![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 桜が満開になったので、生徒達とお花見に行ってきました。 帰りに野草の名前を覚えながら帰りました。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 25 明らかなことではあるが、大きさの恒常性に遺伝が果たしている役割をどれほど主張したとしても、それは極めて推論的なものであることに違いない。 学習が果たす役割を主張する場合には、例えば実験室で確実に学習を生じさせるか、あるいはすでに証明されている科学的原理によって妥当性のある解釈を提示する必要がある。 こうしたことは、それらを支持する研究を引用する事によって成し得る。 例えば、知覚行動の発達における学習の役割を明らかにする一つの手がかりとなるのは、グランラド、ハーク、ヨナス (Granrud, Haake, & Yonas, 1985) の研究であり、彼らは年少の乳児がそれまで知らなかった対象を6分から10分手で扱う (すなわち、それで遊ぶ) だけで、その対象が「親しみのある」ものとなるのに十分であり、また奥行きに応じた手伸ばし行動を制御するようになるのにも十分であることを明らかにした。 もし、この種の学習がこれだけ素早くしかも確実に生じるのであれば、知覚行動における学習の役割が見過ごされてきた理由も良く分かる。 たった6分から10分の間に、対象を手で扱うことによって生み出される触覚手がかり、自己受容手がかり、及び視覚手がかりだけで、奥行きに応じて対象に適切に行動する事を効果的に制御するのに必要な視覚的な刺激性制御を十分に発達させることができるのである。 知覚的な刺激性制御を評定する際の一つの問題点は、測定する行動の問題である。 知覚行動はある特定のタイプの行動というものではない。 知覚行動は、知覚手がかりの制御を受けた行動であればどんなものでも当てはまる。 しかしながら、他の行動はすでに知覚手がかりの制御を受けるようになっていても、視覚に導かれた手伸ばし行動など、また身体的に遂行不可能な場合もある。 心拍数や吸啜 (きゅうてつ) 反応数の変化など他の速度を用いることによって、この問題を克服している研究もある。(Campos, Langer, & Krowitz, 1970;Kalnins & Bruner, 1973) ここで意味されていることは、当該の刺激がある行動に対して分化的な制御をしていなければ、知覚について語ることはできないということである。 別の言い方をすると、心理学者は測定可能な (知覚) 反応がなければ「知覚」という用語を使うべきではなく、注視時間が分化していなければ再認記憶について語るべきではない、ということである。 したがって、知覚とは個人に精神的あるいは生理的に備わっているようなものではなく、単にある特定の行動的関係につけられた名称に過ぎない。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 生徒さんが昆虫食を持ってきてくれたので、みんなで食べました。 女の子は最初嫌がっていたのですが、暫くすると試してみたくなったらしく、一緒に食べました。 蜘蛛のタランチュラでした。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 24 では、大きさの恒常性とはいったい何なんだろうか? 大きさの恒常性を客観的に述べれば、対象が実際に小さく見えたりあるいは大きく見えても、いつもとほとんど同じ仕方でその対象に対して行動することである。 キーオとサグデン (1985) が述べているように、対象の恒常性の場合と同じく、大きさの恒常性はこの世界に存在する対象の一つの性質である。 つまり、対象の大きさは変わらないのである。 これは、対象の大きさが変わらないということが、必ずしも理解されたり獲得されるものであることを言っているわけではない。 大きさの恒常性を示す行動の説明では、必ずしも認知的構造やその行動の代用物、あるいは知覚といったものを推論する必要はない。 心理学者は、ある行動が対象の刺激性制御を受けるようになったとか、あるいは対象の大きさ、形、位置についての感覚上の特徴が客観的な随伴性によって変化するときに、行動が変わったり変わらなかったりする、と言うだけで十分なはずだ。 しかし、「どうして」そうなるのだろうか? 奥行き知覚についての説明や大きさの恒常性に関連した知覚についての説明では、経験的な要因にそれとなく言及されることが多いが、その考え方については何も示されていない。(例えば、Banks & Salapatek, 1983) 行動分析学は本質的に適応行動についての価額であり、一つの考え方を提示する理想的な立場にある。 大きさの恒常性を刺激性制御によって説明するためには、対象の距離が変化した時にどのような刺激特性が関与しているかを特定する必要がある。 