教材が序々に増えてきました。 今までの生徒さんにも、これから入会の生徒さんにもきっと喜んでいただけるでしよう。 さて夜のテレビで、アメリカ同時多発テロの遺言メッセージを放映していました。 それを目頭を熱くしながら見ていたのです。 しかしよく考えてみると、その事自体は許される事ではなく、大きな犯罪ではありますが、例えばアフガニスタン、例えばイラク、例えばイスラエル、例えばパレスチナ・・・・。 挙げればキリが無い程の多くの国々でこうした悲劇は起こり続けています。 そして、その数と同じ悲しみや憎しみが生まれ続けているのです。 こうしたテロや紛争は、当事者間のみの問題ではなく関わる全ての国々の問題であり、宗教や人種、経済的な問題とその範囲を限定するのではなく、人類の問題として取り上げなくてはいけません。 結果には必ず原因があります。 またその原因にも何らかのきっかけになる原因があるのです。 人々の英知と科学が、このような問題を一日でも早く解決してほしいものです。 そのためにも僕は、正しい教育のあり方を追求し続けなくてはいけないと思いました。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日は新しく考えた「トークン経済システム」を使って授業をしてみました。 結果は超良好d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ 高い効果を発揮し、子ども達の行動はいつにも増してよくなりました。 このシステムは家庭での子どもの行動もコントロールでき、その方法をお母さんにも教えました。 ところで話しはガラッと変わるのですが・・・・。 行動主義心理学のジョン・ワトソン博士がこんな事を言っています。 船のエンジンは例えばキャブレターやポンプ、磁石、バルブ、ピストンとリングのついたシリンダー、接続ロッドなど多くの部品から成り立っている。 各部品について別々にテストをしたら完全に機能しているかもしれないが、・・・・・もし全てのの部品がうまく接続され、タイミングが合わなければ全体としてのエンジンはその「プロペラを回す」という機能を発揮しない。 我々が全体としての個人の行為を語る時はこういった事を意味している・・・・しかし、どんな機械的な発明も、そのありうべき機能の多様性と、別々の機能の調整が機械全体としての新しいそれぞれの仕事に対して極めて迅速に移行する迅速さにおいて、人間という生体に未だ近づく事ができない。 またジーザス・ロザレス-ルイス博士、ドナルド・M・ベアー博士は論文中、このような事をおっしゃってます。 心理学は、ほとんどの科学と同様、通常はそれらが記述することができるものについてその理由を要求する。 自然科学の中で、恐らく心理学は「理由を発見する」のではなく「理由を発明する」という点で特徴的であり、恐らくそうする時に循環論に陥りやすいという特徴がある。 そこで通常特定の年齢で起きるような行動変化についてのいくつかの記述は、あたかも、その年齢において通常その変化が起きるならばその年齢が起こしたに違いないと言わんばかりに年齢をその変化の説明としてしまっている。 同様に、通常一定の系列で生じる行動変化についての幾つかの記述は、あたかもある変化が通常もう一つの変化の後に生じた時、はじめの変化が2番目の変化を起こしたに違いないと言わんばかりに系列をその変化にしてしまっている。 しかし結局、そこでやられているのは通常循環論である事が分かる。 そうなると、循環論は説明にはなっていないとして捨て去られるか、あるいはその循環論を包括する説明機構を見つけなければならないか、あるいは見つけた説明機構があまりにもくだらない時は、「推測される」という積極的な言葉が発明されるかもしれない。 従って、年齢が年齢と関係ある行動変化の循環論的説明であると考えられる時、年齢は時には推測される年齢相関的な生物学的なメカニズムに変換された。 年齢に関係ある行動変化を引き起こしているのは、もちろん年齢ではなく、その年齢で生じ、それゆえそのような行動を可能にしたり、起こさせたりする生体の構造、筋肉、神経活動、生化学的プロセスにおける成熟的な変化なのであると言われる。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 実際、単なる「推論」がしばしば科学と呼ばれる。 しかし科学が進歩するに従い、それは安価な形になる事は確実である。 恐らくそれは、「年齢の規則性は生物学を基礎としたものであるはずだ」という主張が、「メスを持ったことの無い」「神経回路に電極を差し込んだ事の無い」「内分泌のバランスを変化させた事の無い」「酵素受容体を遮断した事の無い」そして「入門レベル以上の関連する生物学を学んだ事の無い」理論家によって時として用いられているからである。 またまた難しい文章ですよね。 でも、何となくわかりませんか? 大事な事は、年齢という条件によって発達が語られるのは間違いだという事です。 発達は、個人の生体機能の成熟度によって変化する、という事なのです。 ですからそれには当然誤差があり、つまりは7ヶ月で歩く子もいれば、1年経っても歩かない子もいるという事実に対し、あたかも年齢不相応でおかしいとするのは間違いであり、それが少々早くてもことさら優れているなどとすることはできないという事なのです。 また知能を含む深層心理学者は、『心理を「発見」するのではなく「発明」する』という事が重要です。 そう言われてみればそうだなぁという事が、学べば学ぶほどあります。 次回また、詳しくお話ししますね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日与党対野党の討論番組がありました。
それぞれ好き勝手言ってましたが、中でも自民党の方々には非常に違和感を感じました。 それは景気対策にしても年金問題にしても雇用問題にしても、自らが与党の際にやった政策であるにも関わらず、まだ始まったばかりの民主党政権に対しいろいろイチャモンつけてた事です。 よくメディアに顔を出す方が「やろうと思っていたんだ。」などとおっしゃってました。 思ってた・・・・? それでよく政治家が務まりますねぇ。 心の中でいくら思っていても、行動し実行し結果がでないと誰も判断できませんよ。 しかもそういう人に限って、これからやろうとしている人に対して、自分達の事を棚に上げて好き勝手言う・・・・。 まぁ、人間ぽいと言えばそうなのでしょうが、何とも情けない姿です。 もし本当に国益を考えるのなら、与党に入れとは言いませんが、こういう事を一緒にやっていきましょうと、握手するくらいの事ができないんですかねぇ・・・。 何とも幼稚で無意味な論争に、辟易としたのですよ・・・・。 与野党でもっと建設的な意見交換をしてほしいですよね。 相手のイメージダウンを狙ったような発言は、今の野党にとって余計イメージダウンにつながります。 それじゃなくてもイメージ悪いのに・・・・(笑) スキナーは、行動分析家は政治を語らない、と言ってますが、こんな事を言ってる僕はまだまだなんでしょうね・・・・(涙) でも政治家諸氏には、この国家存亡の危機にこそ命がけで国難にあたってほしいものです。 つまらない事を言っている間にも、自殺者は出てますし、倒産は相次いでいるのですよ。 でも今の政治家には無理かなぁ・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日また新しい生徒さんの入会が決まりました。 まだ1歳になったばかりのお子さんです。 お母さんの希望は、第一子なので、育児についてのアドバイスが欲しいとの事でした。 また面接の際、最初ほとんど一人で座れなかったこの子は、その後の行動介入で20分程で一人で座れるようになりました。 また「あ~ん」という行動もできるようになりましたし、ちょっとした取り組みも積極的にできるようになっていました。 お母さんもその時々の僕の介入によって、わが子の行動がみるみる変わっていく様子に目を見張っていました。 教材も少しずつ増え、布製のかわいい教材のご提供も受けましたので、今後楽しく有効な授業ができそうです。 しかし基本は指導法。 これを間違いなく行い、お伝えする事こそが僕の授業です。 目の前にいる生徒一人一人にふさわしい授業を、今後とも続けていきたいです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日、建設的な応援?アドバイスをいただきました。
