人数、位置関係などによって音量を自動的に変えているのです。 また、その言語的行動は、自身の音量を聞き、確認する事によって成されます。 ですから、聴覚が正常でなければ、発声音量の制御もできないという事です。 イヤホンやヘッドホンで大音量の音楽を聴きながらの、しゃべりかけられた時の言語的反応は、通常の音量より大きい音量でしゃべってしまう・・・・というのがわかりますか? これは、人は聞こえている音量を基準に発声しようとするので、そうなってしまうのです。 今まで僕もその人のご家族も、またリハビリの先生方も、この人の発声の訓練はしてきましたが、この人がどのような音の世界に住んでいるかは考えようともしませんでした。 今回その一端が偶然にもわかったという事で、今後の指導も大きく変わってきます。 また一つ一つ確認し、検証し、実験しながら、よりよい訓練を作り上げて行こうと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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懐かしい曲を、真夜中にじっくり聴いてみませんか? 秋の夜長は一人で音楽を・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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まずは会員様にご連絡です。 ショッピングカートの商品が増えましたので、ご家族で欲しい商品の確認などをしてみてください。 今日は本当に久しぶりに、お団子をいただきました。 ![]() 中でもみたらし団子は大好物です。 とてもおいしかったです。 また今日の障がい者の授業では、大変な事を発見しました。 その人の超能力と言っていい程の発見です。 その事についてのお話は、またの機会に・・・・。 -------------------------------------- 来る11月22日日曜日13時より15時まで、育児教育研究会事務局 (教室) において、研究会 (講習会) を行う事になりました。 会費は無料で、定員は10名様までです。 お子さん同伴で結構ですので、是非奮ってご参加ください。 また、会員様以外の方の参加も自由です。 お車でお越しの方は、駐車場が限られていますので、別の場所に駐車していただきます。 当日の講習内容は、「間違いの無い本当の育児と教育」です。 遠方の方も、翌日は祭日でお休みですし、高速道路は1000円ですのでお気軽にお越しくださいね。 講習会ご希望の方は、ブログ左にある問い合わせフォームに所定の記入をしていただき、参加人数もご記入の上送信してください。 締め切りは、11月21日土曜日です。 何卒よろしくお願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ------------------------------------ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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僕もたまに、他のブログを読んだりするのです。 特に幼児教育関係。 まぁ、科学的な根拠を書いている所はほとんど無く、結構良い事やってても、記述が残念なところが多いです。 実はそんなのだったらまだいいです。 完全に営業目的で勉強不足の記事は、他人事とはいえ、がっかりするより腹立たしくさえ思ってきます。 こんなところで授業を受けても、ドブ川に千円札ばら撒くのと同じだ・・・・、と思える所もたくさんあります。 2歳や3歳の子どもの取り組みを見て、「この子もやっとやる気になってくれました。」だとか、「勉強に対する意欲が出てきました。」などと書かれていたりします。 そんな記事を読むたびに、「そんな気持ち、見たんかいっ。」とか「どんな根拠で、そんな事おっしゃってるんですか?」などと一人でツッコミ入れたりしてるんです。 そもそも、超早期教育は (まぁ、それ以降の教育も同じ意味なのですが・・・) 、単に行動バリエーションを意図的に増やしているという事に他ならないのです。 通常の家庭では受けないような刺激によって、行動パターンを増やしているのです。 ですから、2歳くらいのお子さんが、お家では見たことの無い教材を前に出されたら当然触ろうとするでしょうし、触ったら褒めてやると触る行動は継続され、強化されるので、ドンドン他の物に対しても、触る行動が誘発され、強化されているだけなのです。 その行動を見て、「この子は勉強意欲が出てきている。」などと結論付けていいのでしょうか? その子が取り組みをやってる最中、それを手伝ってあげようとした時、「私がやる。」と言って親にやらせないようにする行動は、果たして勉強に対する「意欲」がそうさせているのでしようか? またそのくらいの年齢の子どもが、なかなか取り組みをやってくれない事に対し、「まだまだ集中力がありませんね。」とか「こうしたものには興味が無いのですね。」などと言い切っていいのでしょうか? そうではありません。 僕のブログや、授業を受けてらっしゃる方にはもうお分かりですよね。(笑) その取り組みが、その子にとって明らかに好子なのであれば、それをやり続ける行動は続くので、それを横から奪う行動は、その子にとって好子が消去される事になるので、「好子消失阻止による行動の強化」という随伴性により、取られそうな教材を取られないようにする行動に出ただけなのです。 こうした能動的で、継続する行動が見られた時、観察者は「集中力がある。」とか「意欲がある。」などと簡単に決め付けます。 そりゃ以前お話しした、「夕日が沈む」というのを「地球の自転により、太陽が西に沈んでいるように見えている。」などと言う必要はありませんが、天動説を信じ、本当に「太陽が東から南へ動き、西に沈むのだ。」と思い込んでいる人に、皆さんは大事な子どもの教育を任せられますか? やはり、真実を知った上での指導があるのは、それこそ「当たり前」ではないでしようか? みなさんの通ってらっしゃる幼児教室や塾も、そのような事を見直してみてはいかがでしょうか? いたずらに、できない事を誇張したり、できない事を生徒自身の内面に求め、自らの指導力、知識の無さを棚に上げている指導者・・・・。 人当たりは良くても、具体的で有効な指導法を何ら教えてくれない指導者。 通り一遍等で、常識的な心理学を、あたかも霊験新たかなごとく説明する指導者。 良き指導者とは、常に論理的な説明の元、育児や教育について具体的に語ってくれる人です。 理論とパーソナリティーは、全く相関関係はありません。 正しい理論は、普遍なのです。 見た目や、おだてや営業スマイルに騙されず、しっかりと指導してくれる塾を選びたいものですね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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本日も教育熱心なお母さんからのメールに対する返信をご紹介しますね。