距離の離れた対象 (あるいは奥行き) に適切に反応する能力は、いくつかのタイプの手がかりや経験による。 デイ (1987) が指摘しているように、乳児が対象の大きさに適切に反応するようになるには、大きさと距離の弁別ができるようになっているか、あるいは学習によって可能になる。 いずれにしても、すでに述べたように、奥行きと大きさに応じた行動を制御するようになる奥行き手がかりには、両眼視手がかりと単眼視手がかりと言う2つの基本的なクラスがある。 重要な問題は、これらの手がかりが「どのようにして」行動を制御するようになるかである。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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![]() にほんブログ村 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ↑ ↑ ↑ コメント&応援していただいた方は必ずお伺いして応援させていただいております。 なんとか4ポチお願いできないでしょうか? 何卒よろしくお願いします。m(_ _"m)ペコリ → 育児教育研究会公式HPはこちら ← 久しぶりに昆虫食をしてみました。 昆虫が大好きな生徒が、喜んで一緒に食べてくれました。 お母さんも、引きながらも付き合ってくれました。 マイプロテイン プロテイン、サプリメントは信じられないほど激安で購入できます。 コード1HBY-R2を入れると、さらに500円引きとなります。 ※ 育児教育研究会では、只今無料体験を随時募集しています。 是非一度ご連絡ください。 育児教育研究会(いくきょうけん) 761-8081 香川県高松市成合町1066-13 エメロード成合102号(本部教室) 087-813-6969 ikukyouken@energy.ocn.ne.jp 目覚める知覚 PART 3 奥行き知覚 奥行き知覚は、環境内を移動したり、環境の配置に正しく反応するために重要であるばかりでなく、対象を正しく認知するためにも重要である。(Banks & Salapatek, 1983) 奥行き知覚の基本的な問題は、視覚像が投影される網膜面が2次元であるにもかかわらず、人はどのようにして3次元の環境に反応できるようになるのか、という問題である。(Banks & Salapatek, 1983) 遠くの (あるいは奥行きのある) 対象に正しく反応する能力は、両眼視手がかり、動的手がかり、及び静的 (単眼視) 手がかりないしは絵画的手がかりという少なくとも3つのクラスの基本的手がかりに依存している。(Aslin, 1987;Banks & Salapatek, 1983) 網膜像差 (retinal disparity ; いわゆる両眼視差) という「両眼視」(binocular) 手がかりは、両眼が少し離れていることによって、近くに置かれた対象の網膜像が若干異なって映ることによる。 動的 (kinetic) 手がかりは単眼視手がかりであり、対象の像が網膜上を異なる距離で動く速さの違いによって生み出される。 これらの変化は、対象の空間内での動き (いわゆる「視覚的拡充」 [optical expansion]) かあるいは見る人の顔や身体の動き (いわゆる 運動視差 [motion parallax]) によって生み出される。 奥行き知覚にとって重要な静的 ( 単眼視 )(static[monocular]) 手がかりは、奥行き感覚を作り出すために芸術家がよく用いており、絵画的 (pictorial) 手がかりと言われることも多い。 この手がかりには、線遠近法 (linear perspective) 、重なり (interposition) 、きめの勾配 (texture gradient) 、相対的大きさと親しみのある大きさ (relative and familiar size) 、大遠近法 (aerial perspective) と呼ばれる手がかりがあり、奥行き知覚にとって重要な手がかりである。 数年間の研究を経て、ある発達研究者はこれら3つのクラスの手がかりによる奥行き知覚が、生後3ヶ月から7ヶ月までの乳児に最初に見られることを突き止めている。(Aslin, 1987) 次の3つの項では、これら3つの奥行き手がかりのクラスそれぞれについて述べ、それらの手がかりによって乳児の知覚行動が制御されることを実証した実験をいくつか検討する。 必要なときには、実験結果についての認知的な記述を行動論的な立場と対比してみたい。 テーマ:英才・幼児・早期・障害児教育 - ジャンル:育児 |
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