新しい組織を立ち上げた僕にとって、同じ県にこういう方がいらっしゃるのをとても嬉しく思うのです。 応用行動分析学にも多数の考え方があり、それぞれの方がそれぞれの方法で困っている人のためにそれを役立てているのであれば、僕もいっそうがんばれそうに思うのです。 ただ僕は感情を全く排除しようとしている訳ではありません。 実際音楽を聴いたり、映画を観たり、本を読んだりして涙する僕がいる訳で、でもそれを分析する僕もいる訳です。 また今回の障がい者の方の場合、プライバシーに関わるので詳しい事はお話しはできませんが、ご心配の事はありません。 医学的見地でのお話しも伺っていますし、さまざまな取り組みの中でその人の言語的理解度であったり、認知度はわかっています。 僕がこのブログで訴え続けている事は、あまりにも感情的な物事の解釈や主観的な指導により、教育の場で差別や偏見を受けている子どもが多いという事や、疑似科学により教育がお金儲けの道具に使われている事です。 また育児にしても心的状態を考慮するあまり、様々な育児法が氾濫し、お母さん方が育児に対し様々なお悩みを持ってらっしゃるので、それを科学的な指導で正しい育児をする事により、その悩みも無くし、子どもも健やかに育てられる環境を作りたいのです。 そうする事が、ネグレクトや、幼児虐待の根本的な解決に繋がるのではないかと思っています。 ただ僕も、学問的に未熟な点は否めません。 今までの勉強や経験の上での指導という面は否めないのです。 ですから、尚更今回のような方が近くにいらっしゃるという事、また貴重なご意見をいただけるという事は、とても勇気付けられますし嬉しいのです。 今後とも貴重なご意見をいただきつつ、誰かのための何かに役立つよう日々精進し続けようと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日は図形に関する教材を作りました。 まぁ誰にでも作れる教材なのですが、要は指導の仕方が問題な訳です。 教材自体の良し悪しはもちろん大事なのですが、その指導法を間違えると何にもなりません。 実は生徒さんの中に、香川大学教育学部附属小学校への入学希望の子がいて、その受験対策でもあるのです。 付属小学校は抽選もあるので、ある意味運任せみたいな所はあるのですが、それでも目標を持って取り組みをするという事が大事なのであって、僕は合格のみに目標を置いた指導をしようとは思っていません。 そのプロセスにおいて子ども達の知能の向上、良性行動を強化する事ができればそれでいいんです。 目標を持って行動する、という事は何事においても人を成長させます。 こういう事を言うと精神論的になりますが、ルール支配行動として見た場合には、非常に行動学的に意味があります。 先日は遠方の方からの入会の申し込みもありました。 目標を持って活動をしていると、ちゃんと結果は生まれてきます。 地道な活動ではありますが、誠心誠意がんばろうと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日は失語症の人の授業がありました。 以前に作った国語教材を使いました。 その教材は、厚紙に「おとうさん」「と」「ごはん」「を」「たべました」などと文章になるように、それぞれのカードを作っています。 その人は、並び順はちゃんとできるのですが、読む時はそれぞれのカードを読んだ後タイムラグができて、ロボットがしゃべっているように聞こえるのです。 僕はスラスラとしゃべれるようにするため、まずはその人の頭を左手で軽く押さえ、右手に赤ペンを持ち、そのペンを一定速度でカードを指し示しながら移動させました。 すると発語のスピードは上がりましたが、依然としてカードとカードの間を一呼吸置いてしまい、なめらかな発語にはなりません。 そこで僕は、発語のシェイピングを行いました。 手法はこうです。 1. カードをとにかく見る行動を強化する。 2. 「おとうさん」「と」というカードのみを言わせる。 「おとうさんと」というふうにまず僕が発語 (プロンプト) し、復唱 (エコーイック) させる。 3. うまく言えたら好子を与え強化する。 4. 次に「おとうさん」「と」「ごはん」を提示し、「おとうさんとご」というふうに僕が発語し、何度も復唱させる。 5. うまく言えるようになったら好子を与え強化する。 6. 同様に、次は「おとうさんとごは」までを強化し、以下同様に行動を強化し、最後には「おとうさんとごはんをたべました。」まで言わせる。 7. ちゃんと言えたら好子を与え強化する。 この作業を何文か繰り返し行うと、単語間のタイムラグが明らかに短くなり、違和感は残りつつもシェイピング前より非常に聞きやすい発語になりました。 発語のなめらかさが増すにつれ音量も大きくなり、結果としては良好な結果が得られました。 このような言語訓練は乳幼児期にも利用でき、有効な教授法です。 以上がこの方への訓練の一部です。 これ以外にも工夫している事はあるのですが、それはまたの機会にご紹介しますね。 このように一見気の遠くなるような訓練をする事により、言葉の発達を効率よく促す事ができます。 言語に問題のある子どもは、僕の生徒の中にも結構います。 多分指導者の方々の周りにもいるのではないでしようか? よろしければこうした手法を、是非お試しになってください。 ただこの手法を使う前提条件として、ちゃんと座ってられる、とか、字が読めるなどの条件がクリアーできてないといけません。 乳幼児に行う際は、長い文章ではなく、二語分、三語文程度を口述だけで訓練するといいです。 是非お試しくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日、ふいにお友達から電話がありました。 そう、先日うどんを送った方です。 お元気そうな声で、こちらも元気をいただきました。 また、遠方のある施設の指導者の方から、書籍紹介のお礼のメールをいただきました。 これからも何らかのご協力ができたらなぁと思うのです。 ところで・・・・ 発達心理学でお馴染みの、ボウルビィをご存知ですか? そう、あの「愛着理論」を出した有名な方です。 教育を学んだ方、特に幼児教育に携わる方には、避けては通れないところですよね。 先日紹介したシュリンガー博士の記述に、この「愛着理論」の検証が長々となされています。 その中の冒頭にある、「愛着の定義」というのをご紹介しますね。 幼児期における社会行動を扱う際にしばしば用いられるように、「愛着」という用語は子どもとその主たる養育者、普通は母親との密接な情緒的な結びつきを言う。 認知発達の領域のほとんどの学者がジャン・ピアジェの後に続いたように、社会・情緒的発達の領域の現代の多くの研究者はジョン・ボウルビィにならってきた。 ボウルビィは、親しい仲間同士の「強くて長続きする情愛的結びつき」という意味で「愛着」という用語を使っている。 ボウルビィによれば、愛着で結びついている人々 (あるいは動物) は頻繁に相互作用し、結果的にお互いに接近した存在としての行動を示し、その結果離れるということに対して抵抗を示す事になる。 このような使い方で、「愛着」という用語は一般に心理学の広い領域で用いられ、いまでは人以外の動物における刷り込み、早期の社会的剥奪やネグレクトの影響、出産直後の母子の絆、社会的参照、分離不安と人見知り、依存と自律、母笑みや泣きといった情緒行動などの原因を含んでいる。 「愛着」という用語は一つの隠喩である。 というのは、固体は物理的に「愛着で結びついて」はいないからである。 この用語は、ある形式的な行動的関係、すなわち元々の意味である乳幼児と主たる養育者との関係だけを意味する事が多い。 シュリンガー博士の「行動分析学から見た子どもの発達」の「愛着理論」についての記述の冒頭には、このような事が書かれてあります。 日本の行動分析学の第一人者杉山尚子先生は、「心情を語るのは、単にその行動に対し勝手な言葉のラベルを貼っているようなものだ。」とおっしゃってます。 正にシュリンガー博士も、そのような事をおっしゃってる訳です。 「愛着」をはじめ、それぞれの心情的言葉による行動の分類は、人それぞれが何かの行動を見て、勝手に分類し、勝手に名づけているに過ぎません。 だから同じ行動を見ても、人によってその行動に対する心情表現が違うのです。 先の酒井法子被告の保釈の時もそうでした。 いろいろなコメンテーターや、臨床心理士と呼ばれる方々が好き勝手なことを言ってました。 どのような情報があって言っているのかはわかりませんが、果たして酒井法子被告の本当の心を誰がわかるというのでしょうか? そんなものは人の勝手な解釈でどうとでも言える事なので、全く意味が無いのです。 