> 私の実家であった事ですが > 外から帰ってくる人がやって来たと知った時点で > (足音が聞こえるので、わかってしまいます) > 玄関のカギを掛けて、入れないようにして > 知らないふりをしています。(中からカギをかけると外からは開かない。) > 締め出された事が何度もあります。 > インターホンを鳴らして開けてもらったりしていますが > それが何度も続き、カギのところを見えないようにカバーをかけても > 気が付いたらむしり取られていて > カギを掛けるといういたずらです。 この行動は、明らかに注目という好子と、カギを閉める、開けるという行動が好子 (行動内在的好子) となった行動ですね。 玄関のカギをかける、という行動は、もちろん人を入れなくするという行動ではありますが、○○君は決して入れないようにしようと思ってしているのではなく、人が来て、カギを閉めると自分に対する「注目」という好子が発生するから「カギを閉める」という行動を続けているのです。 また「カギを閉める」という行動自体も好子となっているので、二重、三重の好子が、○○君の行動を強化しています。 でしたらいっその事、カギは○○君に暫くの間、玄関の開け閉めしてもらったらどうでしょうか? インターホンでしゃべる、という行動も、好子でしょうし、そこでも注目があるので、手続きとして、 1. カギの開け閉めは○○君がする。 2. 入りたい人は、インターホンで○○君としゃべる。 3. 家に入る前に必ず、「ありがとう、○○君」とお礼を言う。 これをやってみてはいかがでしょうか? こうした行動は、大人の行動の模倣とも考えられますし、そうした行動が成長成熟による身体的機能がそうさせているとも言えます。 ですから、決して叱られるべき「いたずら」では無いと思われます。 そうした「いたずら」というシールを、「玄関のカギ閉め」の行動の生起要因と考えること (行動のラベリング) は、いつもの医学モデルとなってしまい、循環論となってしまって、問題の解決法は見つからなくなってしまいます。 > > あとは玄関を(引き戸タイプ)何度も早く開閉をしていた時に > 手を挟みけがをした時です。 > 外へ出る時は玄関を使うので開閉をします。 > 開閉の度に、ガラガラガラと音が鳴るので「音が鳴って面白い」と言いながら > 玄関の開閉をやはり何度もやっていたので > 何も言わずに、陰に隠れてその様子を見ていました。 > しばらくすると手を思いっきり挟みました。 > その時にやらないと約束をしました。(その約束は自分で言わせて) > 後日、またやっていたので、約束が違うと叱りました。 > なんという約束をしたのか言わせて約束を破った事を言っていた時に > 元素記号です。 > > 玄関の近くに近づけないようにしようか、 > それ以外の外に出る場所からの出入りにしようか > 出来そうな事を考えました。 > 紙に書いて「玄関の戸に触らない」と言わせてもみました。 > 玄関を出る時、入る時に言わせてはみていますが・・・。 > 他に手はないのだろうか > でも、これを続けていればいずれはやらなくなっていくのか > そんな事を考えているうちに1時2時はざらになっています。 確かに、玄関の開け閉めの音は好子になっていると思います。 また「開ける」「閉める」という行動自体も、行動内在的好子があるので、その行動を消去する事はできません。 でしたら、扉自体に少し細工をして、わざとすんなり開かないようにする、という方法もあります。 後日またやったから叱った、となっていますが、では、やらなかった時に、「やらなかった事」を褒めましたか? つまり、無用にガラガラ開けなかった事を評価したのでしようか? 扉を開け閉めして遊ばない、という行動は、それをしない事が「当たり前」ではありません。 もしお約束を守ってそれをしなかったのであれば、「おっ、今日はガラガラしていないね。 おりこうさん。」と言って、褒めたりポイントをあげたりすると、その行動は消去されるはずです。 「約束を守ってあたりまえ」「開け閉めしないのが当たり前」としてはいけません。 それをちゃんと評価し、注目し、付加的好子を与える事により、初めて行動制御(確立操作)ができるのです。 > >例えば、触ってはいけないお母さんの持ち物を触った時、お母さんは叱りますか? > > > > >もし叱るのであれば、それは間違いです。 > > 以前は怒っていましたが > 今はそういうのでは怒る事はしなくなりました。 > > > >お母さんは、目の前にある環境を、なるべく節約的に対処しようとしているように > > 思えます。 > > > >もっとゆっくり、のんびりです。 > > > >そして「待つ」事です。 > > 確かにその場でやらなくなってその後もそれが続けば > 私の思っていた「言う事なし!」になります。 > しかし、実際問題それは無理な事だらけあり・・・。 > 時間はかかりますが > ○○でなく、私が変わらないといけません。 > 待つ事の出来る親にならなくてはいけません。 > それが出来たらきっと > 「いらいらする」という気持ちが出てくるのは > かなり軽減できるのはと思い始めました。 > 「いらいらする」のは、悪い事ではありません。 内省的行動が発生するのは、生まれてから今日までお母さんが学習してきた行動です。 つまり単なる行動のレパートリーの一つに過ぎないのです。 ですからそういう気持ちになる事が悪い事ではなく、お母さんにとって決して気分の良いものでは無い、嫌悪の対象である、という事ですよね。 