要するに各自の印象を、何の合理的な確証も無いのにまるで真実のように語っているだけで、本当に無責任です。 このような事が、教育の場でも毎日行われています。 このように勝手にどうとでも解釈できるのが、今のほとんどの心理学です。 そこに真理があるとは到底思えません。 では次回また詳しく「愛着理論」についての記述をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日はちょっと本のご紹介です。 先週アマゾンで購入し、3日くらいで読みきったのですが、読み応えがありとても勉強になりました。 「行動分析学から見た子どもの発達」 ![]() 二瓶社 3,400円 論文なので専門用語が多く、難解な部分もありますが、非常に論理的で読んでいるうちに目が覚める思いでした。 著者はアメリカ マサチューセッツ州スプリングフィールドにあるウェスタン・ニューイングランド大学準教授 (1998年現在) のヘンリー・D・シュリンガー.Jr博士です。 注目すべき点は、ボウルビィ、チョムスキー、ピアジェなどの発達心理学理論の大きな矛盾点とその不確実性、非科学性を行動分析学の科学性と照らし合わせて論じている所です。 要するに発達心理学と呼ばれるものは、観察による行動の変化の記述は評価できるのですが、その行動から子どもの心的発達を決め付けている点は非科学的なのです。 つまり、ある学者は子どもの行動を見てその行動原因を「好奇心」と決定し、ある学者は「嫌悪感」などと記述している訳です。 同じ「行動」を見て・・・です。 この原因は、子どもの心を単に予想、想像しているだけなのでこうした事が起こるのです。 こうした心的問題を「ああだ。」「こうだ。」という事に、実は何の意味も無いと考えるのが行動分析学です。 そうではなく子どもの行動を単純に、「刺激に対する反応」だと考え (行動の随伴性) 、科学的、論理的に指導をしようとするのが行動分析学です。 今後発達心理学、神経心理学の矛盾点、非科学性を、僕なりに少しずつご紹介していこうと思っていますので楽しみにしててくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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教育の本質について、バルセロナ大学のジョゼップ・ロカ・イ・バラッシュ先生はこうおっしゃってます。
論文なのでちょっと難しいですが、ゆっくり読んでみてくださいね。 先生が少年にバスケットゴールに適切にボールを投げる技術を学習できるように諸事を扱う時、先生はこの学習にとっての起動因として振舞っているのである。 この教育行動は視覚的、聴覚的、自己刺激感応的な反応を要素とする心理学的行動の素材因でもないし、知覚という心理学的行為を構成する要素の相互作用である形相因でも、また、知覚行為がそれに対して順応する事を意味する運動的行動という目的因でもない。 従って、ボールをいかに適切に投げるかについて示したり説明したりするこの行動は、個人のボール投げの特定のやり方に影響を与える「行動」であり、これを我々は「起動因」と呼ぶ。 我々はこの例を一般化できる。 人の教育という行動は、個人を人間たらしめる上で最も重要な行動原因である。 私には起動因となる行動としての教育という考えに同意する事は簡単なように思われる。 我々はさらに踏み出して、社会的な教育システムもさまざまな方法で物理的、生物学的、社会的行動それ自身へ適応する心理学的行為に影響する1つの行動であると示唆する事ができる。 特に文化は、個人の心理学的順応を促し教育するシステムである教師は、特定的、専門的にこの順応を促進する。 しかし社会組織は、特定の人間を順応させるためには、公的な教育機関よりも広範囲のそしてより意図的でない、人間発達に影響を与える方法を持っている。 そしてそれは、学校で教える事のできる価値を超えた、経済構造や社会構造と関連した習慣や慣習に関連深い側面を教育するという重要な点で広範囲である。 社会教育システムは一つの事物ではなく、集団によって行われる「任意な」慣習の行動であり、文化間、国家間、集団間、個人間の、さらに他の種類の慣習間の経済的関係と同じように他の社会慣習と関連している。 同様に、教育という「行為」は、心と呼ばれる1つの事物の産物でも効果でもなく、音声あるいは身振りの形態を通して関わる「行動」である。 関わるのは他人でも良いし、文化的に確立した規則や知識に自分自身が関わる時は同じ人間という事もある。 私が主張したいのは、大事な事は「関わる行動」であり、それを行った「本体を特定する事ではない」、という事である。 どうでしたか? 専門用語のオンパレードで、とても馴染めなさそうな文章ですよね。 簡単に言うと、教育とは子どもの (あるいは大人の) 良好な行動を促すきっかけになるものだ、としているのです。 それは心がそうしているという事でもなく、心を変えたという事でもなく、純粋に、先生の様々な行動情報 (刺激) を受け取った対象者が、反応的に行う行動なのだとしているのです。 そしてその原因を精神性に求めるのは全く無意味だとしています。 なぜならそれは確認のしようが無いからです。 心が行動を作るのではありません。 行動が心を作るのです。 心に介入する事はできませんが、行動に介入する事はできます。 この考え方、手法こそが子どもたちの知能を高め、良い子に育てる唯一の近道なのです。 どうです? ご理解いただけましたか? ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日宅急便で、大きな箱が届きました。 宛名を見てみると、海外の友達の名前。 先般メールで一時帰国するとの連絡があり、文中お土産送る、と書いてあったのを思い出し、 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!(古いっすか? これ(笑)) ってなもんで箱を開けると、何やら英語で書かれたお菓子などがいっぱいd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ チョコをちょこっとつまんでみると、明らかに日本のものと味がちがぁーーう。 うまぁーーーーいd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ 生徒たちにもおすそ分けすると、とても喜んでいました。 んでもって、早速香川名物「うどん」を発送したのです。 その時、近所の有名なうどん屋さんに行ったのですが、ちょうど大阪から来られたお客さんがいて、お店にはいろうとしてたんです。 すると店員さんが、「すみません。 玉切れです。」と一言。 「え~、ここがうまいと聞いてわざわざ来たのにぃ・・・。」と残念そうなお客さん。 幸いお土産用はあったので、僕もそのお客さんもお土産分はゲットできたのです。 久しぶりの日本の味に、喜んでくれるかなぁ・・・と思いを巡らせたあっちゃん先生なのでした・・・・。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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ブロ友さんからのご提案で、左上に「問い合わせフォーム」を設置しました。 育児、教育その他、何でも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。 もっと早く気づいていれば・・・・。 てか、こんな事できるなんて思ってもいなかったので、ご提案いただいた方に感謝、感謝です。 今後ともみなさんのお役に立てるよう、誠心誠意お答えさせていただきますので、大いにこの「問い合わせフォーム」をご利用ください。 ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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昨日、香川からはかなり遠くの方から、お問い合わせのお電話をいただきました。 1時間ほどお話ししたのですが、育児に対してかなり不安を抱いてらっしゃるようでした。 僕は基本的な「強化原理」を説明し、「タイムアウト」も説明しておきました。 お母さんにとっては、自分の指導法やそれに伴う子どもの行動、塾の先生の行動とそれに伴う子どもの行動についていろいろお悩みのようでした。 昨日の僕の指導は、ターゲット行動を決定し、まずはお母さんに成功体験を味わっていただく事でした。 そのためには、行動介入し易く、お母さんにとって注目に値する行動を設定する事が必要でした。 その行動を僕は提示し、簡単な介入プログラムをお話しさせていただきました。 お電話を切る直前、「行動介入は何にでも生かせます。 どんな事でもお気軽にお電話くださいね。 事の大小は、他人が決める事ではないのですから。」という趣旨のお話しをすると、「何だか気分が軽くなったような気がします。」とおっしゃってくださいました。 軽くなったのかどうなのかは心の問題なので、僕に知る由はありませんが、少なくともこのお母さんにとって、僕が好子になった事は間違いないと思います。 これがいわゆる信頼関係というものです。 これを深めていくためには、今後の時間経過と共にお子さんの行動がどのように変化したのか、という事と、僕自身の行動にかかっています。 ですから、少しでもこのご家族の力になれるよう僕も更に勉強を進め、自ら実験、研究を進めて行こうと考えています。 行動介入に距離は関係ない、という事を今後も証明していこうとも思いました。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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ここでちょっとみなさんにお詫びしなくてはいけません。 僕も今まで見過ごしてきたのですが、前職場の携帯HPの情報がそのままになっていました。 現在僕は、「有限会社リトルアインシュタイン」とは全く関係なく、独自の「育児教育研究会」を立ち上げ活動しています。 今までQRコード、ホームページのリンクをそのままにしていたのは、全く僕の不手際でした。 本当に申し訳ありませんでした。 尚、育児教育研究会へのお問い合わせ方法は、まずこのブログのコメント欄に非公開でご連絡先(メール、電話番号など何でも結構です。)を明記の上、相談内容などをお書きいただければこちらからご連絡させていただきます。 何卒よろしくお願いいたします。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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徐々に僕の教室が、子ども達にとって好子になっているようです。 それまで苦手だと言って、なかなかその教科に手をつけなかった子が、今日は6ページも主体的に問題を解いてきてくれました。 この子にとってはとてもたいへんだったと思います。 もちろん間違い箇所はありましたが、そんな事はどうでもいいんです。 結果として、能動的に目的とする行動をとってくれた、という事が大事なのです。 どのような形であれ、「やれ」と命令され受動的に行動するのではなく、自らが進んで苦手なものにも能動的に行動してくれる・・・・。 これこそが僕の目指しているものです。 今日は他の子ども達に対しても、全て結果として行動介入が成功していました。 来週も新しい生徒さんが来てくれるようになっています。 僕の教育が少しずつでも広がってくれればいいなぁ、と思うのです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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言語に問題がある人に対し、僕なりに1つ考察した事があるのです。
もちろん言語は複雑な随伴性によって、維持、強化、弱化、消去されているので、これだという事ではありません。 例えば言語的障がいを持っているとされている人。 「読めない」「書けない」「しゃべれない」など・・・・。 この中の「読めない」についてです。 幼児期の口述言語についての学習は、まず親の模倣から入ります。 まぁ厳密に行動分析学から言えば違うのですが・・・・。 いずれにしても習得的に得られる言語的能力は、機能的にそれが可能になった時、分化強化によりそれを行動として使用する事ができます。 例えば、2歳児が二語文をしゃべれるようになって、その後三語分、長文理解、使用と進んでいくのは、それぞれのいずれかの時期に言語機能が分化強化される事によってなされます。 それを踏まえて・・・・。 ある時期からその機能として言語が使用されている状態の時、「見る」という行動クラスから分化強化された「読む」という行動クラスが機能し始めます。 しかしこの「見る」という行動と、「読む」という行動がまだ分化強化されていないうちは「文字を一つ一つ言う」という行動しかできません。 つまり文字列を「文章として読む」という行動ができないのです。 言語発達遅滞は、この分化強化ができていない状態、随伴性が完了、強化されない状態と考えます。 またはそれらが強化し辛い状態です。 こうした発達障がいを医学モデル (内的原因) と考えると完全に不治の病となりますが、行動分析学的に考えると強化原理に基づいた訓練が可能となり、具体的な指導ができます。 そこには心的要因、医学モデルの入る余地の無い、「強化原理」があるのみです。 これらの指導法は、乳幼児期における発達障がいで無い子どもたちにも、訓練法として非常に有効です。 なぜなら、3歳児頃までの行動は、統計的に発達障がいの子と大差が無いからです。(その症状によっても当然違いますが・・・) まぁ、「能力」などと言っている時点で行動分析学家の方からすると、「まだまだだなぁ。」なんて思われるかもしれませんが、この理論を知らない人がほとんどですので、その説明として使用させていただいているという事をご理解くださいませ。 とりあえず僕の授業は、その手法として行動分析学を使用していますので、今までの指導法とはちょっと違います。 ここであえて宣伝させていただきます。 是非「育児教育研究会」にお問い合わせいただき、その違いをご確認ください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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「集中力がない。」 どうすればいいのでしょう・・・・? ここでまず大事な事は、「集中力」とはいったいなんぞや? という事です。 以前から言っていますが、「集中力」は心の状態なので、直接見る事もできませんし、触る事もできません。 実はこの「集中力」、何かの行動に対し分かりやすく分類ラベルを貼り付けているに過ぎないのです。 これは、「優しさ」や「思いやり」「愛」など全てそうです。 こうしたラベリングは、年齢が高くなればなる程経験上分類し易く、貼りやすいシールなのです。 他者に対し説明もし易いですし。 しかしこうしたラベリングは、「循環論」に陥ってしまい、問題の解決方法は見つからないのです。 「ちゃんと座ってられないのはどうしてだろう?」 「それは集中力が無いからです。」 「ではなぜ集中力がないのだろう?」 「それはちゃんと座ってられないからです。」 こうした事です。 つまり行動に対し、精神性ラベル (シール) を貼り付けてしまうと、安易に説明はできるかもしれませんが、具体的な対策が取れないという事になってしまうのです。 また対象者が本当に集中力があるのか無いのかは、誰にもわかりません。 恐らく自分の好きな事をやっている時には、その行動は続いているはずです。 そうすると、「この子は興味がある事 (好きな事) はやるのですが、興味の無い事 (嫌いな事) には一切手をつけようとしないのです。」てな事を言うはめになってしまうのです。 こうした矛盾を解決するためには、行動に対し勝手なラベリングをするのではなく、行動そのものの生起要因を確認し、それを強化あるいは弱化、消去する必要があるのです。 つまり椅子に座らない子どもを、「集中力が無いからだ。」と一刀両断にしてしまうのではなく、椅子に座らない行動をさせている原因は何なのか? (それを子どもの内面に求めない。) を観察、予想し、その原因を排除、弱化する事が大事なのです。 それと同時に、椅子に座るという行動を強化する事も大事です。 そうすれば、必ず子どもの「椅子に座る」という行動の生起頻度は上がり、その状態 (行動) を見て「集中力がついた」と評価できるようになります。 子どもの落ち着きの無い行動を、「性格」や「心 (精神性)」に求めてしまうと解決方法はなかなか見つかりません。 まぁ指導する立場からすると、この「行動のラベリング」は非常に安易なアイテムではあります。 説明するにも分かりやすいですし、自分に責任が無いという事を暗示できますから。 