また、「私がかわる」というのは、決して「私の性格を変える。」とか「私の考え方を変える」「気持ちを変える」という事ではありません。 そんな事考えなくていいです。 つまり、そんなものを直接変える方法は無いのですから、単純に意図的に「行動を変える」だけでいいのです。 言い換えると、気持ちを変えるのではなく、環境を変えるのです。 いらいらしてようと、プンプンしてようと、気持ちはどうでもいいですから(それを感じてようと、感じてなかろうと)、いつもの行動と違う行動をすれば、当然結果は変わるはずです。 今までと同じように「待たない」という行動をすれば、今までとほぼ同じ結果であるというのは自明です。 では結果を変えるためには「待つ」という事をしないといけませんよね。 ですから待つのです。 「待つ」のは死人にでもできる事なので、当然これは行動ではありませんが、待つと考えるのは内省的行動です。 しかし待つと考えるから待っているのではなく、○○君がお母さんを待たせている、と考えなくてはいけません。 ちょっとややこしいですが、そろそろお母さんも具体的な分析をやってみるようにしましよう。d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ また、行動分析や行動介入、行動修正は、手続きに従って行わなければいけません。 やみくもにやったとしても、効果が現れるかどうかわかりませんし、何がどう変わったのかもわからなくなります。 ですからまず最初に、ターゲット行動(標的行動)を決めてください。 一週間のうち、この行動に介入しよう、修正しようと決めるのです。 そしてできればベースラインの測定をしてください。 つまり、単位時間当たり、何度その行動が起こるのかを測定するのです。 広告の切れ端にでも、正という文字で記録していくといいと思います。 そしてそれを何日か続けた後、問題行動を修正していくのです。 行き当たりばったりでやっていると、それ自体が失敗の原因となります。 今回、行動分析、介入用のフォーマットを添付しておきます。 次回授業の時にでも、使用方法を教えますね。 長々と書きましが、これはお母さんの行動ややり方を批判しているものではありません。 今までやってこられた事は決して間違いではなく、お母さんなりに愛情を注いできた訳ですのでそれを否定するものでもありません。 ただ、もっと良い方法があるので、それをご紹介しているに過ぎないのです。 その当たりをご理解していただければな、と思います。 そしてどんな事でも結構ですので、気になる事があれば具体的な行動をご連絡ください。 お母さんの生の声は、僕の勉強、研究対象でもあります。 そうした経験や研究が、これから生徒さん、保護者の方々に対し、有意義な指導の基礎となります。 今後ともよろしくお願いいたします。 以上のようなものでした。 こうした指導に少しでも興味を持たれた方は、是非一度お問い合わせください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日もまた、ご質問のメールをいただいたので、ご紹介しますね。 今日は主人のお父さんの誕生日でして、 > 遠く離れた(香川ほどではありませんが・・・)三重の鈴鹿へ電話をしました。 > そこで元素記号を電話で言うと「凄いねぇ」とびっくりされて > 喜んでいました。 > いつも褒められている人以外での「注目」を受けたので(って表現でいいんでしょうか) > 機嫌良く寝ました。 良いと思いますが、「注目を受けたから寝る」というのは、因果関係はあまり無いように思います。 注目を受けたから喜んだ、といのは確かだと思います。 その後の何かの環境(刺激)と、寝る行動の因果関係は、よく検討してみないといけないと思います。 「機嫌が良い」という事と、「機嫌よく寝る」という事は意味が違うと思いますし、機嫌が良いから寝たというのもまた違います。 いずれにしろ、分析はともかく、早く寝てくれた、というのは良かったと思います。 > > ちなみに今日行った問題4ですが > 実は迷路のように鳥の隙間に一筆書きのように書いていました。 > ハトとすずめの向きが違うのが混じっていましたが > 最初は同じ向きのものだけに丸を付けていました。 > その後、気付いたのか向きの違う物も丸をつけましたが・・・。 > > 授業後問題2を再度やってみましたが > 無事(?)出来ました。 > > 毎日毎日こんなんで本当に出来るのかなぁと思っていますが > きっと大丈夫なんでしょう(笑)。 > いっか~くらいでやろうと思います。 とりあえず、徐々にやらせて行くのです。 今は少しずつです。 スピード違反は、いずれ不幸になりますしね。 > > だんだんに普段○○が過ごしている私の実家では > 「犬の餌みたいだ」「調教だ」と言っていた父が黙って言わなくなりました。 > ちょっと変わったようです(笑)。 > 私も変わらないといけません(汗)。 最初は多くの方がそう思われると思います。 しかし結果が、そういう人達を黙らせます。 そして大事な事は、理論がわかった上で指導するという事です。 周囲の理解は、その根本理論の理解によって、成されるはずです。 近いうちに、こういう科学的な理論なんだという事を、わかり易く詳しくお話になってください。 > > 公文の入会時に「勉強を楽しく出来たらいいと思う」と伝えたら > 「甘いです!勉強は辛くて苦しいものなんです!」と言われました。 > 完全拷問穴掘り穴埋め状態だって確認が出来ました。 > 別に今拷問しなくても、穴掘りはせいぜい砂場や畑だけでやればいいわけですので > まぁ、考えます。 「辛くて苦しい」とは、その人の主観なのであって、それが全てだとするのは明らかに間違いです。 もちろん、「辛く苦しい事が無い」といっている訳ではありません。 そうではなく、自分が苦しい思いをしとたからといって、他の子どもたちに苦しみを与える、またはそのようなものがあるのを前提にした指導は、「嫌子法」に頼った指導と言わざるを得ません。 なのでその塾の指導は、僕の目指すものではありません。 勉強が辛く苦しいものであったとしても、その嫌子の向こうに結果として大きな好子がある場合には、行動は強化されます。 例えば、ここからここまでを、明日までに終わらせたら確実に100万円を手にできる、ような状態があれば、勉強する行動は持続するはずですよね。 