しかし指導者 (保護者を含め) は、こういう立場をとってはならないのです。 無責任に循環論を提示し、全ては子どものせい、家庭のせい、親のせいなどにしてしまうのは指導者として失格です。 逆に指導者は、無意味に自分の責任として全てを背負い込む必要も無いのです。 だって子どもの心なんて、直接見る事も触る事もできないんですもん。 そんな事を自分のせいだと思う必要が無いのです。 そうではなく、行動そのものを客観的に分析し、具体的な介入、修正をしてやればいいんです。 いつも言っていますが、まずは行動を冷静に、客観的に観察し、「原因」を探るべきです。 そしてスタートラインを決め (ベースラインと言います。) 、徐々に介入してみてください。 みるみるうちに子どもに「集中力」がついたような行動が取れるようになりますよ。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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「赤ちゃんはみな天才」などという考え方や本などがあります。 「天才」を「可能性」と考えるのであれば、それもまた「有り」かな? などとも考えるのです。 しかし、エジソンのようなとか、アインシュタインのようなとか、現存した人などの名前を出して、あのような天才なのだ・・・とするのであれば、それは全く信用できませんね。 だってそれは何の証明も無いですし、そんな考え方をしていると結局「右脳が開けば空も飛べるようになる」とか、「瞬時に何でも記憶できるようになる」とか、「第三の目で物が見えるようになる」など超能力、霊感の世界に行き着いてしまうからです。 超能力・・・・。 使えるようになればいいですねぇ・・・・(笑) このように、精神世界のみ見ようとすると、所詮個々人の主観によってのみ判断されるので、いかようにも表現できますし、どのようにも考えられるのです。 しかもその考えは次第にエスカレートし、結局超能力的な世界へと発展してしまいます。 これはもうすでに、「教育」ではありません。 先の首班指名選挙において総理大臣になっ鳩山新総理は以前、「政治を科学する」とおっしゃってました。 これは、恐らく客観的に分析するという事なのでしょうが、この考え方こそ教育に必要なのです。 赤ちゃんは天才なのではありません。 いろいろな可能性を持っているだけです。 ニュートンのような天才であるはずなど無いのです。 こんな事を考えてる人が、今の世の中まだまだ多いというのは本当に情けない状況です。 「まともな教育をしている人に、そんな考えの人はいないよ。」とか、「ほっときゃいいじゃん。」と言う人がいるかもしれません。 ある意味そうなのかもしれませんが、よく考えると結局犠牲者は子どもなのです。 また大げさに言えば、そのような教育は国益に反するのです。 みなさんは、こうした夢物語、荒唐無稽な疑似科学に騙される事なく、しっかりとした教育で、お子さんの限りない可能性を伸ばしてあげてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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ブロ友のいつママさんから、こんなコメントをいただきました。 「あっちゃん先生にとって、頭がいいってどういう事を指しているのですか? 実際、頭がいいってどういう事なんだろう? と、考えてしまいます。 勉強が出来る事? 人の話がちゃんと聞ける事? あたしがいつも娘に思う事は、勉強が出来なくても人に迷惑かけるような生き方をしなければいいと思っています。」 このようなコメントです。 ではお答えしましょう。 「頭が良い」というのは「概念」であって、心の問題なわけです。 という事は、そのもの自体を言葉にする事はできないのです。 つまり「概念」を説明する際は、単にその状態を表しているに過ぎないとお考えください。 こんな話しがあります。 人間とは何か? かの哲学者プラトンは、「人間とは、羽の無い二足歩行する動物である。」と定義しました。 それを聞いたディオゲネスは、ニワトリの羽をむしりとってアカデミアに持っていきました。 これを見たプラトン学派の哲学者達は、人間の定義を変える必要に迫られました。 暫く考えた挙句、「人間とは、羽は無いが平らで幅広い爪を持ち、二足歩行をする動物である。」と定義しました。 この定義に当てはまる動物で、人間で無いもの・・・・。 例えばチンパンジーなどがそうですよね。 この定義に当てはまらないけれど、人間なもの・・・・。 例えば事故で手や足を奪われた人などがそうですよね。 このように概念は、その物自体を説明できないのです。 では「頭が良い」とはどういう事なのか? それは「頭が良い」という行動をとれる事です。 つまり、50点取れる行動する子よりも100点取れる行動をする子の方が、その時の環境 (反応クラス) 内では頭が良いとするのです。 また2歳の子が、一つしか無いお菓子を誰かに分け与えようとする行動を見たとき、その環境 (反応クラス) 内では頭が良いとするのです。 ですから僕の「頭が良い」という定義は、その環境に「より適切な行動」を「素早く」「正確に」行い、最善の結果が得られるという事です。 つまり個別の状態に対する個人の概念はそれぞれ違うので、その状態を「こうだ」とは決められないのです。 例えば詐欺をする人を、バカだという人もいれば、頭が良いとする人もいますよね。 常に概念は、それを観察する人達 (または社会) の主観によって、また直観 (直感ではありません) によって決定されます。 ですから、それを心の状態として捉えると、100通りも200通りもあると思います。 しかしそれをそのコミュニティーや社会、環境にとって最良の行動だと定義すれば、「頭が良い」というのは一つに定義できます。 僕は「頭が良い」という事を、このように捉えているんですよ。 いつママさん。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日もまた新しい生徒さんの申し込みがありました。 アクセス解析を見てみても、「あっちゃん先生 塾」とか「育児教育研究会」などの検索ワードが目立ちます。 携帯電話機種別検索はSH905i。 ホストを見ると・・・・(笑) ところで・・・・。 僕の授業を始めていただく前に、必ずお母さんに言っておく事があります。 それは、お子さんの知能の向上は、教室に来る事によって成し得るものではないという事です。 ですから僕は、「僕の知っている事は全てお話しし、指導方法も全て教えますからそれをお家で実践してください。」と言うんです。 つまり家庭での子どもに対するアプローチや、育児法、教育法が間違っていれば、子どもの知能が伸びるはずが無いからです。 言い換えれば、良好な行動を取り続ける事などできないのです。 ですから僕の知能教育の授業では、お母さんにも参加してもらって、教材の使い方、教え方などを極力その場で実践してもらっています。 それは講師任せの授業ではなく、正にお母さんの授業でもあるのです。 熱心な方は、常にメモをとって授業に参加されています。 子どもの頭を良くしたいのなら、まずお父さんお母さんが学ぶべきですよね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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僕の教育をいろいろお話ししてきましたが、イマイチわかりにくいという方に少し砕いてお話ししますね。 子どもに育児・教育をする際、大事な事は一固体にズームし過ぎない、という事です。 これはビデオ撮影に例えられます。 ご家庭でビデオを撮影する時は、どうしてもわが子中心に撮影しますよね。 つまりアマチュア、初心者は、対象者のみを写し込もうとするのです。 ともすると、対象者がなぜ笑ったのか、どこにいて何をしているのかは、家族以外はさっぱりわからないというのもあるはずです。 これがベテランやプロになると、時系列であったり周りの状況であったりを細かく撮影したり、全体としての対象者をしっかり撮影し、子どもがなぜわらっているのか、どこで何をしているのかが誰にでもわかるように撮影します。 僕の指導は、子どもが「できる、できない、やる、やらない」をその子の内面に見るのではなく、何がその子をそうさせているのか (またはそうさせていないのか) という事を、環境 (刺激弁別) から見ようとしているのです。 結果としての行動 (やる、やらないなど) は、必ず原因 (刺激弁別) がある訳で、その原因がわかれば、やらない子はやるようできますし、不適切な行動をする子はその行動をやめさせる事ができるようになるのです。 このように、一固体に対しあまりにズームし過ぎると行動の本質がわからず、正しい指導は非常に難しくなるのですが、その行動の原因を観察し把握すればその子に合った確実な指導がより早くわかるようになります。 集中力をつけたいと思えば、集中している行動をとらせればいいのです。 豊かな心にしたいと思えば、豊かな心がついたような行動をとらせればいいのです。 思いやりの心を育てたいと思えば、思いやりのある行動をとらせればいいのです。 このように、個別の心は行動の上に成り立っているので、その行動をどうすればとらせ続ける事ができるのか、を考えるべきです。 そこには「心ありき」の指導ではなく、「行動ありき」の指導があるのみです。 勉強しないのを集中力の欠如だとか、喧嘩をするのは思いやりの心が無いからだとか、常にそれらを個人の心の問題と考えている限り、集中力や思いやりの心を育てるには非常に時間を要します。 反対に行動を心の問題と考えず、「行動」そのものを修正したり介入したりすると、効率良く早期に「思いやり」や「集中力」がつくようになります。 もっともっと広角的に客観的に子どもの行動を観察してくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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自宅近くの道路のアスファルトの隙間から、こんな可憐なゆりの花が咲いていました。 ![]() どんな理由でここに咲いたのか・・・・ ![]() 偶然の産物とはいえ、その美しさは際立っていたのです。 その凛としたたたずまいは、何だか僕を癒すと共に応援してくれてるようでもありました。 「美」は、習得性好子です。 わが子にも、美しい物を美しいと感じられる育児をしましょうね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日も元気に授業でした。
新しい好子の提示に、子ども達も真剣そのものでした。 また新しく入会していただいた方の授業も始まりました。 ご両親は僕の授業にたいへんご理解があり、熱心に話しを聞いていただきました。 また別のお母さんからは、新しい教材の提供をしていただきました。 これ、とてもいいですよ。 何がいいかって? ( ̄へ ̄|||) ウーム 具体的には申し上げられませんが、ある感覚を使った記憶の訓練用教材です。 普段の生活ではなかなか経験し辛い刺激なので、対象者の方は楽しみにしていてくださいね。 ところで・・・ 今日2歳の男の子の授業があったのですが、どうしても玄関から上がってくれません。 すでにご両親は上がってらっしゃいます。 靴を脱ぐ事もせず、脱がそうとすると嫌がるのです。(この時、靴を脱いでしまう行動が嫌子となっていたのです。) そこで僕はまずご両親に、「何があってもこの子に反応しないでください。 上に上がれたら多分ひざの上に乗ろうとしますから、荷物を抱えて目をつむり、動かないでください。」と指示しました。 その後、ぐずってる子のそばに・・・・。 そして教室奥でアンパンマンのビデオを流し、ビデオを観ようとしているその子に、中に入るように促しました。 しかし促してもさっぱり入る様子はありません。 そこで僕は、中に入れるべく、画面に少しでも近づく行動をシェイピングしました。 すると少しずつ入ってきました。 「あ~ぁ、それじゃアンパンマン観れないね。 だって靴脱いでないもん。」と僕。 それでもその子はお父さんを呼んでます。 そこでちょっと靴をずらし、脱げる形にしてやり、「おっ、もうすぐ脱げるよ。」と言いながらチョコベビー一個を口の中にポン。 そしてずれた靴をサッと脱がせると、「ほら脱げたぁ~、えらいねぇ~。」とまたチョコベビーで強化。 すると今まで頑なに拒否していた入室が嘘のように、もう片方の靴を自分でサッと脱ぎ、教室に入ってくれました。 その後当然のようにご両親に近づき膝の上に座ろうとしますが、事前に僕がご両親にお願いしていたので、物理的にその子は座れません。 そこで僕はパソコンを見せながらこちらに誘導し、椅子にちょっと座ってくれた行動を強化。 その後は何事もなかったように言葉の訓練ができました。 帰る時には僕に抱っこさせてくれ、ニコニコしながらご機嫌で帰ってくれました。 この子は今回の事を、一度も命令され行動していません。 つまり受動的行動ではないという事です。 行動介入により、能動的に行動したのです。 昨日お話しした「価値変容の原理」をしっかり使い、シェイピングなどを複合的に使用した事で、結局良好な行動を取らせる事ができたのです。 このように、くずる子どもを叱ったり命令したりしなくても、ちゃんと自らが良好な行動を取らせることは可能なのです。 こうした「行動原理」や「強化原理」に基づいた指導は、子どもの健やかな成長を確実に促します。 ダメと嫌子を増やさなくても、子どもはちゃんと良好な行動のみをし続けます。 こうした育児を、みなさんもお子さんにし続けてあげてくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日はまた新しい「言葉の訓練」用の教材を作りました。 自分たちのしゃべっている言葉は、どのように成り立っているのか、という事がしっかりわかる教材です。 また文章の作り方も学べるので、幼児から小学生まで楽しく学べると思います。 早速試してみたいと思います。 さて、人間、特に子どもにとっての最大の好子の一つに「注目」というものがあります。 見てほしい、聞いてほしいなどという行動にそれがよく現れています。 しかし発達障がい、特に自閉症やアスペルガー症候群の人達は、この「注目」が好子になり辛いので、指導はとても困難です。 ですからこうした子達の指導には、「対提示手続き」というものが必要になってきます。 僕の場合にはチョコベビーを使うのですが、何か良好な行動をとった時、またはこちらが意図している行動をとった時などに、「よくできたね。」などの褒め言葉と共に、瞬時にそれを与えるのです。 つまり「褒め」(指導者からの注目(中性刺激)) と、「味」という生得性好子を対提示し、価値の変容を図るのです。 こうした原理を、価値変容の原理と言います。 つまり、今までその子にとって好子でも嫌子でもなかった事を、好子か嫌子に変えてしまうのです。 この事によって、「褒め」という「注目」がその子にとって大きな好子となり、その後の指導に大きく使えるようになります。 こうした価値変容の原理は、成長過程において多く使われています。 幼い頃から、不適切な行動をした時親は子を「だめ!!」と言って叱ります。 子にしてみれば、何気なくやった事もいきなり「だめ」と言われるものですから驚きます。 お母さんの顔を見ると、いつもの優しい表情ではありません。 すると子どもは、「だめ」という言葉に対提示された嫌子がくっつき、この「だめ」という言葉の合図自体が嫌子として作用し始めるのです。 このように「価値変容の原理」は、あらゆるところでいつの間にか作用しています。 親が気づかないうちにいろいろな事が「好子」になったり「嫌子」になっています。 食べ物の好き嫌いもこの内です。 育児をする上で、この「価値変容の原理」を使う事は、非常に重要になってきます。 みなさんもちょっと気をつけて、自分の行動やお子さんの行動を注意して観察してみてください。 そこにはもしかしたら、思いもよらない「価値変容の原理」がはたらいている事に気づくかもしれませんよ。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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行動が精神によって引き起こされると考えると、子どもへの指導は非常に難しくなります。 例えば、社会性を身に付けさせようなどと考えた時、では「社会性」という心の状態は何なのか?と問われると、その精神状態を直接表現する事も、直接触る事もできないのです。 なのにいろいろなアプローチをして、どう「社会性」がついたと確認できるのでしょうか? 原点に戻って考えると、人や動物に対するさまざまな評価は、その「行動」を見る事によってのみ評価されるのです。 つまり「社会性」がついたか、ついてないかという事は、対象者の行動の評価によってのみなされるのです。 