100万円ではなくても、行きたい学校があったとすると、勉強をしないとそこに入れないとわかっていれば、つまり強大な好子が後にある場合は、行動は嫌子によって淘汰されないという事です。 (しかし日々の勉強するという行動の強化は、いずれにしても直後の結果や直前の条件や、その他の環境によって生起頻度は決定されます。) そしてその状態が続き、少しずつ点数が上がっていくと、勉強する事自体が好子になって、勉強する行動は持続します。 こうした事を、般性強化と言います。 ですから、とっかかりは何でもいいわけです。 やっていくうちにいろいろな事ができるようになり、そのやっている事自体が好子になるので、恐らく塾の先生は、「苦しみ云々」を言うのだと思います。 でも最初からそんな事を言っているようでは、良い指導は望めないと思います。 感情的、主観的であるだけで、科学的、論理的ではないからです。 > ちょっと気になる事がありまして、 > ○○がいたずらなどして叱られていた時です。 > 叱られている最中に「亜鉛は~」と > 言うと褒められる事をやり出します。 > こういう時の対処は、「それは今やる事ではない」など黙らせて叱るなどした方がい > > いのでしょうか。 > 無視して叱る事を伝えた方がいいのでしょうか。 そもそも、どんないたずらをして叱られるのでしょうか? 例えば、触ってはいけないお母さんの持ち物を触った時、お母さんは叱りますか? もし叱るのであれば、それは間違いです。 もし触ってはいけないものがあるのであれば、事前にその物を触れない所に置いておけば、○○君は触らない訳で、触られるのは自業自得なのです。 おかあさん、思い出してください。 山に登るのは、そこに山があるからなのです。 山に登りたいと思ったのは、行動と並列して起こる心の行動なだけです。 それが原因で、山に登るわけではないのですよ。 ○○君を叱る前に、それは本当に叱るべき行動なのか、という事を考えてください。 叱るのはとても簡単です。 でもそれはリーサル・ウエポン(最終兵器)なのです。 叱られて、その嫌子を消去するために、3歳の○○君はいじらしくも元素記号を言うのです。 そんな○○君に、それ以上嫌子を与える方法を僕に問うているのであれば、そんな方法を僕は知りません。 お母さんは、目の前にある環境を、なるべく節約的に対処しようとしているように思えます。 もっとゆっくり、のんびりです。 そして「待つ」事です。 「叱る」行動をしそうになったら、まず○○君から視線を逸らし、別の場所を見てください。 1分それをやったら、もう一度○○君を見て観察してください。 そうすると、何かが見えてくると思います。 > > ひとつ問題が自分の中で解決した~となるとまたひとつ出てきて > 考えて、考えすぎて訳が分からなくっておかしくなって・・・の繰り返しでしたが > とりあえず今日はゆっくり眠れそうです。 考えすぎてわからなくなるのは、その論理が循環論になっているからです。 循環論になると、問題の解決はできませんよ。 もっと行動の生起要因を、具体的な環境に求めてみましょう。 ○○君は、甘えているから、幼いから、わがままな行動をする訳ではありません。 そうした行動を強化してきた育児と、それを誘発する環境があるから、そういう行動をするだけです。 とにかく○○君の行動の原因を、皮膚の内側に求めるのはやめましょう。 お母さんが「叱る」という行動でさえ、その生起要因を皮膚の内側に求めるべきではありません。 つまり、叱ろうと思ったから叱ったのではなく、子どもが不適切な行動をしたから叱ったのです。 がんばってお勉強して、よりよい育児を進めていきましようね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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僕の生徒さんのお父さん、きりんパパさんからご質問をいただきました。 突然なんですが質問です。 ABAからみてギルフォードのSI理論はどのような捉え方なんですかね~。 愚問だとは思いますが宜しくお願いします。 このようなものでした。 ギルフォードの知能構造論をはじめ、ハワード・ガードナーの多重知能論、ピアジェの発達心理学など、認知心理学に属するような心理学は、行動の生起要因とは考えません。 しかし、記憶する事や思考する事は内的行動なので、研究に値すると考えます。 僕の考えは、指導をする際の根本理論は行動分析学によってなされるべきだと思っていますし、それこそ最も科学的だと思います。 しかし教材を作ったり、指導の分類やプログラムの作成をする時、こうした心理学が大いに参考になります。 その程度です。d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ 知識が偏ってしまっては、それこそ洞窟のイドラに陥る可能性もありますので、柔軟に勉強していく姿勢も大事ではないかと思います。 使えるとこだけ使って損は無い・・・・と思っているのですが、そんなのじゃだめでしょうか?(笑) ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日は生徒さんがミカンを持ってきてくれました。 ![]() ミカンは僕の故郷の名産品です。 正直、近くて遠い故郷になってしまいました・・・・。 さて来週、お知らせしていました講習会が行われます。 新しい出会いがよいものでありますよう、期待に胸を膨らませているのです・・・。 -------------------------------------- 来る11月22日日曜日13時より15時まで、育児教育研究会事務局 (教室) において、研究会 (講習会) を行う事になりました。 会費は無料で、定員は10名様までです。 お子さん同伴で結構ですので、是非奮ってご参加ください。 また、会員様以外の方の参加も自由です。 お車でお越しの方は、駐車場が限られていますので、別の場所に駐車していただきます。 当日の講習内容は、「間違いの無い本当の育児と教育」です。 遠方の方も、翌日は祭日でお休みですし、高速道路は1000円ですのでお気軽にお越しくださいね。 講習会ご希望の方は、ブログ左にある問い合わせフォームに所定の記入をしていただき、参加人数もご記入の上送信してください。 締め切りは、11月21日土曜日です。 何卒よろしくお願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ------------------------------------ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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以前に比べ、自由な時間が増えた僕は、音楽を聴く時間もとれるようになったんです。 そこでまた、思いにふけった名曲をみなさんに・・・。 くるみ Mr.Children 歌詞情報 - goo 音楽 歌詞も是非お読みになってくださいな・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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何年か前の日記に僕は、グレン・ドーマンの教育法を紹介した事があります。 その時には、自分なりに論理的で根拠のある教育を模索していた時期でしたし、前職場の創業者がそれを信じていたという事もあって、ドーマン法に対して肯定的な部分もありました。 しかし現在は、その擬似科学性に対し大いに疑問を持っています。 その中でも、パターニング訓練や、呼吸訓練など、根拠の無い障がい児教育などは、大きな批判の対象になっています。 ここで大阪大学 菊池先生のサイトの引用をさせていただきますね。 ニセ科学入門 (http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html) 「ドーマン法はアメリカで始められたリハビリ法で、特に先天的な知的障害者に対するリハビリで知られている。 ドーマン法の背景となる” 理論”をまとめると以下のようになる。 脳は発達し続けるものであり、知的障害は発達が停止あるいは遅滞することによって起きる。 これは、加速させることが可能であるしたがって、知的障害のリハビリには、適切な刺激を与え続けることによって、脳の発達を加速させればよい。 そのための具体的な手法としては、”正常な”動作を無理やり行なわせることによって正しい”パターン”を学習させる「パターニング」、自分の呼気を吸わせる「呼吸訓練」、そして上述のFascilitated communicationがある。 特にパターニングでは何人もの大人が手足を持って、子どもを無理やりに動作させるということが行なわれる。 理論があると書いたが、むろんこの理論は学問的には全く認められていない。 それどころか、アメリカではいくつかの学会が否定的声明を出している。 また、当然のことだがFascilitated communicationでは介助者の意図が反映することが明らかになっている。 さらにパターニングのやりかたから推測できるように、ドーマン法は親だけではできず、何人ものボランティアを必要とする。 事実、インターネットで検索すると、ドーマン法のためにボランティアを募集しているという記述をいくつも見つけることができる。 少なくとも知的障害のリハビリ法としては明らかにニセ科学である。」 ドーマン法はいわば”藁をも掴む”親の気持ちにつけこんだもので、実際、この指導を受けるにはかなりの金額が必要とされる。 しかし、親の負担もさることながら、これが意思疎通能力を欠く子どもに対する虐待以外のなにものでもないという点がより重要である。 」 ※ ちなみにドーマンの著書には、「てんかん」という病気に対し、薬物療法ほ否定している部分もあります。 これも非常に危険です。 また呼吸法とは、袋を口に当て、数分間二酸化炭素を吸わせるという訓練法です。 ドーマン氏の著書の中に、「歴史は47cmで作られる。」というのがあります。 これは、目と机の距離の事で、文字文化のある民族は高い文明を創造し、そうでない民族は高度な文明を形成し得ない、という論理です。 確かに古代文明で、ほとんどの地域では文字が作られ、それを後世に伝えています。 そのほとんどの地域で、巨大な建築物、インフラ、法的制度、など、およそ現代とほぼ変わらない社会システムが構築されてもいます。 しかしインカ帝国などは、文字文化無しで巨大文明を築いたという事実はありますし、文字がある=高度な文明という歴史観は、人種差別に繋がる大きな問題です。 言語の発達は、当然環境によって支配されますので、進化論に従って考えると、必要な言語行動は生き残り、不必要な言語行動は淘汰されたと考えるべきなのです。 ですから、権力者の意思の伝達や、民衆支配、軍事目的、宗教目的のために巨大建築物や文字が発達していっただけであって、文字が無いから文明が発達していない、などという論法は非常に暴力的で偏った考え方だと言わざるを得ません。 つまり文字文化のあまり発達しなかった民族は、それを進化的に必要としなかっただけの話しであって、文字文化があるから高度な文明だというのは、相関関係はあったとしても、それが絶対法則ではないのです。 逆にそれを法則と捕らえることによって、前述した異民族に対する「差別」や「偏見」を生んだりする根本になってしまいます。 これは本当に危険な考え方です。 勉強不足だったとはいえ、以前にこうした事を肯定しながらブログを書いていた事を、今とても反省しています。 そうした事を踏まえ、再来週の講習会は根拠のはっきりした育児・教育法をお話ししようと思っています。 残席わずかですので、お早めにお問い合わせいただき、是非お越しください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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名前は単なる記号ではなく、両親や家族の思いが込められています。 いつかその事に気づく時がきます。 親から子、子から孫へと連綿と続く名前・・・・・。 名前という「いのち」のバトンタッチは続くのです。 久しぶりに自分の名前の由来、生まれた頃の様子、その時の思いなど聞いてみませんか? きっと幸せのヒントがあるはずです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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先日授業前、「先生、これ作ってきましたぁ~。」