という事は、行動によって「社会性」の有無が評価されるのであれば、「社会性」をつけるという事は、行動を変える、もしくは社会性がついたとみられる行動を取らせるようにすればいい訳です。 ならばこれは行動分析学に基づいた「行動介入」をする必要があるわけで、結局精神性をいくら説いたとしても、やってる事は行動分析学を基にした方法しか無いという事なのです。 また「脳」の使用領域がこうだったからこういう行動をとったのだ、という事は誰にも言えません。 さまざまな行動をとる時、脳の使用領域はこの辺りだ、という事しか言えないのです。 またこれもあやふやなもので、全人類に対し統一的な見解は出せないのです。 つまり「脳」の機能を研究する事に意味はありますが、そこに精神状態や起こるであろう行動を見出す事は無意味なのです。 知能においてもそうです。 「知能」自体は心の問題なので、それを直接見る事もできないですし、触る事もできません。 「知能テスト」などに関しても、問題という刺激に対して、早く正確に答えを出す(行動をする)という事ができる人が高い数値を出せるのです。 それも行動無くしてわからないのです。 もし知能テストで高い数値を出したいのなら、それらの問題に対する行動を強化するだけでいいのです。 実際高い数値を出した子どもは、「あの問題とか覚えてたから結構できたよ。」と言ってました。 一年経ってもその経験を記憶(手続き記憶)していれば、知能検査なんて難なくこなせるのです。 「行動」を心の問題として捉えてしまうと、指導は具体性を欠き、できる子とできない子の差は益々大きくなります。 つまり指導格差が生まれるのです。 これを行動学的観点から指導していくと、全ての子どもが能力を高める事ができます。 しかし脳の機能は個人差がありますから、当然結果に差は生まれます。 また生活環境(弁別刺激)も違う訳ですから、当然反応としての行動も違ってきます。 前述しましたが、結局精神性を語り、知能を語ったとしても、やってる事は行動分析学に基づいた指導しかやっていないのです。 何らかの取り組みをさせる、親が子どもに対しどのような刺激を与えるのか、社会がそれに対しどうアプローチするのかなどなど・・・・。 だとしたら最初から、行動分析学の原理原則に従って指導した方が、明確に、しかも確実に指導を行う事ができ、子どもたちも、精神性を語る指導をするよりはるかに早くその能力を向上させる事ができるのです。 具体性を欠く夢物語的な指導をするより、より具体的で科学的な指導をする方が、大人も子どもも大きく成長する事ができます。 そろそろみなさんも目を覚ます時が来たのではないでしょうかねぇ・・・・。 d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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え~、まるまるさん。 教えていただいたフリーメールアドレスにメールしたのですが、跳ね返されました。(笑) よろしければ直メール教えていただければ、ご質問等にお答えできます。 さて、愛読書にこのような事が書かれていました。 「真の行動分析家は人を分類しラベルをつけたりはしない。 なぜなら、依存症などのラベルをつけると、行動(依存)の原因をその人の精神や遺伝的な要因に求めやすいからだ。 そうなると、結局は犠牲者である依存患者を責めるだけで終わってしまう。 精神的に弱いとか、遺伝的な問題とか、自覚しろとか反省しろとか、あまり生産的ではない。 反対に、行動分析家は、問題の原因を環境、つまり行動随伴性に求めていく。 問題を個人的なものとは考えない。 こうしたアプローチのほうが、倫理的にも実践的にも、結局は優れているのではないだろうか?」 なるほどなるほど。 酒井法子容疑者の事を書いた時にも、僕はこのような視点で書いたはずです。 ほんと依存症などというラベルをつけてしまうと、その人を責めるだけで何も生み出しませんよね。 依存症と呼ばれるような行動を取り続けるというのは、どのような環境(刺激)によって、どのような好子の元に行われている随伴行動なのか、という事を研究しない限り薬物依存の根絶は難しいと思うのです。 サンミュージックの元会長さんが、反省して出直して欲しいという旨の発言をされていました。 確かにそれは大事な事かもしれませんが、それよりも大事な事は、どのような環境が彼女をそうさせたのかという原因の究明がまずは優先されるべきです。 それはもしかしたら、よかれと思ってやってきたプロダクションサイドの対応とかも、問題の一部かもしれません。 やった犯罪行為は彼女自身の責任ではありますが、それを彼女の心だけの問題とするならば、今後もこのような事件は続いて行く事でしょう。 こうした依存性好子の消去は非常に難しいので、それがエスカレートしないよう、今までの見方とは別のアプローチでの所見が必要だと思います。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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「思いやりの心があれば幸せになれる。」
「愛情溢れる家庭でこそ、子どもは良い子に育つ。」 確かに・・・・。 思いやりの心が無いよりもあった方がいいですし、愛情が欠乏している家庭より溢れている家庭の方がいいですよね。 んじゃ逆に言うと、子どもがわがままだったり、いたずらばっかりしてると、その家庭には愛情がなかったり思いやりが無かったりするんでしょうかねぇ? そうした事を言っている学校や塾の先生は、通っている生徒さんのお母さんに、「この子がいたずらしたりわがままなのは、家庭に愛情が不足してるからですよ。」なんて言うんですかねぇ? 少なくとも、「愛情不足から来てると思います。」なんていうんでしょうね。(笑) 全くバカバカしい・・・・。 そこの家庭ではそこの家庭なりに愛情をかけているでしょうし、思いやりをもって育児されているはずです。 という事は、僕から言わせていただくと、前述した事を大っぴらに言う学校や塾は、無責任極まりないと言わざるを得ません。 またあるお母さんからこんな相談を受けました。 「通っている塾の先生に『まだまだ集中力がありませんねぇ』と言われました。」と、ちょっとふさぎ込んでらっしゃいました。 僕は「バカバカしい。 テレビを見ている時、この子はじっと見続けられませんか? お母さんと遊んでいる時、その遊びを続けてませんか?」と言いました。 どのような動物も強化原理に従って行動している訳です。 つまりそこに好子があったり、嫌子が消失したりする事でその行動が続くか続かないかが決定されるのです。 そう考えると、この集中している・・・・つまり行動の連続体が有るか無いかは、その取り組みの直後に好子がある、もしくは嫌子が消失するという事が有るか無いかという事だけなのです。 つまりその先生の生徒に対するアプローチが間違っているもしくは下手だという事なのです。 それを生徒の精神性に責任を転嫁する事こそが、精神性のみを見た教育の弊害と言って過言ではないのです。 それらは当然先生の主観に依存しており、先生のさじ加減のみで評価が決定されるので、大げさに言えば差別であったりいじめの元凶になるのです。 このように、口当たりの良い、具体性はないけれどなんとなく心地よい言葉に依存してはいけません。 指導は、客観性と具体性が無いといけないのです。 それこそが正しい育児であり、科学的な教育なのです。 僕は今後とも、子どもが能動的に良好な行動を取り続けられるような指導を続けていきたいと思います。 なぜなら、それこそが愛情ある育児であり、愛情ある教育だからです。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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まるまるさんという方から、初めてのコメントをいただきました。 「こんにちは。 小学校3年生生の広汎性発達障害の男の子の母親です。 先日、ご近所さんから、「親のしつけが悪い」と、言われ、3日間泣きとおしました。 学力低にはでこぼこがあるものの、なんとか普通級でがんばっていますが、うちの子よりも重度の発達障害の子が3人、支援級にいるので、こちらにまで、手が届かず、通級も断られている状態です。 ソーシャルスキルがなかなか身につかず、何かいい教材等ないかしら?と、ネットをうろうろしていましたら、あっちゃん先生にたどり着きました。 