と、あるお母さんが・・・・・・ ![]() ジャーン!! でっかい大判焼き。 中にちゃんとあんこも入ってます。 ![]() 厚みもすごいっす。 実は僕、この前から「最近生クリーム食べてないなぁ・・・。」と思っていて、その日たまたま150円の生クリームを買ってたんです。 そこで急遽、この大判焼きをケーキにすることにしました。 とりあえず材料はありますし、電動かき混ぜ機もあるのでボールに生クリーム、砂糖を入れ、かき混ぜ機で約5分、できた生クリームを大判焼きに塗り・・・・。 ![]() 即席ケーキの完成!! 結構おいしそうでしょ? 生徒、保護者、僕で、授業後おいしくいただきました。 おかあさん、ありがとうございました。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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お知らせです。
今月11月22日の講習会の様子を、当日来られない方にウェブカメラにて中継しようかと思っています。 できるかどうかわかりませんが、またできたとしても感度のよい画像が送れるかどうかわかりませんが、ご希望の方は問い合わせフォームにてご連絡ください。 MSN LIVE メッセンジャーをインストールし (無料でダウンロードできます。 http://messenger.live.jp/ )、ウェブカメラをご用意いただける方に限ります。 ウェブカメラは、今だと1000円も出せば買えます。 当日は、当会の模擬レッスンも行います。 また、育児教育研究会ホームページのショッピングカートに、商品を追加しました。 会員様は是非ご覧頂、希望商品を決めてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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悪い人は捕まり、そしてまた悪い人は生まれる・・・・。
今こそ心安らぐ音楽をあなたに・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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「それはいわゆるストレスと呼ばれるものかもしれませんが・・・そんな気分になった原因を考えてみましょう。 」 これは、外界現実(環境、つまり他者と状況のこと)からインプットされる情報に対する意識的判断ということで、「認知」という概念だと捉えるべきでは? St=f(D・P・S)という関数で表現することができますが、Radicalな行動分析学を強調すると、どうしてもRealityに欠けてしまう事はありますよ。 一般読者には勿論のこと、会員(保護者)にとっても「気分・感情」を「行動」で定義付けしてしまうと、非常に難解な理屈になってしまう危険性があります。 こうしたご意見をいただきましたので、オドノヒュー、ファーガソン両博士の著書から少しご紹介しますね。 「認知は直接に操作できず、それ故、科学的分析で原因結果関係の追跡に特定の役割を果たしえない。」 科学の目的は、記述、予測、コントロールである。 そして、コントロールこそが最終の目標である。 なぜなら、(a) 現象がコントロールできれば、別の目標 (予想と記述) も達成できる。 (b) ある現象がコントロールできれば、自傷行為の緩和などのような深刻で難しい行動も、よりよい状態へ変容できる。 ある現象をコントロールする為には、その現象の原因結果関係を知らなければならず、原因の特定の為には、適切に実験が実施できなければならない。 行動主義者も、反行動主義者も、原因と仮定される変数が適切に操作しうること、という点では一致している。 科学的分析において原因たりうるものは、操作できる変数のみである。 そこで、「認知は直接操作できるのか?」という疑問が出てくる。 認知は直接変えることも操作する事もできない。 スキナーは次のように言っている。 「いまだ誰一人として、心的活動や心的傾向を直接変容した人はいない。 直接それにタッチする手段が無い。 身体感覚ならば外科的に、電気生理学的に、薬理的に変える事ができるかもしれないが、実際問題として心的活動は、環境を通してしか変えようがない。」 例えば、信念や理想の注射液を被験者の意識に注入できるわけではない。 環境操作によって間接的に認知に影響を与えるしかない。 嫌な出来事に関する本を読ませるとか、楽しい出来事に関してとか、昔の挫折感を思い出すように教示を与えるしかない。 いずれも、感情やその他認知を直接操作している訳ではない。 環境刺激 (何かを読むとか教示を与えるなど) を操作しているのみである。 従って、環境事象がそれに続く行動に関する原因の役割を果たしているというのが正当な言い方であろう。 認知心理学者らの認知の操作というのは、厳密な表現ではない。 従って、認知という変数は直接の操作ができず、原因結果関係を適切に推定するには、独立変数としての操作が必須条件なので、認知は科学における原因結果関係に直接関与するものではない。 他方、操作可能な環境変数は従属変数として認知を大幅にコントロールできるが、認知という変数は、原因として操作できない。 「説明されるべき対象としての認知」 スキナー否定論者はしばしば、彼が心理学における認知の役割を不当に無視していると主張する。 しかし、この批判は的外れである。 スキナーの徹底的行動主義が認知の役割を全面否定しているという批判は明らかに間違っている。 認知は独立変数 (原因) にはなりえず、従属変数 (結果) だと主張しているのである。 すなわち、認知は行動を説明するものではなく、説明されるべき行動だとしている。 スキナーは、観察できない行動も科学的分析の正当なデータになると言っている。 徹底的行動主義とジョン・B・ワトソンの方法論的行動主義の違いはこの点である。 ワトソンは方法論的理由で、認知に関して行動科学における役割を認めていない。 認知は主観間に検証性がなく、内的事象の信頼度、妥当性がチェックできないというのがその理由である。 スキナーは主観間の検証性に基準を置くことには賛成せず、内的事象の説明だけで十分だとしている。 