一気に拝読させて頂こうと、朝から頑張っていますが、とても内容が濃いので、ゆっくりペースです。 とても参考になることが多く、これからもいろいろ学ばせて下さい。 発達障害に関心を持たれたきっかけが、ALSの方の指導だったとの事。 実は、私の父もALSで、4年前に亡くしました。とても強烈に私の心にトラウマとして残っています。 話すと長いのですが、子供の教育に関しても、父のために、子供を犠牲にしたという感があり、悔やまれてならないです。 そこにもってきて、躾が悪いといわれると、もう、凹むしかないです。でも、凹んだら、這い上がるだけですので、子供は絶対に伸びる!と、信じて頑張りたいと思います。」 こうしたコメントでした。 何だか深刻でたいへんそうですね。 この文章を読んで、そう感じた方もたくさんいらっしゃると思います。 実はそれ、まるまるさんの気持ちを汲み取ろうとする行動なんですよね。 でもはっきり言って、まるまるさんの直接の気持ちなんてわかりっこないですよね。 人は誰でも、相手の本当の心なんてわからないんですよ。 んじゃ、それは無意味なのか? と言われるとそうではないんです。 その事により、読者の行動が変わればいいんです。 実際僕もまるまるさんのコメントによってこの文章を書いている訳ですから、別の見方をすると、まるまるさんに書かされてる訳です。 それでは少しお答えしていきましょう。 「先日、ご近所さんから、「親のしつけが悪い」と、言われ、3日間泣きとおしました。 」とあります。 これは、何も無い→近所の人の言動(親のしつけが悪い)→泣く(嫌子出現)という事がわかります。 つまり嫌子出現による行動の強化・・・な訳です。(泣くという行動が強化されてます。) でもって僕のブログにたどり着いたというのは、嫌子消去による行動の強化にあたります。 つまり、嫌子を消去するために能動的行動に出たってわけです。 これはとても良い事です。 心の問題を心でどうかしようというのではなく、「能動的行動」で関連する嫌子を消去しようとした訳ですから。 このように僕たちの生活は、強化原理に基づいておくられています。 という事は、まるまるさんのお悩みもこれを使えば解決できる可能性が高いという事になります。 それでは具体的なアドバイスです。 まず一番目。 子どもの社会性を、心の問題として考えない。 二番目。 嫌な事があったら、それとは全く関係の無い別行動をとる。 もしくは、物理的に両立しない行動をとる。 三番目 行動原理、強化原理に従った指導をする。 一番目は、心の問題として考えると、なかなか「伸びる」という事は望めません。 二番目は、嫌子中心の環境下において、良好な行動を望むことはできません。 三番目は、何もかもトータルで考えるのではなく、一つ一つの行動を序々に強化していく事に努めるという事です。 こうした事を参考に、まずはお子さんを観察してみてください。 行動は、独立変数(原因)と従属変数(結果)によって成り立っています。 まずは原因の追究が大事なのであって、結果のみを追求していても何の変化も起こりません。 そうした事を、僕のブログから学んでください。 そしてもしよろしければ、「育児教育研究会」へ入会してみてください。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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愛とは何か? とても難しい問題のように思います。 恋愛、親子愛、師弟愛、兄弟愛・・・・・。 「愛情溢れる・・・」「愛情いっぱいに・・・」など表現も様々です。 そして僕たちは「愛」を語られた時、何となくわかったような気になるんですよねぇ。 育児書や教育書などを見ても、「愛」が溢れていますよね。(笑) ではここで質問です 「愛」って何ですか? ・・・・・・・・・・ これについて(愛そのものについて)説明できる人は、この世の中には誰もいません。 なぜならこれは抽象概念だからです。 つまり愛は、習得的に得られた好子なのです。 そして愛は、生得的好子に連動しています。 また愛という名の下に、暴力や殺人が行われてきた事実を忘れてはなりません。 「愛」とは習得的に得られた好子であり、行動の随伴性の一部なのです。 こうした精神世界のみで物事を考えたり理解しようとしたりすると、必ず悲劇が起こります。 「子どもを、愛情いっぱいに抱きしめましょう。」 「愛情溢れる家庭を作りましょう。」 こうした言葉を聞くと、何となく暖かい感じがして、決して悪い感情は起こりませんよね? でも大事な事は「抱く」という行動であり、「作る」という行動なのです。 つまりその時々に応じた適切な行動を取る、という事が大事なのです。 やわらかく抱くのも、ギュッと抱くのもその時々に応じた抱き方があります。 それを親は子に伝えないといけないですし、子は孫に伝えないといけないのです。 具体的な行動の強化こそが愛情を作り、愛情を育てるのです。 先述もしましたが、愛は時に暴力も是とします。 精神世界のみでの指導や思考は、大きな悲劇を生んでいくのです。 愛とは、ただの具体性を欠いた言語的な表現でしかありません。 重要なのは、どう行動したのか、どう行動させたのか、です。 歌手の松原のぶえさんは重度の腎臓病で、先般弟さんから腎臓移植の手術を受けられました。 今元気になられて、テレビにも出演なさっています。 この弟さんの「腎臓を提供する」という行動を見て、「愛」を感じませんか? 小さい子どもにかがんで、笑顔で話しかけるお母さんに「愛」を感じませんか? 自分の子を守るため、怒りを露にする猫のお母さんに「愛」を感じませんか? 全ては行動なのであり、行動なくして「愛」は無いのです。 育児をするに当たり大事な事は、愛情というカテゴリーに属する行動を強化し続ける事です。 これらの本質を見ない育児は、失敗する可能性が高くなります。 愛があって行動があるのではなく、行動があって愛があるのです。 これさえわかっていれば、いろいろな育児書、育児論などに翻弄される事なく正しい育児・教育を行う事ができます。 精神性にのみ依存する事なく、正しい育児・教育を行ってくださいね。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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今日は3歳の子の授業がありました。 すでにこの子は「ひらがな」を全てマスターしている子なのですが、まだ本を読んだり積極的におしゃべりができたり・・・というのは難しいという子です。 今日のひらがな訓練で、「うどん」というひらがなをバラバラにして渡してみました。 そしてそれを正しく並べさせるのです。 すると、「んどう」と並べて平気でいるのです。 どうも、何をすればいいのかわかってないようでした。 ていうか、「ひらがなを順番に並べる」という概念が無いのです。 つまりこの子はまだ「言葉を記号化」できず、図形的にまた音楽的に言葉を捉えている段階なのです。 ひらがなを知っているにも関わらず、です。 そしてこれを言語行動として捉えた場合、その反応的行動を強化していく必要があり、今日はその取り組みとして先日作った「ひらがな学習ソフト」を使いました。 これは障害を持った方にもやったのですが、次から次へと出てくる言葉を高速で言わせたのです。 すると画面を見続ける行動が取れ、ひらがなの羅列として一文字一文字読む行動ではなく、記号を体系化して認知する事ができはじめました。 これは大きな進歩です。 これは教材自体がそうさせたのではなく、「指導」という行動介入がそうさせたのです。(方法は今のところ内緒です(笑)) 子どもの行動内在的好子を利用し、目標行動を誘発させ且つ強化したのです。 暫くこの指導をし、行動を観察した上で次のステップ「カタカナ」に移行していこうと思います。 まずは言葉の記号化。 これが大事ですよ。 ※ いつもランキングにご協力いただきましてありがとうございます。 本日もまたお手数ではございますが、下の4つの四角のバナーに矢印を合わせて一回ずつ押していただけませんでしょうか? あなたの一押しが、僕の元気の源なのです・・・・。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ![]() テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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