ただ、内的な行動は説明の対象であり、従属変数であり、直接の操作ができないので、説明のための変数、原因となる変数、独立変数とはなりえないと主張している。 「精神主義は、見当外れの説明にこだわり、行動の説明にあって外的先行事象から目をそらしている。 方法論的行動主義はそれとは逆の事をしている。 すなわち、外的事象のみにこだわり、自己観察や自己知覚から目をそらしている。 これに対して徹底的行動主義は、ある種のバランスの上に立っている。 真実かどうかに主観間の一致に頼らずに、内的世界に生じる事象を考えようとしている。 内的事象を観察不可能と決め付けたり、主観だとして廃棄したりしていない。 観察対象の性質に疑問を持ち、その観察の信頼度に疑問を持つのみである。 その立場は次のように言う事ができる。 すなわち、感じたり、内省的に観察されるもの、観察者自身の身体の状態であり、決して意識、心、霊魂のような異次元の別世界とは考えない。」 要約すれば、スキナーの主張はメタ科学であり、科学における認知の意味は、独立変数としては受け入れがたいが、従属変数として研究対象たりうるというのが彼の主張である。 行動の原因としてなぜ感情とか、認知とか、そうしたものがお決まりのように引き合いに出されるのだろうか? 行動に対する擬似説明がなぜ幅をきかせているのだろうか? スキナーは、もしある出来事に別の出来事が続いて生ずると、最初の出来事を原因 (時間の前後関係を因果関係と混同する虚偽の論理) と信じてしまう人が以下に多いかを観察している。 感情とか思考は通常、行動に先行するので、その内的状態を行動の原因としてしまう。 感情、思考、その他の認知の現象は原因ではなく、単に行動に伴うだけである。 すなわち、内的状態は付帯情報に過ぎない。 どうしてそのように行動したのかに冠する情報ではない。 例えば、舌に作用する特定の化学物質によって唾液分泌が引き起こされる。 これは種の生存にとって有効に貢献する。 ある人はこれを「おいしい」と報告する。 おいしいので唾液が分泌するように感じられるが、おいしいという言葉だけで唾液の分泌は生じない。 同様に、熱いものから手を引っ込めるが、痛みを感じて手を引っ込めているのではない。 進化の過程で、出来上がった適応のメカニズムによってその行動は生じているのである。 感情というのは単に、行動に伴う副次的産物なのである。 ちょっと今日はいつにも増して文字数が多かったですね。(笑) 最後までちゃんと読んでくださった方が何人いらっしゃるでしょう?(笑) 本を片手に論文を書き写すのは、結構たいへんなんですよっ(笑) この引用が甚だ回答になってるいかどうかは定かではありませんが (それだけ認知の問題は難しいのですよ。) 、大事な事は、理屈をわかってもらう事よりも、クライアントの状態の改善が大事なのであって、僕はそれを優先しているのです。 また会員さんのほとんどの方は、こうした考え方や理論に対し、非常に勉強熱心な方が多く、その点では安心している部分もあるのですよ。 そして「論より証拠」、実際の授業や結果を見ていただければ一目瞭然だと思います。 また、今回の場合、「イライラが溜まっている。」と僕にタクトしたお母さんの、言語行動の生起要因を分析した結果によるアドバイスであると言う事をお忘れなく・・・・。 とりあえず、貴重なご意見ありがとうございました。 僕は僕らしくがんばっていますよ。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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3歳の生徒さんが、元素記号の暗唱てすとに合格しました。 全部で50個程の元素記号を完全に覚えないといけないのですが、難無くクリアーしてしまいました。 その子のお母さんからメールが来ましたので、そのメールと回答を合わせてご覧いただきます。 暗唱合格おめでとうございます。 本当によくできました。 ○○君のできの良さに、ただただ驚いた次第です。 さて・・・・ > 昨日の授業は先生のブログで拝見しまして > 実は一度家でやった事がありましたが > その時は反応がありませんでした。 > 今度は数字でやってみようと思います。 僕のブログでいろいろお勉強していただいているみたいで、嬉しく思います。 数字以外でも、ひらがな、カタカナ、漢字など、似ている所を見つけたり、違う所を言わせたり、という訓練は非常に重要です。 > 最近は何か言った事に対して > 例えば湯呑にお茶があったのに飲んでなくなってしまった事があったのですが > 「なくなったのはどうして?」と聞くと > 「飲んじゃったから。」と答えました。 > で、「なんで飲んだの?」 > と聞くと「飲んだんだよ。」と言いました。 > どうして飲んだのか・・・のどが渇いたからとか飲みたかったからとか言うかと想像 > > していましたが > 飲んだんだ、しか言いません。 ↑ これはある意味、○○君の方が因果関係を正確に捉えているような気がします。 行動分析をする時に一番してはならない事は、原因を皮膚の下に求めない、医学モデルとしない、という事です。 つまりお茶を飲むのは、のどがかわいたからでも、飲みたいと思ったからでもなく、飲むという行動は、喉の渇きを潤すという生得的好子による行動の強化があるから、お茶を要求する行動を取るのです。 ですから、「飲みたいと思った。」という内的行動は、「飲む」という行動の原因ではなく、研究されるべき行動なのです。 ですから○○君の言う、「飲んだから飲んだ。」というのは、「お茶があるから飲んだ」という事ともとれ、それこそがお茶を飲む行動を正確に分析しているととれます。 つまり目に見える「お茶」という弁別刺激が、お茶を飲むという行動を誘発したのです。 そういう行動をとるためには、それまでに飲む行動を学習し、強化しないといけませんが、○○君にはそれができていたものと考えられます。 > 昨日の授業でも「どうしてそう思ったのか」という答えも「これを選んだ」という事 > > しか言わなかったような気がします。 > 自分の考えを伝えるというのはなかなか難しいように思いました。 叙述的言語行動は、正にこうした因果関係を説明したり、提示する言語行動です。 ○○君にとって、これは決して難しい事ではなく、言語行動レパートリーの中に、このようなものが無いからです。 基本的な因果関係の説明の仕方を、○○君にもっともっと学習してもらったら、難無く言えるようになると思います。 > 合図法は今日もとても役立ちました。 > 元素記号の歌も実は授業の前の夕方に > 「ちょっと言ってみようか?」と言っても > 「言いません。歌いません。」と言ったので無理に言わせませんでした。 ↑ これはとてもよかったと思います。 ○○君が暗唱テスト終了後に見せた、あの誇らしげな顔、ご覧になりましたか? あの顔こそが、あの子の気持ちを物語っていると思います。 > でも、あんなに上手く言えるとは思いませんで > 私たちもとても驚きました。 > 少しずつ「日本の山・山脈・山地・高地」にもチャレンジします。 決して暗唱の課題を義務だと思わないでくださいね。 少しずつやっていれば、いずれできるようになります。 以上です。 何かの参考になりましたか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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育児教育研究会ホームページに、ショッピングカートを追加しました。 これは現在行っている「トークン経済システム」において、トークンと交換できる商品です。 会員様は是非ご覧いただき、お子様と一緒に商品選びを楽しんでください。 尚、単位が「円」となっていますが、これはトークンの単位なので「ポイント」と考えていただいて結構です。 実際の現金の値段とは違います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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本日も、今月の無料講習会のお知らせからです。
残席わずか!! ご予約はお早めに!! -------------------------------------- 来る11月22日日曜日13時より15時まで、育児教育研究会事務局 (教室) において、研究会 (講習会) を行う事になりました。 会費は無料で、定員は10名様までです。 お子さん同伴で結構ですので、是非奮ってご参加ください。 また、会員様以外の方の参加も自由です。 お車でお越しの方は、駐車場が限られていますので、別の場所に駐車していただきます。 当日の講習内容は、「間違いの無い本当の育児と教育」です。 遠方の方も、翌日は祭日でお休みですし、高速道路は1000円ですのでお気軽にお越しくださいね。 講習会ご希望の方は、ブログ左にある問い合わせフォームに所定の記入をしていただき、参加人数もご記入の上送信してください。 締め切りは、11月21日土曜日です。 何卒よろしくお願いします。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ------------------------------------ 先日、遠方の生徒さんの授業がありました。 その時の授業の後半に、先日ご紹介した合図法の訓練をしてみました。 最初に合図のルールを学習させ、その後強化原理に従って行動を強化していきます。 すると、見事に確立操作に成功し、行動制御を行う事ができました。 それまで僕がしゃべってても、独自の行動を繰り返していたのに、行動修正によってこれが全く無くなったのです。 その成果にお母さんも感心してらっしゃったようでした。 そのお母さんが、「今週は、ちよっとイライラが溜まってまして・・・・」との事。 そこで僕は、「イライラが溜まる、といのは、イライラした気分が溜まっているという事ですか?」と聞きました。 「そうです。」とお母さん。 僕は、「それはいわゆるストレスと呼ばれるものかもしれませんが、そんなものあるのかどうだかわかりませんよね。 それが溜まっているかどうか調べる事もできませんよね。 だったらそんなものが溜まっているかどうかなんて問題にする必要は無く、そんな気分になった原因を考えてみましょう。」と言いました。 つまり、ストレスやイライラが溜まる・・・というのは、嫌な気分になったとか、腹が立った、不満に思うなどという事を、単に違う言い方をしているに過ぎないのです。 ですから正確に言うと、行動結果によって環境内において嫌子の量が増えてきた、とすべきです。 という事は、目に見え感じてしまう嫌子を減らす事ができれば、そうした「イライラ感」や「ストレス」などを感じなくなるはずです。 そこでお母さんにある提案をしてみました。 それは1週間に一度、または二週間に一度。 それも無理なら一ヶ月に一度だけでも、家庭から離れ、一日を自分の好きなように使ってみるという事です。 その際には、ご主人さん始め、家族みんなで家事一切をやってもらうという事も言いました。 つまり、嫌子の可能性のあるものを特定せず、物理的に全く違う環境に身を置く事により、嫌子を消去する取り組みです。 またこの方法は、その日自体が好子となり、生活の中で目標にもなるので、今まで嫌子として分類されていた物も、能動的に取り組める可能性も出てきます。 お母さんは「ちょっと検討してみます。」とおっしゃったので、「いえ、絶対やってください。」と言っておいた後ご主人さんに、「一日だけお父さんも、奥さんのためにがんばってください。」とお願いしました。 するとお父さんは快く、「わかりました。 そのくらいでしたらちゃんとやれます。」とおっしゃってくださいました。 こうした事をする時に大事な事は、まずこうした日を作るという事を決定する事です。 そして絶対すると決めてから、確実に実行するための準備であったり計画を、家族で立てる事です。 その後お母さんは、「今までそんな日なんて、一度もありませんでした・・・。」とポツリとおっしゃいました。 今後「お母さんDAY」ができる事により、より家族の絆が強まり、お母さんの良好な行動が強化される可能性は高いと思います。 環境を変えると言うことは、受ける刺激が変わるという事なので、何らかの違う結果が得られるはずです。 みなさんもこうした取り組みをしてみませんか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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